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2017年5月

2017年5月29日 (月)

国連特別報告者の反論、抗議行動動画

 共謀罪法案に対して国連特別報告者ケナタッチ氏が安倍首相に送った書簡についての菅官房長官の抗議に、ケナタッチ氏は反論の声明を出した。民進党は法務部会で公開した。その全文を友人が送ってくれたので、掲載する。ケナタッチ氏の反論はどれももっともなことである。安倍政権の対応は世界に日本は人権侵害国家だと受け止められても仕方がない、恥ずべきことである。

 もう一つ、共謀罪反対の抗議行動について毎日新聞が動画で配信した。メディアにしては珍しいことだが貴重な報道である。

https://l.mainichi.jp/vmzPdZ

 ◎ケナタッチ氏の反論

  私の書簡は、特に日本政府が今回の法案を十分な期間の公的議論(public consultation)を経ず、提案された諸施策について許容される十分な考慮もないままに、法案を早急に成立させることを愚かにも決定したという状況においては、完全に適切なものです。

私が日本政府から受け取った「強い抗議」は、ただ怒りの言葉が並べられているだけで、全く中身のあるものではありませんでした。その抗議は、私の書簡の実質的内容について、1つの点においても反論するものではありませんでした。この抗議は、プライバシー権に関する私が指摘した多くの懸念またはその他の法案の欠陥について、ただの1つも向き合ったものではありません。

私は、その抗議を受けて、5月19日の朝、次のような要望を提出しました。

 『日本政府には、法案の公式英語訳を提供することが望まれます。その上で日本政府には、当該法案のどこに、どの部分に、あるいは既存の他の法律のどの部分に、新しい法律が、私の書簡で示唆しているものと同等のプライバシー権の保護と救済が含まれているのか、または他の法律によりカバーされているのか示していただきたいです。私は、私の書簡の内容について不正確であると証明されれば、当該部分については公開の場で喜んで撤回いたします』

日本政府は、これまでの間、実質的な反論や訂正を含むものを何一つ送付してくることができませんでした。いずれかの事実について訂正を余儀なくされるまで、私は、安倍晋三首相に向けて書いた書簡における、すべての単語、ピリオド、コンマに至るまで維持し続けます。

 日本政府がこのような手段で行動し、これだけ拙速に深刻な欠陥のある法案を押し通すことを正当化することは絶対にできません。

日本政府が、その抗議において、繰り返し多用する主張は、2020年の東京オリンピックに向けて国連越境組織犯罪防止条約を批准するためにこの法案が必要だというものでした。しかし、このことは、プライバシーの権利に対する十分な保護もないこの法案を成立することを何ら正当化するものではありません。日本が国連条約に批准することを可能にし、同時に、日本がプライバシー権および基本的人権の保護の分野でリーダーとなる機会を付与する法案(それら保護が欠如していることで日本を目立たせる法案ではなく)を起草することは確実に可能です。

2017/5/23【テロ等準備罪】 「訂正するまで、安倍晋三首相に書いたすべての単語を維持する」

ケナタッチ国連特別報告者が菅義偉官房長官の抗議に再反論

私は日本およびその文化に対して深い愛着をもっています。さらに、私は日本におけるプライバシー権の性質および歴史についてこれまで調査してきており、30年以上にわたるプライバシー権と、データ保護に関する法律の発展を追跡してきたものです。

 私は、日本が高い人権基準を確立し、この地域における他の国々および国際社会全体にとってよい前例を示していただけるものと期待しております。ですので、私が先の書簡を書かなければならなかったことは、私にとって大いなる悲しみであり、不本意なことでした。

現在の段階において、ただ一つの望みは、日本政府が私の書簡で触れたプライバシーの権利に着目した保護と救済の制度に注意を払い、法案の中に導入することです。

 私が書簡にて述べましたとおり、私は日本政府が私の支援の申し出を受け入れてくださるのであれば、日本政府がさらに思慮深い地位へと到達できるように喜んでお手伝いをさせていただきます。

 今こそ日本政府は、立ち止まって内省を深め、よりよい方法で物事をなすことができることに気付くべき時なのです。私が書簡にてアウトラインをお示ししたすべての保護措置を導入するために、必要な時間をかけて、世界基準の民主主義国家としての道に歩を進めるべき時です。日本がこの道へと進む時、私は全力を尽くして支援することといたしましょう。

 

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2017年5月28日 (日)

国連特別報告者の安倍首相への書簡―②全文訳―

 

プライバシーに関する権利の国連特別報告者 ジョセフ・ケナタッチ氏

 共謀罪法案について安倍内閣総理大臣宛の書簡全体の翻訳

 翻訳担当 弁護士 海渡雄一・木下徹郎・小川隆太郎(質問部分の翻訳で藤本美枝弁護士の要約翻訳を参照した)

 国連人権高等弁務官事務所

 パレスデナシオンズ・1211ジェネバ10、スイス

 TEL+ 41229179359 / +41229179543FAX+4122 917 9008EMail

 srprivacy@ohchr.org

 プライバシーに関する権利に関する特別報告者のマンデート

 参照番号JPN 3/2017

 2017518

 内閣総理大臣 閣下

 私は、人権理事会の決議28/16に基づき、プライバシーに関する権利の特別報告者としての私の権限の範囲において、このお手紙を送ります。

 これに関連して、組織犯罪処罰法の一部を改正するために提案された法案、いわゆる「共謀罪」法案に関し入手した情報について、閣下の政府にお伝え申し上げたいと思います。もし法案が法律として採択された場合、法律の広範な適用範囲によって、プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性があります。

 入手した情報によりますと次の事実が認められます:

 組織的犯罪処罰法の一部を改正する法案、いわゆる共謀罪法案が2017321日に日本政府によって国会に提出されました。

 改正案は、組織的犯罪処罰法第6条(組織的な殺人等の予備)の範囲を大幅に拡大することを提案したとされています。

 手持ちの改正案の翻訳によると、新しい条文は次のようになります:

6

(テロリズム集団その他の組織的犯罪集団による実行準備行為を伴う重大犯罪遂行の計画)

 次の各号に掲げる罪に当たる行為で、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団(団体のうち、その結合関係の基礎としての共同の目的が別表第三に掲げる罪を実行することにあるものをいう。次項において同じ)の団体の活動として、当該行為を実行するための組織により行われるものの遂行を二人以上で計画した者は、その計画をした者のいずれかによりその計画に基づき資金又は物品の手配、関係場所の下見その他の計画をした犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する。

安倍晋三首相 閣下

内閣官房、日本政府

 さらにこの改正案によって、「別表4」で新たに277種類の犯罪の共謀罪が処罰の対象に加わることになりました。これほどに法律の重要な部分が別表に委ねられているために、市民や専門家にとって法の適用の実際の範囲を理解することが一層困難であることが懸念がされています。

 加えて、別表4は、森林保護区域内の林業製品の盗難を処罰する森林法第198条や、許可を受けないで重要な文化財を輸出したり破壊したりすることを禁ずる文化財保護法第193条、195条、第196条、著作権侵害を禁ずる著作権法119条など、組織犯罪やテロリズムとは全く関連性のないように見える犯罪に対しても新法が適用されることを認めています。

 新法案は、国内法を「国境を越えた組織犯罪に関する国連条約」に適合させ、テロとの戦いに取り組む国際社会を支援することを目的として提出されたとされます。しかし、この追加立法の適切性と必要性については疑問があります。

 政府は、新法案に基づき捜査される対象は、「テロ集団を含む組織的犯罪集団」が現実的に関与すると予想される犯罪に限定されると主張しています。

 しかし、「組織的犯罪集団」の定義は漠然としており、テロ組織に明らかに限定されているとはいえません。

 新たな法案の適用範囲が広い点に疑問が呈されていることに対して、政府当局は、新たな法案では捜査を開始するための要件として、対象とされた活動の実行が「計画」されるだけでなく、「準備行為」が行われることを要求していると強調しています。

 しかしながら、「計画」の具体的な定義について十分な説明がなく、「準備行為」は法案で禁止される行為の範囲を明確にするにはあまりにも曖昧な概念です。

 これに追加すべき懸念としては、そのような「計画」と「準備行動」の存在と範囲を立証するためには、論理的には、起訴された者に対して、起訴に先立ち相当程度の監視が行われることになると想定されます。

 このような監視の強化が予測されることから、プライバシーと監視に関する日本の法律に定められている保護及び救済の在り方が問題になります。

 NGO、特に国家安全保障に関する機密性の高い分野で活動するNGOの業務に及ぼす法律の潜在的影響についても懸念されています。政府は、法律の適用がこの分野に影響を及ぼすことがないと繰り返しているようです。

 しかし、「組織的犯罪集団」の定義の曖昧さが、例えば国益に反する活動を行っていると考えられるNGOに対する監視などを正当化する口実を作り出す可能性があるとも言われています。

 最後に、法律原案の起草に関する透明性の欠如と、今月中に法案を採択させようとする政府の圧力によって、十分な国民的議論の促進が損なわれているということが報告で強調されています。

 提案された法案は、広範な適用がされる可能性があることから、現状で、また他の法律と組み合わせてプライバシーに関する権利およびその他の基本的な国民の自由の行使に影響を及ぼすという深刻な懸念が示されています。

 とりわけ私は、何が「計画」や「準備行為」を構成するのかという点について曖昧な定義になっていること、および法案別表は明らかにテロリズムや組織犯罪とは無関係な過度に広範な犯罪を含んでいるために法が恣意的に適用される危険を懸念します。

 法的明確性の原則は、刑事的責任が法律の明確かつ正確な規定により限定されなければならないことを求め、もって何が法律で禁止される行為なのかについて合理的に認識できるようにし、不必要に禁止される行為の範囲が広がらないようにしています。現在の「共謀罪法案」は、抽象的かつ主観的な概念が極めて広く解釈され、法的な不透明性をもたらすことから、この原則に適合しているようには見えません。

 プライバシーに関する権利は、この法律の幅広い適用の可能性によって特に影響を受けるように見えます。更なる懸念は、法案を押し通すために早められているとされる立法過程が、人権に悪影響を及ぼす可能性がある点です。立法が急がれることで、この重要な問題についての広範な国民的議論を不当に制限することになります。

 マンデートは、特にプライバシー関連の保護と救済につき、以下の5点に着目します。

1 現時点の法案の分析によれば、新法に抵触する行為の存在を明らかにするためには監視を増強することになる中にあって、適切なプライバシー保護策を新たに導入する具体的条文や規定が新法やこれに付随する措置にはないと考えられます。

2 公開されている情報の範囲では、監視に対する事前の令状主義を強化することも何ら予定されていないようです。

3 国家安全保障を目的として行われる監視活動の実施を事前に許可するための独立した第三者機関を法令に基づき設置することも想定されていないようです。このような重要なチェック機関を設立するかどうかは、監視活動を実施する個別の機関の裁量に委ねられることになると思われます。

4 更に、捜査当局や安全保障機関、諜報機関の活動の監督について懸念があります。すなわちこれらの機関の活動が適法であるか、または必要でも相当でもない手段によりプライバシーに関する権利を侵害する程度についての監督です。この懸念の中には、警察がGPS捜査や電子機器の使用の監視などの捜査のために監視の許可を求めてきた際の裁判所による監督と検証の質という問題が含まれます。

5 嫌疑のかかっている個人の情報を捜索するための令状を警察が求める広範な機会を与えることになることから、新法の適用はプライバシーに関する権利に悪影響を及ぼすことが特に懸念されます。入手した情報によると、日本の裁判所はこれまで極めて容易に令状を発付するようです。2015年に行われた通信傍受令状請求のほとんどが認められたようです(数字によれば、却下された令状請求はわずか3%以下に留まります。)

 私は、提案されている法改正及びその潜在的な日本におけるプライバシーに関する権利への影響に関する情報の正確性について早まった判断をするつもりはありません。ただ、閣下の政府に対しては、日本が1978年に批准した自由権規約(ICCPR171項によって保障されているプライバシーに関する権利に関して国家が負っている義務を指摘させてください。

 自由権規約第17条第1項は、とりわけ個人のプライバシーと通信に関する恣意的または違法な干渉から保護される権利を認め、誰もがそのような干渉から保護される権利を有することを規定しています。

 さらに、国連総会決議A/RES/71/199も指摘いたします。そこでは「公共の安全に関する懸念は、機密情報の収集と保護を正当化するかもしれないが、国家は、国際人権法に基づいて負う義務の完全な履行を確保しなければならない」とされています。

 人権理事会から与えられた権限のもと、私は担当事件の全てについて事実を解明する職責を有しております。つきましては、以下の諸点につき回答いただけますと幸いです。

1.上記の各主張の正確性に関して、追加情報および/または見解をお聞かせください。

2.「組織犯罪の処罰及び犯罪収入の管理に関する法律」の改正法案の審議状況について情報を提供して下さい。

3.国際人権法の規範および基準と法案との整合性に関して情報を提供してください。

4.法案の審議に関して公的な意見参加の機会について、市民社会の代表者が法案を検討し意見を述べる機会があるかどうかを含め、その詳細を提供してください。

 要請があれば、国際法秩序と適合するように、日本の現在審議中の法案及びその他の既存の法律を改善するために、日本政府を支援するための専門知識と助言を提供することを慎んでお請け致します。

 最後に、法案に関して既に立法過程が相当進んでいることに照らして、これは即時の公衆の注意を必要とする事項だと考えます。したがって、閣下の政府に対し、この書簡が一般に公開され、プライバシーに関する権利の特別報告者のマンデートのウェブサイトに掲載されること、また私の懸念を説明し、問題となっている点を明らかにするために閣下の政府と連絡を取ってきたことを明らかにするプレスリリースを準備していますことをお知らせいたします。

 

 閣下の政府の回答も、上記ウェブサイトに掲載され、人権理事会の検討のために提出される報告書に掲載いたします。

閣下に最大の敬意を表します。

ジョセフ・ケナタッチ

プライバシーに関する権利の特別報告者

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2017年5月27日 (土)

