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2017年9月21日 (木)

脱北者朴瑛美さんが語る北朝鮮の内実―②―

◎「人として生きていたかった」

 中国では、北朝鮮の難民30万人ほどが弱い立場にあります。

 その中で70%の北朝鮮人の女性、そして10代の女の子たちは、時にはたった200ドルの価格で売られ、犠牲になっているのです。

 コンパスを頼りにしてゴビ砂漠を歩いて横断しました。コンパスが動かなくなったら、星を頼りに自由に向かって行きました。私たちの側には星しかいないと感じました。

 モンゴルは、私たちにとって自由の瞬間だったのです。

 死か尊厳か。私たちはナイフを持ち歩き、北朝鮮に送還されそうになったらいつでも自殺する準備ができていたのです。私たちは、人として生きていたかったから。

 北朝鮮の人々をどう救うことができるのか、よく聞かれることがあります。あらゆる方法がありますが、いまは三つの方法を話したいと思います。

 一つ目。あなたがあなた自身を大切にするように、北朝鮮で起きている人道危機への認知をもっとあげることができます。

 二つ目。自由のために逃げようとしている北朝鮮の難民を助け、支援してください。

 三つ目。中国に本国送還を止めるよう、申し立てることです。

 

◎「誰も生まれた場所を理由に、迫害されるべきではない」

 世界でもっとも暗い所に光を当てなければいけません。

 これは、単に北朝鮮の人権の話ではなく、北朝鮮の独裁者たちが70年も犯してきた、私たちの権利についての話だからです。

 中国が本国送還を止めるために、世界中の政府はもっと圧力をかけなければいけません。特に、この「One Young World」に参加している中国代表者のみなさんが発言することで、その役割を果たすことができるのです。

 北朝鮮は、説明不可能な国です。誰も生まれた場所を理由に、迫害されるべきではありません。私たちは、政治体制より忘れ去られつつある人々にもっと注目するべきです。

 「One Young World」の私たちが、この人々を目に見えるようにするのです。各国代表者のみなさん、どうか私とともに、北朝鮮の人々を自由にするためのこの世界的な動きに参加してください。
 
 死ぬのを怯えながらゴビ砂漠を横断していた時、この世界で誰も私のことを気にしてくれていないと思っていました。星だけが側にいるように感じたのです。

 でも、あなたは私の話に耳を傾けてくれました。気にかけてくれたのです。ありがとうございました。

 

◎朴瑛美(パク・ヨンミ)さんの現在

 パク・ヨンミさんは、2015年に手記『生きるための選択』を出版。

 現在はアメリカに移住し、コロンビア大学で経済学を専攻している。また、世界各国での演説やSNSを通して情報発信をしている。

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