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2017年2月

2017年2月28日 (火)

マイクロソフトを装う悪質な詐欺

 Tさんからメール届いたメーールを見て詐欺もここまで悪質になったのかと驚愕した。ネットの振り込め詐欺である。以前に三菱東京UFJ銀行から同銀行のHPそっくりの振り込め詐欺があると警告が来たことがあった。銀行といい、」マイクロソフトといい、誰でも信用してしまう。こういう悪質な詐欺は見破るのが難しい。それでもひかからないように気を付けることが大事だ。それにはその手口を知ることが参考になるので、以下に掲載させてもらう。
 
きのうインターネットでニュースを見ていると、突然Microsoft  Windowsのブルーのロゴ入りの画面が出て来て、「このPCはZEUSウイルスに感染しています。
シャットダウンや再起動をしないでください」という警告画面が出てきました。画面がそのままフリーズしてキーボードもマウスも動かなくなりました。
 
 「zeusウイルスが検出され、ウィルス感染により、不正ファイルがお使いのコンピュータに改ざん行為を行っていることが示されています。個人情報の損失を防ぐため診断と修理が必要です。テクニカルサポートにご連絡ください。(03)-****-****  。ご連絡の際には、エラーチケット番号をオペレータにお伝えください。WBCKL457。診断は無料です。
 コンピュータの再起動はなさらないようお願いいたします。再起動により、データ損失やOSの破損が発生します。" すぐに下記の番号に電話をしてください」と。
 
 おかしいなと思うよりも早く修復しなければ、ウイルスにデータやファイルが破損されると思い電話すると、怪しげな日本語を話す外国人が出て来て、ウイルス感染の原因はセキュリティーソフトの有効期限がきのうで切れているからだと言われました。そういえばそろそろ有効期限が終わる頃だと気が付きました。

  業者に頼めば3万円かかりますが、マイクロソフトは1万5千円で修理しますと言われました。そのあとJCBカードでの支払いになるのでカード番号と住所氏名、電話番号などを入力しました。

  PCの修理はどこに送ればいいのですかと聞くと、こちらから遠隔操作でウイルスを隔離しますとのことで、しばらくして画面のフリーズが直り、気が付くとTeam  ViewerというソフトがPCにインストールされていました。そこからは電話の相手が自由自在に私のPCを操作して、プログラムとファイルの検索に勝手にコマンドを打ち込んで、ウイルス除去ソフトをインストールされて、1時間近くかかってウイルスが除去されましたという電話連絡がありました。

  そのあと新しいセキュリティーソフトを近くのヤマダ電機とケーズ電器へ買いに行きました。ソフトを買って帰ってから、今入れているセキュリティーソフトを削除しようと有効期限を調べると3月30日までとなっていました。その時初めて騙されていたことに気が付きました。(気づくのが遅すぎますね。)

  午前中から昼飯抜きで午後3時半ごろになって気が付いて、すぐに警察に被害報告しJCBにカードの使用中止を依頼しました。カードは即座に使用中止になりました。

 既にカードが使われている可能性はありますが、3月末の利用明細書が届くまでは被害額はわかりませんとのことです。
 実際にはセキュリティーソフトでウイルスチェックをしてもウイルスなど何も感染していませんでした念のためシステムの復元をしました。その前に遠隔操作のソフトはコントロールパネルから削除しましたそのほかの今日新たにインストールされたソフトもすべて削除しています。
 とても疲れてしまった一日でした。皆さんもどうかニセのウイルス詐欺にはくれぐれもご注意下さい。
 なおこのニセウイルス画面が出る原因は広告の中に仕込まれているようです。セキュリティーソフトで防ぐことはできないようです。
 
 

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2017年2月27日 (月)

森友学園への国有地払下げ問題を徹底追及せよ

  学校法人「森友学園」に国有地が格安で払い下げられていた問題で、野党は24日、国会で「不当に安い」と追及を強めた。このブログでも先日取り上げたように誰が見てもありえないようなタダ同然の払下げなのだ。

  24日の衆院予算委員会などの審議では、売却価格の適正さに加え、売却に際しての首相や政治家の関与の有無が論点になった。それは当然のことである。普通民間に国有地を払い下げる場合、最初から特定の所を指定して便宜を図ることはあってはならないことである。

 それが森友学園という学校法人になされたのは、もうひとつは法人と安倍首相や安倍首相夫人との関係があるからだという疑惑である。

  寄付金を募った時の名称が「安倍晋三記念小学校」であり、名誉校長が安倍昭恵夫人だから、どう見ても特別な関係があることが小学生でも分かる。

  これについて政府は適正な取引だったと反論したが、取引関係の経緯が分かるものはどは残っていないという。安倍晋三首相は土地売却への関与を重ねて否定し、寄付金集めに名前が使われたことに抗議したと述べたが、そんなことで誤魔化されてはダメだ。

  昭恵夫人が同学園の小学校名誉校長を辞任したことを明らかにした。学園側と距離を置くことで、火消しを図った形だと言われるが、やましいことがないのなら堂々とひらきなおればよいのだ。トランプ氏のように。

  17日の衆院予算委員会では「妻から籠池先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と言っていたのだ。その教育とは、前にも書いた様に神道にもとづく「天皇中心の国」が理念である。その理念を書いた「教育勅語の暗誦」を暗誦させるのだ。

 こうした教育方針が安倍首相や昭恵夫人の考えと一致するからこそ名誉校長を引き受けたのだ。籠池森友学園理事長は、安倍首相が目指す改憲を強力に応援する日本会議の有力メンバーである。

 こうしたことをふまえれば、国有地をタダ同然で払い下げる便宜を払ったのも十分あり得る話である。だから国会では徹底的に審議をして洗い出してもらいたい。

 安倍首相の答弁は詭弁であり、彼は自分に不都合なときは、かっとするところがある。彼がカッカとしている答弁を見てこれは痛いところをつかれたからだと分かった。

 野党は答弁の矛盾をどんどんついて、首相をカッカとさせて辞任に追い込んで欲しい。頑張れ民進党、共産党、社会党、自由党!!

 

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2017年2月26日 (日)

空港の荷物検査員が過重労働と初めて知った

 空港で飛行機に乗る時、必ず通らなければならない関門が手荷物検査である。9.11テロ以来、この検査が大変厳しくなった。

  この検査をする仕事を,日本では民間の検査会社がやっているということを知らなかった。24日の「NHKおはよう日本」で取り上げていたのを見て初めて知った。

  荷物検査をいう大事な仕事だから、当然警察官のような公務員がやっていると思っていたのだ。国によって違うようだ。アメリカでは公務員がやっているそうだ。

  日本では各航空会社が検査会社に業務を委託しているのだという。そのため仕事が大変なのに給与は少ないというのだ。検査の国家資格を持っている男声は8年勤続したが、最近仕事が大変なので辞めてしまったと言っていた。

  番組によると、昨年だけで270人も離職したそうだ。辞める人が多くて補充がなかなかできないので、仕事がどんどん増えて大変なのだという。それに外国人観光客などが増えているので余計に仕事がきつくなるのだ。

  勤務が不規則で、休日でも呼び出されることがあるし、シフトが変わるので、自分の時間を取ることが難しいと言っていた。

 政府は外国人を呼びこむのに懸命で、2020年には東京オリンピックも控えており、外国からの旅客は増える一方である。ところが肝心の玄関口で渋滞が起きてしまっているのだ。

  成田空港の例が出ていたが、検査のレーンは1カ所空いているのに無人で、他の所には長い行列ができていた。それは検査の人員が足りないので、検査所はあっても使えない状態なのだ。

  日本では、介護職員の不足、保育所職員の不足、看護師不足などが言われ、さらに最近では宅急便のドライバーやコンビニ店員やファミリーレストランなどの店員の不足が問題となっている。

  こうした職業は労働がきついのに給料が安く、ブラック企業のような労働状態になっているのだ。

  安倍政権になって求人状態は改善されたと首相は胸を張っているが、その実は、低賃金の過酷労働なのだ。いつもいうように大企業と富裕層優先の政策によって、一般の働く人たちは低賃金で抑えられている。雇用側は少しでも人件費削減をしようとしているのだ。

 マスクスが100年以上も前に指摘した搾取が罷りとおっているのだ。年収200万円にも満たない貧困層が増えている

 それしても空の安全を守る検査機関で働く人が不規則勤務の上に低賃金で働き手がないというのは問題である。政府は必要のない「共謀罪」でテロを防ぐと言っているが、空港検査の改善をする方が大事である。

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2017年2月25日 (土)

金正男殺害事件ばかりのNHKニュース

 金正恩北朝鮮主席の兄の金正男氏が殺害されてからもう10日以上になる。iphoneで「キムジョンナムが殺されたのはいつ?」と音声で尋ねたら、「キンマサオトコが殺されたのは2017年2月13日です」という答えが返ってきた。「ん?キンマサオトコ?」と一瞬たじろいだが、直ぐに笑ってしまった。

 この事件は、マスコミに恰好のニュースとして連日報道されているが、とりわけNHKニュースはいつもトップニュースとして扱っている。

 10日もたつのに今朝もトップニュースであった。それだけ世界の耳目を集める事件であったことは認める。国際空港という人の目が集まる場所で、インドネシア人、ベトナム人女性の犯行であり、たった2秒間で人を殺してしまったのだ。誰が見ても北朝鮮の金正恩の指図だと連想が行く。

 だから関心が集まるのは当然で、トップニュースになるのも無理がないとは思う。しかし、このニュースの陰に隠れて、大事な国内ニュースが報道されていないことは大問題である。

 大事な国内ニュースとは、今開会中の国会で審議されている案件関連ニュースである。その一つは「共謀罪」関連であり、南スーダンでの「戦闘」の有無の問題であり、さらに「安倍晋三記念小学校用地超格安払下げ問題である。

 いずれも非常に大事な問題なのに、NHKは取り上げようとしない。NHKは国会中継をやっているから必要ないというのであろうか。

 国会中継をやっていても、それを皆が見られるわけではない。上記のような大事な問題はニュースの時間で取り上げるべきだし、「クローズアップ現代+」や「NHKスペシャル」のような特別番組で取り上げるべきであろう。

 あの安保法制のときでも、NHKは形ばかりの人畜無害なニュースとして扱っただけであった。NHKにしてみればトランプ大統領ニュースに続いて、金正男事件が飛び込んできたので、これ幸いと国内重要案件を放送しない隠れ蓑にしているのであろう。

 トランプ大統領はあからさまにマスメディア攻撃を繰り返しているが、安倍政権はもっと賢く巧妙にメディア懐柔工作をして、NHKや大新聞を萎縮させてしまった。そして次々と国民生活に大事な案件を強行採決で成立させたしまった。以前にも指摘したがメディアの責任は重大である。

 NHKは視聴料を取っているのだからなおのこと、国民に大きな影響のある問題はきちんと報道をすべきである。

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2017年2月24日 (金)

星空はなぜなくなったのか?

