民謡剣持会30周年記念発表会
4月29日(日)に、金山の市民会館ビレッジホールで「民謡剣持会」の30周年記念発表会があった。
知人のSさんが出演するので券を貰った。12時開演なのでまにあうよう出かけた。開場時刻が予定より遅れていてしばらく待って開場した。
私は左側の前から5列目に座席を取った。この位置なら録音ができるし、写真も撮れる。開場はほぼ満員になった。
12時を少し過ぎて全員合奏から始まった。曲は「道中伊勢音頭祝ぎ唄、別れ唄」であった。会員全員による合奏であった。
それから女性会員全員による合唱「広島木遣り音頭」、男性会員全員による合唱「西条酒造り唄」があった。
剣持麻美さんの「会津餅つき唄」、家元剣持豊さんの「因幡大黒舞」の後会員の発表に移った。「わらべ」の部で小学校3年が2人、中学校1年と3年が演奏した。小学校3年でも大変上手であった。
その後高校2年生佐藤滉一郎さんの三味線で津軽小原節があった。歌は剣持豊さんが歌った。 会員は1人ずつ歌ったがみなさん、とても上手であった。
賛助出演は「山県大黒舞」の石川栄美さん、特別出演剣持洋子副会主の「下津井節」などには踊の応援出演があった。
珍しかったのは、剣持豊家元などによる徳山民謡であった。特別出演には前田利家ONDO・舞人の変わった踊があった。踊りのグループは他にも「兼生会」、「かみこ会」「梅雅会」などが出演して雰囲気を変えていた。
外部からの特別出演は、森民謡会会主の森信佐句さんが創作の「木曾の山唄」を歌ったのが珍しかった。創作の民謡もあるのだと分かった。他に淡海節も歌った。蟹江尾八会会主の蟹江尾八さんの端唄「高砂」と「やんさ」があった。
最後は「音心伝心」で、米谷大輔さんが「宮城野盆唄」、橋本大樹さんが「津軽小原節」、「仙北荷方節」、剣持雄介さんが「越後松阪」、「津軽じょんから中節」、トリは剣持さんの師匠という松田隆行さんの「南部牛方節」、「津軽よされ節」、「南部餅つき唄」で、4人の歌が40分続いた。みなプロなので聴衆を引き付けていた。
フィナーレは「東京五輪音頭」を舞台の人たちと会場の聴衆で歌った。
今年は30周年ということでプログラムも工夫され、歌い手もレベルの高さが感じられたが、6時間余りは長く、疲れてしまった。(年のせい?)写真を撮るフラッシュが一つもなかったのがよかった。
恒例の抽選会は、ことしは新潟の米2kgであった。私は今年も当たらなかった。
来年は4月18日に港文化小劇場で行う予定だそうだ。
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