国連特別報告者の安倍首相宛て書簡―①解説―

 友人から国連報告者の書簡の全文訳や解説が送られてきた。拡散希望なので以下に載せる。

 

 国連報告者が安倍首相に共謀罪法案を懸念する緊急書簡を送付

  国連プライバシー権に関する特別報告者であるジョセフ・ケナタッチ氏による、安倍首相への共謀罪法案を懸念する書簡送付の件について続報です。

  海渡雄一弁護士から、国連プライバシー特別報告者からの書簡の解説と全文訳が届きました。「拡散希望です。ブログやフェイスブックに転載自由です。私のFBにも掲載しました」とのことです。

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  国連プライバシー権に関する特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏による日本政府に対する質問状について(解説)

  海渡 雄一(共謀罪NO!実行委員会)

  国連プライバシー権に関する特別報告者であるジョセフ・ケナタッチ氏が、518日、共謀罪(テロ等準備罪)に関する法案はプライバシー権と表現の自由を制約するおそれがあるとして深刻な懸念を表明する書簡を安倍首相宛てに送付し、国連のウェブページで公表した。

  書簡の全文は次のところで閲覧できる。

 http://www.ohchr.org/Documents/Issues/Privacy/OL_JPN.pdf

  書簡では、法案の「計画」や「準備行為」、「組織的犯罪集団」の文言があいまいで、恣意的な適用のおそれがあること、対象となる277の犯罪が広範で、テロリズムや組織犯罪と無関係の犯罪を多く含んでいることを指摘し、いかなる行為が処罰の対象となるかが不明確であり刑罰法規の明確性の原則に照らして問題があるとしている。

  さらに、共謀罪の制定が監視を強めることになることを指摘し、日本の法制度において、プライバシーを守るための法的な仕組み、監視捜査に対する令状主義の強化や、ナショナル・セキュリティのために行われる監視活動を事前に許可するための独立した機関の設置などが想定されていないことを指摘している。また、我が国の裁判所が、警察の捜査に対する監督として十分機能していないとの事実認識を示している。

  そのうえで、政府に対して、法案とその審議に関する情報の提供を求め、さらに要望があれば、国連から法案の改善のために専門家を派遣する用意があることまで表明している。

  日本政府は、この書簡に答えなければならない。

  また、日本政府は、これまで共謀罪法案を制定する根拠として国連越境組織犯罪防止条約の批准のためとしてきた。同じ国連の人権理事会が選任した専門家から、人権高等弁務官事務所を介して、国会審議中の法案について、疑問が提起され、見直しが促されたことは極めて重要である。

  日本政府は、23日にも衆議院で法案を採決する予定と伝えられるが、まず国連からの質問に答え、協議を開始し、そのため衆議院における法案の採決を棚上げにするべきである。そして、国連との対話を通じて、法案の策定作業を一からやり直すべきである。

 

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2017年5月26日 (金)

メディアは凶暴罪の怖さの具体例をもっと知らしめよ

 共謀罪法が衆議院で数の暴力で可決された。これから参議院に送られて審議されるのだが、共謀罪法は戦前の治安維持法と同じ性格のものだということをもっともっと知らせるべきだと思う。

  共謀罪法の一番の問題点は、抽象的に書かれていて解釈によってどのようにも適用されるということである。法の解釈をするのは政府や警察である。だからどのようにも拡大解釈が可能なのだ。

  戦前の治安維持法も議会での審議中は、「無辜の民に及ぼすことのないよう十分研究考慮した」と司法省は力説したが、いざ施行されると、解釈はどんどん拡大され、関係がない芸術家や教師や学生や作家や宗教家などにも及んだ。創価学会の牧口常三郎や戸田城聖が検挙されたのだ。

  23日の「天声人語」を読んで、戦前の治安維持法の怖さを具体例で取りあげていたのがよかった。どのように拡大解釈され、適用されたのかが分かる。

  「欠食児童に学用品を」と呼びかけたポスターは、「地主と凶作にあえぐ農民を解放せよ」と煽るのが狙いとされたというのだ。「子ども食堂をつくろう」という動きが広がっているが、これも反政府運動と捉えられることになろう。

  絵画の雪かきに励む男児のまなざしが熱いのは、「作者の階級意識の表れ」と官憲は体制転覆の意図にこじつけたのであった。

  天声人語はこの他に、「北海道の生活図画事件」を取り上げている。1941年から42年にかけて、北海道で美術教師や生徒ら二十数人が逮捕投獄されたのだ。理由は「絵で共産主義を広めた」ということであった。

  以下天声人語をそのまま引用する。「逮捕されたひとり、菱谷良一さん(95)は19歳の師範学校生だった。『共産党員ではなく、プロレタリアートなんて言葉も知らなかったのに、あっという間に思想犯へ仕立て上げられました』。学生の日常を描いた作品『話し合う人々』を、取り調官は『共産主義を熱心に学ぶ姿』だと決めつけた。退学させられ、有罪判決を受け、徴兵され、戦後は会社員として静かに暮らした。

  「『法解釈なんてどこまでも拡大できる』と菱谷さん。『特定秘密保護法も共謀罪も市民を痛めつける武器になる。根っこは治安維持法に通じます』」

  ごく普通の市民、菱谷さんの指摘することは非常に大事だと思う。

  戦前の治安維持法が拡大解釈された実例をいろいろと大量に示して具体的に共謀罪の怖さを国民に知らせることがメディアの責務だと思う。国民は「自分は何も悪いことはしないから、関係ない」と思っている人がほとんどだと思うのだ。

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2017年5月25日 (木)

大阪の家庭はどこでもたこ焼き器があるんやて!

 先週の「探偵ナイトスクープ」で、「大阪の家庭ではどこの家でもたこ焼き器があって、毎晩でもたこ焼きを食べるというが本当かどうか調べて」という依頼が取り上げられた。

 探偵の田村けんが商店街に繰り出して、道行く人を止めてたこ焼き器があるかどうか、どのくらい食べるか調べた。

 それによると、ほとんどの家にはたこ焼き器があることが分かった。インタビューするとき、多分後日撮ったのであろう、その家庭にあるたこ焼き器の写真を載せていた。

 毎晩でもたこ焼きをディナーとして食べるとか、たこ焼きだけで食事を済ませるという人たちもいて、大阪の人のたこ焼き好きは半端ではないと分かった。

 私もたこ焼きは好きである。でも、値段は安くはないのであまり食べたことはない。以前大阪に行ったとき、海遊館の近くに大阪で一番人気のたこ焼きという店があって食べたことがある。確かに美味しかった。

 昔から大阪と言えば「食い倒れ」と言われていた。たこ焼きやお好み焼きなどが有名である。しかし、こうしたものは言わばB級グルメである。大阪は「ふぐ」以外はB級グルメの街なのだろう。B級でもうまければいいのだ。

 近々外国人と大阪に行くことになっている。大阪ではたこ焼きとお好み焼きで決まりだ。大阪にはたくさんのたこ焼き屋やお好み焼やがあると思うから楽しみである。

 家庭にたこ焼き器があるという大阪では、たこ焼きの外食もするのであろうか?するからたくさんのたこ焼き屋があるのだろう?

 たこ焼き器にはいろいろあるようだが、名古屋では大型電気店でも900円ぐらいの小さなのを1つ売っているだけである。たこ焼きは細い串を使って手早く上手に丸くしていくのだが、難しそうだ。ところが自動たこ焼き器というのがあって、材料を用意すれば最後まで自動でやってくれるらしい。

 材料は、タコなどを細かく切ったものやショウガやネギなどたこ焼き用にしたものを売っているようだ。名古屋ではそういうものは見たことがない。

 関西出身のCafe Vitaのマスターにたこ焼き器があるかと尋ねたら自動たこ焼き器があると答えたので驚いた。大阪近辺のたこ焼き好きはほんまもんなんや。

 

「たこ焼き器 画像」の画像検索結果

「たこ焼き器 画像」の画像検索結果

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2017年5月24日 (水)

第31回橘座公演―柳亭市馬独演会

 21日に第31回橘座公演があった。「柳亭市馬独演会」である。東京に行ったとき末広亭でもらったパンフレットには柳亭市馬は落語協会会長だと書いてあった。

  午後一時開演の開口一番は弟子の柳亭市坊が務めた。まだ若い落語家だ。落語では演題はめくりに書かないし、口でも言わないが、有名な「たらちね」であった。もともとは上方落語で「延陽伯」と言っていたものを、江戸に持ち込んで「たらちね」として演じられたのだ。

   ある長屋に住む独り者の八五郎。大家さんに呼ばれ、「店賃の催促かい?」と勘ぐりながら戦々恐々伺ってみれば、何と縁談話。相手の娘の『年は二十』で『器量良し』、おまけに『夏冬のもの(季節の衣類・生活道具)いっさい持参』という大盤振る舞い。

  独り者には願ってもない縁談、しかし話がうますぎる。不審に思った八五郎、大家さんに問いただしてみると、やはりこのお嬢さん『瑕』(きず)があった。

  厳格な漢学者の父親に育てられたせいで『言葉が改まりすぎて、つまり馬鹿丁寧になってしまい、言うことが何が何だかわからなくなった』。かく言う大家も、先だって彼女に道で出会った途端『今朝は土風激しゅうして、小砂眼入(しょうしゃがんにゅう)し歩行為り難し』とあいさつされ、仰天したらしい。

  初対面の八五郎が名前を尋ねると「自らことの姓名は、父は元京の産にして、姓は安藤、名は慶三、字を五光。母は千代女(ちよじょ)と申せしが、わが母三十三歳の折、ある夜丹頂の鶴を夢見て妾(わらわ)を孕めるが故、垂乳根の胎内を出でしときは鶴女(つるじょ)。鶴女と申せしが、それは幼名、成長の後これを改め、清女(きよじょ)と申し侍るなり

  単に名前を聞いただけなのに、両親の出自から自らの誕生秘話、幼名と改名に至るまで、全部漢文調でよどみなく並べ立ててのけたから大変である。八五郎はますますわけがわからなくなってくる。

  つまり江戸っ子の八五郎と嫁になった娘とのやりとりの滑稽さを笑いとした落語である。本当は長いのだが端折って話した。

  次は市馬の「お楽しみ」で、前半は師匠の柳家小さんにまつわるエピソードをいろいろ語って笑いをとった。長いのでそれで終わるかと思ったら、「粗忽の釘」という有名な落語に入った。

  この落語は末広亭に行ったとき聞いたが、そのときは米丸に時間をとられて、桂枝太郎の持ち時間が短くなって、かなり端折って話された。今回は前振りが長かったもの末広亭で聞いたのよりは長く演じた。

  もともとは 宿替え』(やどがえ)という上方落語の演目の一つ江戸落語では粗忽の釘』(そこつのくぎ)の名で演じられている 長屋慌てものが引越しをする際のドタバタを描いた作品で、全て演じ通せば長時間のネタとなるが、途中を省略、もしくは打ち切って時間調整をすることが可能な演目である。

  引っ越した長屋で女房に箒を掛ける釘を1本打ってくれと言われ、大工の亭主はいやいや8寸の瓦釘を打つ。ところが壁を突き抜けて隣家に出てしまう。それで謝りに行くが、最初はお迎えに行ってしまう。そこで女房との馴れ初めを話す。家を間違えたと知り、隣家へ行く。そのやり取りを面白く語って笑わせる。

  お仲入りの後は、市馬の「二番煎じ」であった。

 原話は、1690年元禄3年)に江戸で出版された小咄本『鹿の子ばなし』の「花見の薬」。これが同時期に上方で改作され、『軽口はなし』の「煎じやう常の如く」になり、冬の夜回りの話となった。

 はじめは上方落語の演目として成立した。東京へは大正時代に5代目三遊亭圓生が移したといわれる。

 江戸のある町内の番小屋で夜回りの人たちが酒やししの肉などを持ち込んで禁じられている酒盛りをする。そこへ役人がやってきて見つかってしまう。酒を土瓶でかんして飲んでいたのでそれは風邪薬だという。役人は風邪を引いているから飲ませろという。そして一人で飲んでしまう。たまらない町内の人たちは「もうありません」と言うと、役人は一回りしてくるから、「二番煎じを用意しておけ」というオチである。

 この噺は酒を飲むしぐさや肉やネギを食べる仕草がふんだんに演じられそれが見どころの一つとなっている。さすがに市馬は上手に演じていた。柳亭市馬は噺を語る時いつも笑顔をたやさないのもよい。

 落語は言葉で笑いをとるようにストーリーが巧みに作られていて面白い。また、演者によって違うから同じネタを何度聞いても面白く聞ける。橘座のお蔭で一流の落語家の噺を聞くことが出来るので嬉しい。

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2017年5月23日 (火)

ゴールデンウイーク後半は東京へ―⑥―

 東京旅行の最終日に、私だけ高尾山に登った。京王線の沿線にある高尾山へは以前から登ってみたいと思っていた。ブラタモリなどで高尾山の魅力が紹介され、その思いは一層強くなっていた。

  しかし、ゴールデンウイークなどの休日は大変な混雑だからやめた方がよいと婿たちがいうので諦めていた。高尾山は東京都心部から近く手頃な山なので大変な人気スポットなのだ。

  ところが今回妻は登らずに、私だけなら娘が同行してもよいということになった。それでこの機会を外してはならないと登ることにした。

  当日は早めに起きて朝食を済ませて8時ごろに家を出た。早めに行けばそんなに混んでないだろうということであった。京王線調布駅までバスで行って、コンビニでペットボトルを買って電車に乗った。

