杓子定規な役所 夜桜ライトアップを変更せず
私が毎朝歩いている山崎川は名古屋の桜の名所である。川の両側に桜の木の並木があり、一部分は道路の両側にも桜の木があるのでトンネルのようになる。
私が歩くのは早朝でまだ暗いうちなのだが、桜の季節には少し遅くして、後半は夜明けの桜を見て歩くようにしている。
今年の春は全国的に桜の開花が10日ほど早くなった。山崎川の桜も同様に早く開花した。そのことは先日のblogで書いた。
山崎川の桜は以前に植え替えられた若木の部分は他と比べてやや遅い。老木の部分は早く満開になる。
私の英会話クラブでは毎年夜桜を見に行くことにしている。先週の授業のとき、27日の授業後に夜桜を見に行くことが決まった。開花後10日なのできっと満開だろうと予想された。
山崎川のライトアップは鼎橋から鼎小橋の間のほんの僅かの区間である。それでもライトアップされた夜桜を楽しむことができる。ライトアップの設備も設置されていた。先週の24日土曜日頃にはほぼ満開という状態となった。今年は天気が良いので土曜、日曜は見ごろと予想された。
ところが土曜日も、日曜日もライトアップされなかった。クラブのYさんから27日の朝電話があり、「ライトアップは29日からだって。早くしてもらえないか瑞穂土木事務所に電話で聞いてみる」と言った。
土木事務所は「予定通り29日からで早くすることはできない」と言ったそうだ。私たちは仕方がないので予定通り27日夜に山崎川に出かけた。
ライトアップはないので街路灯の光だけの夜桜であったが、川の両側の道には桜を見に来ている人たちが歩いていた。鼎橋のたもとにはライトアップは29日から4月8日までというお知らせの看板が立ててあった。
暗い桜を見て歩きながら「役所は何で早くしないのだろう」「桜が散ってしまってからライトアップしてもしょうがない」などと愚痴った。
29日は、散り始め、30日の朝は道端にも川面にも花びらがいっぱいであった。また染井吉野は満開になるとすぐ葉が出始める。ライトアップの辺りの桜は葉が伸びていた。
本当に土木事務所のやり方は杓子定規である。その年によって桜の満開は異なるのだから臨機応変に対処すべきである。夜桜見物の客は天気予報などを参考にして見に来るのだ。今年の場合29日では明らかに遅すぎるのだ。ライトアップの設備は早くから設置してあるのだから早めるのは簡単なはずだ。来年からは柔軟な対応をするように強く要望したい。
花の雲 山崎川を 蔽いけり (27日朝)
27日夜
27日夜
30日 川面に溜まった花びら
30日 流れていく花びら
30日葉が伸びだした
花の雲 山崎川を 蔽いけり
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