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2017年3月10日 (金)

自民・公明は籠池森友学園理事長の国会参考人招致をせよ

 森友学園の疑惑はおかしなことだらけで、誰がどう見ても不正が行われているというべきだ。国会で池理事長の参考人招致をせよと民進・共産・社民・自由の各党が要求し、それに隠れ与党の維新も同調しているようだ。

  それに対して与党の自民党と公明党は参考人招致に応じないことを確認したという。

 竹下国会対策委員長は「民間人の招致は慎重であるべきだ。」と言った。これに対して安倍首相も山口公明党代表の異論がなかったという。いったいどういう認識であろうか。民間人であろうと今回のようなとんでもない疑惑をもたれた人は参考人招致して解明をすべきである。

 もっと酷いのは竹下委員長の「話が面白いから招致するのは国会ではない。テレビや週刊誌が取り上げるから国会で議論しようというのは違う」という言い草だ。週刊誌などが面白がっているから野党が国会で取り上げているのではないことは明白である。

 疑惑をもたれた人に事実をただすために参考人聴取や証人喚問がある。自民党の言うことはとんちんかんだ」という民進党安住議員の言う通りである。

 共産党の穀田国対委員長は「違法性だけでなく、政治的道義的責任を明らかにする必要がある」というが正論である。

 公明党の井上幹事長が「国民の疑問に十分こたえていない。政府として引き続きしっかり説明していくことが大事だ」と言いながら、参考人招致には同意しないと述べた。またも公明党である。大事なところでコロッと態度を変え自民党に共調する。いつもの「どこまでもついて行きます」の公明党の面目躍如である。

 結論から言えば、自民党の安倍首相と昭恵夫人がからんでいるから何とか握りつぶしてしまおうという魂胆である。しかもこの問題が安倍政権をゆるがせるような大疑惑が隠されているからであろう。そうでなければ参考人招致に応じられるはずだ。そして2/3以上の議席があるからそのぐらいのことはお茶の子再々だと考えているのだ。週刊誌などは安部政権をゆるがすなどと言っているが、野党の議席数ではそこまで攻められないと高を括っているのだろう。

 森友学園問題の他に、もう一つ加計学園への土地無償供与や獣医学部設置認可問題がある。週刊誌では週刊朝日が取り上げただけだが、こちらも国会で追及すべき大疑惑である。

 国民は自民党・公明党の誤魔化しに騙されないようにしなければならない。米国のマイケル・ムーア監督は「トランプ政権の欺瞞性を国民みなで、様々な形で暴いていかなければならない。そうすれば4年以内に辞めさせることができる」と言ったが、日本でも同じことが言える。

 

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コメント

昨日、初めて渦中の人物、籠池氏がマスコミ各社の前に登場し、記者の質問には答えず、滔々と持論を展開した。安倍総理、稲田大臣を始めとする自民党超保守派の面々が立派な人物?と持ち上げたのも宜なるかなと思える巧みな弁舌である。私のこれまでの人生経験からいうと、口のうまい人間は要注意。必ず好ましからざる裏があると思って間違いないという経験則である。そしてこの人物の顔相からもそれは読み取れる。これまでマスコミには大きな詐欺事件がしばしば登場したが、渦中の人物は皆、言葉巧みであった。昔からいうではないか。巧言令色鮮なし仁と。これに対し、剛毅朴訥、仁に近しである。渦中の人を高く評価した人たちは自らの不明を大いに反省すべきである。

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