 毎朝暗いうちにウオーキングに出かけて、暗い空を見上げて星を探すが、見えるのは木星だけである。その木星の少し下にかすかな光の星がある。あとは東の空に星が見られた。

  冬の空はオリオン座をはじめ星がよく見えるはずなのだが、この冬は残念ながら先に書いた星しか見ることができない。夕方西の空に明るく見えるのは金星である。それ以外は見えない。

  3年前にiphoneを買ったとき「星座表」というアプリを入れた。このアプリは便利なもので星に向かってスマホを掲げるとその星や星座の名前を教えてくれるものである。

  その頃はまだ少しは星を見ることができた。北極星や北斗七星などは見られなかったが、オリオン座は見られた。もっと以前は夏には南の空にさそり座も見られたものであった。

 子どもの頃を思い起こすと、夜になると満天の星で天の川が見事な弧を空に描いていた。北斗七星、オリオン座など学校で習った星座を見つけるのが楽しみであった。銭湯に行った帰りとか夜外に出たときなど星に手が届きそうな感じであった。空に星を散りばめた夜空は今でも脳裏に焼き付いている。

 当時は戦争中で燈火管制もあり、外は真っ暗ということもあってその分夜空は輝いていたのだ。戦後も毎晩停電するような電力事情もあって、街は暗く、夜空の星はきれいであった。

 現在はというと、小学校の理科で星の名前や星座について勉強しても、実際の空で観察するのは不可能である。名古屋の場合は、科学館のプラネタリュウムを見に行けばよいが、それでは本当の観察学習にはならない。

 経済が発展するにつれて都会で星が見られなくなったのは、おそらく都会の夜がそれだけ明るくなったからであろう。外国へ行って夜帰って来ると飛行機から見る地上は光で輝いている。

 あの忌まわしい福島第一原発事故の後電力消費の節約が要請された。それでも夜空に見える星の数は増えなかった。

 今冬星が見られなくなったのは、都会の照明が明るくなったからに違いない。LED照明が普及して電力消費が少なくて済むようにはなったが、逆に明るさは増したのだと思う。それは至るところでLEDが使われ、一般の家庭でも家のそとをLED電球で飾るところがあるくらいだからだ。中国には遠く及ばないが、ビルや商店などでもLEDで飾っている。テレビ塔やお城などのイルミネーションも華やかだ。

 一度、夏でもいいから「燈火管制」の日を設けて1時間ぐらい照明を暗くしたらどうであろう。「星空観賞タイム」とでも名付けて、みんなが星空を眺めて宇宙の彼方に想いを馳せるのも一興だと思うのだが。

 

 

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2017年2月23日 (木)

「スマホ育児」問題の根っこ

 携帯電話が普及し始めてどのくらいになるのであろうか。私が携帯電話を持つようになったのは遅かった。スマホに切り替えたのが3年前である。今ではガラ携と呼ばれる携帯電話も機種が少なくなり、いろいろなタイプのスマホの時代になった。

  パソコンが出始めた頃は3年で大きく変わると言われていたが、スマホはもっと速いように思う。どんどん新機能が増え新製品が出ている。

  今や小学生から高校生までスマホを持っている人が増えていてさまざまな問題も引き起こしている。そんななか、先日の朝日新聞やYahooニュースには「スマホに育児をさせないで」という警告記事が出ていた。

  忙しい母親が赤ちゃんや幼児にスマホを持たせてそれでおとなしく遊ばせるというのだ。買い替えたとき、古いスマホを与えることもあるようだ。

  <子どもたちは、スマホとどう接しているのか。2015年に公表された総務省情報通信政策研究所の調査によれば、0歳から6歳までの未就学児のスマホ利用では、YouTube などの「動画閲覧」や「写真閲覧」が多くを占めていた。知育アプリの利用率も高く、未就学児の約4割が使用。小学校1〜3年になると「ゲーム」が最多というデータが出ていたという。>

 スマホは動画が見られるし、テレビもある。ゲームはいっぱいあるし、音楽を聴いたり、ピアノを弾いたりすることもできる。幼児がメールやニュースを使うことはないが、遊ぶにはいい玩具かもしれない。

 それにスマホは操作性もよくなっている。<スマホは小さな手でも持てるサイズで、キーボードを使うパソコンや携帯電話と違い、子どもでも直感的に操作できる。加えて、文字が読めなくても、今は音声認識機能が向上しているので、タイトルをつぶやくだけで、動画が検索できてしまう。>

  30年以上も昔、「テレビ育児」ということが言われた。今のスマホ母親はテレビ育児で育った世代かもしれない。時代が変わって「スマホ育児」だというわけだ。

 「スマホ育児」については、すでに2013年、公益社団法人日本小児科医会は「スマホに子守りをさせないで!」と提言を示したポスターを全国の病院に5万枚配布したという。このポスターは「画面を使ってあやすと育ちをゆがめる可能性がある」「親子の会話や体験を共有する時間が奪われる」など、スマホを使った育児に警鐘を鳴らすものだったそうだ。

 今年は2017年だからもう3年も経過している。今では「スマ放置」(子どもにスマホを渡して遊ばせておくこと)という言葉も登場し、議論を呼んでいるという。我が子を文字通り「放置」する状況に陥らないためには、親はどうすればいいのか。子どもを持つ親は真剣に考えるべきであろう。

 しかし、この「スマ放置」問題は、社会問題だけではなく、「政治の問題」である。安倍政権になって、大企業と富裕層優遇政策をとるようになり、社会の格差がさらに進み、貧困層が拡大している。

 「子どもの貧困」が叫ばれ、生活のために子どもを放置せざるをえない親が増えているとNHKスペシャルでは言っていた。現在は個人の責任だとされているが、本来は「政治の貧困」から来たものだと捉えるべきである。

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2017年2月22日 (水)

タダ同然の国有地払下げと安倍晋三記念小学校

 先だって取り上げた安倍首相夫人が名誉校長としてこの4月に開校する森友学園は、「安倍晋三記念小学校」という校名が考えられていて、寄付金もその名前で集められたという。

  「森友学園の理事長である籠池泰典氏が昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の取材に応じ、「安倍晋三記念小学校」という校名にすることを安倍首相本人に内諾を得ていた、と答えた」。というのだ。あの「文春」の取材だから本当だろう。

 これについて17日の国会で追及され、安倍首相は知らないと白を切った。ウルトラ右翼の教育をする小学校に、フルネームで名前を付けようというのだから、思想的には完全にこの学校の教育方針と一致していることが分かる。

  それも問題ではあるが、森友学園の敷地を、国有地から約1/10の価格で払い下げてもらったと言う方がさらにひどい問題である。約14億円のものを1億3000万円で買ったと言われている。

  <売却されたのは、豊中市野田町の約8770平方メートルの国有地。近畿財務局が2013年6~9月に売却先を公募し、昨年6月に大阪市内で幼稚園を営む学校法人「森友学園」に売った。契約方法は、公益目的で購入を希望する自治体や学校法人、社会福祉法人などを優先する「公共随意契約」がとられた。

  この契約について、地元の豊中市議が昨年9月に情報公開請求したところ、財務局は売却額などを非公表とした。朝日新聞も同年12月に公開請求したが、今年1月に同じく非公表とされた。国有地の売却結果は透明性と公正性を図る観点から、1999年の旧大蔵省理財局長通達で原則として公表するとされている。だが、財務局は取材に「学園側から非公表を強く申し入れられた。公表によって学校運営に悪影響が出るおそれがある」と説明した。>(LITERA記事から)

  さらに、森友学園は昨年4月6日に国(大阪航空局)から、ゴミ撤去費用として1億3千万円を受領していることが明らかになった。つまり14億の土地をタダ同然で手に入れたと言うことになる。

 どうして一介の学園がタダ同然の値段で手に入れることができたのであろうか。安倍首相は「売却に私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と大見得を切ったそうだが、そんなことに誤魔化されず徹底的に追及してもらいたい。

 ※次のサイトに詳しい

 http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1582.html

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2017年2月21日 (火)

榊原温泉と津への旅行―③―植木等展、地底の楽園?、梅

 次の日は、朝6時5分に目が覚めた。他の連中はまだ寝ていた。すぐに浴場に行って顔や頭をきれいにした。たった1人の浴槽につかりリラックスした。廊下でがらばらで風呂に来る連中と会った。

  朝食は7時半。女性が呼びに来た。しばらくしてから行くともう食べ始めていた。朝食の後、SK君がコーヒーを飲みたいと言った。幹事のS君が、「コーヒーは含まれている筈だ」と言い、仲居さんを呼んで聞いたら含まれていないと言った。それで注文をした。Sくんはおかしい、おかしいと言っていた。

  朝食後駅までバスで送ってもらい、近鉄でつに向かった。津はIさんの地元なので今日の日程は全て彼女任せであった。

  まず2年前にできたMieMuという県立博物館にタクシーに分乗して行った。現地には後から行った私たちの方が早く着いて料金は730円であった。先に出た方は途中の交差点で右折したので遅く着き、料金が何と980円であった。250円も差があったのでびっくりした。

   MieMuでは3月末まで「植木等展」をやっていた。それを見るのが目的であった。入場料は800円であった。

 MieMuに入ると、巨大な象の骨格を展示してあった。模造品だと思って説明を読んだら、「三重象」という本邦最大の象の化石だと書いてあった。こんな大きな象が日本にいたなんて信じられなかった。

  展覧会にはさまざまなポスターやテレビ、映画のシナリオ、レコードのジャケットなどが展示してあり、ところどころにモニターで小松政夫、所ジョージ、大林宣夫などが植木等について語るブースが設けてあった。

  私が興味深く感じたのは、植木等の父親についてであった。父親は職業を転々とした後西光という信州の寺で得度をして僧侶になった。戦前に労働運動や部落解放運動にたずさわり、また、戦争反対や平和を願っていた。「戦争は集団殺人だから絶対に死ぬな。できるなら空いても殺すな」と檀家の若者に説いたという。それで治安維持法違反で検挙されてしまうのだ。そのため植木ら家族の生活は困窮を極めたようだ。

  「等」という名は平等を願ってつけたものだと言う。植木等の名にそういうエピソードがあるのを初めてしった。もしお父さんが今生きていたら、「共謀罪」や「安保法制」に反対をしただろうと想像した。

  あの大ヒットした「スーダラ節」を植木等は歌いたくなかったという。やけくそに歌ったのがOKになったそうだ。父親は「親鸞の教え―⑦善人なおもて往生す。いわんや悪人おや―にあっている」と言ったそうだ。

  驚いたのは、「無責任男」が大ヒットすると、それ以後の作品には全て題名に「無責任」が入れられていることであった。当時の映画ビジネスのあり方が分かり面白い。

  植木等は酒もたばこも飲まず、真面目な人であったことを初めて知った。演技での見かけとは真逆の人であったのだ。

  MieMuを見た後迎えのバスに乗って、久居の近くの「磨洞温泉 涼風荘」昼食を食べに行った。そこは地底の洞窟の中にあるレストランであった。むかし磨き砂を掘ったところの洞穴を利用しているのだそうが。土がむき出しの所もあった。

  ランチメニューは、バーベキューで網の上でプロパンガスで焼いて食べるのだ。一人分は牛肉の小さなのが3切れ、鶏肉の小さいのが2つ、あさりが7個ぐらい、ピーマンが半分、タマネギが1/4.。あとはご飯だけ。味噌汁がるとよいと思ったがなかった。それで何と2500円であった。何とも法外な料金だと思った。洞窟の中に入る入場料が1800円ぐらいというところか。

