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2017年4月15日 (土)

稲田朋美防衛相は教育勅語信奉者

 森友問題で塚本幼稚園での教育勅語暗誦に関連して国会でどう思うかと問われたとき、稲田防衛相は、「親孝行とかは、私は非常にいい面だと思う」と答弁した。これによると教育勅語の親孝行とか友達と仲良くなどの当たり障りのない部分だけを取り上げて評価したように聞こえる。

  ところが12日の朝日新聞「『森友学園問題』揺れる日本会議」によると、日本会議メンバーである稲田防衛相は月刊誌「WiLL」(2006年10月号)で塚本幼稚園の取り組みを紹介し、持論を展開しているという。

  それは「教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本、民族全体のために命をかけるということだから、最後の一行も含めて教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないかなと思う」というものだ。

 「日本、民族全体のために命をかける」と言っているが、この勅語の一番の眼目は、次の

 「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」という行にあるのだ。おまえ達臣民は日ごろこの勅語述べたことを怠りなく行って生活をし、まさかの時には天皇のために命を惜しむなということなのだ。だから戦後廃止されたのであった。それなのに最後の1行も含めて教育勅語の精神を取り戻すことが大事だというのは、憲法遵守の義務がある大臣の言うべきことではない。稲田防衛相は大日本帝国憲法を取り戻したいので現行憲法を軽視しているのであろう。

  稲田防衛相の発言によって、教育勅語を学校で扱うことに問題はないとした閣議決定をひきだしたので、日本会議は喜んでいるという。閣議決定は安部政権のしたたかさを感じさせるものだと、日本会議所属衆議院議員が言ったそうだ。

  安部政権は実にしたたかである。次にやることは憲法を改定して明治憲法のようなものにするということだ。安倍首相は一日も早く憲法改定をやりたいと発破をかけている。

  日本会議特別顧問が安倍首相、麻生副総理、事務局次長が高市早苗総務相である。金田法相、岸田外相、松野文科相、塩崎厚労相、山本有二農水相、世耕経産相、山本公一環境相、稲田防衛相、菅官房長官と内閣のそうそうたるメンバーが揃っているのだ。

 

 


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コメント

桜にはまったく関心のなかった私ですが、連日テレビが皇居の千鳥ヶ淵を話題にしているので、一生に一度くらいは見ておこうかと先日出かけました。予想以上に見応えのあるものでした。
近くにある英国大使館にも立ち寄ってみました。大英帝国のご威光を伝えるような落ち着いたたたずまいです。
せっかくなのでアメリカ大使館も一度見ておこうと行ってみました。ところがこちらは角々に警視庁の各種車両が停まっています。
しかも歩いていくと警察官に呼び止められ、「こちら側の歩道は通行出来ません。道路のむこう側へ行ってください。」とのこと。まるで有事一歩手前というピリピリ感です。
アメリカの支配者が陰でヒトラーを支援し、エネルギーのない大日本帝国に原油を送っていたことは定説のようですが、北朝鮮も同様なのでしょう。
戦時体制をつくり出すことでしこたまうるおい、国民を支配しやすくなる権力者がいつの時代にもいるのでしょう。

投稿: たりらりら | 2017年4月15日 (土) 12時48分

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