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2018年6月30日 (土)

日本対ポーランド戦に深く落胆!!

 28日に行われたサッカーの日本対ポーランド戦を観た。朝新聞でテレビ放送の時刻を調べたがNHKの放送はなく、東海テレビの放送だけが書いてあった。

  夜スマホで調べたら、NHKは全試合放送と書いてあり、23時からBS1で放送としてあった。しかし、NHKが放送したのは総合テレビでコロンビアとセネガル戦であった。BSIはメジャーリーグの野球であった。どうしてこんなことがあるのか不思議であった。

  今回は23時キックオフなのでセネガル戦より楽かと思いながら東海テレビで観た。メンバーは6人も入れ替わっていたが、日本はポーランドに対して臆することなく向かっていった。前半戦では惜しいゴールシーンも2つあった。また評判を落としてキーパー川島のファイアプレーもあった。

  後半は開始直後に岡崎が負傷で交代した。後半も相手のコーナーキックを凌いで、日本も互角以上に戦った。ところがファウルでポーランドにセットプレーの機会を与えてしまった。ゴールまで距離はあったが、ポーランドは見事に得点をした。

  その後日本は必死に得点をしようとがんばったができなかった。コロンビアが1点入れたのでそれからはアナウンサーは「セネガルが点を入れなければフェアプレー差で日本が決勝進出ができる」とうるさいくらい繰り返した。

  勝ち点、得失点が同じ場合は受けたイエローカードの枚数の違いで4枚の日本が6枚のセネガルより上になり2位になると知った。

  後半戦30分過ぎぐらいだったろうか、日本はパス回しに徹し始めた。そして相手のポーランドも積極的にボールを取りに行かず眺めているだけであった。日本の気持ちを「忖度」して責めるのを止めたようで、あとは両チームとも時間が早く過ぎるのを待つ姿勢になった。

  当然スタンドからは大きなブーイングが起きた。コメンテーターは「ブーイングに負けることなくパス回しをすべし」と言っていた。

  このパス回しはキャプテンの長谷部が入ってから西野監督の指示として選手に伝えられたようであった。

 パス回しだけで時間が過ぎるのを見て、「これがスポーツか?フェアプレーを尊ぶなら堂々と戦うべきだ」と思った。日本は武士道の伝統を持ち、野球では「サムライ日本」と言っているが正々堂々たる態度を善しとしている。

 これが柔道であれば、指導が入る場面である。ボクシングでもレスリングでも警告があるはずだ。相撲なら八百長と言われるだろう。そんなアンフェアなことがピッチで堂々とおこなわれたのだ。フェアプレーの差でセネガルに勝ったというが、それは間違いだ。全員にイエローカードを渡すべきであったのだ。

 この西野監督のやり方について、NHKの朝のニュースでは決勝進出のために一番リスクが少ない方法であったとコメントしていた。

 ネットで調べたらBBC放送では、「残念だ。茶番であった」と酷評であったそうだ。またアイルランドのマイケル・オニール氏は「監督として他チームの結果に委ねるというのは唖然とさせられる。日本は評価が上がっていたが、次の試合ではボコボコにやられるとよい」と批評したそうだ。

 他にもとんでもないやり方だという批判が相次いだようだ。ロシア国営テレビも「この試合の最終場面のようなことは見たことがない。今後は日本を応援しない」と言ったそうだ。

 海外の批判が当然のとこである。私も眠いのを無理して観たことを後悔した。桜の花がきれいに咲いてパッと散る潔さを愛して来た日本がやるべきことではなかった。観客は入場料の返還を要求すべきである。

 とにかく「誤魔化してでも、ウソをついてでも、改ざんしてでも、通ればよいのだ」という安倍政権のやり方が乗り移ったとしか思えない。

 

 

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