 パンフレットのうたい文句は「地底の楽園」となっている。でも、料理の質と料金から見る限りとても楽園ではない。Sさんだったか、「地獄の楽園」と言っていたがその方がふさわしい。

  ランチのあとバスで送ってもらい、結城寺に行った。しだれ梅で有名だそうであった。残念ながらまだほとんど咲いていなかった。入園料の500円はもったいないので、外にある早や咲の梅を見て終わりにした。結城神社の隣には津八幡社という神社があり珍しいと思った。

  津駅までは三重交通のバスがあった。有難いことにマナカを使うことができた。津駅に着くとコーヒーを飲んだが、Iさんが奢ってくれた。また大阪のS君がまんじゅうを買ってkれた。幹事のS君は缶ビール代をもってくれた。

  感心したのは、S君は昨年10月に胃癌で胃の2/3を取ってしまったのだが、もう酒は飲むし、食事もするし、元気に旅行の世話をしてくれたことであった。

  また、公園の花壇造りのボランティアをしている人、学校などの剪定をしている人、高齢者の話し相手のボランチあをしている人、高齢者のダンス教師をしている人、歩きながらゴミ拾いを続けている人など多彩な社会貢献を元気にやっているので勇気をもらった。本当に良い旅行であった。

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                       三重象化石
  

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                       洞窟入口

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                      高くて粗末な料理
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                       洞窟レストラン

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                       結城神社

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                        しだれ梅

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2017年2月20日 (月)

榊原温泉と津への旅行―②ー清少納言が泣く「おもてなし」

 湯から上がると、Oさんがヴァレンタインのチョコを贈ってくれた。この日はヴァレンタインの日であったのだ。

  夕食は別室の大広間に行った。和室にテーブルの席だったのでよかった。2時間コースで飲み放題であった。

  ビールで乾杯をし、ビールを飲んで、その後私は日本酒にした。焼酎の好きな者もいて鹿児島の芋焼酎の瓶と湯のポットが来た。ところが頼んだ日本酒がいつまでたっても来ないので催促をしたらやっと運んできた。

  カラオケの話が出て宴が終わってからどこかへ行くのかと思ったら、幹事のS君が「カラオケは頼んであるよ」と言った。予約をするときにカラオケも頼んでおいたというのだ。ところが部屋にはセットされていなかった。そういうと慌てて器械を運んできた。

  やり方を教えてもらって私が最初に歌った。岸洋子の「希望」がなかなか思い出せなかった。Tさんは合唱部にいただけあって大変上手であった。後で聞くと今でもボイストレーニングをしていると言っていた。私はTさんに「北空港」を一緒に歌ってもらった。上手な人と歌うと気持ちがよかった。

  私が「テネシーワルツ」を歌ったとき社交ダンスを教えているIさんは、Tさんと女性同士でワルツを踊った。

 大阪のS君が手作りのネックレスを2本持って来た。彼は専門家なのだ。くじ引きで2人に上げるが必ず持って帰って奥さん化娘さんに上げてほしいと言った。私は籤運が弱いので「僕は当たったことがない」と言った。ところが最後に引いた籤で当たってしまったので驚いた。女性には当たらなかったのも不思議であった。

  8時になると、仲居さんがカラオケは終わりだと言った。S君が「設置が遅かったから延ばして欲しい」と言ったら、「10分だけ」と言った。後で分かったことだが、カラオケ機使用料は5700円だった。1時間もないくらいでべらぼうに高い。

  そしてまだほとんど残っている焼酎の瓶やビール瓶を持って行ってしまった。Y君は「まだ飲もうと思っていたのに・・・」と言った。私は歌う曲をリモコンで送ったが仲居さんは「時間です」と言って止めてしまった。何とも愛想のない応対ぶりであった。

  それで仕方なく部屋に行って残りの時間を過ごすことにした。Tさんがヴァレンタインチョコを男性にくれた。S君が廊下の自販機で1本350円もする缶ビールを買って来た。

  昨年島根の玉造温泉の山の井旅館に泊まったときは大変おもてなしが優れていて、そのことwblogに書いた。それに比べて「清少納言」は何かにつけて「いと悪し」であった。清少納言も同意するらん。そして「私の名を穢すな」と言うであろう。

 たしかに温泉の泉質は素晴らしく浴室もよかった。清少納言の勧める通りであった。しかし「おもてなし」の時代にせめて気分よく過ごせる応対を心がけるべきだと思った。

 10時過ぎまで歓談をしたあと、他の連中はまた温泉に行ったが、私は歯を磨いて布団に入って寝た。

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                        夕食の前菜
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                 夕食の鍋(ビーフの味噌煮)

                この他に茶碗蒸し、天麩羅、デザートなど
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                       次の日の朝食

 

 

 

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2017年2月19日 (日)

榊原温泉と津へ旅行―①―枕の草紙に出ている美人の湯

 14日と15日に高校時代の同期生たちと1泊旅行に出かけた。この旅行の計画は鈴鹿に住むS君がやってくれた。大阪から3名名古屋から2名。三重から3名が参加した。女性が3名、っ男性が5名であった。

  16時に榊原温泉口に集合ということで、私は14時1分の松坂行き急行に乗るつもりで出かけたら、ひとつ前の13時42分の急行に乗ることができた。別に早く行く必要もないのだがそういうものである。

  近鉄を利用するのは久しぶりであった。特急は900円出さなければならないし、時間はあるので急行にしたのであった。座席は2人掛けにみな1人が座っていた。気が引けたが仕方がなので若い男性の隣に座った。

  外の景色は見ることもないので、電車の中では原田マハの「本日もお日柄がよろしゅう」を読んだ。

  近鉄の不便なところは、伊勢中川で乗り換えなければならないことだ。車掌に尋ねたら同じプラットホームの4番線だと言った。

  中川駅に到着してホームで待っていたら見覚えのある顔が近づいてきた。幹事のS君であった。中川から榊原温泉口までは上本町行き急行で10分ぐらいであった。

  名古屋駅で乗る時も、榊原温泉口で降りるときもマナカ敬老パスをタッチするだけなので大変便利であった。

  榊原温泉駅には40分ぐらい早く着いた。駅には暖房された待合室があったのでそこで待った。他の連中は16時ごろに着く電車でやってきた。

  駅には今夜泊まる「清少納言」というホテルの送迎バスが迎えに来てくれた。駅から温泉までは5kmほどで車がやっと通れるぐらいの山道を走った。

  榊原温泉には30年ぐらい前に来たことがあるのだが、どんなところかは覚えていない。ただ、シラハエ釣りを始めたとき、教えてくれた知人が雲津川がよく釣れると言って、はるばる名古屋から車で来たものであった。そのとき榊原温泉の近くを通った。

  宿の「清少納言」は、清少納言が枕草子に日本三大名湯の一つとして「湯は七栗の湯、玉造の湯、有馬の湯」と記述してあることに由来するようであった。

  現在は榊原温泉で通っているが、江戸時代以後のようで、それ以前は「ななくりの湯」とよばれていたようだ。「ななくり」という地名は今も残っているという。

  「清少納言」という超有名な名前を取って旅館の名にしたわけだが、外観はコンクリートのホテルであった。昨年島根の玉造温泉で泊まった宿は和風旅館であったので、この名前とのギャップが大きかった。

  玄関の歓迎板に宿泊客は5組と書いてあった。ウイークデーだから少ないのだろうと思った。

 ホールには仲居さんが1人で迎えた。2階の部屋に案内されたが、10畳ほどの狭い部屋であった。5人寝られるかなと言ったら、Y君が「大丈夫だろう」と言ったが、布団が敷かれたとき4人の頭にもう一つ敷かれ部屋いっぱいであった。この日の宿泊客は少ないのでもっと大きい部屋はないのだろうかと思った。

  夕食前に風呂に入ることにした。大浴場は地下にあった。大きな浴場で湯が溢れていた。外の景色の眺めもよかった。湯は少しぬるぬるする滑らかなであった。後で聞いたら、アルカリ泉で「美人の湯」というのだそうだ。そういえば玉造温泉も美人の湯と言っていたのを思い出した。女性の清少納言が言いたかったのもそういうことかもしれない。

  湯からあがると、女性たちに「美人になったね」と言って冷やかした。

安達清治氏の「枕の草紙の湯の謎考察」

http://library.tourism.ac.jp/no.10SeijiAdachi.pdf

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2017年2月18日 (土)

やっとその気になったか?都議会自民党、100条委員会設置問題

 築地市場の豊洲移転問題にまつわる数々の疑惑を解明するためには「100条委員会」の設置をすべきだと都議会共産党が提案していたが、自民党・公明党・民進党などの他会派の反対で実現していない。

   ところが「ニュースパス」を見ていたら、都議会自民党有志の会が100条委員会設置を自民党に呼びかけて、記者会見をした全文が出ているのを見つけた。

   7月に都議会選挙を控えてこのままでは小池新党にやられてしまうという危機感からの行動なのかもしれない。しかし、法的に強い力をもつ100条委員会を設置して早く徹底的に豊洲移転問題を解明することは最重要課題である。

 

   以下に記事から一部を抜き出す。

 <東京都議会自民党の野村有信都議らが16日、都庁で会見を開き、豊洲市場問題などに関して、22日に開会する都議会での百条委員会の設置を呼びかける趣意書を会派の総会で提出したことを明らかにした。>

  野村有信呼びかけ人代表挨拶

 <共同記者会見の趣旨は、現状を鑑みて、都議会第一党である自由民主党57名が一致結束して百条委員会を設置すべきと、そのような呼びかけを私ども自由民主党の有志が本日の自由民主党会派総会でお呼びかけをいたしました。共同記者会見の趣旨は、あくまで我々がこのような行動をとったという事実を皆さんにご報告申し上げる、これが趣旨でございます。>

  野村議員の説明

 <百条委員会設置について、自民党の顧問、相談役、あるいは執行部において設置について反対という意思は全くないと、そういう表明をいただいております。これは会派全員で将来の設置について決めることであり、特に執行部中心で方針をお出しいただくわけで、よりこのことについてきょう私が踏み込んだ答えは申し上げられませんが、いずれ私どもの呼びかけに応じて多くの同志が結集すると、そういう手応えは感じましたので、いずれ近い将来、執行部においてご決定なさることと思います。>

 <皆さんもご承知のとおり、地方自治法百条による百条委員会というものが執行機関の事務に関する調査機能を付与され、非常に強い権限を持っております。今の議会の状況から、やはり議会の権能を限界ぎりぎりまで発揮すべき時期に来たと、そういう判断できょう総会で発言をさせていただきました。>

 近藤議員の賛成理由

 <私もその特別委員会とは違った立場で百条委員会を設置することによって、通常の委員会では持たない強権を持つわけでございますので、そういう意味では、都民の皆さんの今持たれていらっしゃる疑義について払拭するのには、この百条委員会を設置をしてきちっと都民の皆さんの疑惑にお応えができるということが、まずはこの時期大切なんだと思いましたので、私も賛同させていただきました。>

 100条委員会の設置が最善の方法であることを自民党都議の大半は考えていると述べている。やっと重い腰を上げる気になったかと思うが、57名の最大会派が動けば設置は可能である。その上で徹底的に解明をしてもらいたい。

