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2018年4月10日 (火)

土俵の神聖さとは何か

 京都市舞鶴市での大相撲地方巡業で挨拶中に倒れた市長を、女人禁制の土俵に上がって救命措置をした女性に行司が「女性は土俵から降りて下さい」と3度もアナウンスした。救助活動は救急隊が到着するまで続けられた。

 この事件は神事に関係する「女人禁制」について問題を提起した。これまでも女性知事や市長が土俵上で賜杯などの賞を渡すことを希望したが、土俵は「神聖な場所」ということで土俵に上ることは諦めさせられてきたが、今回は生死にかかわる緊急事態である。それでも女性が土俵に上がることを禁じるというアナクロニズム。

 そもそも私が理解するところでは、女性は月経があるので穢いものとして忌み嫌われてきたということだ。戦前までの男性優位社会ではそれもやむを得なかったかもしれないが、戦後は男女同権になり、昨今は安倍首相によって女性活躍社会が叫ばれているのだ。くら伝統を守ると言っても、時代の変化に応じて変えて行かねばならない。

 神事というが、天照大御神は女性である。また相撲の神様は女性だという。なぜ女性を忌み嫌うのか理解できない。各界では女性の神様がやきもちを焼いて、力士に怪我をさせる」という説があるそうだが、神様の何と人間的なことよ。神様はもっとおおらかではないのか。

 天声人語によると、記紀に初めて「相撲」の文字が登場するのは、日本書紀にある女同士の対戦だったという。面白い話だ。

 今回の事態を受けて相撲協会は「生死にかかわる緊急事態の場合は土俵に女性が上がるのを認める」とでも言うのであろうか。

 

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コメント

「神聖な場所」だから女性は上がってはならない。では、現政権の大臣も顔負けのウソを平気で並べる親方が上がるのはいいのか?!と一般人は不思議になるでしょう。
日本古来の「伝統」などと言うのであれば、一番「神聖な場所」におわしますのは女性で、男どもは下段からおつかえする立場でしょう。
神事とか天皇家に関する「伝統」は、日本古来どころか、その多くは明治以降、「人為的に」作られたものであることを冷静に考えて、とらわれてはならないと思います。

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