スーパープレゼンテーション「長寿の秘訣」が興味深かった。
私は別に長寿を願っている訳ではないが、22日のスーパープレゼンテーション「長寿の秘訣」が興味をそそり録画をして観た。
The secret to living lonnger may be your social life. Your genes are not your fate. 長生きの秘訣は人との関わり!?遺伝子で運命は決まらない というタイトルであった。プレゼンテーションをしたのはスーザン・ピンカーという女性の発達心理学者であった。
ピンカー氏は世界的に知られた長寿の島、イタリアのサルデーニャ島を訪ねて長寿の秘訣を探ったのだ。この島は100歳を超える人の比率がイタリア本土の6倍、北アメリカの10倍だというのだ。
ピンカー氏によると、長寿は脂肪の少ないグルテンフリーの食物とか、プラス思考で楽天的な生活をするというような一般に考えられていることとは関係がないという。
この島についてはこれまでも日本のテレビで何度か取り上げられたことがある。その時は「きれいな空気」、「きれいな風景」、「オリーブオイル」「地中海の豊富な魚料理」などが長寿の元だと言っていた。
ピンカー氏はそうしてことより、何といってもサルデーニャ島の人たちは人と人との関係が密接で、じかに会って交流することが多いのがいいのだというのだ。
島の中の街の造り自体が人と出会う機会が多いようにできていて、人々は絶えず他の人とあって談笑したり、いろいろなことをしたりするのだという。
今はインターネットが発達しSNSなどを通じて人と接触するがそういうものは効果がないという。人々が互いに顔を見て肌を触れ合って交流するというリアルな生活が大事なのだというのだ。
現代社会では日本だけでなく、発達した西欧諸国でも、人と人とのつながりや交流が薄くなってきている。食事をしているときにスマホをいじるとか目の前にいる人と話をするのにもスマホを使うなどのことが増えて問題になっている。こうした現象に彼女は警鐘を鳴らしている。
Susan Pinker reveals how in-person social interactions are not only necessary for human happiness but also could be a key to health and longevity.
How social, face-to-face interactions are critical not only for our happiness but also for our survival, and how technology can isolate us from these life-saving bonds. As she writes: "Neglecting to keep in close contact with people who are important to you is at least as dangerous to your health as a pack-a-day cigarette habit, hypertension or obesity."
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