 ※全文   https://newspass.jp/a/xmzs5

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2017年2月17日 (金)

安倍首相とトランプ大統領の握手から見えるもの

 安倍首相とトランプ大統領の握手のシーンをテレビで観たとき、がっちりと握手していると感じたが、トランプ大統領の方が上位に立っているとも感じた。それはトランプ大統領の方が年上だからそうなったのかとその時は思った。

  トランプ大統領は握手を余り好まないと朝日新聞に出ていた。それは病原菌がうつるのを恐れているからだそうだ。しかし今回はシッカリと握手をしていた。

  その握手についてYahooニュースを見ていたら、ニューヨーク在住の安部かすみ氏が「安倍・トランプ初の日米会談 握手仕方で分かる上下関係」という記事を書いていた。

 <かなり強い握手と、2度のタップ(トランプ氏が安倍首相の手を両手でカバー。)は、トランプ氏による”自分が上”という上下関係を、無言で表現しているボディランゲージのようだった。

  握手後トランプ氏は、“Strong hands”と言いながら、釣りのようなジェスチャーをした。あの意味はおそらく「釣りのような感触だった」もしくは「どんな大魚も釣れるね」ということなのだが、トランプ氏自らが仕掛けた強い握手なのだから、「いい魚が見つかったから逃げられないようにした」というような真意をも感じられるものだ。 >

  それから大統領が安倍首相の目を見詰めるシーンがあったが、それほどの親密さを表したものだと思っていたら、安部かすみ氏は、以下のように指摘していた。

  <この撮影会では、もう一つ滑稽なシーンがあった。日本人カメラマンが「こちら(視線を)お願いします」と言っていたのを、トランプ氏が安倍首相に「彼らは何と言っているんだ?」と聞き、本来なら"They said that look at them’(自分たちを見てと言っている)と言うべきところを「Please. Look at me」(私を見てください)と言ってしまったため、トランプ氏は、安倍首相に顔を近づけ、ジッと見つめてしまうことになった。安倍首相はその後、ジェスチャーで「カメラを見て」と表現したのだが、トランプ氏には伝わっていなかった。>

  なあんだそんなことだったのか!

 さらに安倍首相のroole eyeについてもアメリカでは話題になったという。

 <メディア向けに行われた撮影会での、2人の握手の仕方と安倍首相のroll eyes(驚いたり焦ったり、呆れたときなどにする目の動き)が話題になった。

 現地では、

「あれはおかしな握手だった。トランプって本当に鼻持ちならないやつだ」

「Abeは恐怖を感じていたな」

「ミスターAbe。私たちもあなたと一緒にrolled eyesしたわ!」

「長過ぎる握手の後のAbe首相の目の動き。あれはまさに、ほとんどのアメリカ人が感じたそのものね」

「本当にトランプってクズ。握手の仕方も上品じゃない」

などと、トランプ氏の仕掛けた握手を揶揄する声が多く聞かれた。

 「つかまれた手」と「誤訳」。安倍首相は「やれやれ」と解放された気持ちになり、roll eyesしたのだろうか。今後日本がアメリカに甘い汁だけを吸われ、再びroll eyesしないことを願うばかりだ。 >と結んでいる。

 安倍首相はトランプ大統領の可愛いポチになったのだろうか?

 

 

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2017年2月16日 (木)

トランプ船に乗った安倍首相という見方a

 安倍首相とトランプ大統領との会談や別荘に2泊したことやゴルフに興じたことを、NHKニュースは連日何度も放送し、安倍首相の成果として国民に印象付けようとした。

  トランプ大統領は会談のとき「安倍首相とは気があう」と言い、「CHEMISTRY」(相性)という単語を使って「相性がいい」とも表現した。

  安倍首相は、トランプ大統領の「イスラム7か国の人たちの入国を禁止する大統領令」について「米国の国内問題だから」というこじつけでノーコメントを貫いた。ヨーロッパを始め世界各国が反対を唱えているなかで、安倍首相だけが黙っていたのだ。それは暗黙の了解を与えたことになる。

  だからトランプ大統領は、世界でたった一人のよき理解者を得たとして嬉しかったのであろう。彼の、宮殿よりも豪華といわれる別荘に2泊の招待をし、ゴルフを2回も楽しんだ。

  このニュースは世界に報ぜられたが、それによって日米首脳の蜜月を印象付けることになったと日本政府関係者は喜んでいる。しかし、米国には「安倍首相のおべっか外交」とコメントした有力紙記者もいる。

  Yahooニュースを見ていたら、ジャーナリストの立岩陽一郎氏が書いている「トランプ船に乗った安倍総理 米ジャーナリストから見た日米会談」という記事を見つけた。

  その最後の部分でワシントンポスト記者のコメントを紹介している。その部分を以下にに記す。

  〈ワシントン・ポスト紙のデスクは次の様に話した。アジアでの取材経験のあるベテラン記者だ。

  「安倍総理とその周辺にとっては今回の会談は成功ということになるのだろう。普通なら、これは日米関係の良好さを示すという意味で、誰もがハッピーな話だ。しかし、大統領がトランプだという点を考えると、日本にとってもそれが良いのかわからない」

  もう少しはっきり言ってくれないかと頼むと次の様に話した。

  「前のめり過ぎないかということだ。最初に首脳会談を行ったメイ(英首相)も、帰国後はトランプ一辺倒でないことを明言している。メキシコやカナダといった正直言って、目下、米国にとってもっとも重要な国・・・日本の皆さんには申し訳ないが・・・の首脳ははるかに距離を置く姿勢を示している」

  そして続けた。

  「はっきりしていることは、安倍総理とトランプ大統領との友好関係をアピールする場にはなっているということだ。そして、安倍総理の命運がトランプ大統領の手の中に握られたことは間違いない。つまりトランプ政権がこけたら安倍政権もこけるだろう。つまり安倍総理はトランプ船に乗ったわけだ」

  なるほど、安倍総理はトランプ大統領の船に乗った。もう下船は許されないということなのかもしれない。しかし、と彼は言った。

   「しかし、トランプ大統領にとってはどうか?安倍総理がどうなろうとも、トランプ大統領は痛くもかゆくもない。捨てる時は捨てるだろう。そして、彼は平気でそういうことをやってきた人物だ。それは知っておいた方が良い」〉

 安倍首相に導かれて我々日本国はトランプ船に乗せられてしまったのだ。この記者がいうように、トランプ大統領は気に食わなければいつでも日本を見捨てるであろう。

 安倍首相は日米安保か確固となったとして安堵をしているが、トランプ大統領は、日本の防衛費の増額を要求してくるだろうし、世界のどこかの戦闘地への自衛隊の派遣を要求してくることは容易に推測できる。

 また貿易の二国間協定でもアメリカファーストで強固な姿勢で要求してくるに違いない。サンデー・モーニングで岡本行雄氏は「TPPよりFTAの方がよい」と言っていたが本当にそうであろうか?DEALを得意とするトランプ大統領のことだ。甘く見てはいけない。

 安倍首相の米国行きがマスコミで大きく報じられたことで安倍首相の支持率はまた上がることであろう。しかし、手放しで喜んでいいとは思えない。喜んでいるのはエアフォースワンに乗り、別荘で歓待を受けるという”光栄”に浴した安倍氏夫妻である。日本や世界のこの先は北京よりひどいスモッグで見通しが効かないのだ。

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    2017年2月15日 (水)

    昭恵夫人が名誉校長の小学校は偏向教育ではないのか

     昨日とりあげた塚本幼稚園は愛国幼稚園ともいわれるらしい。大阪・淀川区にある。この幼稚園では、幼稚園児に「教育勅語」や「五箇条の御誓文」を暗唱させるほか、伊勢神宮への参拝や自衛隊の記念式典で園児らが演奏したり、日の丸と旭日旗を振らせるなど、露骨なまでの“愛国教育”をおこなうことで知られている。

      右翼が賛同するのは当然で、日本のこころを大切にする党の中山斉彬や西村眞悟、田母神俊雄、竹田恒泰といった連中の推薦メッセージが園のHPに掲載されていたこともあるそうだ。

      昭恵夫人は過去に塚本幼稚園を訪問した際に「感涙にむせんだ」そうだ。籠池森友学園総裁が園児に「安倍首相ってどんな人ですか?」と問うたとき、園児が「日本を守ってくれる人」と答える姿を目にして感動したのだという(産経ニュース15年1月8日付)。

      「FRIDAY」(講談社)12月23日号によると、籠池総裁は「(昭恵夫人は)名誉校長就任を依頼した時、「

    『即断でハイと言っていただきました。ありがたいお話ですね』とその事実を認めている。

      昭恵夫人は学園の広告塔の役割を果たしている。首相夫人が名誉校長ということで、どれだけ箔がつくことか。

      同幼稚園には安倍首相も講演に来ることになっていたそうで、その広告には、次のような部分があったそうだ。

      「尖閣諸島・竹島・北方領土(樺太の半分・千島列島・歯舞・色丹・択捉・国後)は 日本固有の領土です。日本人および日本国は矜持を持って堂々と対峙せねばなりません。
    しっかりとした歴史観・国家感を持ち、それに裏打ちされた方向性と実行力を持ったリーダーに委ねたい。

      その最も有力な人物こそ、第90代内閣総理大臣 安倍晋三先生です。来る9月16日 安倍晋三先生が塚本幼稚園に講演に来られます。」

      一国の総理大臣がわざわざ幼稚園の要請に応じて講演に来るというのは生半可なことではない。普通あり得ないことである。つまり、安倍首相の肝いりだということだ。

      籠池総裁は瑞穂の國記念小學院のカリキュラムの特長についても「『教育勅語』」を中心に据えた『修身』や四書五経を学ぶ『儒学』、ご皇室の成り立ちや『古事記』『日本書紀』を学ぶ『国際日本学』などをとおして、日本人としての魂をしっかり育ててまいります」と言っているという。(致知2015年4月号)

     教育勅語は書き出しが次のようである。

    朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ
    我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此
    レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民

     神代の時代から連綿と続くと謳い、我が国体の精華と述べ、汝臣民と説くのである。まさに天皇主権であり、国民は臣としてひれ伏したのであった。教育勅語は現行憲法の国民主権とは真逆である。それなのに教育勅語を暗誦させるというのは憲法違反も甚だしい。いくら私立小学校とはいえ許されることではない。

     しかし、安倍夫妻はそれを当然だと認めているのである。安倍政権が目指す改憲の方向を先取りしていると考えているのであろう。

     自民党は昨年、教員の偏向教育の調査をした。平和とか戦争反対などを唱える教員を知らせるようにということであった。現行憲法に明記する「平和」「戦争放棄」を順守することがなぜ偏向になるのであろうか。教員の大半は公務員であり、憲法に従うことを宣誓しているのだ。首相以下憲法を守る義務があるのだ。

     一方、私立小学校や幼稚園とはいえ、上に挙げたような戦前の教育をしてよいものであろうか。それこそが憲法違反の偏向教育ではないか。こういうことが首相の応援のもとに推奨されていることは由々しきことである。

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    2017年2月14日 (火)

    戦前の天皇神道回帰の小学校・幼稚園ができる!

