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2018年5月25日 (金)

安倍首相と麻生財務相を道徳教科書に推薦

 

 24日の朝日朝刊の一面記事は財務省の森友関係文書が廃棄されていたというものであった。見出しは「森友記録、意図的に廃棄 佐川氏答弁に合わせ」であった。

 
 財務省の文書改ざんや廃棄など絶対あってはならない行政官吏の行為に、責任者の麻生財務相はノーコメントであった。

 加計学園問題といい、森友学園問題といい、両方とも安倍首相がらみで、安倍首相は、文書が出てきても、何があっても知らない、関係ないとウソをつき続けている。麻生財務相も同様である。
 
 「嘘も100回つけば真実になる」とは、あのナチスドイツのヒトラーの名言である。ヒトラーに倣えと言ったのは麻生財務相であった。
 
 二人とも総理、副総理という国権の最高の立場にいながら、民主主義を無視して、国民や国会を欺き続けている。実に見事である。
 
 そこで思いついたのは、安倍首相の肝いりで教科となった道徳の教科書に、安倍首相と麻生財務相を題材として載せたらよかろうということだ。
 
 「嘘をつくなら徹底してつくべし」というよい事例として、両氏のこの1年余りの森友・加計問題での対応ぶりを載せるのだ。これほどよい教材はこれまでにないであろう。
 
 総理大臣というおエライお方がウソをつき通して頑張っておられる、何と見事な行いであろうか。みなさんもよく見習って、大きくなったら安倍首相や麻生財務相のような立派な人間になろうというのだ。
 
 新しい時代の道徳教科書はその時代にふさわしいものでなければならない。きっと素晴らしい教材となるであろう。
 
 誰よりも安倍首相自身が素晴らしい教材だと感涙にむせばれるに違いない。

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