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2017年10月14日 (土)

安倍政権(自民・公明)がやって来たことをよく見るべきである

 安倍首相は、「国難突破」だと勝手なキャッチフレーズで衆議院を解散し、総選挙に持ち込んだ。選挙戦が始まると北朝鮮の脅威を挙げて国民の命と財産を守るとぶち上げている。もう一つは少子化対策である。消費税を10%に引き上げたら子育て支援に使うと繰り返し強調している。

  NHKのニュースでは、子育て世代の女性が大変有難いことだと答えていた。確かにそうであろう。

  しかし、北朝鮮の脅威と言い、子育て支援と言い、どちらも衆議院の解散をしなくたって対処できることである。北朝鮮がミサイルを飛ばす、核実験を行う、だから国難だというのなら、衆議院を解散などしてはならないのだ。国会で対応できるように審議すべきである。

  子育て支援に到っては消費税増税はまだ先の話しなのだ。衆議院を解散までして新しい国会でやらなければならないというものでは決してないのだ。一国の首相ともあろう者がこんな人をバカにした主張をしているのに騙されてはならない。

  今度の解散は誰が見ても森友・加計問題隠しである。安倍首相は丁寧に説明をしていると繰り返しているが、実際は何も説明をしていない。友だち優遇、忖度行政という依怙贔屓の悪習をはびこらせただけである。本当に潔白ならばきちんと臨時国会を開いて審議に応じるべきであった。

  安倍政権はこの5年間で何をやってきたのか。それはこれまで何度も書いた様に、集団的自衛権容認を閣議決定して、事実上の憲法改悪をして、自衛隊の海外派遣が出来るようにしたことである。北朝鮮の脅しに対して米国の艦船が出動すると燃料の供給をしている。そしていつでも戦闘態勢がとれるように共同訓練をくりかえしている。

  特別機密保護法によって国民に大事なことは知らせないようにしてしまった。安保法制と日米地位協定によって、いつでも米国の言いなりになって戦争に参加できるようにした。サンデーモーニングでは岸井氏が「アーミテージ元国務副長官はこれで何でもできると大喜びであった」と紹介していた。武器輸出3原則を変えてしまったのも世界に戦争の道具を売るためであった。

 一番新しい共謀罪法を強行採決したことで、戦時中のような国民監視を強めることができるようにした。教育でも道徳を教科にすることにより戦前の修身への道を開いた。

 アベノミクスが失敗したことを認めず、相変わらず推進していくと言っているが、儲かったのは大企業だけであり、法人減税もあって内部留保は何と400兆円にも達したというのだ。

 これらに加えて森友・加計に見られるお友だち優遇、忖度政治、疑惑隠しである。

 我々一般国民は、年金は毎年減らされるし、介護保険料や健康保険料、住民税などは増えるので大弱りである。消費が伸びないと言っているが、アルバイトや非正規雇用の増加で収入は不安定のままである。生活保護世帯は160万にも増加したのだ。安倍首相は雇用が増えたとうそぶいているが実態は生活にあえいでいる層が増えているのだ。

 こういう悪政をしてきたのが、自民党であり、下駄の雪の公明党である。この二つの党の見事なタッグによって日本はどんどんと悪くなって行ったのだ。

 今度の選挙は安部政権がやってきたことへの審判を下すべきなのだ。だが、残念なことに小選挙区制と補完勢力の保守右翼の台頭で先が見えなくなっている。

 

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コメント

私も今日のブログの内容は全く正鵠を射ているように思う。然し乍ら、選挙序盤の情勢では自公は300議席を超える勢いだと大手新聞社の分析が出ている。このままの勢いが続くと自公圧勝という結果に終わりそうである。国民は自公政権に白紙委任状を渡すことを選択するのであろうか。国民は本当に忘れやすいし、寛容である面、騙されやすいと見ることもできる。しかしよくよく考えて見ると今回の野党勢力の大混乱を見ると、野党に一票を投じることがいい結果を生むとは到底考えにくい。共謀罪、集団的自衛権も自分の尻に火がついたわけでもない。日々の生活に必ずしも満足はしてないが、大きく変わって欲しいとは思わない。このように考える国民が多いように思える。ナチス政権のプロパガンダの大天才ゲッペルスは国民は小さな嘘より大きな嘘に騙されやすいといった。空疎で大仰なキャッチフレーズにまたも騙されてしまうのだろうか。

投稿: Toshi | 2017年10月14日 (土) 06時48分

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