     Tさんが送ってくれたロイターの記事を見て驚いた。日本の右傾化もここまで来たのか。しかも安倍首相夫人の昭恵さんがからんでいる!夫婦で明治時代に戻そうと躍起のようだ。

     大阪にある塚本幼稚園は一見すると、普通の幼稚園に見える。だが同園のカリキュラムは戦前の日本を思い起こさせる。

     安倍昭恵首相夫人も訪問した塚本幼稚園幼児教育学園は、日本の伝統や文化に重点を置いたカリキュラムのなかで、3─5歳の幼児に愛国心を育むことを目的としている。

     制服を着た園児たちは毎朝、日本国旗の前で国歌を歌い、1890年に発布された「教育勅語」を復唱する。教育勅語は第2次世界大戦後、米軍を含む連合国軍総司令部(GHQ)によって廃止された。多くの人が、日本の軍国主義をあおる一助となった、服従と道徳心の源であると教育勅語を捉えていた。

     思い出すなあ。私たちも戦時中学校で式の度に教育勅語を聞かされ、意味も分からず覚えてしまった。教頭先生が恭しく奉安殿から勅語を盆にのせて運んでくる姿が今でも脳裏にうけぶよ。

     日本政府は1947年、戦後の平和憲法の自由主義的で民主主義的な価値を強化すべく、教育基本法を施行した。

     塚本幼稚園は15年前から教育勅語を導入。ただし、園職員はナショナリズムを刺激する意図はないとしている。

     「よく言われるナショナリズムと、私たちが教育のなかで進めようとしている、愛国主義や日本主義をもっと高らかに世界各国に広めていこうとすることは、全く違う」と、籠池泰典園長は話す。

     籠池氏は、安倍政権と関係が近いナショナリストの民間団体「日本会議」の大阪支部長でもある。

    <国を守る>

     塚本幼稚園で園児たちが習うのは、和楽器や武道、将棋などだ。軍事基地へ「遠足」にも行く。

     軍事基地に遠足に行くというのも徹底した洗脳教育だ。三つ子の魂百までということだ。私も天皇陛下万歳、兵隊さんありがとうだった。戦争が終わるまでは。

     籠池園長は、子どもたちが他国の脅威に対する自国防衛に備えるため、他の教育施設でも自分たちのカリキュラムを導入することを期待していると語る。

     その通りだろうが、とんでもない時代錯誤だ。しかし、その動きが急速に広まる空気を感じる。

     日本に危機が及ぼうとするなら戦わねばならず、そのためには戦争放棄を規定する憲法第9条の改正が早急に必要だと、同園長は主張する。

     憲法改正は与党・自民党の主要政策課題の1つだ。安倍政権はすでに集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈を変更している。

     塚本幼稚園の案内パンフレットによると、今年4月に小学校も開校予定で瑞穂の国記念小学校といい、安倍首相夫人が名誉校長に就任するという。

     夫婦で富国強兵、神国日本、天皇主権の明治に戻そうと躍起なんだ。

     専門家からは、安倍首相夫人がこうした学校の運営に携わることに驚きを感じるとともに、国際社会における日本の地位の変化を示すものとの声も聞かれた。

     テンプル大学日本校のマイケル・チュチェック非常勤教授は、夫人が首相の代理として見られることがしばしばあると指摘。第1次安倍内閣では、学習指導要領に愛国心教育を盛り込むため、教育基本法が改正されている。

     「日本の防衛を日本自身に担わせることで、駐留米軍を削減もしくは撤退させたいというトランプ米大統領の思惑と、日本を強い国にしたいという安倍首相の思惑が一致したと多くの人は考えているようだ」とチュチェック非常勤教授は語る。

     トランプ大統領が安倍首相と気が合うと言い、別荘に2泊もさせてゴルフに興じたのもその辺にあるね。日本の自衛隊を海外に送り肩代わりさせる魂胆なのだ。

    (Kwiyeon Ha記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)http://jp.reuters.com/article/japan-kindergarten-prewar-idJPKBN1430IQ?sp=true

    教育勅語を暗唱させる特異な教育(Tさんのコメント)

     この学校法人が経営する幼稚園では、園児たちに教育勅語を暗唱させ、軍歌を歌わせるという、かなり特異な教育が行われています。

     教育勅語は、天皇の臣民(家来)として国に尽くして生きるよう説く内容。ゆがんだ愛国主義により無謀な戦争へ突き進み、国を破滅に導いた反省から、戦後間もなく国会で排除・失効が決議されたものです。「朕(ちん)惟(おも)フニ我カ皇祖皇宗(こうそこうそう)國ヲ肇(はじ)ムルコト宏遠(こうえん)ニ德ヲ樹(た)ツルコト深厚(しんこう)ナリ・・・」という、現代では大人でも意味が分からない文章を、幼児たちに暗唱させるのです。もちろん子どもたちは内容など全く理解できないでしょう。さらには、「大君(天皇)の足元で死のう」(「海ゆかば」)といった軍歌まで歌わせているのですから、驚きです。

     この小学校の理事長が大阪支部代表を務めているという「日本会議」は、日本国憲法をはっきりと否定し、憲法改正を目指している団体。

     このたび豊中市内に開校予定の小学校は、私立ではありますが、学校教育法に基づく小学校であり、塾や習い事とは違います。いくらなんでも、国民主権・基本的人権・平和主義を柱とする現在の憲法を否定し、教育勅語を暗唱させ、軍歌を歌わせるような教育が行われてよいものなのか、強い疑問を感じます。

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    2017年2月13日 (月)

    数をたのんで野党を小馬鹿にしている安倍政権

     米国のトランプ大統領が言いたい放題で、イッターと大統領令で世界に混乱を与えている。前代未聞のことである。

     同じように日本の国会でも、安倍政権は2/3以上の絶対多数をよいことに言いたい放題、やりたい放題である。

     10日の朝日新聞トップニュースは、「閣僚答弁 乱れる国会」であった。衆議院の予算委員会で9日、南スーダン派遣の陸上自衛隊の「戦闘が生起とした「日報」をもとに、民進党の後藤議員の「戦闘はあったのか、なかったのか」という質問した。稲田防衛相は「国際的な武力紛争の一環としては行われていなかったが、人を殺傷し、物を破壊する行為はあった」と従来からの政府見解を答弁。

     

     野党が「質問に答えていない」と反発、審議が再三中断するなか、同様の答弁を9回も繰り返したという。しかも、実際に戦闘があったのに武力衝突だと言って誤魔化している。

     これは「戦闘」と認めると、南スーダンPKO派遣の自衛隊を引き上げなければならないからで、苦し紛れのウソをついているわけである。こういう誤魔化しがまかり通る国会は国会とは言えない。

     また、「共謀罪」法案を巡る論戦では、金田法相はつじつまの合わない説明を繰り返し、法案の必要性を示すための事例説明で根拠をゆるがせたり、根拠として説明した判例がなかったりと、説明を二転三転させたという。

     たしか、野党の質問時間は限られているはずで、その貴重な時間を大臣がのらりくらりと質問に関係ないことを話したり、質問をかわしたりしている。民進党の山尾議員は「委員会の時間を浪費する大臣と、どうやってこれ以上議論したらいいのか。大臣失格だ」と指摘したそうだが、その通りである。

     与党がせめて参議院で野党より数が少なければ、こういうことは起こり難いだろうと思う。民主党が政権を取った時期、「決められない政府」という異名をもらったが、それは参議院では数が少なかったからだ。

     安倍政権になって「決められる政府」になったのはいいが、数をたのんでやりたい放題である。特別機密保護法、武器輸出三原則変更、集団的自衛権閣議決定、安保法制、原発の海外売り込み、辺野古基地の強行、年金カット法・・・・などなど。

     以前なら稲田防衛相、金田法相、松野文科相などのような答弁をする大臣は首を切られたが、安定多数の政権では首を切られることもない。言いたい放題やりたい放題で野党はバカにされっぱなしである。

     しかし、国会では少数とはいえその背後には野党を選んだ国民がいるのだ。自民党が多数を得ることが出来たのは小選挙区制という選挙制度のお蔭である。比例制なら過半数に及ばないのだ。

     トランプ大統領にしても得票数ではヒラリー氏に及ばなかったのだ。選挙制度のお蔭である。

     謙虚に真面目に誠意をもって対応し、国会の議論を深めてもらいたい。

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    2017年2月12日 (日)

    話題の「福島県民お断り」という作文

     友人が送ってくれたもので、「福島県民お断り」というタイトルの作文がネット上で話題になっているそうだ。

     下記に紹介するのは「第36回全国中学生人権作文コンテスト」に応募した宮城県女川町の中学3年生「門馬瑠々 (もんまるる)」さんの作品で、仙台法務局長賞を受賞している。

    「福島県民お断り」。

     それは、福島県民の私に大きなショックを与えるものでした。小学校三年生まで、私は福島県南相馬市で生まれ育ちました。南相馬といえば野馬追が有名で、昔からの歴史を大切にしてる町です、私は、そんな南相馬の町や人が大好きでした。

     しかし、五年前、東日本大震災の影響で原子力発電所が爆発し、全てが変わりました。放射能の影響から、南相馬市は一夜にして人の住めない町になってしまいました。

     この事故の影響で、私は家族と一緒に、親戚がいる栃木県に避難することになりました。ところが、その途中に寄った店で、とても衝撃的なものを見てしまいました。

     それは、駐車場に停めてあった車に、

    「福島県民お断り」

    と書かれたステッカーを貼った車があったのです。

     私はそれを見て、これからのことが不安だったこともあり、「え?」とただただパニックになり、意味を理解したとき、悲しい気持ちになりました。

     震災から5年が経過した現在でも、福島県に対する偏見はまだまだ消えていません。それは、祖母の知人が熊本地震の際に、支援物資を届けに行ったときのことでした。

     決して近いとはいえない熊本に、福島から行ったのにも関わらず、「福島の物資はいらない」と現地の方々に拒否されたそうです。

     現地の方々も、放射能の被害を恐れての発言だったのでしょう。しかし、被災した方々のために、直接届けてにきてくれた人に向かってどうしてそのような心ない言葉が言えるのだろうとむなしさがこみ上げてきました。

     結局、その場所では物資は受け取ってもらえず、別の場所で受け取ってもらったそうです。

     この話を聞き福島県の風評被害は今なお続いているのだと恐ろしい気持ちになりました。

     同じ日本人なのに、どうして福島県から来ただけで、このような酷い言葉をかけられなければならないのでしょうか。

     私が育った町や人が否定されるならば、私の今までの人生までも否定されている気がしました。

     震災後、私は自分の気持ちを人に話すことが苦手になっていました。「福島県民だ」という周りの人達の視線がとても気になったからです。しかし、そんな私の心を新たな出会いが変えてくれました。

     小学校五年生の時、私は宮城県の女川町に引っ越してきました。見知らぬ土地での生活はとても不安で、これからどんなことが待っているのか心配でたまりませんでした。

     また「福島県民だ」と悪者扱いでもされるのかと思っていました。自己紹介を終えて指定された席に着くと、周りは男の子達でした。

     するとその中の一人が、私に「福島から来たんでしょ?」と聞いてきました。私はその質問にひどく動揺し、この後何か言われるのだろうかと思いました。

     しかし、聞こえてきたのは私の想像するものではなく「大変だったね」という気づかいの言葉でした。

     他の子達も「友達にならない?」「一緒に遊ぼう」などと、とても優しく接してくれました。

     女川町もまた、震災で大変な被害を受けました。友人の中にも、津波で家や家族を亡くした人がたくさんいました。それでも、明るく毎日を過ごしている友人を見て、女川の人たちの力強さを感じました。

