味がよくなったノンアルコール
久しぶりにノンアルコールビールを飲んでみた。休肝日だったのと熱い日なのでスカッとしたものが飲みたかったのだ。冷蔵庫に息子が買ったノンアルコールビールがいくつかあった。その中からアサヒビールのノンアルコールビール缶を取り出した。
缶には0.000というアルコール完全ゼロの数字を印刷してあった。また、アルコールゼロ、糖質ゼロ、カロリーゼロと謳ってあった。さらにノンアルコールビール売上NO.1と書いてあった。
コップに注いでみると、見た目は全く普通のビールと変わりがなかった。匂いはビールとちょっと異なるのがあった。以前はその匂いがもっときつくて飲む気にならなかったのであった。
コーラスの打ち上げのとき、酒の好きなOさんが、ノンアルコールビールを注文したことがあった。自動車で来たのでビールは飲めないと言った。「そんなものおいしいか?」と言ったら、「おいしいよ。家でも時々飲んでいる」と答えた。私は「そんなことないよ。おいしくないよ」と言った。やはり飲む気にはならなかったので、家には息子用のノンアルコールビールがあってもこれまで飲んだことはなかった。
さて、コップに注いだノンアルコールビールを眺めたあと、おもむろに少し口にして見た。味や炭酸の刺激はビールと違いはないようであった。それでグイッと飲んだら喉を通っていった。匂いが少し気になったが、のどごしや味は余り違わない感じであった。
ノンアルコールビールもここまで進化したのかと思った。缶にはビールの味に一番近いと書いてあったが、その通りだと感じた。
私が初めてアルコールの少ないビールを飲んだのはもう50年ぐらい前になるであろうか。今池に松岡薬局というディスカウントショップがあって、そこでアルコール0.5%とというのが売り出された。0.5%なら運転をしてもよいということであった。それでときどき買って飲んだことがあったが、匂いも味もビールとは大きく違っていた。
その後30年ほど前に初めての海外旅行でオーストラリアに行ったとき、カンタス航空で、オーストラリアのパース産のアルコールの少ないビールがあって、試しに飲んだことがある。日本のよりは良い感じがしたが、やはり本物のビールの方がよいと思った。
この数年ノンアルコールビールの伸びは大きく、飲食店でも普通に出すようになった。それにはビールテイストの味の改善が大きく寄与しているに違いないと思う。日本のビール各社は発泡酒とか第3のビールとかの研究開発を熱心にやって大きく受け入れられている。ノンアルコールビールも同様に研究されて進化を遂げているのだ。
考えてみれば、カロリーゼロ、糖質ゼロ、アルコールゼロだから、サイダーより良い飲料だと言える。ノンアルコールビールを買いに行こうっと。
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