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« 第67回 日本舞踊稲垣流豊美会を観た | トップページ | 北朝鮮はミサイル発射で自己破産しないのか? »

2017年9月 1日 (金)

国民の不安を煽り思考停止に導くミサイル避難訓練

 北朝鮮がまたまたミサイルを発射した。それに対して落下に備えた避難訓練が全国各地で実施されている。朝日新聞によると、26日には津市でも行われた。

  「参加者たちは、訓練開始と共に、体育館に避難し、身をかがめた」という説明がついた写真が掲載されていた。

  この訓練は津市が消防庁の呼びかけに応えて実施したもので、住民たちが草刈で集まることになっていた市立榊原小学校が会場となったそうだ。

  三重県の担当者は「災害とは違い、『Jアラート』による防災無線放送など不慣れなことが多い。まずはどんなものかを知り、万が一の事態に備えることが必要だ」と、訓練の意義を話したという。

  もし北朝鮮のミサイルが飛んで来たとして、その場合はおそらく最も効果的な地域がターゲットとされるであろう。米軍基地なのか首都東京の霞が関付近なのか、あるいは原子力発電所なのか・・・・。北朝鮮はすでにシュミレーションをしているだろうが、それを知ることはできない。

  ターゲットを目がけて打ち込んで来るのだから、おそらく事前に察知して撃ち落とすということなど不可能であろう。仮に察知できたとしてもJアラートが間に合うのかどうか確かではない。

  ミサイルが撃ち込まれれば、逃げるなどということは不可能だし、仮に運よくビルの中に逃げたとしても無事でいられるかは分からない。ましてや学校体育館など、地震や台風ならともかくナンセンスだ。

  29日の朝のNHKは、ミサイルの発射関連のニュースばかりを繰り返した。ここには明らかに政府に協力して危機感を煽るという役割を果たし行くという忖度が働いているのだ。

  各地で避難訓練を実施するとか、ミサイルの飛来を殊更に強調するのは、国民の不安を煽り、冷静で合理的な思考・判断力を弱めようということにつながるのだ。

 素直に体育館に伏せる訓練を受けることで、北朝鮮は本当に日本を攻撃するのか、するとすればその理由は何か?そういうことを考えることを止めてしまうことになる。

 

 戦時中鬼畜米英とか竹槍で重装備の米軍に向かう訓練とかバケツリレーなどを思い起こさせる。あの時は危機意識を煽られ、試され、ナンセンスと分かっていても、それに抗することはできなかったのだ。

 ミサイル避難訓練は戦時中と同じくらい馬鹿げたことであることに気付くべきである。

 

 金正恩は、日本が北朝鮮攻撃の危機を煽って防衛予算増額に利用していると批判したが、それは当たっていると思う。あまり抵抗なく受け入れられるからだ。

 

 

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