     同時に、苦しい思いをしているのは自分だとばかり主張して、ふさぎ込んでいたのが「なんだこの人達の方が辛かったんじゃないか」と思い、自分が情けなくなりました。女川町の人達は、本当に強い人ばかりで、何度も助けられました。

     私がここまでの体験で感じたこと、それは「偏見」と「共感」です。「偏見」とは、自分の勝手なものさしで周りのものを判断することです。相手の気持ちを無視した、とても自分勝手な行動だと思います。

     みなさんは、人と関わるとき、偏見を持って接することはないでしょうか?「あの人はテストの点数が悪いから頭が悪い」や「あの人は口数が少ない人だから暗い人だ」など、ちょっとした偏見で他人を見ることは誰にでもあることだと思います。

     しかし、その偏見が無意識のうちに人を傷つけるということを忘れてはならないと思います。

     逆に「共感」とは、相手のことを思いやり、相手の立場に立って行動することです。私が女川に来てから、私の心に寄り添ってくれた友人たち。

     私の痛みを自分の痛みとして捉え共に乗り越えようとしてくれたことにとても感謝しています。だからこそ、自分もまた、傷ついている人がいたら共感し、手を差し伸べることができる人間になりたいと思うようになりました。

     私は将来、自分を救ってくれた人達のように、苦しむ人の助けになりたいです。

     
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    2017年2月11日 (土)

    マスクが流行りと聞く

     今年の冬はマスクが流行っているとどこかで聞いたことがある。地下鉄に乗っているときに観察するがすごく多いようには見えない。

     私はマスクをすることはない。母が入院していたときに、院内感染予防のために、見舞いに行くとマスクをさせられたので仕方なしにしたくらいである。

     以前鳥インフルエンザの流行かなにかで、マスクが売り切れ状態になったことがあった。そのときに、マスクを備蓄しておかなければいけないかと思い、1箱か2箱買ったが、そのまま今でも蓋を開けていない。

     8日にアサイチを見たらマスクを取上げていた。驚いたのは、マスクの種類が400以上もあるということで、岐阜県のマスク工場で作っているファッション性のあるマスクは、200種類もあるということであった。

     マスクは大きく3つのカテゴリーに分けることができるそうで、一つは高機能性のマスクで、黴菌の侵入をシャットアウトできるタイプのものである。値段はいくらなのか分からないがきっとたかいのであろう。

     2つ目は普通の予防用マスクで、3つ目がファッション性のあるお洒落なマスクだそうだ。いろいろと飾りがついていたり、香りがつけてあったりするという。

     お洒落なマスクは洗って何度も使うことが出来ると言っていた。使い捨てのマスクは1回使ったら捨てる方がよいそうだ。

     大事なのは、マスクの付け方で、80%の人は間違った付け方をしていると専門家が言っていた。

     マスクを広げて、上と下の部分をつまんで引っ張るとへこむので、そちら側が顔にあてるほうだという。そして2つに折って広げて顔に当てる。上端は眼の近くまで当てる。そしてふちをなでて密着させる。下端は引っ張ってあごの下まで当て密着させる。

     強く息をしてみてマスクがペコペコすればきちんと装着できているのだそうだ。またきちんと装着すれば眼鏡が曇ることもないという。

     5日のNHKスペシャルで中国の大気汚染のことを取上げていたが、マスクで防げるのだろうかと思った。

     私が子どもの頃は、マスクは鼻と口を蔽う形をしていて空気を入れる穴が2つ空いていた。内側にはガーゼを折って当てて使った。

     今は大進歩をして汚染物質や細菌の侵入まで防ぐことができるようだ。それに種類が400以上もあるというのだ。自分がマスクをしないので関心がなかったが、急に眼を開かせられた。

     欧米では日常にマスクをしている人はいないと言われる。病気でもないのにマスクをして出歩くというのは異常な感じはする。日本は花粉症対策はともかくとして、大気汚染はよくなっているのだ。

     それなのに有名人はともかく、一般の人にマスクをする人が増えているというのはどういう理由からであろうか。顔を見られたくない人が増えたということなのだろうか。

     

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    2017年2月10日 (金)

    おいしい残りご飯で作るパン

     昨年12月だったと記憶するが、ホームベーカリーを導入したことを書いた。それ以来妻は何度もパンを焼くようになり、タイマーを使って焼くことにも慣れてきた。

     1月中旬ごろ、残りご飯を使ってパンを焼くことにも挑戦し、だんだんうまくなってきた。レシピに従って用意をして焼いているのだが、最初は余り膨らまなかったし、焼き上がりもよくなかった。何事も慣れである。

     まだ数種類のパンを焼いただけであるが、私はホームベーカリーで焼いたパンの中で残りご飯を使って焼いたパンが好きである。

     小麦粉で焼いた食パンは、空気の含有量が多くて、ふわふわしているが、ご飯を使って焼いたパンは、空気が少なくしまった食感がするのだ。それにほんの少し砂糖を加えるせいか、ほんのり甘みがあり、ジャムなどをつけずにそのまま食べてもおいしい。

     日曜日にCafeVitaへ行ったとき、妻にたのんで焼いてもらった残りご飯パンを持って行った。食べてもらったらマスターもアルバイトのSさんもおいしいと言っていた。

     そこへHさんの家族がやってきたので、マスターがご飯パンを添えて出した。私が感想を聞くと、美味しいと言った。そして意外なことを話した。

     サンヨー電機が10年ぐらい前に「ごパン」というのを売り言葉にしてホームベーカリーを売り出したら、大変な人気で何か月も待たなければならなかった。それで結局買わなかったと言いうのだ。

     それを聞いて「実は私も同じ経験をしたのですよ」と話した。今でも新瑞のエディオンに妻と一緒にホームベーカリーを見に行って時の映像が脳裏に浮かんでくる。

     店員が「予約がいっぱいでいつになるか分かりません」と言っていた。それで諦めたのであった。Hさんも言っていたが、当時は値段が5万円以上したはずである。

     私は「今は1万円以下で買えますよ」と話した。実に安くなったものである。Hさんのところはご飯がよく余るので残りご飯でパンをつくりたいと言っていた。

     寝る前に用意をしてタイマーでセットしておけば、次の朝食べたい時に焼けているし、洗うのも簡単だと教えて上げた。

    山善、5,980円の低価格ホームベーカリー 画像1

     

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    2017年2月 9日 (木)

    トランプ大統領と米国メディア

     トランプ大統領は自分のことを批判するメディアは徹底的に毛嫌いし、よいしょしてくれるメディアは大歓迎する。

      モスクワの高級ホテルでの複数女性との破廉恥な行動を報じたCNNについては、「CNNなんぞ見ないよ。フェイク・ニュースを見ているのは嫌だからね」と言い、また「ニューヨーク・タイムズとワシントンポストでの私の報道は、間違いと怒りがいっぱいで、実はニューヨーク・タイムズは……減少する一方の購読者と読者に謝罪した。彼らは最初から私のことを誤解しており、ずっとそのままだ。きっと変わることはないだろう。不正直だ」などと言いたい放題にこきおろす。

      その一方で、「フォックス・ニュースは非常にいい。フォックスなら何をやっていても感謝を述べたい」とツイートする。フォックス・ニュースは保守共和党寄りで、ほとんどがトランプに親切なニュースを報じることで知られている。

      自分を誉め称えないメディアはすべて、「不正直」や「フェイク・ニュース」だと指弾し徹底している。

      ホワイトハウス主席戦略官のスティーブン・バノン氏は1月末、ニューヨーク・タイムズに電話をかけ、「メディアは野党と同じだ。この国を理解していない。なぜトランプが大統領に選ばれたのかも、まだわかっていない」と述べ、「メディアは黙っていろ」と告げた。

      バノン氏と言えば、選挙でトランプ陣営を勝利に導きその功績で抜擢された。そして今やトランプ政権の実力者とみなされている。以前は、極右メディアの『ブライトバート・ニュース』の会長を務め、自身も女性蔑視や人種差別発言をすることで知られている。

      今度のイスラム7か国の人の入国禁止の大統領令も彼が書いたと言われる。

      このように一国の大統領、しかも世界の指導的大国のトップが、あからさまにメディアを嘘つき呼ばわりしたり、政権の主要人物が電話をして嚇すということなどあっていいものだろうか。

      さらにホワイトハウス報道官ショーン・スパイサー氏は、記者の質問にまともに答えずトランプ大統領を持ち上げるばかりで、この点はトランプ氏と全く同じである。

      また、メディアによく出る大統領顧問のケリーアン・コンウェイ氏は、テレビでは一方的に話すばかりだという。

      メディアがトランプ政権を非難すればするほど、ホワイトハウスはメディアへの不信感を煽り、支持者から歓声が上がる。アメリカの報道メディアは、その悪循環にすっぽりと陥っているところだとDiamond on lineの記事は指摘する。その通りだと思う。

      これがエスカレートしていくと、強権独裁政治に進むであろう。恐ろしい話である。

      メディアは「嘘」や「虚偽」という言葉を使い始めているそうだ。。「トランプ大統領、メディアを批判しつつ2件の虚偽を働く」(ニューヨーク・タイムズ)といったように。また、テレビ局の中には、ホワイトハウスの記者会見をリアルタイムで中継するのをやめたところもあるという。録画に調査したことを加えて正確な報道をするためだという。

      面白いのは、ワシントンポストがワシントンポストのように、ファクトチェックがトランプのツイート上で見られるようなブラウザー用の拡張機能を独自に開発したということだ。「RealDonaldContext」という拡張機能をインストールすると、トランプ大統領のツイートの同じ画面上で、同紙が不正確な記述をファクトチェックした結果が表示されるようだ。(以上はDiamond on line記事を参考にした)

      「RealDonaldContext」のダウンロードサイト(https://chrome.google.com/webstore/detail/realdonaldcontext

     

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    2017年2月 8日 (水)

    OB嶋貫問題の責任を取り文部科学大臣は辞めよ!!

