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2017年10月 3日 (火)

小池新党にあぶり出された民進党の腰抜け―付、市民連合見解

 衆議院選挙公示まであと1週間となった。小池都知事のリセットによる「希望の党」の出現で、慌てふためいて醜態を晒した民進党。どうやら希望の党に130人ほど吸収されるようだ。

  この騒ぎではっきりしたのは民進党の正体である。これまでは安保法制反対で市民たちとも一緒に闘った。それを貫くかと思いきや、ここに来て安保賛成に回ったのである。また憲法改定についても小池氏の目指す方向に同調することとなった。

  この2つは小池氏が示した踏絵であるから、それを飲まない限り希望の党に入れてもらえないからだ。隠れキリシタンのようにうわべは踏絵を踏んで、内心では安保反対、憲法守れという人物はいないのだ。

  結局、小池氏によって民進党の仮面がはぎ取られた格好である。小池人気に乗り遅れまいと、とにかく自分の当選を第一にして、希望の党に恥も外聞もかなぐり捨てて飛び込んだのだ。

  小池氏が目指すのは、うわべでは「寛容な保守」と言っているが、これまでの言動をみれば安倍首相より更に右であることは明明白白なのだ。

  ネットによると、「こころ」にいた中山成彬氏が民進党の名簿を見て選別をしたという。中山氏は夫婦でウルトラ右翼と言われている人物である。そのような人物に大事な役割をさせているというのは、小池氏が何ものであるかを証明するものである。

 希望の党は維新の党と共に、安倍政権の補完の党として働くことはミエミエである。おそらく次の国会以後は安部改憲が動き出すであろう。我々リベラルにとっては、戦争反対、自由と人権を大事にしたい立場の者には何とも厳しい希望のない時代が予見されるのだ。

 民進党の中で選別された僅かなリベラルは新党を作るのかどうか。いずれにせよ、安保法制廃止、憲法改悪反対を貫いてほしい。選別されたことを勲章だと思って頑張ってほしい。希望の党に走った130人は腰抜けの選挙民を騙した人間のクズである。これからも状況によってころころと変わる自分本位の連中なのだ。

※友人から届いた市民連合の見解

 民進党の事実上の解党と希望の党への「合流」方針についての見解
10月22日の総選挙に向けて、民進党が実質的に解党し、希望の党に合流することを決めたという事態を受けて、市民連合としての現状認識と今後の対応の仕方について見解を申し上げます。
 

 市民連合は立憲4党と市民の協力態勢を作るべく、9月26日に選挙協力の必要性と7項目の基本政策を内容とする要望書を4野党の幹事長・書記局長に提出し、基本的な合意を得ました。しかし、民進党の前原誠司代表がその直後、希望の党の小池百合子代表と協議し、民進党所属の議員や党員、サポーター、さらに民進党に期待してきた市民に説明なく、希望の党への合流を主導してしまいました。

 この民進党の決定によって、これまで構築してきた市民と立憲野党の協力の枠組みが大きく損なわれてしまったことは否めません。これまで一緒に努力してきた全国各地の市民の方々の無念の思いはどれだけ大きいか、想像に余りあります。私たち自身、力不足をかみしめています。しかし私たちはこれで意気消沈しているわけにはいきません。

 市民連合が掲げてきた7項目の基本政策の実現をめざして、可能な限りの努力をつづけます。立憲主義に反する安保法制を肯定する希望の党と市民連合が共闘することはありえません。

 しかし、これまで立憲主義の擁護と安保法制の廃止を私たちとともに訴えてきた議員が数多く所属する民進党から希望の党への合流については、今後まだまだ紆余曲折が予想されます。地域レベルで立憲野党や立候補予定者と市民の協力体制が生きているところで市民結集により選挙を戦うなど、さまざまな可能性が残っています。そういう意味では、私たち市民が全国各地で声を上げ、それぞれに選挙や政治に関わりつづけることが、これまで以上に重要になっているとも言えるでしょう。

 当面、市民連合としては、立憲主義を守り9条改悪を阻止するために個々人の判断で信頼に値する政党や立候補予定者を支援しつつ、急速に展開する政治情勢を注視し、市民と立憲野党・議員の共闘を力強く再生させる可能性を模索しつづけたいと考えます。

    2017年9月29日
    

    安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

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コメント

 全員小池氏から戻るべき 残念この上ない

投稿: タラノ木おばさん | 2017年10月 9日 (月) 19時43分

先日のサンデーモーニングで評論家の寺島実郎氏は解散後の政治状況を「政治で飯を食ってる連中の
生き残りをかけた本音むき出しのサバイバルゲーム」と喝破していた。また民進党の希望の党への合流の動きを芥川龍之介の名作「蜘蛛の糸」になぞらえ、大挙して蜘蛛の糸に昇り始めたがその先は天国なのか地獄へ落ちるのか、、。誰も自分が一番かわいい。その動きをむげに非難はできない、自分の胸に手をあててみろといわれそうである。であるがいやしくも政治を志す者は私利私欲を離れ、世のため人のためであってほしい。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあるは完全に死語になってしまったか、、。

投稿: toshi | 2017年10月 3日 (火) 08時48分

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