驚きの「こんにゃく」画期的調理法!!NHKガッテン
9月20日に放送されたNHKガッテンは驚くべきものであった。それはあの味付けが難しい「こんにゃく」を味付けしやすくするという画期的な方法の紹介であった。
これを発明?したのは、山形県上山市にある丹野こんにゃく店の店主である。丹野さんはこれまで「こんにゃく」一筋に研究を重ね、500種類ものレシピを作り上げたそうだ。「エッツ!?」と開いた口がふさがらない。
丹野さんの店には観光バスが訪れるほどの大人気だそうで私も行ってみたいと思ったくらいだ。
丹野さんはこの画期的な方法を惜しげもなくNHKガッテンで公開した。それは誰にでもおいしくこんにゃくを食べて欲しいからだそうだ。そういう訳で特許はとってないようだ。頭が下がる。
私もこんにゃくは大好きだが、食べるのはすき焼きに入れるとか、おでんのときぐらいである。それ以外にはあの「こんにゃく畑」という菓子ぐらいのものだ。
丹野さんの方法を使えば、こんにゃくに自由に多彩に味や色をつけることができ、食べる楽しみがグーンと増えるのだ。丹野さんは「フグ刺し」風の料理とか、そうめん風のものとか、和菓子まで作っている。
丹野さんは「こんにゃく」のことを「白いキャンバス」と表現している。つまりどのようにでも色をつけられるということなのだ。凄いではないか。
では、どのようにして「白いキャンバス」に変身させるのか。その秘密は「砂糖」である。NHKガッテンから、その部分を抜き出して次に紹介する。
「ふつうの『板こんにゃく』の場合…1~2センチ角の食べやすいサイズにサイの目に切り、100gあたり5g程度の砂糖と一緒にポリ袋にいれて2~3分間よくもみます。するとこんにゃくの中の水分が外にでてきます(こんにゃくの匂いが苦手な人はこの水分を捨てる)。そのあとでこんにゃくが浸る程度のしょうゆに漬けて、冷蔵庫で3~6時間おくとしょうゆ味が染みたこんにゃくが出来ます。 温かい状態で煮物に入れたければ上記のものをダシの入った鍋に入れ、ごく軽く(沸騰させない程度)火を入れてください。」
意外なことにたったこれだけのことなのである。なぜ砂糖なのか塩ではいけないのかという疑問に塩でもよいのだが、塩だと塩辛くなるので砂糖を使うのだと言っていた。
こんにゃくは90数%が水である。砂糖を使うことで水分が砂糖の方に吸い寄せられ、こんにゃくの水分が少なくなり隙間ができる。そこに味を付けた出汁などが染み込むのだという。
コツ2つをガッテンから取り出して付け加えておく。
◆コーヒー味などデザートの場合…上記と同様に切って砂糖でもんだ後、しょうゆではなくコーヒーやハチミツレモンなど、甘みのある液体に漬け込み、冷蔵庫で一晩置く。
◆しらたきの場合…しらたきは、必ず流水でよく洗ってください(臭みをとるため)。そのあと食べやすいサイズに切り、やはり100gあたり5g程度の砂糖と一緒に袋に入れて2~3分間よくもみます。そのあと更に水でゆすいでおくと料理に使いやすい状態になります。氷の上にのせて冷やすと食感が良くなります。(詳しくはレシピへ)
◎こんにゃくを「2時間冷凍する」方法のコツ!
◆板こんにゃく(色は黒いモノや白いモノを用途に合わせて)を袋から出して水で洗い、「幅5ミリ」の厚さで切る。使う用途に応じて「短冊状」でも「細切り」でもよい。そのあと、金属のバットの上に重ならないように並べ、ラップをしてから冷凍庫へ入れ、2時間冷凍させる。その後、流水で解凍させ、表面が固くなくなったら料理に使う。
※NHKガッテン オンライン
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170920/index.html
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