     連日、テレビや新聞で報道されている、文部科学省OB嶋貫和男氏の天下り斡旋問題はじつにひどいものだ。文部科学省が主導して人事課OBの同氏を様々な面で処遇し、斡旋事業がやりやすいように後押ししていたというのだ。「省ぐるみ」の実態が次々と明るみに出たという。

     大手生保明治安田生命の顧問料が月に2回出向でも1000万円というのだから驚きである。嶋貫氏が衆院予算委員会で答えたとき、どよめきが起こったという。いったいどんな仕事なのか、文科省幹部のOBともなればそんなに優遇されるのだ。しかも、残りの4日間で再就職支援事業をボランティアで行うというお膳立てを文科省がしたのだ。このボランティアというのも非常に怪しい。

     天下り斡旋事業を行うために「文教フォーラム」という団体(現在は社団法人)を設立したが、秘書給与(年額400万円)や執務室・本省局長級OBサロン(月額30万円)などの費用を文教協会(代表は元文化庁長官)が負担しているのだ。

     その他に嶋貫氏は保険代理店顧問も務めているというがいくらの報酬を貰っているかは新聞には書いていない。

     私が退職したときは、一般教員には再就職先斡旋はなく、もちろん天下りなどあるはずがない。有力校長は銀行とか旅行会社などへ顧問として入ることができたようだが、一般校長だと生涯学習センターの受付とかトワイライトスクールで指導するなどをしているのもいた。それでも金をもらう仕事があるだけよかった。

     10年以上前のことだったと思うが、名古屋市高級職員や元市会議員などの天下りが問題になったことがあった。彼らは市の外郭団体の顧問となり、週に4日顔を出すだけで月に数十万円の報酬を得ていたのであった。

     それでも凄い高給だと思っていたのだが、今回の文科省OBの場合は国家公務委員の幹部だけあって桁が違う。他の省でもみな同じように超高給で天下りをしているのであろう。

     今度の事件が、2008年の天下りを規制する改正国家公務員法施行後に始まったというのだから、法の目を巧みにくぐって行われたことになる。ザル法もいいところだ。

     人間は誰でも欲があり、金があるほど地位があるほど金や地位に拘るという。仏教のことばでいうところの亡者になるのだ。それが人間の性である。

     「浜の真砂はつきるとも世に盗人のタネは尽きまじ」と喝破した石川五右衛門の言うとおりである。巧妙に合法的に金をすくねるのだからたちが悪すぎる。

     これほどの問題を文科省ぐるみでやったのだから、徹底的に究明して、文部科学大臣は当然辞任すべきである。

     

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    2017年2月 7日 (火)

    アサイチで見た落ち込みを治す法

     先日見たNHKアサイチ「オノマトベを使って動作や仕事をうまくやる法」の後で、「落ち込んだ気分を治す法」というのをやっていた。

     二つあって、

    ①笑顔を作る

    ②上を向いて大股で歩く

    というものであった。

     笑顔を作ると、落ち込んだ気分も晴れるというのだが、笑顔を作るのは優しいようで意外に難しい。私の属するコーラスグループの指揮者は、いつも「笑顔にしなさい。」「笑顔になってない」と言われる。

     歌を歌う場合、笑顔にするということは、単に聴き手に対してのことではなくて、笑顔にすることによって口角が上がり、よい発声ができるということなのだ。

     また、ガンなどの難病を治療するのに、落語や漫才などを聴いて笑うとよいと言われ、それを取りいれている病院もある。

     その他、大声で笑うグループを作って「ワハハ」と笑っているグループもある。

     笑うと言うことは気分を明るくかえるのにいいことは間違いない。私も笑いたいと思って漫才や落語を聴くが、前にも書いた様に最近の漫才やコントは面白いと思わない。批判的に見るからか、よけいに笑えないのだ。そこへ行くと、落語は面白い。笑いを上手に取るように作られている。

     アサイチでは、笑えない人に、鉛筆のような棒状のものを口にくわえるとよいと言っていた。口角が上がって笑ったのと同じ効果が期待できるというのだ。

     ②の「大股で上を向いて歩く」ことだが、下を向いて歩くとトボトボとした感じになり、気分も落ち込んでしまうという。道に何か落ちているのを見つけるにはよいであろうが、

     毎朝のウオーキングで、私はこれまでいろいろな歩き方を試みて来た。最初の頃は4mぐらい先の地面を見て歩くとよいとある本に書いてあったのでそうしていた。

     いろいろ試してきて、現在は昨年秋に読んだ本のやり方で歩いている。以前に書いたことがある、大腰筋を使う歩き方である。この歩き方は遠くの方を見て歩くのだ。姿勢がよくなるから自然と遠くを見ることになると言ってもよいかも知れない。

     歩きながら他の人の歩き方を観察すると、下を向いて歩いている人が結構多いことに気付いた。健康のためのウオーキングをしているのだから、しっかり目線をあげて歩きたいものである。

     大腰筋を使って歩くとき、大股で歩くようにと本に書いてあった。だから「大股で上を向いて歩く」というのはよい方法だと納得できる。坂本九のヒット曲に「上を向いて歩こう」というのがあるが、まさにあれである。上を向くと言っても空を見上げて歩くのは危険である。目線を上にして、遠くを見て歩けばよいのだ。

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    2017年2月 6日 (月)

    一度も食べたことがない恵方巻き

     節分の日の新聞折り込み広告を見ると、「恵方巻き」の宣伝がたくさんあった。恵方巻きというのは、太い巻きずしで種類はそんなに多くないと思っていたが、それぞれの店でいろんな恵方巻きを売り出していてバラエティに富んでいることが分かった。また同じ店でもさまざまな恵方巻きを売ってることも分かった。

      恵方巻きもたくましい商魂に乗って年々人気が増えて来ているようだ。先日のNHKガッテンでは恵方巻きの作り方をやっていた。ちょっと見ただけだが、なかなか難しそうであった。最後までは見なかったので簡単に確実に作る方法は見ていない。

      私は恵方巻きというのをこれまで一度も食べたことがない。バレンタインと同じで誰かが仕掛けて作りだしたのだと思うからだ。それでネットで調べてみた。

      江戸時代から明治時代にかけて、花街で節分のお祝いや、商売繁盛を祈って食べられたものだという。その頃は「丸かぶり寿司」とか「太巻き寿司」と呼ばれていたそうだ。七福にちなんで7種の具を入れてつくったという。

      一般の人が節分の日に食べるようになったのは大正ごろからで、戦争ですたれていたのを、昭和24年に大阪鮓商協同組合が復活させたそうだ。

      コンビニで最初に売り出したのは、1983年にファミリーマートで大阪と兵庫で売りはじめという。1989年に広島のセブンイレブンが販売を開始し、「恵方巻き」と名づけたのだそうだ。セブンイレブンが全国展開をしたのは1998年だという。

      恵方を向いて丸かじりするのは、運をがぶっと取り込むという意味だそうだ。要するに縁起担ぎなのである。

      節分の日に恵方巻きが全国でどのくらい消費されるのかは不明であるが、Diamond on lineで食品ロス専門家の井出留美氏が、恵方巻きの売れ残りが大量に廃棄処分されると書いていた。

     恵方巻きは予約販売もやっているので、ロスを減らすためだと思っていた。井出氏も同じように思っていたそうだ。ところがコンビニを調べてみると、そうではなく販売促進のためであることが分かったという。

     コンビニの場合は、自分の店で作る訳にはいかないので、他から仕入れることになる。それで売れ残りの廃棄が出やすいという。また店で値下げを決められないのも原因だという。

     井出氏は次の言葉で結んでいた。

     「1月26日に、NHKのニュースを見ました。毎年、コンビニ本社は各店舗に“ノルマ”を課しており、アルバイト店員らに恵方巻を無理矢理買わせていた事例が多々あったようです。本来、恵方巻は『幸運を招く』という謳い文句なのに、それでも売れ残って廃棄するのなら『運を開く』どころか、逆に『運気を落とす』、『バチがあたってしまう』のではないでしょうか。」

     クリスマスケーキは、「クリスマスの翌日には安く買えるよ」と聞いたことがあるが、恵方巻きの場合は生ものなのでそうもいかないのであろう。もったいない話ではある。

     ちなみにDiamond on lineのアンケートでは、恵方巻きを食べないが65%、食べるが25%(10時現在)となっていた。意外に食べない人が多いのに驚いた。

     

     

     

     

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    2017年2月 5日 (日)

    国民の金を持ってトランプ大統領に朝貢する安倍首相

     日本経済新聞、共同通信、朝日新聞などが、トランプ大統領のアメリカFIRST政策に協力するため、首脳会談に向け、政府が検討する経済協力の原案が2日、明らかになったと報道した。

     それは、トランプ米大統領が重視するインフラへの投資などで、4500億ドル(約51兆円)の市場を創出し、70万人の雇用を生み出すというものである。日米間の貿易不均衡を批判するトランプ氏に10日の会談で示して理解を得たい考えだという。

     その資金源は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の公的年金資産を活用するというものである。

     「日米成長雇用イニシアチブ」と称し、経済協力の5本柱で「両国に成長と雇用をもたらし、絆をさらに強化」するとうたう。

     米国でのインフラ投資では、約17兆円の投資で65万人の雇用創出を見込むという。テキサス州やカリフォルニア州の高速鉄道計画への協力、都市鉄道や地下鉄車両の3千両刷新などを盛り込むという。

     これについて、Yahooニュースによると、山田順氏はこんな巨額な年金資金をなぜ米国に貢がねばならないのかと書いている。

     私もこれらの記事を読んだとき、頭にひらめいたのは、同じことであった。これまでオバマ元大統領時代にこういうことは一度もなかった。

     また、安倍首相が日本の雇用創出にアメリカがもっと協力しろとツイートしたら、同じことをトランプ大統領はしてくれるであろうか?明らかにNOである。

     これではまるでトランプ親分のために、日本組の若頭が上納金を出すようなイメージである。

     山田順氏は、米国のインフラはメキシコ国境に建設する「壁」以外に考えられないと言っている。

     LITERAの記事では、「この報道に対し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長は『そのような事実はない』と否定したが、大手新聞社の記者は『今回の日経の情報源は官邸でしょう』と話す。」と書いている。

     つづけて、「その後高橋理事長は3日の国会審議で『結果としてアメリカのインフラへ投資されることもあり得る』と一転、その可能性を認めている。」と書いている。

     LITERAの次の指摘は、我々の感覚に合ったもので納得できる。

     「だが、こんな馬鹿な話が果たしてあるだろうか。そもそも、アメリカへ投資するという金は、言わずもがな国民が老後のために捻出してきた保険料だ。

     そして、厚生年金保険法や国民年金法に〈積立金の運用は、専ら被保険者のために、長期的な観点から、安全かつ効率的に行う〉と定められているように、第一に被保険者のために積立金は運用されなくてはならない。

     そんな年金を、自国でもなく世界一の経済大国であるアメリカの『雇用捻出のため』に投資するというのである。経済協力という日米関係の強化のために年金を使う──安倍政権は国民の年金を自分たちの私有財産だとでも考えているのだろう。」

     安倍政権は、強行採決によって「年金カット法案」を成立させてしまった。そのてめ年金支給額が国民年金で年間約4万円減、厚生年金ではなんと年間約14.2万円も減ることになったことを忘れてはならない。

     どうしてもGPIFから出すのなら、トランプ大統領に、元本と利息をを保証してもらうべきである。それが正しいDEALであろう。

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    2017年2月 4日 (土)

    ひどいよ!残業時間上限法案と脱時間制度

     Tさんが「残業時間上限法案」の問題点を指摘した日刊ゲンダイの記事を送ってくれた。安倍政権は”働き方改革”だと言っているが、労働者にとってはとんでもない働かされ法案だという。
     

     現在、労基法が定める法定の労働時間は、1日8時間、週40時間だが、労基法36条に基づいて労使が「36協定」を結び、
    さらに特別条項をつければ、事実上、24時間働かせてもOKとなっている。

