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2017年4月23日 (日)

3高4低という言葉を初めて知った

 19日の朝日新聞「声」欄の「どう思いますか」に、「3高4低の風潮いかがか?」という投稿があり、それについて4人の意見が載っていた。

  3高というのはかなり前から使われ新聞でもテレビデモよく見聞きしたから知っていた。女性が結婚する相手に望むのは「高身長」「高学歴」「高収入」ということである。誰でも3高がよいに決まっている。高学歴、高収入となれば医者、弁護士、会計士、一流企業、高級公務員ということになろう。でもそれは一部の人にしか望めないことだ。

  明治の頃は「学士様なら嫁やろか」と言われたのと同じようなものだ。戦後は学士が溢れてしまったから3高に変わったのだ。

  ところで「4低」というのは初めて知った。投稿によると女性にたいする「低姿勢」家事や育児を女性に任せず手がかからない「低依存」、リストラや心変わりのない「低リスク」、贅沢をしない「低燃費」の4つだという。いったい誰が言いだしたのか、女性週刊誌にでも出ていたのだろうか。

  私の若い頃は「亭主関白」という言葉がまだ幅を利かせていた。それで私も亭主関白に憧れみたいなものを持っていた。友人とも「俺たちは亭主関白だよな」などと話したこともある。

 亭主関白といっても共働きではなかったから、家事は妻任せであったということだ。男は外で頑張って働く、妻は内助の功と言われた時代であった。

 この頃はそうはいかない。収入が低いから共稼ぎでなければやっていけない人が多い。結婚がなかなかできないとか、少子化というのも収入と関係が深いであろう。

 共稼ぎなら当然夫婦がそれぞれ役割を決めて家事なども分担しなければならない。4低の中で「低姿勢」というのは理解しがたい。なぜなら「新婚さんいらっしゃい」を見ていると最近の若いカップルは女性の方が強いからだ。言葉遣いもきついし、態度もきつい。

 「3高4低」というのは女性の側からの見方だが、若い人たちは本当はどうおもっているのであろう?

 

 

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コメント

亭主関白と言う言葉は死語になりつつある。現に、若い人はその意味が分からない人も多いのではないか。レストランにでかけても旅行に出かけても或いはカルチャーセンターを受講しても圧倒的に女性が多い。一体、定年後の男どもはどこで何をしているのであろうか。今や女性は奥様でなく外様である。この傾向はますます強まるであろう。動物世界をみても概してオスは一匹狼でメスは群れるのである。
一匹狼であることはかまわないが、いずれ孤独死に
繋がるのである。因みに孤独死も6割強が男性である。

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