大阪・奈良・京都旅行―⑦―
大徳寺の後は金閣寺へ行った。エマとダニエルは前回来たときに行ったことがあるのだが、ナヒードや李さんが見たことがないので見せたいということであった。
バスは大徳寺前から何本も出ている。59系統の金閣寺行に乗ったが、金閣寺道と金閣寺前のバス停が二つあることが分かった。どちらで降りたらよいのか分からないので乗客に聞いたら「金閣寺道」だと教えてくれた。
ではなぜ「金閣寺前」というバス停があるのだろう?と思った。こちらの方が近そうだからである。京都市営バスはなぜ分かり難いバス停にしているのか、なぜわかりやすいものにしないのか、観光都市として恥ずかしいと思った。日本人だから迷うのか、外国人は迷わないのだろうか?
「金閣寺道(みち)」で降りて金閣寺の方へ歩いて行った。入場券を買い中に入った。池の向うに金色に輝く金閣寺が立っていた。写真スポットで写真を撮った。何度見てもいい眺めであった、ここでも中国人が目立った。金閣寺の近くまで歩き、順路に従って出口へ向かった。
次はバスで竜安寺へ行った。竜安寺に来るのは何十年ぶりかであった。入口を店の人に聞いた。静かなたたずまいの石畳の道を歩いて行った。拝観券を買って竜安寺の中に入った。ガイドはなかった。縁側に座って石庭を眺め、写真を撮った。大徳寺とは違い撮影は禁止されていなかった。
パンフレットには石庭を眺めて、各自が自由に思考を巡らせばよいと書いてあった。石庭の解釈は見る人に任されたいるのだ。イギリスから来たマークは竜安寺石庭が一番良いと話していたのを思い出した。
竜安寺の近くにはいろいろ有名な寺があるが、次は清水寺に行くことにした。反対側の東山まで行かなければならない。四条通を通るバスに乗った。1時間ほど乗って乗り換えの河原町バス停で降りたが、同じところから清水寺方面のバスが出ているのだと思っていたら、バス停がとびとびにならんでいて、どこから乗ればよいのか分からなかった。外国人も困るだろうと思った。
これから行っても、拝観時間は短いので清水寺には行かないことにした。エマとダニエルとナヒードはビールを飲みたいと言ったので、私たちは1時間後に待ちあわせることにして別れ高島屋デパートに行った。李さんと張さんは帽子を見に行った。私は椅子に座って待っていた。
隣に男性が座っていた。私がトイレに行っている間に戻ってきた李さんは、その男性と話していた。広東人だと分かったので話をしたのだそうだ。李さんは帽子は高いので買わなかったと言っていた。
5時にエマたちが戻ってきた。手頃な値段の店を見つけたと言った。ナヒードはそこで別れると言った。それで京都駅に行くバス停を探した。道案内のボランティアがいてバス停を教えてくれた。私たちが乗る阪急電車の乗場のあるマルイの前であった。そこで別れて私たちは地下へ降りて行った。
電車乗場が簡単に分かると思っていたが、どこにあるのか分からなかった売り場の人に聞いて分かったがかなり遠方であった。
地下鉄で難波から大国町に行きホテルに戻った。しばらく休憩をして夕食を食べに行った。駅のすぐ近くの「天下一」というレストランに入った。中華中心の単品を選んで注文する店であった。
夕食後コンビニで酒でも買おうと覗いたが、エマがスーパーの方が安いと言ったので一緒にスーパーに行った。そのスーパーは酒だけでなく商品のほとんどが安かった。酒を買ってホテルに帰った。外で飲むよりはるかに安くついた。エマとダニエルはまた難波へ遊びに出かけた。
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