  見ると車内は登山の恰好をした人たちばかりであった。みんな登山靴やしっかりした服装をしていた。私の靴はウオーキングシューズであったし、街歩きの恰好であった。

  1時間ほどで高尾山駅に着くと、しっかりした登山の服装の人たちは下りて行った。多分そこからはきつい登山ルートがあるのだろうと思った。

  私たちは次の高尾山口駅で降りた。ここではたくさんの人が下りた。駅は変わったデザインであった。駅を出ると店が並んでいる道を歩いて行った。しばらく行くとケーブルカーの駅があり、その手前に登山口があった。看板の地図で見ると一番やさしいルートであった。道路は舗装されていた。

  高尾山にはルートが6つあり、難易度によって1から6まであった。私たちは1を選んだのだ。1とはいっても坂は急なところが多かった。鴬がないていて鳴き声を聞きながら登った。時間が早いのでさすがに登る人は少なかった。途中で降りてくる人がいて早く家を出たのだろうと思った。

  軽自動車が登ってきたので、舗装してあるのは上に荷物を運ぶためだと分かった。1時間ほど登るとケーブルカーの終点があり、鳥居が立っていた。登って行くと薬王院へ行く道が分かれていた。しんどいのでそちらへは行かなかった。

  一歩一歩登って行くと、見晴らしの良い場所があった。遠くに都心が望まれた。

  30分余り上ると「高尾山」と書いた山門があった。入ると山伏が1人出てきた。そして10時からここでご祈祷があり、そのあと「天狗のおとし文」を配ると話した。10人の山伏がそれぞれ違う文を配るから全部集めとよいだろうと言った。また、高尾山の神仏習合の話や、どうして高尾山が重要な場所なのかを話した。山上からははるか遠くの国まで見渡すことができるので昔は要所であったのだという。

  面白そうだから10時まで待つことにした。しばらくすると法螺貝の音が聞こえ、山伏の列が現れた。そして祈祷所の前まで来ると整列してご祈祷を始めた。そのあと手に持ったオトシブミを配った。私ももらった。「こだわりを捨てなければ決断できない」「くじけない強い心を育てる」などという言葉を名刺大の紙に印刷してあった。私は8枚集めたが、10枚は集められなかった。

  その近くに上の社に登る石段があって、登って行くと神社があった。さらに建物の際を上って山頂の方に行けるのだ。歩いて行くとやっと山頂が見えてきた。手前に便所があったので入ると、大きな便所であった。たくさんの人が登るので便所も大きいのだ。

  山上には広場があって、人々が持って来た弁当などを広げていた。私たちも娘が用意したおにぎりを食べた。山上からは遠くの山々が望まれた。説明によると富士山も見ることが出来ると書いてあった。かすみがかかっていたが、よく見ると正面に富士の姿を見ることができた。

 案内所で地図をもらい、他のルートの状況を尋ねた。そして4号ルートを降りることにした。途中は自然がいっぱいのコースで道は荒いところもあると言った。細い道で至る所に木の根が出ていて石がごろごろしていた。滑らないように気を付けて歩いた。そんな道を登って来る人と次々に出会った。中には赤ん坊を抱えている若い母親もいた。自分だけでも大変なのにと思った。

 50分ぐらい下りると吊り橋があった。それを渡って行くと店があるところに出た。その店で土産を買った。さらに行くとケーブルカーの駅に出たので、そこからはケーブルカーに乗ることにした。麓まで6分ほどであった。麓の店でソフトクリームを食べた。

 高尾山に登るのは舗装の道でもかなり疲れた。やはり年は争えないと感じた。おそらくもう登らないだろう。登ってよかったと思った。

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                                             高尾山口駅舎

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                     ケーブルカー乗り場
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                    都心を望める場所

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                        高尾山山門

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                      山伏のご祈祷
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                        神社

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                     599mの山頂広場

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                    山頂広場から富士を望む

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                    4号ルートの木の根道
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                         釣り橋

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2017年5月22日 (月)

ゴールデンウイーク後半は東京へ―⑤―

 3日目はまず明治記念館へ行った。そこは明治に関する博物館のようなものだと思っていたら、なんと結婚式場で中には4つか5つの結婚式場があり、その日も6組の結婚式が予定されていた。

  建物自体は凝った洋館でここで結婚式をするのは高いだろうなと思った。芝生の庭があってそこに下りた。廊下には横山大観や竹内栖鳳など有名画家の作品が掲示してあった。

  中にある喫茶室でコーヒーを飲んだ。客は誰もいなかった。コーヒー1杯700円で味は悪くなかったし、お代わりもできた。

  その後第一号の花婿と花嫁が送迎の車で到着した。きれいな花嫁であった。

  明治記念館を出ると隣に東宮御所があった。さすがに大きな敷地であった。明治天皇の博物館があったが行かずに青山通りに行った。新潟県のサテライトに行くのだが遠いのでタクシーで行った。丁度初乗り料金内で娘はこれをやってみたかったのだと言って喜んでいた。4人ならバスに乗るより安い。

  新潟館には昨年も行って、草餅や柏餅がおいしかったので、今年も行ったのだが、前日の5日で終わったのか売っていなかったのでがっかりした。仕方がないので草団子を食べた。妻は買い物を楽しんだ。

  青山から白河の清澄庭園に行った。入場料は敬老料金で170円であった。池があって周遊式の庭園であった。森に囲まれていたが、その向こうに高いビルが見られたのが残念であった。

  この池には亀が多く、ところどころで甲羅干しをしたり泳いでいた。またアオサギがいた。最初見たときすぐ傍の岩の上にじっと立っていたので、コンクリートの作り物だ思ったが、ちょっと動いたので本物だと思った。人が通るのに平気であった。歩いて行って向うの島を見るとアオサギが3羽いた。

  一般250円で入れるよい庭園であった。大きな休憩室があったのでそこでソフトクリームを買って休んだ。庭園を出ると江戸東京博物館があったが今回は見なかった。

  新宿に戻って妻が買い物をしたいという京王百貨店へ行った。丁度婦人物のバーゲンセールをやっていた。

 Wikipedia→この地には元禄期の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられる。享保年間には下総関宿藩主久世氏下屋敷となり、ある程度の庭園が築かれたと推定されている。

1878年(明治11年)、荒廃していた邸地を三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が買い取り、三菱社員の慰安と賓客接待を目的とした庭園の造成に着手。1880年(明治13年)に竣工し、深川親睦園と命名された。三菱社長の座を継いだ岩崎弥之助は庭園の泉水に隅田川の水を引き込むなど大きく手を加え、1891年(明治24年)に回遊式築山林泉庭園としての完成を見た。

清澄庭園 https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html

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                       明治記念館庭園
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                       横山大観の富士
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                       明治記念館喫茶室

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                     明治記念館コーヒーカップ

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                          清澄庭園

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                         清澄庭園

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                    清澄庭園石像のようなアオサギ

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2017年5月21日 (日)

予想通り、またもや数を恃んでの強行採決!!

 「共謀罪」法案が、19日の衆議院法務委員会で自民・公明・維新の三党の賛成で予想通り強行採決された。

 

 維新が賛成するのは当然として、あの平和の党、生活の党を掲げてきた公明党が、今回も自民党を助けて賛成した。与党であることだけを大切にして、国民を足蹴にするものであった。

 

 戦前の悪名高い治安維持法で、創価学会の先達が犠牲になっていることをゴミ箱に捨ててしまったようだ。

 

 第二次安倍政権になって、2/3以上の絶対多数をいいことに、これまで数々の強行採決を繰り返し、民主主義を踏みにじって来た。数の横暴極まれりである。

 

 衆議院本会議で絶対多数で可決され、参議院に回ってもいい加減な審議で、またまた強行採決をすることは目に見えている。何度もいうように、絶対多数と言っても選挙区制によるマジックであって、得票率からいうと投票者の過半数にも届かないのだ。

 

 特別秘密保護法、安保法制、共謀罪、この3点セットで日本の将来は暗黒のものとなるであろう。気がついたら戦前のような圧政の国になっていたというになるのだ。もうこれ以上長生きはしたくない。

 

※知人からのメール

 テロとは何の関係もない共謀罪が衆議院の法務委員会で数の力で強行採決されましたね。
 自民とそれに協力した公明党や維新の会こそ共謀罪で裁かれるべきだと思います。
 既にネットの監視や電話傍受も始まっているようですが、これからますます政権批判や原発反対運動や、沖縄基地反対運動などが弾圧を恐れて萎縮したり、
監視社会になって自己規制が進み、お互いが疑心暗鬼になり密告社会になりそうですね。
 またリテラの記事をお送りします。

http://lite-ra.com/2017/05/post-3170.html

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2017年5月20日 (土)

治安維持法体験者が指摘する共謀罪の怖さ

 友人が送ってくれた資料に日刊ゲンダイ(5月12日)に載った記事をまとめたものがあった。それは、戦前の治安維持法で逮捕され拷問を受けた人の体験談であった。共謀罪法は戦前の治安維持法と同じようなものだとその危険性を指摘している

与党が強行採決を視野に成立をもくろむ「共謀罪」は「平成の治安維持法」と呼ばれる。多くの国民は治安維持法について歴史書で学んだことはあっても、どれほど人権を無視したヒドイ法律だったのか実感がわかないだろう。だが、かつて特高(特別高等警察)に治安維持法違反で逮捕され、激しい拷問と人権侵害を受けた人物がいる。今年8月に103歳を迎える杉浦正男氏=船橋市=だ。「共謀罪は治安維持法と同じ。絶対に成立させてはならない」と訴える杉浦氏にあらためて聞いた。

・・・いつ、どのような状況で逮捕されたのですか。t
 
 

 1942年11月の夜、都内の家で妻と夕食を食べていると、突然、神奈川県警察部の2人の特高がやってきて、「聞きたいことがある」と外に連れ出されました。不安な表情で私を見つめる妻らに対し、特高は「なあに、すぐに帰れますから」と穏やかな表情で語っていたのですが、警察の建物内に入った途端、態度が一変しました。道場に連れて行かれ、「今、戦地では兵隊さんが命懸けで戦っているのに、貴様ら共産主義活動をしやがって。国賊め!貴様らを叩き殺したっていいことになっているんだ」と5人の特高から竹刀でメッタ打ちされました。髪を掴まれて引きずり回され、半殺し状態です。この体験は今も忘れません。

  ・・・どんな活動が治安維持法に触れるとされたのでしょうか。
 
 

 当時は第2次世界大戦が始まったころで、日本の支配階級は国民を戦争に動員するため、大政翼賛会や(労使一体の官製労組である)産業報国会をつくる一方、既存の労働組合を強制的に解散させていました。私は当時、中小印刷業の労働者でつくる親睦団体「出版工クラブ」で活動していたのですが、当局はクラブを解散しないと幹部を逮捕すると脅してきました。しかし、解散しなかったために目を付けられたのです。
 

・・治安維持法と共謀罪の共通点はどこでしょうか。
 
 

 当局が、都合が悪いと判断すれば市民弾圧が容易に可能になることです。治安維持法は大学への弾圧から始まり、労働運動、文化・芸能活動へと対象が広がりました。支配層にとって際限なく権限を拡大し、弾圧する武器になるのです。しかも再犯させないため、との理由で刑を終えた人を再び獄中に閉じ込めた。そうやって民主的な運動は徹底的に抑え込まれ苦しめられました。あの悲惨な状況を繰り返してはなりません。

  ・・・共謀罪が成立すると、どうなると思いますか。
 

 法律ができると、それを実行する機関がつくられる。治安維持法でも、法律に触れるか触れないかを判断するのが捜査当局になり、彼らは市民監視を強めました。共謀罪が成立すれば、かつての特高に当たる組織がつくられ、法律違反かどうかを(恣意的に)判断することになるでしょう。また、共謀罪の規定には「実行に着手する前に自首した者は、その刑を軽減し、又は減免する」とあります。治安維持法にも同様の規定があり、国民同士が監視、密告するようになりました。社会全体が物言えぬ萎縮した雰囲気になったのです。多くの国民は共謀罪の本質をよく知らないでしょうが、何としてもこの悪法を廃案に追い込まなければなりません。これは治安維持法の犠牲者であった私の心からの願いです。以上。(竹山氏編)

 

 

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2017年5月19日 (金)

森友問題究明証人喚問要求署名の訴え

 友人より森友学園問題を究明するために安倍昭恵氏を始め他の国会証人喚問を求める署名に協力要請があった。下記に趣旨と署名方法をコピペした。

 共謀罪や憲法9条に追加条項追記の安倍自民党総裁案など、民主主義を破壊しかねない政策を次々と打ち出す安倍晋三・内閣総理大臣。この背景には、安倍総理と昭恵夫人と政府職員そして財務省などの関与が疑われる「森友学園」問題に、一刻も早く幕引きを図りたい思惑が浮かび上がります。国民の財産である国有地の大幅な値下げによる払い下げをめぐる疑惑の究明は、国民主権の権利行使という意味でも途中で頓挫することは許されません。

 「森友学園」問題の究明が滞っている感のある今、「森友問題の幕引きを許さない市民の会」が『安倍昭恵氏ほかの国会証人喚問を求める要望署名』活動を始めました。今日517日からスタートし、今国会会期内(618日が会期末)までに第一次集約分として提出することにし、集約日を614日に決定しました。この「市民の会」は「NHKを激励・監視する視聴者コミュニティ」共同代表の醍醐 聰氏・東大名誉教授が中心となって設立したばかりの団体です。醍醐氏より私(根本)に<呼びかけ人>の要請があり、趣旨に賛同し名を連ねることにしました。

 第一次署名集約まで時間はあまり残されていませんが、精一杯の努力をしたいと考えています。署名用紙を添付いたしました。皆様方の力強いご協力をお願い申し上げます。

○下記は醍醐氏からのメッセージです。

今から署名運動をスタートさせますので、以下の広報・拡散をお願いします。

第一次集約日は2017614(水)です。

以下を一式、まとめたURLはこちらです。  http://bit.ly/2rdgyXe

  以下は、個々のURLです。

*署名用紙のダウンロード  http://bit.ly/2qkwucT 

*ネット署名のフォーム   http://bit.ly/2rdgyXe

   皆様、メッセージを添えて、お願いします。

-------------------------

醍醐 聰 

-------------------------

*なお、613日(火)には「6.13森友問題シンポジウム」が開かれます

14時~、衆議院第一議員会館 大会議室(300人収容)

