8020の表彰を受けた
8020運動とは、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動である。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われている。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まったのだ。
愛知県では毎年11月に表彰が行われる。歯科医による申請は6月だ。どうして半年も後に表彰がされるのかは分からない。
私は表彰を楽しみにしていた。というのは、本当は昨年に該当していたのだが歯科医が申請を忘れていて、1年遅れてしまったのだ。だから待ち遠しくてならなかった。
11月1日に歯科医から電話があり表彰状と粗品が届いたと言った。早速取りに行った。下記の写真のような物であった。粗品はひざ掛けである。
以下は日本歯科医師会のHPからの引用である。
ー8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)であったが、厚生労働省の調査(2005年(平成17年)歯科疾患実態調査)によると、80歳~84歳の8020達成率は21.1%で、85歳以上だと8.3%にまで伸びてきている。
また、厚生労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20%を掲げたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、それを上回る25%を達成した。
歯を失う原因で最も多いのが歯周病である。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっている(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)。 現在、日本歯科医師会は、8020運動の次なるステップとして、8020達成者が50%を超える社会「8020健康長寿社会」の実現を目指している。それは、歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、健康長寿社会を目指すということである。 8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もある。― 私は、退職前に虫歯や歯周病を治療し、以後は毎年歯のクリーニングやチェックをして健康な歯を保つようにしてきた。だからトキのような堅いリンゴでも噛むことができる。何でも食べられるので食生活をエンジョイしている。それが健康寿命にもつながっているのだと思う。
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