北陸旅行―②―金太郎温泉
八尾の町民広場には次々とバスが入ってきて、客を降ろして出て行った。やはり夜の踊りを目指して来るのだ。17時前に来るのは街を散策して夜に備えるためであろう。なぜなら17時から19時までは踊りがないからだ。夜は大変な混雑だろうと想像した。
我々は17時に町民広場を離れた。向かうのは魚津市にある金太郎温泉だ。今夜はそこに泊まるのだ。八尾から60分ほどで着いた。
大変大きなホテルで、金太郎温泉という看板が目立っていた。バスの運転手の話しでは魚津には温泉はここだけだそうだ。
風呂がいろいろあったがその夜は大浴場に行った。大きな浴槽が4つもありその他に小さな浴槽やサウナも付属していた。湯は白く濁った硫黄のような匂いのするのや透明の湯があった。なめてみると塩辛かった。
19時から食事をした。300人は入れるという大広間を仕切って小部屋が作ってあった。畳敷きの上にテーブルだったので有難かった。
仲居さんが1人ついて世話をしてくれた。鍋が二つ載っていた。
おしながき
先付 もろこし豆富 オクラ モロヘイヤ 打ち明姜 旨出し汁
前菜 旬菜盛り合わせ
向附 造り盛り合わせ 妻一色
炊合 茄子 海老吉野煮
強肴 白海老彩々 煎酒
台物 海鮮陶板
冷皿 ローストビーフ
鍋物 薬膳鍋風 冬瓜 名水ポーク くこの実 白木茸
酢物 太刀魚南蛮漬け
留椀 清知る仕立て
食事 富山産こしひかり
香物 盛り合わせ
果物 ガトーショコラ 季節の果物
食事の量は多かったが2時間かけて完食した。生ビール中ビンを3杯飲んだ。高校時代の同期なので、その頃の話しや同期生の消息などで話がはずんだ。
カラオケをやるはずだったが、12500円と高いのでやめにした。食事の後は部屋に集まって缶ビールと焼酎で談笑した。私は10時には部屋に戻って寝た。
翌朝今度は岩風呂に行った。中に入って驚いたのはどでかい岩を組んで積み上げてあったことだ。露天風呂も更に大きな岩を組んであった。いったいどうやって運んできたのだろうと思った。これまでに入った露天風呂で一番大きな岩風呂であった。
朝食はバイキングであったが、種類が多かった。私は例によっていろんな菜を少しづつ取って楽しんだ。珍しかったのはゲンゲ、ニギス、ホタルイカの干物であった。
金太郎温泉はあの昔話の金太郎とは全く関係がない。風呂に入ったときは客はそれほどいないと感じていたが、朝食の時は満席に近かった。中国人客はここにも来ていた。
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