主催)「森友問題の幕引きを許さない市民の会」

詳細につきましては、後日ご案内いたします。 以上

 

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2017年5月18日 (木)

加計学園問題徹底究明せよ

 森友問題と共に大問題である加計学園問題について、17日の朝日新聞朝刊はトップで「新学部『総理の意向』 文科省に記録文書」という見出しで伝えた。同じ日の中日新聞が一面トップで「眞子様のご婚約」について取り上げていたので朝日のスクープなのかもしれない。

  リードで次のように書いている。「安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人『加計学園』(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」

  これまで野党の国会での追及に対して、安倍首相は「加計学園から私に相談があったことや圧力がはたらいたということは一切ない」などと答弁して、関与を強く否定している。

  記事はさらに続けて、「朝日新聞が入手した一連の文書には、『10/4』といった具体的な日付や、文科省や首相官邸の幹部の実名、『加計学園』という具体名が記されたものもある。加計学園による獣医学部計画の経緯を知る文科省関係者は取材に対し、いずれも昨年9~10月に文科省が作ったことを認めた。文書の内容は同省の一部幹部らで共有されているという」と書いている。

  また、「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」という題名の文書には、「(愛媛県)今治市の区域指定時より『最短距離で規制改革』を前提としたプロセスを踏んでいる状況であり、これは総理のご意向だと聞いている」と記されているという。

  政府は昨年11月に「国家戦略特別区域諮問会議」で52年ぶりの獣医学部の新設を認める方針を決定したのだ。国の事業者公募に、加計学園のみが申請し認められた。

  以前にも取り上げたように獣医学会は強く反対していたにも拘わらず加計学園の獣医学部新設が認められたのだ。

 安倍総理と加計学園理事長の加計孝太郎氏は、米留学以来の40年以上にわたる親友だと言われ、ゴルフをしたり会食をしたりしているそうだ。そんな加計氏の獣医学部新設計画に首相が力添えをしたことは容易に想像できる。

 安倍首相はいつもの通り、知らぬ存ぜぬで切り抜けようとしているが、森友問題と共に加計問題も国会で徹底的に追及し安倍首相退陣に追い込んでもらいたいものである。

 自民党の中にも愛媛選出の村上誠一郎議員の様に今治市が加計学園に36億円の土地を無償供与したことを心よく思わない人もいるというから、何とかして疑惑の解明に努めて欲しい。奢れるものは久しからずという諺が現実のものであってほしい。正義が正義であることを証明してほしい。

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2017年5月17日 (水)

共謀罪法阻止集会のレポ

 共謀罪法は明日18日にも衆議院で自民・公明・維新によって強行採決されようとしている。5月12日に行われた共謀罪法成立阻止の集会の様子をまとめたものを友人が送ってくれた。例によって竹山という方の労作である。マスメディアでは報道されないが、東京ではこういう集会が開かれているのだ。

★★★17.5.12、共謀罪衆院強行採決阻止!連続国会行動★★★

 ★「つながる心に手錠はかけられない!」、”やっちまえ”で犯罪!~ライン「既読スルー」で犯罪! ~人と本音で話せなくなる!~これってホントにテロ対策?~現代版の治安維持法だ! (破防法・組対法に反対する共同行動のチラシから)

 ★「テロ等準備罪」=「共謀罪」、アカンやろ!名前を変えてもレッドカード!~一般の人には関係ないと政府から説明があって、それで法律ができたんやけど、できたら、結果的に色んな団体、色んな人が処罰されたんや、だから、自分には関係ない、なんて思ってたら、アカンねん。(大阪弁護士会の小冊子から)

 ★掲題の連続国会行動が12日(金)から始まり、12時~13時、衆院第二議員会館前に出かけた。盛夏のような陽光、400名(主催者発表)が参加した。

 ★①「戦争させない1000人委員会」の清水雅彦さん(日体大教授・憲法学)が最初に話した。

   共謀罪法案はその内容も審議のやり方も、三分の二をかざし強行成立を狙う、安倍政権は許せない。憲法21条表現の自由(自己実現、選挙・・・)の定めに拘わらず、市民団体、労組、町内会までも、もしかして、弾圧される。審議は、従来の全員一致原則を踏みにじり、三分の二で強行しようとしている。

  来週の18日(木)に強行採決の可能性があり。いくら三分の二といっても、自民の得票率は40%なのだ。違憲判決もあるからには、与党としてもっと慎重にやるべきだ。テロ対策だ、五輪だと、もういい加減にしてくれ!正確な事実を基に審議をしてくれ! 

  今度は、第9条に自衛隊を追加するという。安倍首相は、憲法研究者学の7~8割が自衛隊を違憲と述べているから議論をと・・・、実態は6割位で、主に東大系の論壇は自衛隊の存在を合憲とし、ただ、集団的自衛権はオカシイとの論調が多い。市民と野党と手をつないでたたかおう。

 

共謀罪法案反対署名は、55万3千筆を超え、今日この場で署名簿を、民進・共産・社民・沖縄の風の議員の方々に手交する。代表者が署名の入った山積みの段ボール箱を受け取り、握手、記念撮影をした)。

★②民進党幹事長代行、福山哲郎参院議員が話した・・・・国会審議は迷走を極め、SNSは調査する、調査しない、全く分からない。刑事局長が答弁に立ち、参考人を入れ、これで強行採決はありえない。審議をすれば、するほど、法案の矛盾が露呈する。二転三転して、・・・こんな状態で強行採決をやらせてはいけない。まだまだ、私も頑張って質疑を続ける。

 

★③共産党委員長、志位和夫衆院議員が話した・・・修正案(維新)を加えたというが、修正に値せず。18日に強行採決を企んでいる。可視化が大切であり、監視社会を許してはならない、これが問題の本質だ。法案はボロボロ、内心を処罰する、花見か(テロの)下見か・・・滑稽、荒唐無稽であることがはっきりした。テロ対策もウソであり、2000年のTOC条約批准も、今の国内法で充分対応できる。

 一般の人たちの監視について、大垣警察の風力発電勉強会・参加者への監視の先例があり。警察は監視内容を中部電力の子会社に提供している。共謀罪を与えたら、警察は、さらになにをやるか?

★④社民党、吉川元衆院議員が話した・・・・共謀罪が成立すると、私たち内心が侵されてしまう。国会審議は、ムチャクチャ、誰がやっても、ムチャクチャな内容だ。3月15日の法務委でストーカーについて質問、任意か?本人の同意がなく・・・ガイドラインを引用した答弁であった。そうなら、違法捜査が罷り通る。私も、地元大分で隠しカメラの被害を受けたが、共謀罪ができると、警察は何をやるか、わからない。市民の力と立憲野党とで、廃案に追い込もう。

 ★⑤沖縄の風、糸数慶子参院議員が話した・・・・なんとしても、共謀罪は衆院で廃案にと気を引き締め・・・答弁できない法務大臣、なんでも強行採決、私の怒りは収まらない。5月12日から三日間も沖縄では、本土復帰行事が行われる。平和憲法、平和三原則を願って、本土に復帰した筈だが、政府は次々と、なし崩し。5月15日が復帰45年にあたる。 山城博治さんを不当逮捕、長期拘留。憲法の21条、権力(政府)の横暴に抗議の声を挙げて行く。テロ対策なら、今の国内法で充分であるのに・・・・、

 筆者註、本土復帰45年、5月15日を前に、「基地のない平和な島を」目指す、40回目の行進が、5月12日から三日間行われる。5月14日には、辺野古のある大浦湾・海岸で、「県民大会」が開かれる。東京新聞は初日(12日)、800人が結集したと報道している。

 ◎シュプレヒコール、元気な菱山南帆子さんがコーラー

 「共謀罪は絶対廃案、「テロ対策とウソつくな、「言論封じの共謀罪は要らない、「監視社会は許さない、「共謀罪は憲法違反」、「共謀罪の新設反対」、「戦争法と一体の共謀罪は絶対反対、金田法相、直ちに辞任」、「答弁不能な法相辞任」、「森友疑惑徹底追及」、「教育勅語復活絶対反対」、「政府の隠蔽許さない」、「辺野古新基地建設反対」、「安倍首相の責任重大」、「安倍首相は辞任せよ」、「戦争好きな総理はいらない」、「今こそ守れ憲法9条」、「テロをなくすのは憲法9条」、「民意を無視する総理はいらない、・・・一連のコールに続き、連帯の挨拶があった。

 ★⑥藤沢から参加の男性が話した・・・・地元で、秘密保護法反対運動を、また沖縄のたたかいを支援している。

  私たち、神奈川12区、「不戦の誓い」グループは、運動を地域に根付かせることが大事だと活動している。創価学会、公明党は、なぜ共謀罪法案に賛成をするのか?創価学会の初代会長、牧口常三郎は、治安維持法違反で獄死したのに・・・。私たちは、「共謀罪をハガキで止めよう!」運動を現在展開中で公明党、山口那津男・代表、漆原良夫・中央幹事会会長あての葉書を11万5千枚用意した。賛同され、投函を!

 ★⑦宗教家・81歳という僧侶が話した・・昼も夜も命を守るたたかい、すべての命を守るお祈りが隅々の人たちに行きわたるようにと・・

 ウソも百回、本当に聞こえる、安倍のこの手にのる人がいる。私の子ども時代は、田んぼでイナゴを、山の松の木に切り傷を付け、松ヤニ、燃料になるからと・・・小学校の2~3年生、天皇陛下、お巡りさん、特高・・・・インドのガンジーは、非暴力の闘いを続け、最後のひとりになり、それでも成功した。粘り強く頑張る。

 ★⑧法律家・7団体の代表が話した・・・・安倍政権を葬り去るまで運動を続ける。みんなで、集まり街宣、チラシ配り、・・・今夕は、池袋、有楽町、北千住で街宣を行う。5月18日(木)18時半から、イイノホールで日弁連の集会を開く。

  日弁連は52の弁護士会から構成され、49弁護士会が共謀罪反対であったが、5月8日、11日残りの弁護士会も反対を表明、日弁連を挙げて、このままではダメ、反対、廃案を求めて行く。

 ★⑨目白から参加の女性、宮里さんが話した・・・オール目白で、勉強会をしている。安倍政権を追いこむためにも、

  都議選に立憲野党10名の候補を決め応援している。いまも大切、同時に五年後、十年後、このままだと本当に恐ろしい日本になる。想像力を働かせて、孫子の代にまで誇れる安心、安全な暮らしがほしい。

 ★⑩国会審議を傍聴したという男性が話した・・・・22人の傍聴席に40名、30分毎交代、二回に分けて傍聴した。与党、公明党の質問は簡単で、たった一問、金田法相は質問の趣旨が分かっていないようで、官僚が作った文章を読み上げた。大臣、副大臣の違う答弁に、捜査対象に一般人もなりうる?林局長長はケースバイケースとごまかした。

  維新は提案した法案修正が終わったと、採決の方向へ、16日(火)9時から11時55分、二回目の参考人を呼ぶ、17日(水)の強行採決を視野に、若くて体の大きい議員に声をかけているという。

  筆者註、神奈川新聞は、5月9日の社説に、首相・法相が説明できない治安法をつくっていいのか!「共謀罪」を廃案にして出直すべきだ、と書いている。その中のポイント・・・・自民党は閣議決定後、所属国会議員に『テロ等準備罪について』という資料を送った。地元支持者への説明などに使う資料だが、都合の良い解釈や詭弁が目につく。(中略)。

  法文が曖昧で、恣意的に解釈できるため、反原発や反基地など政府の意に沿わない活動をする一般市民や団体に矛が向わないとは言い切れない。ところが、資料は、「一般の方々には処罰の対象になることはありません」と断言する。(中略)。自民資料は、ちぐはぐな法律の立て付けには目をつぶり、必要性のみ強調する。

  与党議員は良心に立ちかえり、法案に潜む危険性、落とし穴に目を凝らしてほしい。強行採決に持ち込むような事態などあってはならない。廃案にして出直すべきである。

 ★実行委、高田健さんが、行動提起をした。

 今日の参加者は400名、連続行動に参加いただき心強い。来週半ば強行採決の構え、ヤマ場を迎え、世論で包囲し、大きな運動にしたい。このあと、13時半~16時、座り込み行動(ミニ集会を二回)、18時半~19時半、仕事を終って来る人も入って集会。同じパターンで、18日(木)まで連続行動を続ける。

 16日(火)日比谷野外音楽堂で集会とデモ、19日(金)18時半から、国会正門前で行動する。

  5月10日、戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委は、≪安倍首相の「2020年9条改憲施行」発言に抗議し、憲法の平和と立憲主義を守りぬくために全力で闘う≫声明を出した。市民連合も声明を出す。

  共謀罪法案に反対、改憲反対、長丁場になるが、みなさんいっしょにやりぬこう!

