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2017年2月 1日 (水)

ツイッター大統領

 トランプ米大統領は、選挙中からツイッターを駆使し、大統領になってからもツイートをやめない。それどころか外交の手段としても使っている。

  28日の朝日新聞朝刊は、「トランプ政権の政治手法が浮き彫りになってきた。相変わらずツイッターで個人や企業の狙い撃ちを続け、ついにメキシコ大統領を狙う『外交手段』に発展させた。」と書いている。

  29日午前9時前に「メキシコが壁の費用を払いたくなければ、今度の会談を取りやめた方がいい」と、31日に予定されていた首脳会談を取引(ディール)の材料にした。それに対してメキシコのペニャニエト大統領は反発して、「米ホワイトハウスに今朝、会談には行かないと伝えた」とツイーとした。

  トランプ大統領は、朝4時ごろに起きてツイートすると言われる。20日の就任後、1週間で約40回ツイート。自身への抗議活動や批判的なメディアを攻撃し続けている。

  彼のフォロワーは世界で2200万人に及び、影響力は計り知れないという。朝日新聞はトランプ大統領のツイートを「指先介入」だと書く。

  大統領が「指先介入」で外交や政策を動かすというのは異常事態である。世界が彼のツイートに注目し動かされるのだ。

  私はツイッターをやったことがないから知らないが、日本語の場合は140字以内だと聞く。ショートメールにほぼ近い字数である。

  たったそれだけの字数の中でメッセージを書くとなると、ほんのポイントだけということになる。自分の印象を一言で述べるには大変都合がよい。しかし、論拠をあげた論理的な発信はできない。だから言い放しである。感情の赴くままに言い放つだけなのだ。彼のツイートを見れば一目瞭然である。

  彼は大統領就任後の演説で「私はメディアと戦争をしている。彼らは地球上で最も不正直だ」と非難した。これは選挙中にメディアがトランプ叩きをしたことを根に持っているのであろう。

  トランプ氏は気に入らない情報に対し、「虚言」「誇張」を駆使してやり返す。彼は昔からやられたら徹底的にやり返すと言われてきた。

  大統領就任式に集まった人数をメディアが、オバマ氏のときの1/3と報道したことを「ウソだ」と怒り、「これまで最高の人数だ」とした。そして「オールターナティヴ・ファクト(もう一つの事実)」とコンウエイ大統領顧問が強弁した。

  ツイートで根拠を上げず言いたいことを言い、感情に任せて発信し、言いたい放題である。彼がメディアを嫌うもう一つの理由は、メディアに接すると言い放しが出来ないからである。何らかの説明をしなければならず、根拠を提示する必要があるからだ。

  それにしても、ツイッターによって政治や外交を進めようという恐ろしい大統領が現れたものだ。私にはヒトラーの再来をすら予感させる。

  世界第一の大国の大統領として、思慮深い、他の人の言葉に耳を傾け、真摯に向き合える振舞をして欲しい。かなわぬことであろうが。

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コメント

今朝のTVのニュースでアメリカではツイッター+
ヒットラーでツイットラーなる造語が生まれている
とのこと。言い得て妙である。新大統領誕生直後の大統領支持率が43%と歴史上かってない低さだそうだ。私はそれでも43%の支持率があるのに驚いた。トランプはレッドネックと揶揄されるアメリカの南部やアパラチア山脈周辺などの農村部に住む、保守的で無学な貧困白人層の間では圧倒的な支持があり、トランプが大統領選挙で勝利したのも彼らの
投票が左右したと言われている。彼はそのことをよく分かっており、その恩返し?のために選挙公約を即実践しているのだ。圧倒的人気で登場したオバマ大統領だが結局のところ貧富の格差は拡大の一途で、全くの期待外れに終わったとプアーホワイトは見ているのだ。トランプ支持者にとってはアメリカ東部のエスタブリッシュ層は怨念の対象でしかありえない。確かにハチャメチャな大統領が生まれ、今はその一挙手一投足に世界が振り回されているが
そのような背景があることを十分知っておく必要がある。

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