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2017年10月15日 (日)

間抜けな前原民進党代表の誤算

 メディア各社が公示後の世論調査を発表している。それによると週刊誌などが書きたてていた自民党の大敗の予想とは逆の、自民党・公明党の与党で300議席以上獲得するという予想である。これに対して自民党は気を緩めず闘うよう引き締めをはかっているそうだ。希望の党は当初の予想が外れ、思ったようには伸びないようである。そして立憲民主党が野党や市民連合などとの協力で健闘が予想されている。

 そこで思うのだが、前原民主党代表の心中はいかばかりかということである。小池都知事が、それまで若狭氏や細野氏が進めてきた新党づくりをリセットして、希望の党を立ち上げたのを見て、ここだとばかり突然民進党の希望の党への合流を決めた。

 前原代表にしてみれば、都議選での都民ファーストの会の躍進を見て、衆議院選挙でも同じことが起こると思ったのであろう。あの時点では民進党は大苦戦するというのが衆目の一致するところであったからだ。それで前原氏の言うとおりに、それまでの安保法制反対や共謀法反対をかなぐり捨てて希望の党に合流し、身の安泰を求めたのであった。

 しかし、小池代表の踏絵によって選別し排除されて、前原代表の当初のもくろみは外れた。衆議院選挙が始まってみると、小池代表のやり方が歓迎されず、小池スマイルも通用しなくなったのだ。

 河村名古屋市長は嬉々として小池にすり寄っているが、大村知事は逆に希望の党の応援から離れてしまった。その他にも都民ファーストの会の都議会議員の離反や希望の党から離れる候補者も出てきた。

 こうしたことが自民・公明に有利に働いているようである。そして立憲民主党は反安倍政権の受け皿として期待され始めたのだ。

 もし、前原が賢明であって、民進党で団結して4野党や市民運動と協力して闘うことを決めていたなら、必ずや民進党は躍進できたであろう。

 前にも指摘したように、民進党は野田元首相のバカな選択と、今回の前原代表の間抜けな選択によって、良心的な選挙民に失望を与え、自民党・公明党に2度も大得点を与えることになったのだ。2度ともオウンゴールである。

 京都の選挙民は前原に鉄槌を食わせること、さらに希望に入った民進党候補者にも総スカンを食わせることを期待したい。

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