 ★一同、シュプレヒコールをして、共同行動は終わった。

 

 

 

 

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2017年5月16日 (火)

共謀罪法案18日に強行採決か!―④―

≪市民監視の実態≫

★⑩大垣警察市民監視事件、山本妙弁護士(岐阜ラボ法律事務所)・・・・2013年、大垣市・上石津町の風力発電計画の勉強会に出た参加者、少なくとも4人が、4回にわたり警察から監視され、その情報が中部電力の子会社・シーテック社に警察から提供されていた。2016年12月、岐阜地裁に国家賠償請求した。

 大垣市は人口16万人の自治体、そのうちの二人、船田伸子さん、近藤ゆり子さん(院内集会に出席)について、大垣警察との意見交換記録が、シーテック社作成の議事録になっており、山本妙弁護士が、議事録の主要な部分を集会で読み上げた。(証拠保全手続きにより入手)。

 2013年8月7日議事録、勉強会の主催者は、風力発電に拘らず、自然破壊反対や希少動物保護運動にも参画、岐阜コラボ法律事務所とも繋がり、地元の有力者からは、「あいつらはなんでも反対する共産党」と呼ばれ、(中略)・・・・・勉強会参加者の近藤ゆり子は、東大中退、頭もいいし、喋りも上手、厄介になると思われる。

 法律事務所との連携で、大々的な市民運動へと展開・・・・そうなると、御社の事業も進まないことになりかねない、大垣警察としても回避したい行為であり・・・・(以下略)・・・・、要するに、警察は大企業を応援し、市民運動を排除したい実態が浮き彫りだと山本弁護士がまとめた。

★⑪大垣警察市民監視、違憲訴訟、船田伸子さん・・・・警察はどのように目を付けるのか。私は、20年前、岐阜コラボ法律事務所に勤め、今は農業をしている。

 共謀罪の先取りが、市民運動の弾圧として、地元の自治会長、住職などに及んでいる。風力発電計画は止まって、勉強会も中座している。職務に忠実?犯罪者のごとく市民を扱う、共謀罪を前に、着々と監視を続けている。

 共産党の山下芳生参院議員の質問、公共の治安と安全に警察は一般人には?その答弁を聞いて、私は怒りと怖さでいっぱいであった。いま私は60歳、3・11以降、自分の生き方も変わった、浪江町にも行った。原発事故は一瞬にして人の命を奪う。一企業に、私のことを、盗聴、密告させる、人を疑う、信頼できない、誰だかわからない人の「目」が光っている。他人事ではない、監視に晒され、私たちは提訴に踏み切った。いまの憲法があるからこそ、憲法を活かす、憲法を守る。明日の自分を、国家権力の監視社会、監視国家に反対する。

★⑫イスラム教徒監視事件、福田健治弁護士・・・・警視庁外事三課長が中心となり、在日イスラム教徒のリストを作り、毎週金曜のモスクでのお祈りの参加者、実態把握をしている。私は弁護士として、今、国家賠償請求を支援中である。

 2010年10月から114件がインターネットで情報が流出した。都内の三カ所のモスク、参拝者の人定確認、尾行(勤務先に追い込み)、解明した警察官には表彰、昇格で処遇している。都内に住む12,600人のイスラム教徒、レンタカー会社からもリストを取り、第二世代(ホーム・グロウンと呼ばれる)イスラム教徒、子ども・コーラン教室に通う子ども、スクール・サポーターからの情報・・・・

 洞爺湖サミットの頃、好事例・反省・教訓をまとめたイスラム教徒調査情報がある。(スクリーンに表示)。情報源はレンタカー会社、ネットカフェー、入管、邦銀口座など、イラン大使館の勤務者の給与振り込み情報も含め、データーベース化されている。

 国際的に、テロ対策には有効でない。米国、ニューヨークで、国連のプロファイル手法や、スノーデンの「コレクト・イット・オール」は、米司法省も有益でない、不適切で非効率、むしろ有害だとの見解が出ている。2017年、警視庁出身の平澤勝栄議員は有効だと発言。林刑事局長は、行政警察活動の一環だと言う。

 裁判所は機能するか?「任意」捜査は、裁判所の事前チェックなしにやれる。昨年、13条に基づき却下された。青木理著、『国家と情報』に、オウム真理教のこと等をテーマに詳しく書いてあるが、共謀罪は警察にとって格好の正当化になることは確かである。

★⑬女性と人権全国ネットワーク・共同代表、佐藤かおりさん・・・・女性・子どもへのDVや性暴力被害者に、ホットラインで支援活動をしている。

 警察は被害届を受理しない、示談を勧められ、取り下げとなるケースが少なくない。性暴力(改正)法案は、3月末閣議決定寸前であったが、共謀罪法案を先にされ、後回しになった。やっと閣議決定にと、一人ひとりの辛い思い、ところが、政治手法でやるなら共謀罪を先行させればよいと・・・毎日、8千件の強姦、強制猥褻が起こり、被害者の生き辛さ、警察への届け出は、わずか4.3%に過ぎない。8千件の70%は、警察と相談していない、成人女性を対象に年間18万件は起こっている。性暴力は幼児から28歳までの年代が86%を占め、実態はもっと多い。三分間に一人が、強姦、強制猥褻に遭っている。命と人権を守る本当の政治をやって欲しい。

★実行委の若い男性、山本さんの発言・・・・

 今夕の法務委に、鈴木委員長解任決議が出され、審議再開は12日(金)からと思われる。廃案を求める統一署名は、インターネットを含め、2万5千筆になった。12日に第一次署名を提出する。5月末まで署名活動を予定している。この集会の話を周りの人に広め、署名も早めに集めて欲しい。以上。

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2017年5月15日 (月)

共謀罪法案18日強行採決か!―③―

≪報告≫「今も行われている市民監視」

★⑧共謀罪に反対する法律家団体連絡会、加藤健次弁護士・・・・今年2月、7団体で法律家団体を立ち上げた。日弁連は先月18日、共謀罪反対集会を開いた。

 法案は国会審議に入る前からボロボロだ。国会論戦は一回り、二回り、日本政府は、国民のみんなが知る前にやってしまおうという魂胆が見え見え。この機会に、「共謀罪法案~政府・自民党説明~10の疑問とウソ」(5月9日)というチラシを作成した。「一般人は対象とならない」「内心を処罰するものではない」「日本が監視社会になることはない」・・・・・・関係ない、関係ないと政府は否定する。

 堀越ビラ撒き事件に私は10年闘争している。警察官は、ともかく真面目で、なんでも疑ってかかる。使える法律はすべて使う。そういう訓練を徹底して受けている人たちだ。巧名心ではなく、組織がそうさせているのだ。大分別府県警による無断立ち入り・盗撮事件、カメラの取り付けは間違いであったとなったが、「任意捜査」とは、尾行、盗撮、聞き込みを行い、人と人との繋がりを潰してしまう、最も怖いことである。

 国会審議で、共謀罪の乱用はけしてないと何度も言う。一般人は「対象か対象外か」金田法相、副大臣も見解がぶれている。安倍首相だけはぶれない。自分で決める、絶対的権力者であるとの思い上がりがあるからだ。憲法を無視する安倍首相の体質が、そのまま出ている。「政府のウソ」に、騙されてはならない。

★⑨反原発運動への公安警察の潜入事件、海渡雄一弁護士・・・・私は大学時代から40年間、原発反対運動に取り組んでいる。司法試験を通り司法研修生になる直前まで、警察が監視する中、100人規模のデモに参加、一時は捕まるのではないかと、そこへスリーマイル島原発事故が起こった。伊方原発の反対運動では、愛媛の農民の方が通産省に押しかけ、そのうち、一人が飛び出して役所のガラスが割れて大騒ぎ・・・・1980年代、チェルノブイリ原発事故、原発反対デモは集まっても500人規模だった。いま、全国で2万人にもなる。「反原発」運動に嫌がらせ、棹さす人もいる。

 原水禁の井上年弘・次長が書いているが、1995年、南青山のオウム真理教関係の施設近辺の路上で出会った「福沢央介」という人物は「反原発運動の実行委員会」に参加していたが、実は「公安警察」だった。チェルノブイリ原発事故以降、運動の高揚のなかで、公安警察やナゾの人物が動いていたことは確かだ。私たちの力量では、その実態に迫ることはできないが、福島原発事故以降、盛り上がった動きのなかで、同じようなことが起こっている可能性はある。

 うちもあった、朝鮮高校の授業無償化問題の実例がそうだった。最近はインターネットやメディアの発達で集会や参加者の顔写真がドンドン映し出され氾濫している。現場に行かなくても画像が手に入る。公安や嫌がらせをしようとする者たちはだいぶ楽になったかも・・・。運動の側も十分警戒することは重要だが、運動の性格から、限度もあるし、人権条の問題もあり、今後もオープンに、おおらかにやっていくしかない。

 5月5日の朝日新聞、米国NE大学、パッサス教授の発言は重要だ。「国際組織犯罪防止条約はテロ目的ではない」と明言。日本政府は、知っていて知らぬふりか。前の杉浦法務相は、「共謀罪法、よくぞこんな変な法案を・・・・」と述べている。在任中、一件の死刑執行もしなかった。良識ある人がいる。議員は、安倍首相の恐怖政治にモノ言えない空気なのか?共謀罪審議は、今週、来週がヤマ場となる。頑張ろう。

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2017年5月14日 (日)

共謀罪法案18日に強行採決か!―②―

 

★③日本共産党、藤野保史衆院議員・・・・この集会には、清水忠史衆院議員、本村伸子衆院議員、堀内照文衆院議員、畑野君枝衆院議員、穀田恵二衆院議員、仁比聡平参院議員、山添拓参院議員らも参加している。全員が立礼した。(拍手)

安倍首相は、5月3日憲法の日に2020年を改憲目標と口火を切り、首相のこうした国会発言は前代未聞のこと。共謀罪法案は必ず廃案に追い込もう。法務委員会は短い時間だが、4月25日、高山京都大学教授ら三名の参考人質問、一般人も対象に含まれるとの発言に金田法相は適用しないと言い続ける。国民常識から大きくかけ離れ、一般人とは犯罪組織集団と関係ない人などと、説明になっていない。最も危険なことは、何を考え、何を話しているか、内心を侵害し、準備行為である。下見を、ビールと弁当持ちは桜見、地図と双眼鏡持ちは・・・、荒唐無稽なこと、ウソと偽り、日本政府の説明を繰り返す。大垣警察の市民監視で被害に遭った方が、この集会に参加しておられる。反対運動でない勉強会までが監視され、市民が委縮する社会を作ることになる。野党と市民の共闘で廃案にしよう!

★前述の政治家の挨拶とは別に、集会に駆け付けた、④沖縄の風、糸数慶子参院議員が挨拶した。・・・・伊波洋一議員も、この集会に出席している。

立法化をなんとしても、衆議院の段階で廃案にしたい。島ぐるみでたたかう沖縄に、安倍首相は沖縄の声をまったく聞き入れない。山城博治さんは不当逮捕され、国会をはじめ、あらゆる場面で不当性を訴えている。弁護士と一緒で、活動に制限はあるが・・・(註、辺野古、高江地域に行けない等)。翁長知事の足元をすくう司法の面々、しっかりしてくれ!三権分立がきちんと機能していない。民主主義、立憲主義、憲法の三原則、そのすべてがなし崩し。今日の国会でも、金田法相の答弁は、まったくデタラメで、聞くに堪えなかった。

≪表現・人権団体・NGOからの発言≫

★⑤日本ペンクラブ副委員長、篠田博之(言論表現委員会)・・・・

10年前にも、反対声明を出した。先月7日、日本ペンクラブ大集会で浅田次郎会長は共謀罪反対を明確に打ち出した。日弁連、弁護士、学者・・・みなさんが立ち上がり、文学者、表現に携わる者がなぜ、今まで・・・。漫画家のちばてつやさんの発言、メディアの役割が大事、影響は大きい。日本ペンクラブも、今、粛々と進む国会審議を見ていると、そら恐ろしく恐怖である。

★⑥自由人権協会、芹沢斉(青山学院大学名誉教授)*註、「オウム真理教」に破防法・団体解散適用の議論で、破防法の違憲性を述べた弁護士)・・・・

基本的人権を擁護する私たちの協会は、共謀罪法は確実に人権侵害であり、当たり前のことである。その一つは本質にある。立案以来、デタラメと口先だけの言い逃れ、傲慢、不遜、金田法相、森山副大臣、なぜ居座り続けるのか?政府の反対する者を取り締まるという動機が一致している。表向きは言わないが、犯罪者予備軍を作り出す。小細工部分が、次々と露呈している。国民、市民社会を分断する、一方で国に合わせる人を広く作り出す。「立法事実」、必要か不要か、正否はいずれか、手段と関連性は、テロ対策と、本当に有効か・・・、大きな欠けが一つ、違憲立法だということ。

二つ目は、内容が近代刑法の原則に反することだ。既存の刑事法は、準備段階からのことは何も規定していない。あくまで実行(済み)行為であって、事前に国民に知らしめる。立法すると、日本は監視社会になってしまう。すべての国民、市民を監視することは不可能。そこで狙い撃ち、あぶり出し、リストアップ、怪しいと・・・・他の市民も、捜査に名を借り、監視対象になる。内心の監視、プライバシーの侵害。自民党の石破議員は、数年前、「デモはテロだ」と言い放った。彼ら(権力側)が考えれば、なんでもテロになる。人権侵害は確実で言うまでもない。

★⑦アムネスティ・インターナショナル日本、山口薫さん・・・・あなたも狙われている、「デモはテロだ」と言った石破議員。国際NGOである私たちは、デモ中にいつも狙われていると思っている。アムネスティは、1961年に英国で誕生、表現の自由を求め、調査活動や政策提言を行って来ている。トランプ米大統領、ドゥエルテ比大統領、確かにちょっと怖い、こうした人に対峙し勇気ある人、人権活動家を支援している。

人権活動家?犯罪者か?口うるさい人、怖い人・・・いろいろだが、内乱や扇動家ではない。ミャンマーのアウンサン女史をサポートした。政権によって、扱いが変わってくる。日本政府はテロ対策と、聞こえが良い、東京五輪があるからと日本政府・・・・誰がテロか、テロ行為とはあらためてなにか、しかし、納得できる説明がない。

2017年から、沖縄・山城さんをサポート、支援メール、電話などで・・・・これらの支援活動が、これから共謀罪に引っかかることになる。支援者のプライバシーを侵害する。命と人間の尊厳を守る。活動の場を守る。

アルジェリア人に訊くと、アムネスティの会員登録をためらうと。タイやマレーシアでは、FBに反政府と、書くだけで問題に・・・・プライベートを、共謀準備行為と。

議員の皆さんに期待は大きい、熱気を是非引き続き失わないで!

