秘境 トカラ列島中之島旅行―①―
「日本最後の秘境 トカラ列島中之島に行きませんか?」とCafe Vitaのマスターに誘われたのは、昨年の10月頃だったと思う。私はCafe Vitaに毎週日曜日にモーニングを食べに行っているのだが、そこの常連と毎回一緒に食べている。その中にYさん夫婦がいて、奥さんがトカラ列島の中之島の出身なのだ。
昨年ご夫婦は中之島に里帰りされたのだが、運悪く台風が2回連続で来て1か月ほと足止めを食ったそうだ。鹿児島から奄美大島までトカラ列島の11の島を結ぶフェリーがあるのだが1週間に2回だとかで、台風が来るとフェリーが来ないのだ。
そんな話や中之島の話しを聞いてマスターが興味を持ち中之島に行こうと言い出したのであった。
Yさんのご主人がまた行かれるというので、4月なら台風は来ないだろうし、4月6日にから12日までと日程が決まった。私はボランティアの日本語教室が春休みなので渡りに船と参加することにした。そのあとKさん、Sさん、YTさんが加わって6人のグループで行くことが決まった。
旅行のプランや飛行機の手配などはマスターがやってくれた。鹿児島までは中部空港からLCCのジェットスターで行くのだが、予約は3月になってからであった。
中之島には宿泊所が3カ所あり、民宿が2軒と旅館が1軒であった。港から近い中之島荘という民宿を予約した。
トカラ列島は屋久島の南の口之島から始まって中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島、宝島と続いている。
十島村のHPから引用する。
――十島村は、屋久島と奄美大島の間に、有人七島と無人島五島からなる南北約160kmという「南北に長い村」です。火山の島、珊瑚礁の島、温泉の島とそれぞれに特色を持つ無垢の自然と、大和・琉球の両文化の影響を受けた特有の文化を有し、人情豊かな人の輪が脈々と息づいています。――
ずっと先のように思えていた4月もすぐにやって来て6日の出発日となった。ジェットスターや機内持ち込みが2点7kgまでというので、スーツケースは諦めてリュックサックにした。中之島では学校などで手品を見せたいと思っていたので、ロープ、シルク、カードの手品を用意した。
14時34分の金山行きのバスで、マスター、Yさん、Sさん、私の4人が出発した。Yさんの甥からの連絡でこの日のフェリーは高い波のため欠航するという。みんなはどうなるか心配であった。マスターは今夜のホテルの予約をした。金山駅に着くと特急ミューに間に合った。一般席に乗ることができた。
空港でKさんと落ち合い登乗手続きをした。荷物の重量はグループ内で調整できることが分かった。マスターは大きいスーツケースを預けた。
座席はマスターが1番前の席を予約してくれていた。足が伸ばせて楽であった。機内は満席であった、ジェットスターGK699便は17時25分に定刻通り離陸した。
鹿児島中央駅線路
鹿児島中央駅裏
ホテルアービック鹿児島
中央駅前トラム乗場
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