シーズン到来なのにビール値上げとは
5月の終わりごろ、スーパーヤマナカに行ったら、6月からビール類が値上げになるので今のうちに買って!と大きなよび掛けがつるしてあった。そういえば新聞で読んだことがあったような気がしたが、その時は買わなかった。
次の日、スーパーマックスバリューに行ったが、ビール売り場には何も値上げの予告はなかった。6缶入りの第3のビールを買って帰った。
6月2日の朝日新聞朝刊を見たら、ビール類が値上げされたと書いてあった。東京のある酒の店では6缶入りのビールが150円も値上げされていたという。酒類の安売りを禁止する酒税法の改正でビール類が値上げされたのだ。しかし、音を上げるのは我々貧乏庶民である。
私のような年金生活者は普段ビールを買うことは滅多にない。買うのは第3のビールである。このことは以前にも書いた様に思うので二番煎じになるかもしれないが。
昔は発泡酒を買っていたが、ビール会社の企業努力によって第3のビールが次々に造られるので買うのは第3のビールである。味もいろいろと工夫されておいしくなった。外国のビールと比べても第3のビールの方が美味しいと思うものもある。
リキュール類に分類される第3のビールは、値段も手ごろで大変有難いのだが、政府はそこに目をつけて、もっと税金をとろうと酒税法を改正したようだ。安倍政権は庶民の楽しみまで奪ったのだ。政治家どもは料亭などでいくら高くても本物のビールや高級ワインなどを味わえ、しかも懐を気にする必要はない。だから庶民の懐のことなど気に掛けないのだ。
エンゲル係数のように収入対比でいうと、貧しいものほど係数が高くなるのだ。しかし、政治家どもはそんなことはまるで配慮しない。貧乏人からも取れるだけの税金は取ってやれなのだ。
新聞によると酒税の値上げでビール類離れが進むかもしれないという。そりゃあそうだろう。これからがシーズンというのに値上げされたのだ。タイミングも最悪である。政治というものは民の心を慮ってやるべきであるのに何とも冷酷なやり方である。
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