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2018年4月11日 (水)

公文書改竄は歴史の改竄、民主主義の破壊という記事

 Tさんが送ってくれた日刊ゲンダイの記事によい指摘があったので一部をコピーした。「公文書改竄は歴史の改竄、民主主義の原則の破壊」というのはその通りだとうなずける。

 

 ――法学者らの「立憲デモクラシーの会」は3日国会内で記者会見し、財務省の文書改ざんや防衛省のイラク日報問題について、「民主主義の原則を崩壊させる」と猛批判。一橋大の阪口正二郎教授(憲法)は「公文書をきちんとつくる、残す、管理するということができないと、政策決定の合理性や妥当性を検証できない」と指摘した。
 
■公文書は民主主義の根幹で国民の財産

 政策決定の過程と結果を記録として残す公文書は、近代国家の根幹だ。日本の公文書管理法の第1条にも、公文書は「国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録」と定義されている。公文書は「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」であり、「主権者である国民が主体的に利用し得るもの」なのだ。

 そういう公文書の改ざんは、歴史の改ざんに等しい。隠蔽は、現在も未来も国民に説明できない悪辣なことをしたと自白するも同然だ。国民世論と歴史の評価に堪えられる内容ではないと自分たちも分かっているから、真相を隠そうとする。

 1945年8月10日、ポツダム宣言受諾が決まると、すぐさま日本政府が手をつけたことは何だったか。公文書の焼却を閣議決定したのだ。敗戦で戦争犯罪に問われることを恐れた内閣が真っ先に行ったのが、組織的な証拠隠滅だったのである。

 いま、安倍政権で次々と露呈している公文書をめぐる問題も、根っこは同じだ。都合の悪いものは廃棄、隠蔽、偽装、改ざん……。この政権は、一体どれだけの悪事を働いてきたのかと、不審の目を向けずにはいられない。
――

 

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コメント

鹿児島に無事着かれましたか?楽しい時間ありがとうございました!! ブログを少し拝見しました。色々お話ししたかったです!私も以前色々と活動をしていて、、ちょうど小泉さんの時代、自衛隊イラク派遣などの時期です。反戦活動、慰安婦問題、反基地活動、反核活動・・その他色々。主にアメリカでの活動でしたが。アメリカはデモが盛んに行われ、皆クリエイティブで、日本とは全く違います。普通におかしいと思う事を皆でシェアーします。 「この島にも自衛隊のヘリが来ますよ~」とコメントした時に鈴木さんから感じるものがあったのですが、私も役場の仕事をしているのであまりペラペラ自分の思想を観光で来られた方々に話す事を控えていました。日本に帰ってきて、人々の無関心さに驚かされます。平和ボケなのでしょうか?どう考えてもおかしい今の政治のあり方(特に安倍政権)そしてメディアのあり方。色々と考えさせられるところがあります。が、とくにこういう島だとあまりこういう事を言える人が周りにいないので、、 今は自分の生活、母としての生活に集中しています。 また、ブログを拝見します。 お体にお気をつけて、お元気で手品を楽しんでください! Keep in touch!

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