「敬老パス」利用制限検討中の記事を読んで
3月7日の朝日新聞に「「敬老パス』の利用制限検討」という記事があった。名古屋市は6日の市議会本会議で、「敬老パス」に利用制限を設けるかどうか検討する方針を示したというのだ。
敬老パスを利用する運賃が半年で50万円を超す人がいたことを理由に挙げているそうだ。敬老パスを利用している65歳以上の市民は約33万人いるが、昨年3月から半年間の利用状況を集計したら、上位10人の利用額は約41万8千円~約51万5千円だったという。利用回数の最多は2357回で1日平均13回使ったことになるという。
半年で50万円、1日平均13回も使うのはどんな人かはカードを見れば分かるはずだが、いったい何のためにそんなに利用するのだろう。何か商売でもしていて頻繁に地下鉄やバスに乗るのだろうか。本人以外に敬老パスを貸して不正利用をしているのだろうか。
私は割合出かける方なので、敬老パスは大変重宝している。1回乗れば往復するから2回になる。週に3回程度だから6回として半年ではせいぜい150回程度だと思う。金額にすれば7万円ほどだと思う。
敬老パスがあるお蔭で高齢者が気楽に出歩くことができ、高齢者の生活を豊かにしたり、健康の維持につながっていると思う。さらに高齢者が出歩くことで金を使うだろうから経済効果も大きいであろう。また、健康な高齢者が増えれば、医療費の節約にもなる。もっとも長生きをする人が増えると医療費や介護費なども多く必要となるかもしれないが。
いったい異常な使用をしている人がどのくらいの人数いるのか調べることが必要だと思う。そのうえで使用制限をするのはよいかもしれない。何十万円は如何にも多すぎるから半年で15万円までとか上限を設けるのだ。
4月以降にアンケートを実施して適正な使用額や回数について市民に聞くそうだ。、
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