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2017年1月10日 (火)

何歳から高齢者と呼ぶのがいいか?

 1月6日の新聞やテレビニュースによると、日本老年学会と日本老年医学会が5日、75歳以上を高齢者とすべきだとする提言を発表したという。

 現在は65歳以上を高齢者としており、名古屋市の敬老手帳も敬老パスも65歳になるともらえる。65歳が近づくと、早く敬老パスがほしいなと待ち遠しく思ったものだ。これは他の人に聞いてもおなじである。75歳以上が高齢者ということになると、敬老パスは何歳から支給になるのだろう。

 それはともかくとして、私自身の60歳からの過ぎて来た道を振りかえると、65歳は高齢者というにはまだ若いと思った。

 現在では、60歳で退職後65歳までは再採用されるようで、希望により働くことができるが、私の時はせいぜい1年か2年であった。その代り年金は60歳から支給された。

 私自身は有給で働きたいと思ったが、国内では厳しく、海外で日本語教師を探した。希望するオーストラリアでは、条件が非常に厳しくて駄目であった。

 中国で日本語教師を見つけることができたが、そのときはすでに日本語ボランティアになることが決まっていたので諦めた。

 そういう訳で働く意欲は旺盛にあったし、週に2時間の日本語ボランティアはずっと続けている。

 後輩を見ても65歳はとても高齢者とは思えない。だから70歳以後を高齢者にしたらよいのではと思って来た。

 今回の提言で、75歳以上を高齢者とし、65歳~74歳は準高齢者と位置付けている。平均年齢も年々上がり、私の場合、やっと昨年末にタッチすることが出来たくらいである。女性の場合はずっと上である。健康寿命も男性で73歳位である。これからは健康寿命を延ばして行かなければならない。

 私は70歳以後に新しく始めたことがいくつかある。コーラスを始めて男声コーラスグループを作ったこと、第九を歌うこと、マジックを再開したこと、blogを始めたこと、ガラケイやスマホを始めたことなどである。

 ひどい病をしなければ、70歳でも75歳でも元気である。75歳になり後期高齢者になったとき、75歳を過ぎると急に体ががくんと来ると聞いたことがある。でもそれほどではなかった。

 その頃から健康関係の本をよく読むようになった。それは新しい知見が本になることが多くなったからだ。例えば、ガンは手術しなくてもよいとか、高血圧は放って置けとか、糖質が健康を害するとか、糖尿病は糖質制限で治るとか、コレステロールは怖くないとか・・・・。そうして得た知識を自分なりに解釈し判断しよいと思うものを取り入れてきた。

 自分の経験からも、65歳高齢者は早すぎると思うので、改めることには賛成である。ただ、年金支給とか健康保険とか社会保障制度とかに適用するのは慎重に検討をして欲しい。

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