友人との葉書の交換
私は勤めていた頃の民間の国語教育研究会である児童言語研究会の仲間であったF君と毎週葉書を交換している。彼が退職した時彼の方から葉書を書いて送って来たのに返事を書いたのが始まりである。
彼はもともと愛知学芸大学哲学教室で私の後輩であった。それ以来の長い付き合いである。
彼はいつも手書きで、びっしりと葉書の表にまで書いて来る。私はパソコンを使って「筆まめ」で書いている。彼が手書きをする理由は手書きの方が脳の刺激になってよいからということである。NHKのガッテンでもやっていたが、パソコンでキーを打つより、ペンで手で書いた方がよいことはいろんなところで言われている。
パソコンは読みを入れると勝手に判断して字を探してくれるが、手書きの手紙ではそうは行かない。彼はいろいろな辞書を駆使して字や言葉を見つけて書くそうで、文章や文字に誤りがない。私などとても覚えていられない漢字でもきちんと書いてくるから大したものだ。私の場合は100%パソコンの変換頼りである。だからいざ手で文を書こうとすると書けないことが往々にしてあるのだ。
ペンで字を書かないから書類などを書くのが苦手で、例えば名前や住所を記入するのさえ面倒臭いと感じるし、字もうまく書けないのだ。
私も彼に見習って手書きにしようと思うこともあるのだが、この数年困ったことが出てきたのだ。それは右手が震えることである。寒い時などは特に震えがある。だから文字を書く時、心を落ち着かせて震えを小さくして書くようにしている。
友人が書いて来る話題はいつも身辺のことである。家庭内のことや近所付き合いのことなどが多い。
私はというと、身辺のことや近所づきあいのことは余りないので、政治・経済・国際問題・・・・・展覧会やコンサートその他諸々である。私は一度取り上げた話題については同じことは書かないように気をつけている。それはblogでも同じことである。
二人の間の交換葉書も、私が出したのがいつのまにか2300枚ぐらいになっった。彼がくれたのは3000枚近くになる。それは一度に何枚も来ることがあるからだ。お互い、郵便局には大きな貢献をしていることになる。
私の場合エコ葉書を使うことが多いが友人は普通のハガキである。友人は共稼ぎだったので年金も倍あるから心配はない。
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