大阪・奈良・京都旅行―⑤―
二月堂を見た後、若草山の方に歩いて行った。修学旅行生はバスの方に行ったようで人数は減っていた。
若草山は若草に蔽われていた。墨や筆の店で張さんは入って見た。書道をやっているので興味があったのだ。
そこから春日大社に行った。道の両側に春日灯籠が並んでいた。春日大社は大きな神社で敷地が広大である。奈良の鹿は春日大社の使いだと言われる。
敷地を通り抜けるのにずいぶん歩いて疲れた。そして振出の興福寺の東屋に来た。駅前の朝見た商店街をもう一度見たいというので見に行った。エマとダニエルとナヒードはビールを飲みたいと言った。それで1時間後に入口で落ち合うことにした。私と張さんたちは商店街を見て回った。
李さんは、奈良は自然に囲まれて静かでよかったと言った。できるものなら奈良に土地を買って家を建てて住みたいと言った。エマはもし実現したら奈良にゆっくり来られるからいいと言った。
近鉄で難波まで戻った。ナヒードと別れて、夕食を食べる店を探して歩いた。戎橋筋やその辺りの筋を探したがこれはという店がなかった。やっとお客が店先で食べている店を見つけ、その人にこの店はどうかと尋ねたらいい店だと言ったので、入ることにした。1階は満席で2階に通された。メニューを見ていて、「お通し」が380円としてあるのを見つけた。エマはそんなものに金を払いたくないと言って出ることにした。
店を出てまた歩き回った。ある店に入ろうとしたら、満席であった。エマがどこかよいい店を紹介してくれるように言ったら、紹介してくれた。ところがそこへ行ってみると、何と先ほど逃げ出した店であった。やむなくまた探して歩いた。
かれこれ1時間ぐらい探して歩いたことになる。入ったのは焼き肉店であった。客はたくさん入っていた。どうやら韓国系の店のようであった。生ビールが税別190円を売り物にしていた。そこでダニエルはビールを4杯も飲んだ。私も2杯飲んだ。2杯でも他の店より安かった。
夕食を食べ終わると、私はカラオケに行こうと言った。でも、張さんと李さんはホテルに帰ると言った。私たちは駅前にある「ジャンガラ」というカラオケボックスに入った。
フロントで幾らか尋ねたら「1時間2020円」と言った。それで飲み放題だと言ったので有難いと思った。私は一部屋の代金だと思っていたのだ。
ビールや酒を取ってカラオケを歌った。エマは確かに歌はうまかった。ダニエルはそうでもなかった。私は英語の「Tennessi Waltz」「My Way」や中国語の「北国乃春」などを歌った。エマは上手だと褒めてくれた。
1時間経ってフロントに行って金を払う段になって「6060円です」と言われた。何と一人の代金が2020円だったのだ。もし酒を頼まなければ1人880円だと言った。フロントの女の子はそういう説明なしに2020円とだけ言ったのであった。騙された感じであったが仕方なく払った。
エマとダニエルはそれからまた飲みに行くと言って街に消えて行った。一人でホテルに帰り、寝たのは11時であった。
ダニエルと話す高校生
二月堂からの眺め
春日大社
焼 肉
« 安倍内閣支持率低下だが | トップページ | 大阪・奈良・京都旅行―⑥― »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ベトナムの中秋節(2023.10.02)
- 山崎川沿いで見つけた花(2022.05.20)
- 初めてのポタリング(2022.01.13)
- 自転車は便利(2020.07.21)
- 開田高原、奈良井の宿バス旅行―②―(2019.11.19)
コメント