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2017年4月 7日 (金)

危うくひかかるところだった「てるみクラブ倒産」

 格安旅行会社「てるみくらぶ」が、資金繰りが悪化したため3月27日に破産を申請、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けたと発表した。東京商工リサーチなどによると、旅行業界では過去4番目の大型倒産。負債は151億円の見込みで、約3万6000件(約99億円分)の旅行申込者が影響を受けそうだという。

 朝日新聞デジタルによると、1件に複数の参加者がいることが多く、影響を受ける旅行者は8万~9万人にのぼる可能性があるという。旅行業界の保険ではたった1%しかカバーされないので全体では1億円余りにしかならないようだ。

 てるみクラブという旅行社の存在を知ったのは、今年の1月のことであった。英語クラブの仲間がイタリア旅行に出かけるのに、非常に安いてるみクラブのツアーに参加するとトピックで話したのだ。確か8日間で13万円ぐらいだったと思う。

 そのとき、別の人が「私もてるみクラブを利用したことがある。安いよ」と言っていた。そしたらそれから間もなくてるみクラブの新聞広告が出てた。私は、みんなが利用するのなら悪くはなさそうだと思って、行きたいスペインのツアーに申し込もうかと考えた。確かに安くて13万円ぐらいであった。

 内容を見ると私の行きたいところが入っていなかったので、しばらく考えることにした。その内に阪急交通社やクラブツーリズムなどの広告も出て魅力的な内容があったが費用は高かった。結局迷ったあげくスペインツアーの参加は先延ばしにした。

 イタリア旅行に行った人たちは運よく何事もなく帰国した。それから間もなくであった。てるみクラブが破産したというニュースが流れたのは。

 英語クラブの1人は、てるみクラブの安いツアーがあるので、申し込もうと思っていたら破産でびっくりしたと言っていた。私も申し込んでいたら確実にひかかって16万円ほどの損害を蒙ったであろう。ほっと胸を撫で下ろしたことであった。

 Yahooニュースに、自称旅行のベテランが書いていた記事があった。「旅行会社の倒産は予知できるのか」というような内容であった。それによると事前に一般の人が情報を得ることは難しいと書いてあった。

 旅行費用を抑えたい私のような年金生活者は、どうしても「格安」に引かれてしまう。今回もそういう人がほとんどだったのではなかろうか。「格安」を選ぶときはそれなりの覚悟が必要であろう。

 旅行は終わって見なければ分からないので、安い料金のツアーで行っても満足の行くものもあることはある。以前に参加したジャンボツアーのエジプト旅行は初めて利用した旅行社で心配ではあったが、帰国してみると満足できるものであったのでよかった。

 旅行社には安心して安全に楽しく旅行できる誠意のあるツアーを企画して、適正料金で宣伝してもらいたい。てるみクラブのような惨めなことは2度と起こさないように願いたい。

 

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コメント

私もリタイヤしてから比較的多くの海外旅行に参加して来たので
てるみクラブの倒産は他人事とは思えなかった。ただ一般的には格安ツアーには格安なりのカラクリがある。たとえば使う航空会社がマイナーだったり、機中泊が多かったり、ホテルがよくなかったり等々、告知されるツアー内容からもかなりわかる。要するに安かろう悪かろうである。それを覚悟で参加するならよいが、
シニアは避けた方が良さそうである。また、ネットでツアー会社を検索すれば、色々な書き込みがあり、会社の内容、姿勢もある程度わかる。君子危うきに近寄らずである。

投稿: toshi | 2017年4月 7日 (金) 07時16分

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