久しぶりに風邪をひいて思った、医者は簡単に儲かる
17日にマジックのボランティアにAさんが運転する車で行った。彼はマスクをしていた。風邪を引いたのだという。私は用心をしていたが、次の日喉がおかしくなった。風邪を引いたなと思ったがあいにく家には風邪薬がなかった。仕方がないので何十年も前の龍角散を飲んで寝た。
次の朝早速風邪薬を買いにドラッグストアへ走った。これまで愛用していた「クシャンときたらルル3錠」のルルを買った。以前は1000円ぐらいで買えた100錠入りが税別で1280円もした。
その日もマジックボランティアに行くことになっていた。運転するはずのAさんはインフルエンザで休んでいると言った。それを聞いて「やっぱりAさんからうつされたのだ」と思った。
実は私はここ数年風邪を引いたことがなく、インフルエンザの予防接種も3年ほどしていない。予防接種など必要ないという医者もいるからだ。しかし、今年は違った。インフルエンザ患者の隣に座って密閉した車内で移動したために感染したのだと思った。
熱は37度8分ほどあり身体の表面などが痛い感じがあったが、マジックに出かけた。マジックはいつものようにやれ皆さんに喜んでもらった。
酒も飲んだし食事もいつもと同じ量食べた。その夜はルルを飲んで寝た。20日は日本語教室のある日であった。朝のウオーキングにも出かけた。
体温は37.1度ぐらいになっていた。食事を普通にして出かけた。この日は担当する学習者が休んだので椅子に座っていたら少し寝た。
終わったら八事のイオンに出かけた。ラウンジでコーヒーや水を飲んで買い物をして帰った。
夕方娘から電話があり、私の体調を尋ねた。身体が少し痛く、熱は37度ぐらいだと言ったら医者に診てもらった方がよいと言った。それでかかりつけの医者に電話をしたら、「明日でいいから休日診療所に行きなさい」と言った。
日曜日の朝体温は36.6度になっていた。身体の痛みも和らいだようであった。それで休日診療所には行かなかった。その日はルルだけ飲んで寝た。
床に横になっていると、胸の中央より右の気管支辺りが、息を強く吐くとズルズルと音がした。気になったので月曜になったらすぐに医者に行くことにした。
いつもより早く8時30分に医院に入ると先客が3人いた。ところが診察が始まると、後から来た人が先に呼ばれた。どうしてかと尋ねたら予約の人や検査がある人だと言った。
この時期風邪やインフルエンザで患者は待合室に一杯になった。ようやく順番が来て診察室に入った。体温は35.5度であった。私の平熱である。
医師は聴診器を当て、血圧を計った。血圧は130~60で問題なかった。医師は「レントゲンを撮ってもらいます。また血液検査もします」と言った。
私は簡単に帰れると思っていたので意外に感じた。仕方がないので胸部レントゲンを1枚撮った。
レントゲン写真を見て、「右に薄い影があります。CTを撮ってもらいます」と言った。胸部CTは瀧子にある施設で撮るのだ。予約でいっぱいだと言ったが運よく次の日の朝一が空いていた。その日は採血もした。去痰剤を処方されて帰った。
気管支の異常音を知りたいだけの簡単な気持ちで医院へ出かけたのだが、レントゲンを撮られ、採血をし、その上CTまで撮らされるとは夢にも思わなかった。そして思ったことは、医者は簡単に儲けることができるということだ。
患者は受け身でしかも弱い立場である。医者が勧めれば拒否するのはよほど気が強い人出ないとできない。私の場合、咳もなく頭痛もなく身体の痛みも治まり、体温も平熱になっていたのだ。それなのに検査、検査である。医者の儲けの手口は検査と薬を出すことだとつくづく感じた。
政府が医療費を減らそうと躍起になっても現場がこのようでは無理な話だ。ちなみにAさんは、医者にインフルエンザだと診断されたが、採血とかレントゲン撮影などは何もなかったという。
私の場合、インフルエンザかどうかも診断がなくただ検査をやらされたのだ。
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