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2018年2月13日 (火)

「老年的超越」というのを初めて知った―②―

 「老年的超越」の具体例が載っていた。幸せ感の高い超高齢者が抱く気持ちとしてつぎのようなものがあるという。

  ・ひとりでいるのも悪くない。

  ・「以前のようにできない」ことを悔やまない。

  ・よいことも悪いこともあまり考えない。

  ・周囲の人への感謝。

  ・十分に生きたという感覚

  「年を重ねることがなぜ、幸せ感につながるのか。加齢に伴って心身の能力が落ちていくことを否定的に受け止めすぎないよう、心の状態が自然と変化していくのではないかとすいそくされている」と記事は書いている。

  慶応大学医学部百寿総合研究センターの広瀬信義特別招聘教授らの調査では、100歳以上の長生きをする人は、好奇心が旺盛、社交的、きちょうめんと言った特徴があったという。これらの性格は、老年的超越に直接には結びつかなくても、長寿をとげることをとおして幸せ感につながっている可能性はあるという。

  逆に幸せ感を阻む要因はあるのかというと、これも明確ではないが、東京都健康長寿医療センター研究所の増井幸恵研究員(高齢者心理学)は、「老いることを不幸ととらえて『いつまでも自立していなければ』と思いがちな人は、老年的超越は得られにくいいようだ」とみているそうだ。

  この分野の研究はまだ十分でなく、分からないことが多いという。慶応大学の新村秀人専任講師(精神神経科)は「老年的超越は、求めて得られるものではない。まずはそういう状態があるのを知ることが大切なのではないか」と言っているそうだ。

 私も高齢者でいつのまにか昔なら長寿と言われる年になった。これから日々さらに高齢に向かう訳だ。何歳まで生きられるか不明だが、それは未知の世界でもある。高齢が進むと「老年的超越」の境地に巡り合えるかもしれないと思うと嬉しくなる。年を取ることは避けられないことだから自然に任せるのがよいように思う。

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