河口湖・西湖旅行―⑤―河口湖オルゴールの森美術館
ハーブ館を見たあと、「河口湖オルゴールの森美術館」に行った。バス停の前が美術館であった。
入口の前にバラ園があったのでそちらを先に見に行った。バラはもうほとんど終わりかけていたのが残念であった。
入口に行くとDilumさんが「私は音楽にはあまり興味がないから外で待っている」と言った。それで私と河村さんが見ることにした。入館料は1500円だがホテルで割引券を貰ってあったので1200円であった。
券を買って中に入ろうとすると、Dilumさんがいた。プリンセスプランという、コスチュームを着て写真を撮るというのに興味があったようだ。たくさんのドレスが掛けてあったが、この日は天気が悪いので貸し出しはごく一部だけだった。90分1500円で一部のものしか着られないのでやめにした。そしてDilumさんも入館することに気持ちが変わった。券を買いに行ったら、大学の先生は学生と同じで1200円だったと言った。
中に入ると、お洒落な洋風の館がいくつか建っていた。きれいな花も咲いていた。まず最初に「おとぎの国ミュージアムショップ」に行った。中はいくつかの部屋に分かれていて、小さなオルゴールから大きなものまでさまざまなオルゴールを陳列して売っていた。大変な数であった。河村さんは小さいのを一つ買った。
1階を見た後2階に行った。そこにはオルゴール作り体験教室があったが、私たちはその前の一角で、券を買ったときにもらった、たくさんの〇を印刷した紙に穴を開けた。専用のパンチで穴を開け、全部開けるとその紙を器械に通して鳴らすのだ。私はきれいに穴が開かなかったので諦めた。
そこを出るとカリヨン広場の噴水が踊っていた。そしてオルガンホールの人形が音楽を鳴らしていた。丁度ショーが始まったのであった。私たちもショーを観るためにその建物の地下に降りて行った。
大きなホールで、司会者が大きなオルゴールの説明をして実演をしていた。演奏をしてダンスをするのだ。それが終わると反対側の場所で生演奏と砂絵の実演があった。河村さんが「犬のぬいぐるみをなくした」と言って慌てて出て行った。小さな可愛い犬を鞄に入れて持っていたのだが、前の館で落としたようだ。
生演奏は、若い女性がバイオリンとピアノで「シンデレラ」という曲を演奏し、それに合わせて砂絵師の「砂絵」のパフォーマンスをスクリーンに映すのだ。面白い試みであった。
それが終わると、Dilumさんと私はトイレに行くために「おとぎの国ショップ」に戻った。店員に犬のぬいぐるみのことを訊ねたらまだ分からないと答えた。
外に出て河村さんを探したがいないので、スマホで電話したら入口にいると言った。すぐにこちらに来るように言った。
落ち合って香水などの展示館に行った。香水は香水舎で見たのでサッと見て次の館ヒストリーホールへ行った。
ヒストり―ホールにはオルゴールの歴史や種類や造りなどを説明してあった。1階にはちょっとした観覧席があってオルゴールの演奏を聴けるようになっていた。Dilumさんは化粧直しにトイレに行ったので私だけ2階に上がった。
2階で扉に「演奏中」と札が貼ってあったのでそっと開けてみると、1階に大きなホールがあり2階まで座席があって人々が座って聴いていた。ステージには大きなオルゴールがいくつかあって司会者と歌手が説明をしていた。そしてオーケストラの演奏をするオルゴールに合わせてテナー歌手が朗々と歌った。オルゴールでオーケストラの音が出せることは知らなかったので驚いた。また手回しと自動演奏のオルゴールに合わせた歌唱もあって楽しかった。
下に降りて行くと、Dilumさんたちがオルゴールの説明を聞きながら演奏を聴いていた。アクロバットの人形のオルゴールやテディベアのオルゴールなど5種類ほどあって面白かった。
河村さんが落とした犬のぬいぐるみを届けてもらったと言って喜んでいた。どうやってここにいることが分かったのか知らないが、素晴らしいフォローで感心した。河村さんはスタッフたちにお礼に「百倍さん」というお守りを上げたら喜んでいた。
昔家族で行った清里のオルゴール博物館よりオルゴールの森美術館の方がよいと感じた。
ヒストリー館
可愛いオルゴール
オルガンホール
オーケストラオルゴール
オルゴールの中
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