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2017年11月29日 (水)

アメリカのベテランズ・フォア・ピースの来日―Yahooニュースから

 米国の元軍人による平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のメンバーが来日したというニュースをYahooニュースで見つけた。元海兵隊員で、イラク帰還兵のマイク・ヘインズさんは、本日25日から、12月上旬まで日本に滞在。各地で北朝鮮情勢の平和的解決や憲法9条を護ることの大切さ、沖縄の基地負担軽減を訴えるという。

 イラクに海兵隊の特殊偵察部隊員として2003年に派遣された、経験から戦争や米国の外交軍事政策に疑問を持つようになり、除隊後VFPのメンバーになったという。

 今回来日の目的は、「北朝鮮と米国の核戦争を防ぎたい。日本は重要なポジションにある。事態の平和的解決にむけて、働きかけてほしい」ということだそうだ。

 米国ではドナルド・トランプ大統領が、北朝鮮との挑発合戦を繰り広げている。一方で、実際に戦争になれば、韓国や日本の市民、米軍関係者にも甚大な被害が出ることが予想されることから、軍関係者には、北朝鮮攻撃に否定的な声が多い。

 北朝鮮に対して強硬な圧力で対処するというのは安倍首相とトランプ大統領だけである。それについて、ヘインズさんは「安倍首相はトランプの言いなりですね」と指摘しているという。本当にその通りである。

 「一般的に政治家達は、戦争を経験しておらず、自身でその恐ろしさを味わったことがありません。そのため、戦争を恐れませんが、その結果として犠牲になるのは、常に市民です」

 指導者は自らは戦場に行かず遠くから見ているだけである。戦場で殺し合いをするのは兵士である。その修羅場をくぐって来たヘインズさんの言葉には真実と重みがある。

 また、「政治家達は、軍需産業との関係が深いことが多く、その利益のために戦争をすることもあると、その例として、ディック・チェイニー副大統領がCEOもしていたこともあるなど関係の深い企業がイラク戦争で大儲けしたことを挙げている。

 「政治家と軍需産業との癒着を市民は許してはいけません」と語り、来日の際にトランプ大統領は「私の訪日は、偉大な米国に大きな利益をもたらすだろう。とんでもない額の武器やエネルギー関係の受注を得られた!」とツイッターに書き込んでいると指摘した。。  

 My visit to Japan and friendship with PM Abe will yield many benefits, for our great Country. Massive military & energy orders happening+++!

 さらにヘインズさんは、安倍政権が改憲を目指していることについても、「自衛隊が日本を守るというだけではなく、国外に派遣され、戦争を行うようなことにならないか、とても心配しています」と懸念しているそうだ。

 安倍首相の最大のねがいは自衛隊が海外に行き戦争ができるようにすることである。それはトランプ大統領などアメリカの願いでもある。北朝鮮の脅威を煽り米国から大量の武器を買うことを約束しトランプ大統領を喜ばせた。安倍政権の富国強兵路線は国民にとって非常に危険である。日本は憲法9条を守って世界の平和に貢献すべきである。

 ニュースの全文:https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20171125-00078544/

 

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