昨年末は第九を歌えなかった
12月24日に「第10回東海東京証券ゴールデンライフステージ2017」が愛知県芸術劇場大ホールであった。知り合いが出演するので聴きに行った。5階の天井桟敷であった。
プログラムの題は「交響曲第九番『歓喜の歌』&小林幸子クリスマスコンサート」。ちょうどクリスマスイブであった。
第一部はクラッシックで、演奏は名古屋フィルハーモニー交響楽団。指揮は円光寺雅彦さんで、幕開けはヘンデルのオラトリオ「メサイア」よりハレルヤコーラスであった。250人のゴールデンライフステージ合唱団が歌った。私も数年前に歌ったことがあるので懐かしかった。
次に歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲よりアヴェ・マリアをソプラノの森麻季さんが歌った。素晴らしい歌声であった。
3番目は、歌劇「カルメン」より闘牛士の歌”諸君らの乾杯を喜んで受けよう”をバリトンの宮本益光さんが朗々と歌った。
4番目は、歌劇「カルメン」よりハバネラをメゾソプラノの林美智子さんがきれいに歌い上げた。
5番目は、歌劇「ツーラントットより誰も寝てはならぬをテノールの中鉢聡さんが気持ちを込めて歌った。
最後は恒例のベートーベンの交響曲第九番「合唱付き」作品125より、第4楽章。ゴールデンライフステージ合唱団の見せ場であった。昨年までは私も参加していたのだが、今年は年齢制限により出られなかったのが残念でならなかった。「歌う阿呆に聴く阿呆同じ阿呆なら歌わにゃ損損」だが、どうしようもなかった。歌を歌うのに年齢制限はどんなものか。元気で歌唱も衰えてなければ高齢でも頑張っている姿は聴く人に励ましになると思うのだが。
合唱指導の近藤惠子先生の指導が素晴らしいので大変よくまとまっていて声もよく出ていた。自分が出ていると聴くことができないのでこういうふうに聴こえるのかと思いながら心の中で歌って聴いた。
第2部の小林幸子クリスマスコンサートはガラッと変わって楽しいステージであった。幕開けはステージ一杯の大きな孔雀模様の衣装で登場した。その後は白や赤や黒の衣装に替え舞台上での早変わりもあった。
後半は和服で演歌を歌った。そして最後は多分紅白で使った舞台いっぱいの衣装で終った。映像を多く使い、売れない時代のことなどを紹介していた。苦労した時代もあったことを知った。
小林幸子のステージは初めてであったが歌がうまいことがよく分かった。素晴らしい歌声とエンターテイナーであった。
クリスマスイヴに楽しいコンサートのひと時を過ごしたが惜しむらくはステージに立ちたかった。
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