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2017年11月20日 (月)

ジュネーブ軍縮会議で高校生平和大使の演説が出来なかったとは

  Yahooニュースでこんな記事を見つけた。2014年以降、毎年8月にジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本の高校生平和大使の演説が今年は見送られたことに関した記事である。。

  ジュネーブの軍縮会議で高校生が演説ができなかったということは初めて知った。NHKや大新聞は伝えなかったように思う。

  それに関して西日本新聞は独自に入手した外務省の公電で分かったと書いている。演説が認められなかった理由は、核保有国の中国が今年2月以降、高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていたというのである。

  高校生平和大使は、日本政府が1日だけ政府代表団に登録する形で、軍縮会議本会議場でスピーチを認められてきた。

  開示された公電や外務省の内部文書によると、中国の軍縮大使や次席が今年2月以降、日本側に「軍縮会議の手続き規則は、高校生が政府代表団の一員になることを認めていない」と数回にわたり指摘。「毎年続くようであれば、しかるべき対応をせざるを得ない」とスピーチの見送りを求めたというのだ。

 これに対し日本政府側は「若い世代の活動を通じて、核兵器使用の惨禍について正確な認識が深まり、『核兵器のない世界』に向けた国際社会の機運が高まっていくことを期待している」などと反論したという。

  唯一被爆国の日本の高校生が国際会議の場で核の惨禍について訴えれば相手の心に入ることは期待できる。

この件に関して、鈴木達治郎・長崎大核兵器廃絶研究センター長のコメントを掲載している。
 

 「高校生のスピーチをここまで強く阻むのは異常だ。昨年までは容認していたことを考えると、核兵器禁止条約制定の動きも踏まえて核保有国が被爆国・日本に核保有国寄りの態度を鮮明にするよう圧力をかけたのではないか。

 スピーチを例年通りに行うと、軍縮会議の円滑な運営に影響を与えるリスクはあるが、公の場でスピーチに抗議するほどの理由があるとは思えない。日本として堂々と主張を貫く選択肢もあったかもしれない。「核なき世界」への日本の立ち位置をもっと明確にし、核保有国と非保有国の橋渡しのための政策をきちんと作っていくべきだ。」

 核兵器禁止条約制定に当たっては、被爆国の日本は先頭にたって禁止を訴えるべきであったのに、アメリカに配慮して賛成しなかった。何とも情けない話であるが、高校生平和大使の演説までが止めさせられたとは驚きである。安倍政権の不甲斐なさを証明する話ではないか。

 この真相を掘り起こした西日本新聞に拍手を送りたい。

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