    それを法案では「年間で月平均60時間まで」とするというのだ。しかし、繁忙期は「100時間」まで認め、さらに「2カ月連続80時間」もOKとするのだ。

     これについて日刊ゲンダイは、月100時間は過労死ラインである、と指摘する。なぜか。厚労省は、過労死の労災認定基準となる残業時間について
     ①脳や心臓の疾患が発症する前の1カ月間に100時間
     
     ②発症前の2~6カ月間で月当たり80時間超
     と規定しているからだ。
     だから法案が成立すれば、この基準のよって、過労死や過労自殺が激増するのは間違いないという。
     さらに、「残業時間上限法案」を提出するとしながら、労働時間ではなく成果に応じて賃金を払う「脱時間給制度」、いわゆる「残業代ゼロ法案」も同時に成立させる方針だと記事はいう。
     これは経営者の望むところである。経営者の要望こそ大事にする安倍首相のやり方だと書いている。


     つづけてゲンダイは次のように書く。
     「安倍首相は本当は、“残業代ゼロ法案”だけを成立させたかった。残業代を払わずに、社員を長時間働かせたい経営者の要望に応えようとしたのでしょう
    でも、電通の女性新入社員の高橋まつりさんが過労自殺し、野党が長時間労働を規制する法案を昨年の臨時国会に提出していたこともあって無視できなくなったようです。
     ただ、経営者の意向には沿いたい。結果的にチグハグな対応になったのでしょう。
    いずれ、ほとんどの労働者に“脱時間給制度”を適用すればいいと考えているようです」(政界関係者)

     経済ジャーナリストの荻原博子氏は「
    残業時間の上限が月100時間というプランが出てくるのは、安倍首相が働く人ではなく、経営者の話を聞いているからです。
    経営者のホンネは、過労死しないギリギリまで働かせたい、ということではないか。安倍首相のやっていることは“働き方改革”ではなく、“働かせ方改革”ですよ」

     本当にその通りである。労働者を経営者の都合がよいように働かせようと言う魂胆なのだ。「菜種油と百姓は絞れるだけ絞れ」という古言が思い出される。マルクスが言った搾取そのものである。

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    2017年2月 3日 (金)

    「NHKアサイチ」で見たオノマトペの活用

     30日のNHK「アサイチ」をたまたま見たが面白いヒントを伝えていた。

      その一つは、オノマトペの活用である。朝日大学准教授の藤野良孝さんが出演して指導をしていた。

      ある幼稚園で、横置き跳び箱を跳ぶ授業で、オノマトペを使って指導したら、全員が5段以上を跳べるようになったという。その様子を見せていた。「サアー」と言って助走し、「タン」と言って踏切板を蹴り、「パッツ」と言って跳び箱に手をつき、「トン」と言って着地するのだ。

      また、同じ幼稚園で、鉄棒の逆上がりを指導するときに、鉄棒を握るときに「ギュッ」と言い、足を上げるときに「ピタッ」と言い、回るときに「クルン」と言うのだ。それによって逆上がりの苦手な子も回れるようになった。

      さらに同じ幼稚園で、忘れ物が68%の幼児にあったのが、オノマトペを使うことによって18%ほどに減ったという。先生が明日もって来るものを伝えるときに、まず、「ピッ、ピッ、ピッ」と言ってから、その後にもって来るものを言うのである。5種類のものをもって来るように言ったが、次の日忘れた幼児は27人中7人に減っていた。

      このオノマトペは大人にも使えるというから、今度買い物に行くときに試してみようと思う。

      藤野准教授は、ある家庭に入って、料理のときに使えるオノマトペを指導した。大根おろしをスムースに作るには、大根をおろし金で削るときに「サッ、サッ、サッ」と言いながら大根を下すのだ。それで手際よく下すことができた。

      卵を片手で割るには、「キュッ」と言って卵を握り、「コン、コン、コン」と机に卵を3回叩き、「カパッ」と言ってボールの中上で殻を割るのである。

      調べてみたら、藤野准教授はオノマトペと仕事や動作や話し方などの関係を研究しているという。

      オノマトペには表現を豊かにする以外に、そんな実用的な効果があることは初めて知った。堅い瓶の蓋を開けるときは「グッ」と言って開けるとよいそうだ。また、緊張をほぐすのに「グーツ」と言うとよいという。

     年をとってから、私は何かの動作を起こすとき、「よいしょ」「ヤッ」などのかけ声を使うことが多くなった。ズボンをはいたり、物を取ったりするとき、自然と声がでる。でも、これは自然なできごとなのかもしれない。オノマトペを使うことで動作がしやすくなると考えるとよいのだろう。

     日本語には5000ものオノマトペがあると言われる。英語の1000とは比べ物にならない。それだけ表現を豊かにできるのかも知れない。これからは意識してオノマトペに注意を払ってみようと思う。

     

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    2017年2月 2日 (木)

    情報社会の闇を暴いたスノーデン氏の勇気

     オリバー・ストーン監督の映画「スノーデン」を観た。名古屋パルコの8階にあるセンチュリーに行くのは初めてであった。この映画のことを知ったのは、たまたま見たNHKアサイチであった。それでぜひ見たいと思っていたのだ。

      率直な感想は難しい映画で、字幕を追いながら英語の音も聞き、ストーリーの展開を必死に理解しようとした。2時間半の映画を観終わったら疲れてしまった。

      でも、この映画は必見の映画だと思った。それは我々が日常的に使い、今や高齢者も使っているインターネットだが、その裏でとんでもない恐ろしいことが行われているということが暴露されるからだ。

      アメリカ国家安全保障局の職員エドワード・スノーデンが、アメリカ政府が秘密裡に構築した国際監視プログラム(それにはスノーデンも大きくこうけんしているのだが)を、イギリスのガーディアン誌を通じて暴露するのだ。

      彼は国を愛する平凡な若者であった。そしてIT技術に非常にすぐれた才能を持っていた。それを買われて情報機関に採用されたのだ。

      テロを防ぐという目的で、世界から情報を集めるシステムを構築し、情報を分析することに誇りを持っていた。しかし、彼はテロを防ぐだけでなく、世界各国の全ての情報、米国民の情報も全て監視されていることに気づき、危機感を募らせていくのだ。

      オリバー・ストーン監督は、彼の恋人との関係を横糸にしながら、巧みにストーリーを展開させている。彼が恋人とセックスをしているのを、ノートパソコンのカメラが遠隔操作されて捉えられているシーンもある。

      つまり、我々が使っているパソコンについているカメラまで、誰かに操作されているかもしれないのだ。

      映画はガーディアン誌に情報を提供する香港のホテルの場面が、同時進行でちょくちょく現れる。そのときスマホなども全て預けている。便利なスマホもどこで誰が監視しているかわからないのだ。

      スノーデンは、日本にも滞在し、発電所やダムや情報網など大事なインフラに秘密の物を仕掛ける。もし日本がアメリカに背いた場合はたちどころに爆破するというのだ。

      オリバー・ストーン監督は、スノーデンに直接会って聞いた話を、全て使って映画をつくったのだそうだ

      プロデューサーを通じてスノーデンの弁護士の依頼を受け、モスクワに滞在している本人と会ったことでが然意欲が沸いたという。

     オリバー・ストーンは次のように語っている。

    「最初は互いに警戒心があったのか、映画にしたいという話にはならなかったけれど、彼が発したいくつかの言葉が興味をひいた。彼の協力を得られれば、内部の者から見た物語をつくれるのではないかと感じたんだ。グレンの書いた本は、あくまでジャーナリストからの視点で、インサイダーの視点から見た人は今までいなかった。彼とは計9回も会ってお互いを信頼できたから、この映画には誰も聞いたことがない情報も入っている」

    インサイダーの視点から描いたというのだ。確かにそう描かれている。だから臨場感をもって観客を引きつける。

    彼もディテールが正確だと言ってくれたし、すごく知的なスリラーに仕上がったと自負している。NSAの内部にいる人なら分かるはずだから、驚いたはずだ。彼が言ったことはすべて真実だと信じている。もし、ウソをついているとしたら彼は最高の役者だよ」

     私はスノーデンは素晴らしい人間だと評価する。自分の人生をかけてよく思い切ってやったものだ。ヨーロッパでは彼は評価されているという。

     しかし、池上氏が言っていたように、今もなお全世界ではこのような情報監視が行われているのだ。オバマ元大統領はこうしたやり方を見直したが、トランプ政権ならもっと強化されるであろう。

    。、

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    2017年2月 1日 (水)

    ツイッター大統領

     トランプ米大統領は、選挙中からツイッターを駆使し、大統領になってからもツイートをやめない。それどころか外交の手段としても使っている。

      28日の朝日新聞朝刊は、「トランプ政権の政治手法が浮き彫りになってきた。相変わらずツイッターで個人や企業の狙い撃ちを続け、ついにメキシコ大統領を狙う『外交手段』に発展させた。」と書いている。

      29日午前9時前に「メキシコが壁の費用を払いたくなければ、今度の会談を取りやめた方がいい」と、31日に予定されていた首脳会談を取引(ディール)の材料にした。それに対してメキシコのペニャニエト大統領は反発して、「米ホワイトハウスに今朝、会談には行かないと伝えた」とツイーとした。

      トランプ大統領は、朝4時ごろに起きてツイートすると言われる。20日の就任後、1週間で約40回ツイート。自身への抗議活動や批判的なメディアを攻撃し続けている。

      彼のフォロワーは世界で2200万人に及び、影響力は計り知れないという。朝日新聞はトランプ大統領のツイートを「指先介入」だと書く。

      大統領が「指先介入」で外交や政策を動かすというのは異常事態である。世界が彼のツイートに注目し動かされるのだ。

      私はツイッターをやったことがないから知らないが、日本語の場合は140字以内だと聞く。ショートメールにほぼ近い字数である。

      たったそれだけの字数の中でメッセージを書くとなると、ほんのポイントだけということになる。自分の印象を一言で述べるには大変都合がよい。しかし、論拠をあげた論理的な発信はできない。だから言い放しである。感情の赴くままに言い放つだけなのだ。彼のツイートを見れば一目瞭然である。

      彼は大統領就任後の演説で「私はメディアと戦争をしている。彼らは地球上で最も不正直だ」と非難した。これは選挙中にメディアがトランプ叩きをしたことを根に持っているのであろう。

      トランプ氏は気に入らない情報に対し、「虚言」「誇張」を駆使してやり返す。彼は昔からやられたら徹底的にやり返すと言われてきた。

      大統領就任式に集まった人数をメディアが、オバマ氏のときの1/3と報道したことを「ウソだ」と怒り、「これまで最高の人数だ」とした。そして「オールターナティヴ・ファクト(もう一つの事実)」とコンウエイ大統領顧問が強弁した。

      ツイートで根拠を上げず言いたいことを言い、感情に任せて発信し、言いたい放題である。彼がメディアを嫌うもう一つの理由は、メディアに接すると言い放しが出来ないからである。何らかの説明をしなければならず、根拠を提示する必要があるからだ。

      それにしても、ツイッターによって政治や外交を進めようという恐ろしい大統領が現れたものだ。私にはヒトラーの再来をすら予感させる。

      世界第一の大国の大統領として、思慮深い、他の人の言葉に耳を傾け、真摯に向き合える振舞をして欲しい。かなわぬことであろうが。

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