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2017年4月14日 (金)

政治・社会風刺の漫才・コントがないのは表現の自由が弱い

 明治になって日本は欧米化したが、表現の自由は認められてなかった。だから集会には官憲がチェックに入り、政権に不都合な発言がないかチェックをした。日本帝国憲法ができてからはあなおひどくなり、昭和になり軍部が実権を握り、治安維持法ができると、表現の自由は全くなくなった。

  戦後できた現行憲法では表現の自由が認められている。しかし、日本では政治を風刺したり、社会を風刺するコントや漫才はほとんど育たなかった。

  私はテレビで漫才や落語やコントなどのお笑い番組をよくみるが、政治や社会を風刺したものを見たことがない。時事漫才で人気があるというコンビの存在を聞いたことはあるが、そうしたものはテレビには出演させてもらえないようだ。風刺といえばごくたまに一言か二言政治を皮肉るものを聞いたことはある程度である。

  フランスでは強烈に風刺するコントがあって、一度テレビでサワリを見たことがある。日本のお笑いは日常のどうでもよいことをもとにして無理に笑わせようとしているから本当に面白いものは育たない。

  本当は時事ネタをもとにして風刺をすれば面白いものがいくらでもできるとおもうのだ。安倍政権になって安保法制、特別秘密保護法、憲法9条解釈変更の閣議決定、武器輸出3原則変更、森友問題、稲田防衛相の発言、法務相の発言、文部科学省の天下り、復興相の被害者切り捨て発言・・・・面白いネタがごろごろしている。それなのに誰一人としてそうしたものをネタとして取り上げない。

  政治や社会を風刺するコントや漫才・漫談などが出てこないというのは、そうしたものを題材に取り上げると政権側からにらまれるし、テレビに出してもらえないと「忖度」するからだと思う。

  それと政治・社会ネタが上演できないというのは文化の程度が低いというのも理由の一つにあげられよう。また市民の意識教養のレベルが低いことも反映していると思うのだ。

  爆笑問題などは思い切って政治・社会風刺のネタで漫才を刺激してもらえないものだろうか。ヒロシも自虐ネタでなく風刺ネタに切り替えたら人気が復活すると思うのだが。

 大事なことは、風刺ができる真の表現の自由を獲得することである。「共謀罪」法によって今表現の自由がさらに狭められようとしているのだ。

 江戸時代でも面白くて歴史に残る風刺があったのだ。

 ・役人の子はにぎにぎをよく覚え(賄賂を風刺)

 ・上喜煎たった4杯で夜も寝られず(黒船来航を風刺)

 戦時中にさえこんな替え歌があった。高峰三枝子の「湖畔の宿」をもじって。

 ◎和歌山県南紀では、

 昨日生れた豚の子は  ハチに刺されて名誉の戦死 

 豚の遺骨はいつ帰る  4月八日の朝ぼらけ

 豚の母さん悲しかろ

 ◎岐阜県に住んでいた私の友人は、

 きのう召された蛸八が 弾に当たって名誉の戦死

 蛸の遺骨はいつ帰る 骨がないので帰らない

 蛸の親たちゃかわいそう

 次の動画は面白い。少し速すぎるが。ぜひ見ていただきたい。

https://youtu.be/0eC4wpeI4_Q

 

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