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2017年9月22日 (金)

ホーキング博士の警告

 車椅子の物理学者として著名なホーキング博士が気になる未来予測を発表した。同博士の未来予測は、2017年6月15日のBBC放送のドキュメンタリー番組『新たな地球を求めての旅立ち』で紹介されて、世界各国で大きな反響を呼んだという。

 だが、残念ながら、日本ではまったく話題にならなかった。日本では森友学園や加計学園をめぐる「忖度問題」でマスコミは連日大騒ぎ。政治家も次の総選挙が近い、といった短期的視点に立っているため、ホーキング博士のような長期的問題提起には誰も関心を寄せないようだ。

  私もYahooニュースでこの記事を見つけるまでは知らなかった。日本のメディアはとりあげていなかったようだ。

  これまで、同博士は「人類の未来はあと1000年で終焉を迎える」との見通しを語っていた。
 ところが、この予測を全面的に見直した結果、「人類に残された時間は、せいぜい100年しかない」と軌道修正。なんと、900年も人類の未来を大幅にカットしてしまったのだ。

  100年というとすぐ来てしまう。しかも、100年後にそうなるというのではなく、100年後までにそうなるということなのだ。

 ホーキング博士曰く「人類は急いで別の惑星に移住することを考え、実行しなければならない。地球は生物が生存するにはあまりにも危険が大きくなり過ぎた」と言ったそうだが、そんなことが如何に科学が進歩したとはいえ可能なはずがない。一部の金持ちや権力者でも仮にロケットで他の星に行けたとしても自分たちだけでは生存できない。

 人類は2度の世界大戦は言うまでもなく、個人レベルでも地域間でも、些細ないざこざから流血騒動、そして人種や宗教が絡まり、紛争やテロが絶えない有様だ。

 こうした状況に加えて、人類が自ら首を絞めるような行為を重ねた結果、「地球温暖化」という脅威が出現した。トランプ大統領は「地球温暖化はフェイクニュースだ。そんなものは存在しない」と啖呵を切ったが、テキサス州を襲った前代未聞の大洪水やフロリダ州やカリブ海を飲み込むようなハリケーンは紛れもなく、温暖化のなせる業であった。

  日本でも今年になって雨が降るたびに「これまでに経験したことがないような豪雨」という警告が出されている。

 「知の巨人」と異名を取るホーキング博士が、この期に及んで、人類の未来を900年も短く予測せざるを得なくなったのは、偶然ではないだろう。昨年末からこの半年ほどの間に起った事態に原因があるということだという。

 その最たるものが北朝鮮の地下核実験やミサイル発射である。この間もミサイルが発射れされたし、核実験の準備が探知されたという。そしてトランプ大統領と金正恩委員長との「言葉のミサイル」が本物の核弾頭の撃ち合いになる可能性が高い、ということだ。

 北朝鮮の核保有をアメリカが認めることになった場合、韓国や台湾、そして日本も核保有の道を歩むことになる可能性が出てきた。それに言及する評論家や議員も出てきた。いわゆる「核兵器の拡散」というドミノ現象が広がり、何らかの判断ミスや操作ミスによって、地球全体が核爆発に飲み込まれる恐れも大きくなったということである。

  ホーキング博士の警告を一笑に付すのか、真剣に受け止めるのか。耳を傾けるべきであろう。

  (このニュースは国際政治経済学者 浜田和幸氏によるものである。)
 

 

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