地域で活動している人に、嫌疑がかかり、内禎が入り、一般人ではないと、金田法相と森山副大臣、あの維新の会の人たちは、「警察にもっと武器を持たせよ」と、とんでもないことを言う。国会の傍聴は15席だけだが、傍聴に行く、TV放送を見るなど・・・・。頑張りましょう。

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2017年5月13日 (土)

共謀罪法案18日に衆議院で強行採決か!―①―

 新聞によると、政府与党は18日に共謀罪法案を衆議院で可決するつもりだという。安保法制のときは、19日に強行採決されたが、今度は18日に強行採決するつもりなのだろう。国会に圧倒的多数の議席を持つのでやりたい放題である。審議を尽くさないで日数と安倍首相のG7出席都合だけで採決するというのだ。

 友人から5月9日の共謀罪廃止の院内集会をまとめたものが送られて来たので下に載せる。竹山さんという方の労作である。

  ★5月9日(火)13時半から、衆議院第二議員会館で院内集会が開かれた。共謀罪NO!実行委員会と、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会との共催。新聞労連、解釈で憲法9条壊すな!改憲反対市民連絡会、日本マスコミ文化情報労組会議の協賛。

★GWが開け衆参両院で共謀罪法案の国会審議が始まった。しかし、金田法相は質問に答えられぬ場面が続出、拙い答弁に審議は噛みあわず、速記をとめ、時間を止め、審議時間ばかりがカウントされ大紛糾。強行立法に躍起の安倍政権。国会の会期は一カ月余り、ここ二週間が大きなヤマ場とされる。

★共謀罪の立法は、市民生活のあらゆる分野を捜査・監視・取り締まり可能なものにする。国民の思想表現の自由を奪う。今も行われている監視社会が格段と高まることへの危機意識が、急に市民、野党の間で高まり、この日の12時からの議員会館前抗議集会(主催者発表550名参加)、引き続いて行われた院内集会は満員になった。

★司会の中森さんが、「国会審議はまだ先へ進まずストップの状態、法案廃止を求める市民と議員の声を政府に届けよう。(首相、法相などに言及し)中略、こんな人たちが政治をやらせるわけにはいかない。衆議院の段階で法案をとめよう」とキックオフした。

★集会は≪政治家の挨拶≫≪表現・人権団体・NGO発言≫≪今も行われている監視社会の報告≫≪大垣警察市民監視、イスラム教徒監視等の実態、他≫13名の発言・プレゼンテーションがあった。その要旨をここにまとめた。

≪政治家の挨拶≫

★①民進党、横路孝弘衆院議員・・・・相原久美子参院議員、鈴木克昌衆院議員(秘書)らも、集会に参加、近藤昭一衆院議員も集会の後半に顔を出した。

 12日(金)の7時間審議が、大きなヤマ場で、力を合わせたたかおう。憲法施行70年、改憲を必要としなかった。しかし、その前、大日本帝国憲法のもとで、日本は台湾に出兵、15回も日本軍を海外派兵、4回の戦争を行い、WWⅡで日本は310万人の、アジアでは2千万人の犠牲者を出した。

 これだけのことをやるに至った、一つは教育にある。天皇・国のために死ぬことができる人間作り。教育勅語は、その解説文(離婚を認めず、長男だけが相続など)の方が大事な内容があり、安倍首相は「教育勅語を教材の一部に使うことを否定しない」と問題発言をしている。(註、3月31日の閣議で統一見解)

 二つ目は、戦争に反対する、反対に出てくる人を弾圧する。1925年の治安維持法(1926年から施行)。当初は無政府主義者・共産党を取り締まる、それを改正し対象を拡大、京大生30数名が逮捕者第一号となった。私の母の兄は慶應大生、1934年、逮捕され品川警察で亡くなった。1930年代後半から、弾圧はさらに強化され、1941年には国体変革準備行為をした者も捜査対象になった。対象範囲は、教育、文化、宗教に拡がり、三浦愛子、『巡航』に、釧路の炭鉱労働者のことが、また、「菊の花が萎んだ」と詠んだ俳句は不敬罪だとされた。

 三つ目は、情報非公開、隠蔽である。ミッドウエー海戦は大敗北を来たしたが、翌日大勝利と大本営発表。元外務省・石井アジア局長の回想記には、南京虐殺事件の事実を隠し、真っ黒塗り、森友問題について財務省資料の国会開示と酷似している。

 安倍首相のやっていることは、NSCを作り、特定機密保護法、戦争法を作り、次は共謀罪法と、密告・盗聴の監視社会、監視国家作りに他ならない。

歴史を見つめ、長い闘いである。首相は、憲法を守ると憲法の規定されている。憲法を守らない、酷い男で、許せない。世論を拡げよう!

★②社民党副党首、福島瑞穂参院議員・・・・いまも監視社会、もし、共謀罪法ができると、監視は100万倍にもなる。5月5日の朝日新聞に、米国のパッサス教授*の言説が報道されている。「テロ対策は条約(国際組織犯罪防止条約)の目的ではない」(*国連の「立法ガイド」の執筆者。「共謀罪」政府説明と矛盾)。

 テロ、テロ等とウソつくな!質問趣意書を出したが、どこが犯罪か、組織犯罪集団・・・金田大臣、森山副大臣答弁が違う、一般人を対象とする、しない、犯罪の嫌疑があるだけ・・・・軽口を叩く、トートロジーである。国会内でもたたかう、テロ対策はウソで現代の治安維持法。先日、ドイツの社民党の議員が来て、国会前の人の集まりは何か?私に訊くので共謀罪に反対する人たちだと答えた。1968年、米国の民主党大会では、シカゴ・セブンと呼ばれたブラック・パンサー等が捕まり、法律による取り締まりだと、しかし、無罪となった。戦争を止める共謀があるのなら、大いに共謀しよう。共謀罪と安倍政権を一日も早く葬り去ろう!沖縄・山城博治さん、彼の座り込み抗議、ブロック積みだけで・・・一般の人や、市民運動をする人を・・・許さない、許せない。

 

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2017年5月12日 (金)

ゴールデンウイーク後半は東京へ―④―

 亀戸天神の藤を見たあと、駅に戻るまでに喫茶店を探しながら歩いたが一軒もなかった。名古屋ならいくつかあるのにと思った。駅前に来てやっと1軒あった。そこに入ったら満席であった。待っていたら親切な人が空けてくれた。大きい店なのにトイレは男女兼用が一つだけであった。

  コーヒーを飲んで一休みして、亀戸駅から総武・中央線で新宿まで行き、京王線で府中まで行った。府中では「くらやみ祭り」というのをやっていた。この祭りは4月30日に始まり、5月6日まで6日間もl続くという長い祭りで、5日がピークで夕方6時から大太鼓や神輿が練るのだそうだ。

  府中に仕事場がある娘が駅まで来てくれて案内してくれた。駅を出ると欅の大木の並木がある欅通りに行った。大変な人出で警備の車も止まっていた。

  欅通りの入り口に陣取った。ちょうどそこから左に曲がって行くのだそうでよかった。ネットテレビの中継カメラが出ていた。大太鼓の屋台は8基あり、神輿も8基あるのだ。それが時間を置いて神社から繰り出して来るのである。スピーカーが逐一様子を伝えていたので分かりやすかった。

  しばらくすると音が聞こえはじめ、最初の大太鼓の山車が来た。太鼓の上に4人の人が乗り撥で叩いていた。説明によると、一番大きい太鼓は世界一だということであった。人はどんどん増え、通りの芝生の上にものりはじめた。芝生の上は禁止になっているのだ。

  大きな太鼓の練りのあと、今度は神輿がやって来た。キンキラに飾った神輿を男たちが担いで練っていた。芝生の上で「どけ」「どかぬ」とケンカが始まった。注意された男は「警察でもどこでも行ったるわ」と言いながら芝生を降りて行った。

  7時ごろまで見ていたが、婿が場所を譲ろうと言ったので引き上げることにした。人はまだまだ増えていた。珍しい「くらやみ祭り」を見ることができた。

 途中金ぴかの獅子頭を2つ飾ってあるところがあった。そこにいる人に尋ねたが反応が怪しかった。傍に1升瓶をおいて2人で酒を飲みながら番をしていたのだ。もう2日も飲んでいるのでボウッとしていて分からんと話した。

 新宿に出て京王百貨店地下で夕食を買って帰った。くらやみ祭りについては、下記のアドレスをクリック。

  https://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/5-kurayami.php

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                      金色の獅子頭






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2017年5月11日 (木)

ゴールデンウイーク後半は東京へ―③―

 2日目は、最初に有栖川宮記念公園に行った。東京メトロ日比谷線で広尾まで行った。地上に出るとすぐ近くに公園の入り口があった。

  公園に入ると池があってよい眺めであった。池の周りの道を歩いて散策するのだ。子どもの日なのに訪れる人は多くなく静かであった。池で鮒かなにかを釣っている人がいた。きっとリリースするのだろう。

  五月晴れの穏やかな日で木々の若芽が薄緑に輝いていた。谷川のような小川があり都会の真ん中とは思えなかった。自然に溢れていた。歩いていて妻が赤い小さな実を見つけた。ヘビイチゴだった。子どもも頃ヘビイチゴはいくらでもあったが取って食べることはなかった。食べられないと言われていたからだった。

 よく見るとその辺りにヘビイチゴがところどころに見られた。妻が取って食べたので私も試しに食べてみた。すこし甘みが感じられた。この年になって初めての体験であった。

 この公園は麻布にあり近くには各国大使館が並ぶ一等地である。そんなところにこういう公園があって自由に利用できるのだ。

 公園を出ると大使館のある通りを歩いて行った。ところどころに警官が立って警備をしていた。だれか要人でも来るのかと思うくらいの厳重さであった。韓国大使館があった。大変大きなビルであった。やはり厳重に警備されていた。

 六本木の方に歩いて行ってレストランが通りの両側にあったので、一角の中国食堂に入った。テーブルが2つ。カウンターが4人という小さなものであった。奥さんは韓国人のようであった。春雨を鶏肉などと煮たランチを食べた。味は悪くなかった。

 「こんな土地の高いところだとテナント料が高いでしょう」と尋ねたら、「母の遺産です」と言った。超高級地域に小さな食堂というアンバランスであった。

 次は芝増上寺が近くにあるのでそこに行くことにした。麻布十番駅から大江戸線の大門駅まで行った。外にでると大門があった。

 大門を通って行くと大通りの真ん前に増上寺があり、東京タワーの上部が見えていた。増上寺はタワーの足元にあるのだ。

 中に入ると祭壇の前にグッズをたくさん並べて売っていた。商魂たくましいと思った。増上寺は徳川将軍家の菩提寺で浄土宗の寺である。裏手に徳川家墓地があったが500円要るので見なかった。

 次に「亀戸天神」の藤を見に行くことになった。大門駅から地下鉄に乗った。駅で亀戸天神はどう行くのか尋ねたら、「真っすぐ行って大きい通りを左折」と言った。ネットでは4分としてあったが、遠い感じであった。

 通りに洋品店が売り出しをしていたので、妻はそこで足を止めた。私も見ていたら気に入った色のシャツがあり4割引きぐらいになっていたので買うことにした。このシャツを帰ってから着て見せたら、なんと女物だった。ボタンが右前なのに気付かなかったのだ。でも、気にしなければよいので着ることにした。

 通りには藤を見に行く人、帰ってくる人で賑わっていた。大通りに出て左折して歩いたがどこに天神があるか分からなかった。見ると反対の通りに鳥居があったので、戻ってそちらに行った。でも違う鳥居であった。

 また店の人に聞いたら、信号3つ目の鳥居だと言った。かなり向うであった。やっとそこまで行くと「亀戸天神」と看板が出ていた。

 亀戸天神は太鼓橋を上ると周りに池があって藤を見下ろすことが出来たが、その辺りの藤はもう終わっていた。がっかりしたが、歩いて行くとまだ咲いているのがあった。もう一つの太鼓橋を渡ると目の前に神社があった。

 亀戸天神は藤で有名だそうで、4月20頃から5月7日までが藤まつりであった。行ったのは5日だったのでほぼ終わりかけでいたのだ。何とか咲いている藤を見られてよかった。

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                    有栖川宮記念公園

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                        へびいちご
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                       ヘビイチゴの花

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                      亀戸天神の藤

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                      亀戸天神本殿
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                    東京タワーと増上寺


 

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2017年5月10日 (水)

ゴールデンウイーク後半東京へ―②―

 私たちは朝食を食べずに家をでて、これまでに食事をする暇がなかったので、末広亭で簡単な弁当を買った。助六などは売り切れで1種類しか残っていなかった。他の人たちも弁当を食べるのだと思った。

 

 最初の桂竹千代だったと思うが「お客さんは私の落語などそっちのけで食べるのに夢中な方がいらっしゃいます」と言って笑いをとっていた。客が多くて、開場から開演まで時間が短かったので、私たちも含めて弁当を食べながら聞いていたのだ。寄席で落語を聞きながら食べるのも楽しみの一つなのだろう。

 

 5月上席は落語芸術協会が中心で構成されていた。お中入までが12人、それ以後が6人で、終演は16時半であった。この日の大物は桂米丸であった。中入前のトリであった。クリーム色の着物を着て、頭は真っ白で、話し方は往年とは違ってゆっくりと声も小さかった。年はなんと92歳で、なお高座を務めているのだと知って驚いた。噺は見聞きしたことを題材に笑いを取っていたが、持ち時間より長かったそうで、中入り後の桂枝太郎が「米丸師匠が22分もしゃべったので私の持ち時間が短くなった」と言ってぼやいていた。実際噺の大半を端折って8分ほどで終わってしまった。

 

 それで分かったのだが、末広亭では1人15分の持ち時間で割り当てられているということであった。プログラムのところどころに予定時刻が書いてあり、その通りに進んでいた。

 

