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2018年3月29日 (木)

凄いエネルギーと高い意識 

 アメリカのフロリダ州の高校で、銃乱射によって17人の命が奪われるという痛ましい事件があったが、それから僅か38日目に、首都ワシントンで80万人もの人が集まる銃規制を求める大集会が24日に開かれた。

  テレビの映像で観ると、通りは人で埋め尽くされていた。連邦議事堂の前がメイン会場のようだ。

  80万人という数字に驚いた。しかも、フロリダの高校生が呼びかけたというのだ。おそらくツイッターなどで呼びかけたのだろうが、それにしてもすごい数字だ。全米から集まったに違いないと思うのだが、交通費がバカにならないだろうによくもこれだけ集まったものだ。

 それだけでなく、銃規制を求める集会は全米だけでなく、全世界で800カ所以上に広がったというから驚嘆すべきことだ。銃社会アメリカでも、これだけの人たちが銃による犯罪にNOの声をあげ、行動に移したことは素晴らしい。

 高校生は「行進は、クライマックスではない。始まりだ」と訴えたという。この大集会を契機にして全米や全世界に銃規制を求める波が広がり、実を結ぶことを願っている。

 この集会の記事を読んだとき、思ったことは、今日本では森友問題で財務省の公文書改竄があり、文部省では加計学園疑惑と前川氏の授業についての権力の介入がある。こうした行政の腐敗に、アメリカのように怒りの声をあげて、50万人ぐらい集まれば安倍政権はぶっ飛ぶと思うのだが、日本ではそうしたエネルギーが感じられない。

 お隣の韓国では、30万人もの大デモで朴大統領を引きずり下ろした。民族性の違いもあるだろうが、日本では民主主義の意識を持った人が少ないからだと思うのだ。フランスやドイツや英国などでも、権利意識が非常に高いように思う。大集会や大デモで意思表示をする。

 そういう私自身も口では偉そうなことを言っているが、国会議事堂前まで行くという行動に移せていない。

 

 

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コメント

先日、東京で「アベやめろデモ」が行なわれた日に、私の住む地方の小都市でも同様のデモが行われました。
保守一色と言える土地柄ですから、たとえ2、3百人のデモさえ極めて異例のことです。
それだけ、日本が音を立てて壊れていることに対して皆さんが危機感を抱いているのだと思います。
証人喚問で佐川氏は、首相や財相の指示は一切なかった、で押し通しました。絶対にありえないウソです。
万が一、理財局が勝手にやっていたとすれば、大臣は仰天しなければなりません。
ところで、銃規制を求めるアメリカの大集会に関しては、今年中にアメリカでは金融の大波乱が起こり、それに伴って各地で暴動が発生することを予測している当局が一枚嚙んでいると、うがった見方をされている人もいますが、果して。

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