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2017年1月28日 (土)

メキシコ国境の壁建築費用をメキシコに払わせられるのか?

 トランプ大統領は、選挙中から「不法移民の流入を防ぐためにメキシコとの国境に壁を築き、建設費用をメキシコに払わせる」と言っていた。大統領になると25日にメキシコ国境への壁建設など不法移民対策強化の大統領令に署名をした。これによって彼が言っていたことが現実のものとなった。

  メキシコと米国の間の国境線は3000km以上あるとテレビニュースで言っていた。現在は有刺鉄線などで守られているようだが、簡単に国境を越えられるのであろう。

  どのくらいの高さの壁を造るのか、材料は何を使うのか分からないが、3000kmにわたって壁を建設するのは大変なことだ。

  世界的に有名な壁は、万里の長城がある。古代中国が夷敵を防ぐために造ったもので、壮大な壁である。まさかあのような長城を造るのではあるまい。

  現代ではベルリンの壁が有名である。東西のドイツを分断していた壁が崩壊したのはまだ記憶に新しい。ドイツのメルケル首相は東ドイツ出身だというのも歴史のなせる運命であろう。

  これらの壁を造った方は自分勝手に造ったのであって、相手側にその費用を払わせた訳ではない。

  身近なところで、隣家との仲が険悪になって壁を築いたとしよう。それは築く方の負担である。隣家に費用を出させることはできない。

  トランプ大統領は、メキシコに壁建設の費用を出させるというのだが、どんな秘策があるのであろう?

  メキシコのペニャニエト大統領は当然ながら「メキシコはどんな壁にも建設費は支払わない」と真っ向から費用負担を否定したが、当然のことである。国境に壁を造るのは造る方の勝手だが、その費用を相手側に払わせることは合意がなければできない。

  この費用負担についてどうやるのかは、どのメディアも触れていない。私の推測では、メキシコに陰に陽に圧力をかけて金を出させようというのだろう。メキシコにはそんな圧力に屈しないでもらいたい。

 トランプ大統領のやり方は相手にありもしない思いつきの難題をツイートして、相手を困惑させて自分に有利に導こうというやり方だ。トヨタにしても何も悪いことはないどころか貿易摩擦以来米国に工場を建設し、雇用を生み出すのにも貢献して来たのだ。それなのに難癖をつけてトヨタから金を引き出させた。

 メキシコよ、難癖に屈するなと言いたい。

ここまで書いたところで、Yahooニュースに米国のショーン・スパイサー大統領報道官が26日、壁建設の資金源として、メキシコからの輸入品に20%の関税を掛ける計画だと語ったと出ていた。

 それによって、「年間100億ドル(約1兆1400億円)を調達でき、壁の費用はその師くっみだけで捻出できる」と説明した。FTAをやめて、高い関税を掛けるということなのだと分かった。

 

 

 

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コメント

トランプが正式に大統領に就任すれば、少しは慎重になり、選挙中に発した暴言の数々は修正されるという希望的観測があった。
しかし彼は本気であった。就任早々、大統領令を連発している。
オバマ政権の実施したことを全部元に戻すと公言して憚らない。
こんな調子で突き進んで行けば遠からず、政策の矛盾やあるいは国益のぶつかり合いで、抜き差しならない事態になるのではないか。それはいつか来た道である。国際協調主義はその深い反省のもとで生まれたはずであるが、、、。

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