 この日珍しかったのは、太神楽の味千代という若い女性で、最初に茶碗を5個載せていき、それを顎に載せてバランスをとり、棒の間に毬を挟んで高くして行った。毬を2個はさんだり、身体を揺らしたりしても茶椀は落ちなかった。見事な伝統芸であった。

 

 他にも珍しかったのは、テレビの「お笑い演芸館」で見た、客の要望に応えて発泡スチロールを切って絵を切りぬく、伝統の紙切り芸のようなものをハッポウ君という芸人が演じた。見事であった。私も手を上げたが当たらなかった。

 

 「お笑い演芸館」によく出る東京太、ゆめ子の夫婦漫才もよかった。この漫才師は若い時に見たことがあり、テレビでもよく出ていた。久しぶりにライブで観たがニュースをネタに上手に笑いをとっていた。関西には夫婦漫才の雄の大助・花子がいるが、東京の京太・ゆめ子の方は品があってよい。

 末広亭は落語の定席だが、色物で他にもウクレレ漫談の「ぴろき」が出ていた。声が小さいので聞き取りづらいのが欠点だ。コントのチャイーリーカンパニーや奇術の北見伸が出ていた。

 講談の神田紅が出たのは意外であった。15分しかないので張り扇の使い方の説明とほんのサワリを語っただけであった。

 落語では好楽一門の好楽が出ていた。東京には落語家が550人もいるそうで昨年聞いた数よりはるかに多いので驚いた。今年も大学を出た落語家を目指す若者が加わったそうだ。落語芸術協会は新作が多いのだが、古典を語る若手も登場した。オオトリは桂竹丸が務めた。

 ゴールデンウイークなので客はどんどんと入り、周りにぎっしり立って見ていた。外に出ると17時からの夜の部の客も外に並んでいた。寄席は事実上入れ替えなしなので昼席のあと時間が許せば夜席も見ることが可能だ。一度通しで見て見たいと思った。料金は大人3000円だが敬老料金は2700円であった。末広亭は当日券のみなので並らばなければならないのだ。

 末広亭で16時半まで寄席を楽しんで妻も喜んでいた。

 

 

 

 

 

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2017年5月 9日 (火)

ゴールデンウイーク後半は東京へ―①―

 連休後半は娘と婿が来るようにと言ってくれたので東京へ出かけた。折角の休みをつぶさせて申し訳ない気もしたが有難く受けた。

 東京ヘは毎年行っているので、有名な観光地はほとんど行っている。だからどこに行くかいろいろと迷った。5月3日のネットニュースで、3日、4日は国会議事堂が無料で見学できるとかいてあったので、国会議事堂の中を見て見たいと思ったが、妻が見たいと思わないと言ったのでやめにした。

 それで第1日目は寄席に行くことにした。浅草演芸場に行きたいと思ってネットでいろいろと調べたら、ゴールデンウイークは朝10時半から開演としてあり、とても行けそうになかった。落語の定席は4つあるが、池袋演芸場は規模が小さいので入れないかもしれないし、上野鈴本は高いのでやめ、国立演芸場も見て見たかったが遠いのでやめた。それで新宿末広亭にした。そこは12時開演であった。開場が11時半なので家を8時に出た。

 8時40分ののぞみに乗車できた。名古屋駅の新幹線プラットホームは両側が乗り口になるので混んでいたら待てばよいのだ。大変便利だしのぞみは次々にやってくる。意外にも自由席の2号車はガラガラであった。それで富士山が見られる左側の席に座ることができた。

 名古屋を出るときは空が曇っていた。富士山を見ることが出来るか心配したが、曇ってはいたが運よく見ることができた。先回富士を見てから20年以上見られなかったので嬉しかった。本当は晴れているともっと良かったのだが。

 のぞみは東京まで約100分である。新宿へ行くには品川で降りて山手線に乗り換えるとよいと乗り換え案内で出ていた。品川には10時に着いた。品川駅で簡単に乗り換えられると思っていたが山手線まではかなり歩かなければならなかった。驚いたのは駅の構内の広さと造りであった。ショッピングモルがあちこちにありちょっとした街のようであったことだ。時間があれば見学したかったが先を急いだ。

 婿がラインで逐一教えてくれるので、新宿に着くと東出口だと分かったが、新宿駅は四方八方につながっているので、ルートの数字を見ながら行っても分からなかった。案内の数字が突然なくなってしまうのだ。伊勢丹の広告を頼りに行くとよいと言ったがそれが見つからない。

 外に出ると分かりやすいと思って外に出た。近くのコンビニで聞いたら若い店員が「末広亭?」と言ったが、別の人が「そこを曲がってまっすぐ行ってまた聞いて下さい」と言った。若い人たちは末広亭を知らないのだと思った。

 しばらく行くと「伊勢丹」が見えてきた。たしか伊勢丹の前あたりだと思っていたがそれらしいものはなかった。また近くの店で聞いたら、伊勢丹の反対側だと言った。そちらへ行くと昨年見た伊勢丹があった。昨年はメトロの出口から出で目の前の伊勢丹を見たのであった。

 やっと新宿亭への道が分かった。新宿亭に着いたら11時10分であったが、待つ人たちの長い列があった。開場の11時半になっても列は進まず、入れたのは11時45分ごろであった。

 中に入ると椅子席は全部埋まっていた。桟敷は空いていたが妻も私も畳に坐れないので困っていたら、女の案内人が最前列隅の補助席に案内してくれた。補助席は左右に4つずつしかなかった。 

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2017年5月 8日 (月)

バナナを皮を剥かずに輪切りにするのはマジックですよ

 電車の中でYahooニュースを見ていたら、「まるでマジックのよう、バナナの皮をむかずに輪切りにする方法」という記事を見つけた。「ああ、あのマジックだな」とピンときた。読んでみると思った通りであった。

 以下、そのままをコピペする。

 料理には簡単な食べ方という食事の際の一工夫が存在する。誰もしらない簡単自己流の食べ方をご存知の方もいるのでは? そんなとき、「教えて!goo」で「バナナの皮をむかないでそのまま食べる人、いますか?」という質問を発見。どんな回答が登場しているのか気になったので、早速のぞいてみることに。

 ■バナナは切りにくい!!
 質問者のeurekamazeltovさんは、バナナを皮ごと食べてみたが逆に美味しく感じた、自分のように皮をむかずにそのまま食べる人はいないか、と投げかけている。それに対して、「キウイの皮は食べたことありますが、バナナはありません。ちなみに、キウイは皮ごとでも食べられましたがむいた方がおいしいです(-_-;)」(lelouch01さん)や、「少なくとも私は食べません。農薬を食べているようなものなので」(KGSさん)などの回答が寄せられた。

 さすがにバナナを皮ごと食べる人は、そこまでいないようだ。だが、さらにネットで調べてみると、バナナの皮をむかずに、中身を輪切りにするというまるでマジックのような方法があることが判明! 包丁を使わずに、いったいどのようにカットするというのだろうか。早速、挑戦してみた。

 私は、リンゴと柿はハイモアできれいに洗って皮ごと食べるが、バナナやキウイは食べたことがない。バナナもおいしいのならハイモアで洗って一度挑戦してみようと思う。

 ■針でさす?まるでマジック!

 用意するものは、バナナと裁縫用の針。やり方は、バナナの筋に対して一直線に針をさし、次に、バナナを横切るように左右に針を動かす。この工程を2cm間隔で繰り返すと、なんとキレイに輪切りになっているのだ。
驚きの結果は動画でチェック!
 

https://newspass.jp/a/bxmju

バナナの皮を剥かずに輪切りにする方法は、戦後すぐのマジックの本で見たことがあり、ためしてみたらうまくできた。これもマジックの一つなのだ。

 

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2017年5月 7日 (日)

憲法を考える「70年変わらない意味」を読んで―②―

 慶応義塾大学の駒村圭吾教授は、次のように語っている。

  日本国憲法の字数が少ないことについて、「そのことが『憲法』の規範としての密度の低さに直結するものではない」という。憲法は本来、理念や原理を定めるものだからだ。

  憲法に書かれている理念を制度化して、統治の仕組みを組み立てていくための制定法、つまり法律や条約などが必要だ。

  もう一つ必要なのが、理念の意味を明らかにする解釈法、すなわち最高裁判例や政府解釈だ。憲法典の下、制定法、解釈法が一体となって「憲法」が出来上がっているのだという。

 日本の場合、最高裁は、具体的な訴訟を起こされないと憲法解釈を示せないという。だから必然的に、政府が行う解釈が重要な位置を占めることになるのだ。あの忌まわしい集団的自衛権行使容認の閣議決定が改憲に匹敵するのはそのためだというのだ

 70年間、日本の憲法典は変わっていないが、「憲法」は細かいところで変動しているという。憲法9条は、PKO参加、集団的自衛権行使容認など、外装は変わったが、「必要最小限度の実力しかもたない」「戦力と自衛力を区別する」という最も革新的な部分は一貫して変わっていないという。

 本当にそうだろうか?南スーダンでも駆けつけ警護や米補給艦への「いづも」の防護などは戦争に引き込まれる危険性がなしとは言えない。

 最近では、内閣法制局など、解釈を担う機関が脆弱になっている。そうなると、解釈法が骨抜きになり、意味のない文言の変更でも、それこそ忖度を通じて、政権にとって都合のいい解釈が垂れ流されることになりかねないという。

 内閣法制局長官を任命するのは首相だから、安保法制のときでも政府に都合の良い解釈を示したではないか。垂れ流しもいいところである。

 憲法は「押しつけで正統性がない」と言われるが、日本国憲法の正統性とは、70年間生き延びてきた、そのことこの重みに求めるべきだと述べている。

 我々多くの国民が人権や平和に配慮した憲法をよしとして受け入れ、守ってきたという70年の年月をしっかりと振り返るべきであろう。

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2017年5月 6日 (土)

憲法を考える「70年変わらない意味」を読んで―①―

 5月2日の朝日新聞「憲法を考える 『70年変わらない意味』」は勉強になった。東京大学準教授のケネス・盛・マッケルウェインさんの話は面白かった。

 米シカゴ大学を中心にした「比較憲法プロジェクト」というデータがありそれを使って研究をいているという。米国憲法が施行された1798年以降に存在した約900の成文憲法を英訳し、データ化したものだという。

 まず、日本の憲法は、国際的に比較して全体の文章が短いという特徴があるという。英訳の単語数は4998語だ。最も長いインドは14万6千語もあるという。長さでいうと日本は下から6番目だそうだ。

 もう一つの特徴は世界で「最長寿」だということだ。制定後70年間一度も改正されていないのだ。

 日本の憲法が短いのは、基本的な理念が書いてあって、統治にかんすることは「法律で定める」としている場合が多いからだそうだ。ノルウエ―の憲法は選挙区まで憲法で定めているという。憲法に法律で定められるようなことまで入れてしまうとどうしても改正をする機会が多くなるのは目に見えている。

 日本国憲法は「人権」については、制定当時の国際水準からみて、多くの記述がなされていて、先進的であったという。だから憲法を改正するという必要性もなかったというのだ。

 つまり、「人権」に手厚く、「統治」は法律に任せていることが、改正する必要がなかった大きな理由だという。

 憲法9条をめぐって国論を2分して来たことも改正がされなかったことにつながっているという。

 改正されなかったのは、改正には衆参両院の2/3以上の発議が必要というのハードルが高いからで、自民党は1/2にせよと言っているが、日本と同じ2/3ルールの国は78%もあり、3/4が11%、3/5が3%で、1/2はたった6%だという。それでも多くの国で憲法が改正されていると指摘している。自民党に騙されてはいけないと思った。

 国の最高法規である憲法が長期にわたって改正されていないということは、その国の政治や経済が安定していることを示し、必ずしもマイナスとは言えないと述べている。

 安倍首相は憲法制定70周年になり、国会で2/3以上を持つ今こそ機は熟したと檄を飛ばした。何とかして悲願の憲法改正しようと目論んでいる。3日のNHK世論調査では憲法改正賛成が反対を大きく上回っていた。でも、この数字は操作されていると感じた。トランプ式に言えば「ウソだ」ということだ。

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2017年5月 5日 (金)

障子の張り替え

 障子が破れて放っておいたらひどくなったのでとうとう張り替えることにした。障子紙はずっと前から買ってあった。糊はホームセンターに行って買って来た。

 障子紙には張替のやり方が書いてあったがなんとなく不安であった。それで元建具屋のKさんに相談をした。私は襖とか障子の張り替えは表具屋がやるものだと思っていた。ところが建具屋も張り替えをやると言った。そして障子の張り替えをやってもよいと言ってくれた。

 念のために障子の張り替えはいくらくらいかかるか調べてみた。クリーニングの白洋舎とか葬儀屋の平安閣などでも張り替えの斡旋をしていることが分かった。畳屋の折り込み広告にも障子張り替えが書いてあった。

 障子1本1500円ぐらいからやるところもあると分かったが、普通は1本3000円以上のようであった。中には上質の紙を使うと6000円というのもあった。紙の質によっても違うことを知った。

 私は子どもの頃障子の張り替えを手伝った。昔は大掃除があってそのときに母が障子の張り替えをしたので手伝ったのだ。昔の障子紙は習字用紙のような幅の巻紙であった。和紙で地が厚かった。

 障子の紙を洗うのが大変であった。しっかりと取らねばならなかった。雑巾で桟をごしごしこすったものであった。田舎では小川に持っていって洗うところもあった。

 今の障子紙は障子より幅が広く長さも4枚分あって巻いてある。妻は「家にある障子紙は幅が広いから狭いのを買わないと駄目よ」と言っていた。でもカッターで切ると書いてあった。

 結局Kさんに頼むことにした。障子の桟をきれいにしてあればよいと言った。障子紙をはがすのは濡れぞうきんで濡らして5分ほど放置してはがせばきれいにはがれると分かった。

