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2017年4月 6日 (木)

18th人生の達人のための音楽会

 4月2日(日)に、しらかわホールでNPOとうかいマスターズオーケストラの演奏会があった。「人生の達人のための音楽会」と銘打って18回目であった。

  13時15分開場なのでその少し前に行ったがかなり長い列ができていた。定刻に開場した。最初1階に行ったが、トイレにいくついでに2階席を覗いたら、正面左の前から4列目の通路側に席があったのでそこにかわった。しらかわホールは2階席が音響がよいと聞いたことがあるからだ。席からは舞台全景が見られた。

  14時に開演であったが、係員が「本日は満席の予定です」とふれて回っていた。その通り、開演近くには席は全て「人生の達人」で埋まってしまった。人生の達人というだけあって若い人は少なかった。

  最初に演奏されたのは、ベートーベンの「劇音楽『シュテファン王』序曲 Op.117」であった。解説によると、演奏されることが珍しい作品だそうだ。言われてみれば私も聴いたことがない。円熟期のベートーベンのエッセンスがギュッと詰まった”隠れた名品”に出合う幸運に恵まれたといっても過言ではないと書いてある。

  ウイーンの劇作家アウグスト・フォン・コッツエーブー(1761~1819)が中世ハンガリーを統一して最初の王となったイシュトヴァーン1世を顕彰する祝祭劇として、国立劇場のこけらおとしのために、1811年に書き上げた作品のために作曲されたものだそうだ。

  トランペットやホルンが響いてはじまり、行進曲風の短いがよい曲であった。

  2番目は、モーツアルトの「交響曲第31番『パリ』ニ短調 K.297」で、母親と一緒に職を求めて旅に出て、パリで自己の売り込みと当面の収入のために作曲した曲だそうだ。初演は大成功であったという。

  モーツアルトの曲はきれいで聞きやすいメロディがあり親しみやすい。

  休憩のあと、最後は本日のメインであるブラームスの「交響曲第1番ハ短調 Op.68」であった。ブラームスは交響曲を4曲しか作っていないそうで、この曲は構想から完成まで21年もかかっているのだそうだ。「ベートーベンの第10交響曲」と評されるそうだ。

  「演奏はどの作品も難しいです。交錯する拍打、微妙な和声、聞くよりも歌いにくいメロディー。なかなか心をギュッと握るような演奏はできません」と書いてあるが、素人の私には分からない。

  ブラームスはこういう交響曲をつくったのかと、それぞれの楽章を聴いた。気になったことがあって、トロンボーンの女性が第4楽章までは、立っているだけであったことだ。ホルンやフルートやクラリネットなどはよく活躍しているのにどうしてだろうと思った。

 演奏が終わると、隣の席の男性が「ブラボー」と叫んだ。音楽についてはど素人だがマスターズオーケストラの演奏はいつも音がよくでていて、まとまりがあって素晴らしい演奏だと思う。この日の曲目もそれぞれの作曲家のエピソードがあってとてもよい選曲であったと思う。

 なお、しらかわホールの2階正面席は音楽を聴くには確かに良いと感じた。

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コメント

満席・盛況な音楽会だったとのこと、何よりです。
私は日本人の平均よりは多分クラシック音楽が好きなほうだと思います。
とは言いながら、聴くのはベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキー、それも主に交響曲だけという、かなりかたよっています。
ですから「人生の達人」さんのプログラムを拝見しますとベートーヴェンの序曲はいろいろ取り上げていらっしゃいますが、私はまったく聴いたことがありません。
モーツァルトは完全に敬遠してきました。ただ、今年になって、モーツァルトは解釈しようとか理解しようとか身構えずに、「音の流れに身を任せて」聴いていればいいのかもしれない、と思ったりしつつあります。
トロンボーンは、ベートーヴェンの有名な交響曲でも第4楽章までまったく出番がありません。
第九のような長い曲の場合は、独唱者と一緒に第3楽章から舞台に上がれば、などと思えてきます。

投稿: たりらりら | 2017年4月 6日 (木) 20時05分

ご多用の折、お出かけいただき有難うございました。また過分なご講評をいただき恐縮です。私の学生時代はブラームスは高嶺の花でした。今回初めて演奏できて感慨も一入でした。ブラームスは和声が素晴らしく、会場の音響の良さも手伝って、ベートーベン以上に心地よく響いてくれました。年輩の演奏者が殆どなので、お客様も高齢者の方が目立ちました。でも多くの皆さんに喜んでいただけてとてもいいい1日でした。重ねて感謝いたします。

投稿: toshi | 2017年4月 6日 (木) 06時33分

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