鯉が恋する時期
17日の朝、いつものように山崎川沿いにウオーキングをしていた。田辺公園を過ぎて鼎小橋の辺りに来たらバシャバシャという大きな音が川から聞こえてきた。橋に行って川を覗くと、白い水しぶきが盛んに上がっていた。
よく見ると、黒い大きな鯉が何十匹も群れていた。そして時々バシャバシャと水しぶきを上げているのだ。丁度繁殖の時期だと思った。
鯉の産卵のことは知らないが、鮭の場合、メスの鮭が浅瀬で尻尾を使って穴を掘り産卵するとオスが精子をぶっかけるということなので、鯉も似たようなことをするのではないかと思った。
鯉が集まっている場所は浅瀬であった。上から見ていて、どれがメスでどれがオスなのかは分からなかった。ただ動いてバシャバシャとやる鯉がいるので、多分それがオスなのだろうと想像した。
昔揖斐川にシラハエを釣りに行っていたが、そのときウグイやシラハエのオスが婚姻色に変わるのを見ていた。鯉の場合は婚姻色があるのかどうか知らない。
普段山崎川で見ている鯉は、1匹か2匹が静かに泳いでいるだけである。だから鯉はあまりいないと思っていたのだが、随分たくさんいることが分かった。
鯉が集まっている傍にコサギが1羽いて、逃げて来る小魚を狙っているようであった。あれだけ派手にバシャバシャやると、小魚は逃げてしまうのではないかと思ったが、コザギはその周りを動き回っていた。
この川で生まれて大きく育つ鯉はどのくらいいるのだろうと思った。大半は小さいうちに食べられてしまい、成魚になるのはほんの僅かだろうと思う。
鯉が集まってバシャバシャやっているところを写真に撮ったので、モーニングのときYさんに見せたら、犬の散歩のときに檀渓橋の下で見たと言っていた。
今は鯉が恋をする時期なので、山崎川のあちこちの浅瀬で逢瀬を楽しんでいるに違いない。
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