 Kさんがやってきた。刷毛も糊をとく器も紙を切る道具も持ってきた。ところがいざやり始めてみると糊は刷毛など不要で絞り出して桟に塗るだけであった。Kさんはこれは簡単で便利だと言って驚いていた。

 見ていると、糊を桟に塗って歯ブラシを使って糊をならした。その上に障子紙をそのまま載せて上の方から一番外側を抑えて行った。そして1mmぐらいの凹みに沿って指で押さえて行った。カミソリの刃で凹みに沿って切って行った。

 周りを切ると、次は中の桟を指で撫でて紙を密着させた。そのあと桟の周りに付着している糊を濡れた布でふきとっておしまいであった。昔は霧吹きで水をかけたのだが、今の紙はその必要がなかった。また、紙の質も12倍も強いとうたってあった。

 Kさんにやってもらって、手伝いながら障子の貼り方も勉強できてよかった。新しい紙に張り替えた障子は明るかった。

 

 

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2017年5月 4日 (木)

民謡剣持会の29回発表会

 4月30日に中川文化小劇場で民謡剣持会の第29回発表会があった。同会に所属しているSさんが知らせてくれるので都合がつく限り聴くことにしている。この日は最初案内を頂いたときには都合が悪かったのだが、予定が変わって行けるようになった。

  第29回ということは、コンサートの進行の中で知ったのだが、平成1年に第1回をやっているということである。平成と共に歩んできたのだ。天皇が退位の意向を示しておられるので、2年ぐらいの間に年号が変わるかもしれない。剣持会も発表会をやめるのか?というと、そんなことはない。

  現在の会主の剣持雄介さんは33歳だと言っていたから、これからますます発展していくのであろう。両親もまだ若いし、妹の麻美さんも優勝旗が飾ってあった。(どの大会で優勝したのかはアナウンスが不鮮明で聞き取れず)とにかく父の剣持豊さん、母の剣持陽子さん、剣持雄介さんも全国大会優勝だと紹介されていた。一家で実力者揃いということのようだ。

  発表会は12時に開始し、16時半に終了した。休憩なしなので4時間半はかなり聴く方も疲れる。ただ、しまいの方で恒例の抽選会があるので楽しみではあった。これまでは新潟の清酒であったが、今年は「こしひかり」が賞品であった。私は籤運がないので今年も当たらなかった。

  ところで肝心のコンサートだが、開幕は会員全員による「長崎ぷらぷら節、「関の鯛釣り唄」の合奏でにぎやかに始まった。

  女性合唱「十日町小唄」、男声合唱「秋田酒屋仕込み唄」のあと、震災を慰労するという思いを込めて熊本民謡が歌われた。若々しい声の麻美さんの「おてもやん」、巧みな歌いまわしの洋子さんの「ポンポコニャ」、熟練の歌声豊さんの「田原坂」であった。

  そのあと4人の子どもたちが上手に歌った。ところどころに特別出演者の唄や踊をはめて一般会員の唄が続いた。前半15人のあと三味線合奏で「嘉瀬の奴踊」「りんご節」「六段」が連続で演奏された。

 後半は18人の会員が歌った。どの会員も張りのある上手な歌い方であった。唄によって三味線の数が増えたり、尺八だけとか横笛だけとかお囃子があったりなかったりとか太鼓がなかったりとかいろりろあって面白かった。

 その後は会主の両親と麻美さんのファミリーの唄で、特に印象に残ったのは剣持豊さんの巧みな歌い回しと美声の「相撲甚句(花づくし)」であった。

 プログラムの最後は「音心伝心」銘打っての剣持雄介さん、橋本大輝(ひろき)さん、米谷大輔さんに三味線の津軽中村祐太が加わった若手の演奏であった。

 ざんねんだったのは、進行のアナウンスがはっきりと聞き取れない部分が多かったことだ。それと全員合奏のときは後列と前列で段差をつけて顔がよく見えるようにしたらよいと思う。西洋音楽のコーラスなどでは必ずそういう配慮をしている。

 今回は演奏中にフラッシュが一度もなかったのがよかった。写真撮影は遠慮してほしいというようなアナウンスがあったからかもしれない。デジタルカメラではフラッシュは必要ないのだ。フラッシュなしなら迷惑を掛けない程度に撮影してよいのではないか。

 来年は30周年ということで、金山のビレッジホールで4月29日(日)に開催されるそうだ。

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2017年5月 3日 (水)

海上自衛艦の米艦防護の意味するもの

 朝日新聞によると、安全保障関連法に基づき、平時から自衛隊が米艦などを守る「武器等防護」が1日、初めて実施された。海上自衛隊の最大級の護衛艦「いづも」が米海軍の貨物弾薬補給艦の防護を房総半島沖で始めたのだ。

  2日にかけて四国沖まで一緒に航行し、「いづも」はシンガポールで15日開催される国際観艦式に向かうという。

  北朝鮮と米国の駆け引きが続く中とはいえ、この時期に安保関連法に基づく任務を実施したのは、日米の緊密な関係を誇示するためだと言われる。それなのに今回の実施については、政府は公式発表はしないというずるさだ。

 今回の出動は米軍の強い要請によるものというが、安倍政権にとって安心して米艦防護に踏み切る絶好のチャンスだったわけだ。太平洋を東京近辺から四国沖までという何事も起きない海上を航行するのだ。それでいて米艦防護日米協力の実績を積むことができる。また日本国民やアジアの国などにアレルギーを弱める効果も期待できるのだ。

 新聞によると、「いづも」という最大級の護衛艦を使ったことで大きなPRとなると防衛省幹部が語ったという。

 今回はいわばお披露目に過ぎないが、今後日本海などで米軍の要請があれば出動することになる。共産党の志位委員長は「米国が北朝鮮への軍事攻撃に踏み切った場合、自衛隊が自動的に参戦することになる」指摘したが、そうならないことを望む。

 安保法制によって、南スーダンへの自衛隊駆けつけ警護、そして今回の米艦防護と着々と自衛隊が戦争へ進む道を開きつつあるのだ。安倍首相は「圧倒的な数を持つ今、憲法改正を進める機が熟した」と発破をかけた。安倍政権によって平和と国民生活を守る外堀(9条解釈変更閣議決定、特別秘密保護法、安保法制、武器輸出3原則破棄、共謀罪法案など)は完全に埋められ、あとは本丸(憲法改悪)を残すのみとなったことは間違いない。

 

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2017年5月 2日 (火)

「共謀罪反対」でジャーナリストら記者会見―岸井氏の話

 4月27日にジャーナリストら14人が「共謀罪反対で記者会見をした。岸井成格氏、田原総一郎氏、小林よしのり氏らが話した中から、岸井氏の発言を取り上げる。

 岸井です。皆さんもおっしゃっていることで、あらためて言うまでもないことですけども、ご承知のとおりこれまでの国会審議を聞けば聞くほど、そして取材を続ければ続けるほどテロ対策とはほとんど無縁、ほとんど無縁というより、私はもう関係なく、名前だけで持ってきて、あの3回廃案になった共謀罪をもう1回生き返らせようという意図が非常にはっきりしているなという感じがします。

 そして最初、私が取材して聞いたところでは、この国会でどうしても、という感じは最初はなかったようですね。なかなか難しいだろうということで、いや、それをテロ対策とすればなんとかいけるんじゃないかってなってから、ばたばたとこの国会へ持ってきて、そしてご承知のとおり、もともと最初にできた原案にはテロのテの字もない、テロのテの字もない。自民党に最初に説明した原案でもテロのテの字もない。そういう法案なんですよ。

 だからテロ対策等という、しかももう1つ目の問題は等というのが、700近い、600いくつあったやつを半減させて277ですかね、いまだにその数はなんで、何を根拠にそういう犯罪対象を決めたか、どういう犯罪が対象になるか。それを大臣はなんて言ったか、そんな基準はありませんと言ったの、国会答弁で。それだけの、本当にどんな法律でもこの共謀罪が当てはまっていっちゃう。
 

 それもテロ対策という名目に使われるという、こんな法律、聞いたことないですよね。だからこういうことが。それから先ほど大谷さんも言っておられていましたけど、大臣の答弁が本当に二転三転、よく聞いてても、よう、どう聞いててもね、この人、本当に分かってないなっていう。だけど最近ね、これは冗談ですよ。本当に皮肉な、金田大臣を評価する声があるの。なぜかってこんなでたらめな法律、まともに答えられるはずがないと。だから大臣としては非常に正直なんじゃないかと、あの人は。答えられないんじゃないかと、本当はね。

 そりゃそうですよ。無理やりテロに持っていかなきゃならないから、何を聞いてもそこへ持っていかざるを得ないという答弁をどうやって作るかということでしょう。それはいくらなんでも大臣、答えられないと。それを刑事局長に、これもご承知だと思いますけれども、今は国会ではそういう大臣に代わって国会審議の参考人招致っていうのは、与野党が合意しなきゃ決まんないんですよ、参考人招致っていうのは。それを野党の賛成、合意なしに与党の多数で押し切って、刑事局長を同席させて、しかもほとんど大臣よりは刑事局長が答える。で、刑事局長が答えたことをそのままオウム返しに大臣がしゃべっているっていう変な、本当にみっともない国会審議をやっている。こんなことが許されるのかな。これを本当に数の力で押し通しちゃうの? 考えられないですよね。


 だからそういう意味では、もうすでに日本弁護士連合会、日本ペンクラブ、皆さんそれぞれがもう廃案に向けてとにかく頑張ろうっていうことを決めています。それはもうわれわれの気持ちでもまったく同じです。こんなものを通していたら本当にえらいことになる。
 

 で、もう1点、あえて申し上げますと、私たちはずっと、何回かこういうような会を持ちました、何人かでね。それは特定秘密保護法がそうですね。それから集団的自衛権の閣議決定がそうですね。それから安保法制がそうですね。そしてなんと言っても前回は電波停止発言という、放送法違反、これを高市大臣はどういう発言をしたか、大問題ですよ、これは。憲法違反の発言ですよ。
 

 つまり、たとえそれがたった1つの番組でもそれが偏向していると。偏向を直せと言っても直らない場合はその局の電波を止めちゃうっていう。で、その偏向しているかどうかって誰が判断するんですか。それは政府です。そんな権限、誰にあるんですかったら、総務大臣にありますと。こういう乱暴なことを平気で言うんですね。
 

 で、今言った一連の流れっていうのはどうもここへきて、安倍政権4年間のアメリカとの一体化ですね。安保法制、集団的自衛権、その他に全部連動している。そこに秘密保護法やこういう共謀罪っていうのも一体のものとして出てきていると、そういう点の規制っていいますかね、追及の仕方もする必要があるのかなというふうように思っています。以上です。

 最後の部分は私が何度も指摘して来たことで全くその通りだ。安倍政権がやってきた21世紀大改悪の仕上げ前の段階に来ている。仕上げは言わずもがなの憲法改悪である。

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2017年5月 1日 (月)

4月29日のNHKや一部鉄道の異常な対応

 4月29日といえば朝5時半ごろ北朝鮮がミサイルを1発発射したが失敗に終わった日である。NHK「おはよう日本」ではトップニュースとして伝えたが、それはいいとして、異常であったのは、地震や台風並みの繰り返し放送であったことだ。そしてその中には東京の地下鉄が運行をストップしたニュースと映像も繰り返された。北陸新幹線でも一時ストップしたようだ。

  ミサイルは日本に向かった訳ではなく、失敗したのだ。それなのに今回はこれまでにない対応がとられたのは何故だろう。ピンときたのは政府がやらせたのか「忖度」をしたのだろうということだ。

  金正恩の北朝鮮とトランプ米国は緊張を生み出していて、戦争になるかもしれないと危機感をしきりに煽っている。その流れの中にあるのだ。

  「この日本の騒ぎ方についてYahooニュースに韓国メディアは批判的に見ているという産経新聞の記事があった。

  北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、東京メトロが一時全路線で運転を見合わせたことに対し、韓国の聯合ニュースは29日、『過剰対応との批判が高まっている』と報じた。

 聯合ニュースは『初めての挑発でもなく、北朝鮮国内に落ちただけ』とした上で、『利用客の不便も顧みず運行を中止したことに(日本国内で)不満があふれている』と報道。日本政府が『戦争の恐怖を醸成することに熱を上げている』と表現した上で、運転見合わせについて『東京メトロは民間の会社だが、決定の背後には政府の存在があるといえる』とした。」

  連合ニュースの指摘は当を得ていると同感できる。

  Yahooニュースに、ジャーナリストの田中良紹氏が、次のように書いている。

 「北朝鮮と戦争状態にあるのは韓国である。その韓国では現在大統領選挙が行われている。危機が本物なら選挙などやっている場合ではないが、誰もそんなことを考えていない。だから普通に選挙を行っている。それが正常な感覚である。

  これほど騒いでいるのはおそらく世界中で日本だけ。なぜそんなことになるか、日本人は立ち止まってよく考えてみた方が良い。いかに自分たちが戦争の現実から目を背けてきたかに思いを致し、平和憲法を守っていれば平和でいられるという幻想から目を覚ますべきなのだ。

  北朝鮮危機を煽っているのは米国のトランプ政権だが、トランプ大統領はやることなすことうまくいかないので国民の目を外にそらせたい。そのためシリアを爆撃し、アフガニスタンに新型爆弾を落とし、北朝鮮危機を煽っている。目をそらせたいだけだからただのこけおどしで戦争する気があるわけではない。」

  「平和憲法を守っていれば平和でいられるというげんそうから目を覚ますべきなのだ」という部分には反対だが、その他は賛成できる。

安倍政権は国会で2/3以上の多数を誇り、党内に反対をする者が見当たらず、支持率も安定していて盤石のように見える。しかし、森友問題を始め閣僚などの失言が相次ぎ、国民の目を外にそらさなければ足元がぐらつくこともあり得る。だから北朝鮮問題で必要以上の危機感を煽っているのだ。それに騙されてはならない。

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