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2017年1月

2017年1月31日 (火)

LINEの無料スタンプをゲットして困ったことが起きた

 2か月ぐらい前に、LINEで無料スタンプが貰えるということがあった。いいスタンプを持っていないのでスタンプを増やすよいチャンスだと思った。それで大東建託、GU,ショップジャパンのスタンプを購入した。

 すると、それらの会社がトークの中に入り込んだ。そして時々コマーシャルが入ってくるようになった。ずっと以前からNTTも居座っている。

 これらの会社は利用するつもりは全くないので、削除することにした。アプリの所を右から左にスワイプすると、赤い地に「削除」と書いたものが現れる。それをタップすると削除できる。

 ところがいつのまにかまた入り込んで来るのだ。そしてコマーシャルも現れる。何度削除しても入って来るので困ってしまう。

 LINEの無料スタンプを手に入れることはよいが、それによってコマーシャルが入ってきて削除できないというのはどういうことなのか。

 おそらく私のスマホの個人情報がスタンプをダウンロードしたときにその会社に行き、データとして保存されるのであろう。だから削除しても削除しても執拗に入り込んだり、コマーシャルを送りつけるのであろう。

 私はLINEを使ってもメッセージと無料電話しか使い方が分からない。いろんなことができるようだが宝の持ち腐れになっている。それはこっちの勝手だからいいのだが、入り込みを防ぐことができないのは非常に困る。LINEって本当に安全なのだろうか?

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2017年1月30日 (月)

クリーニング代が高いのを知って驚く

 先日冬用の礼服をクリーニングに出した。昨年12月にコンサートで3回着たので出したのだ。礼服はいつもは1回着ただけでもクリーニングに出す。特に夏用は汗をかくことが多いので1回着ればだすのだ。

 クリーニングはいつも妻が出しているので、私はクリーニング代のことは全く知らなかった。礼服が戻ってきて代金を支払うとき、たまたま私が払った。

 そこで請求されたクリーニング代を見てびっくりしてしまった。上下のクリーニングが3200円で、撥水加工を頼んだのでその料金が900円であった。それに8%の消費税がつくのだ。

 これまで何の気なしに礼服を着ていたが、1回着ただけでクリーニングに出すと3440円もかかっていたのだ。

 ということは、コンサートに1回出演すると3440円のクリーニング代が必要ということになるのだ。合唱を初めて年に3回以上出演してきたが、毎年1万円余りのクリーニング代を払っていたことになる。コンサート出演に思わぬ出費があったのだ。

 寒くなってからずっと着ていたダウンのジャケットをクリーニングに出したが、念のためいくらかかるか尋ねたら、2360円(税込)であった。このジャケットは冬物バーゲンで6000円で買ったものであった。これまで2回クリーニングに出しているから今回で買値より高いことになってしまう。

 妻は気軽にクリーニングに出すようだが、クリーニング代がそんなにかかるのなら、これから買うときは家で洗えるウオッシャブルの物を買わなければ・・・と思った。

 もっとも退職後はジャケットを着ることはほとんどなく、カジュアルなもので過ごしているので、洗濯好きな妻がせっせと洗ってくれている。

 ネットで調べたら礼服は1回着たらクリーニングに出すことを勧めていた。しまってある間にカビが生えたり虫に食われることがあるというのだ。クリーニング代は1200円~2500円としてあった。

 我が家では2年ほど前から白洋舎の御用聞きが来るようになり、妻はそれをいいことに利用しているのだが、調べてみると白洋舎のクリーニング代はダントツに高いようだ。それに1件ごとに配達料が200円~250円ほどかかるので余計に高くなるのだ。高齢化の今日、御用聞き商法もいい儲けになるようだ。

 年金が毎年減らされるのでクリーニングも考えなければと思ったことであった。

 

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2017年1月29日 (日)

賞味期限切れ

 ちょっと前にペットボトルのお茶を保管庫から取りだしたら、全部賞味期限が切れてから8か月ぐらい経っていた。でも見たたところは透明で新品と同じであった。試しに飲んでみたが、味も全然おかしいところはなかった。ペットボトルはもらったのを飲まずにとってあったのだ。7本あった。それでもったいないから飲むことにした。

  私はペットボトルを買って飲むことはほとんどない。家では茶を沸かして飲んでいる。どこかへ出かけるとき、水分を摂るために貯めてあったペットボトルを持って行くのだ。しかし、このところ沸かしたお茶を小さいアルミの空き缶に入れて持ち歩いていたので、ペットボトルのお茶のことを忘れていたのだ。

  最初は腹を痛めるといけないと思い、少し飲んで様子をみた。数時間たっても何ともないのでまた飲んだ。結局1本目は何ともなかった。それで毎日1本ずつ飲んでいくことにした。

  ラベルを調べたら、保存剤としてビタミンCを使っていることが分かった。それ以外の保存剤は使ってなかった。

 物入れの奥に頂いたえびせんの大きな箱があった。大事に取って置いたのはよいが忘れていたのだった。賞味期限はこれも半年くらい前に切れていた。

 えびせんはパックにになっていて30袋もあった。それで1パックを開けて食べてみたら、ちょっとしけた感じがあったが食べられないことはなかった。それで少しずつ食べて行くことにした。 高級えびせんなので賞味期限内の美味しいうちに食べるべきであったと後悔した。

 賞味期限切れ真近の商品を買うことはよくある。そういうものはだいたい半額になることが多い。魚の加工食品など、定価では高くてとても買う気にならないものでも、半額になれば買ってみようという気になる。どんな味か楽しみである。

 金のある人はそんな買い方はしないが、貧乏な年金生活者はそういうところで「ぜいたく」をするのだ。定価では味わえないものを半額で買うのが「ぜいたく」なのだ。

 賞味期限は、美味しく食べられるというお勧めの期限であって、期限切れになってもまだ1/3の時間が残っているのだ。ただ売ってはいけないだけなのだ。だから期限切れ直前のディスカウント値段はねらい目である。

 私の知り合いで帰りにデパートに寄れる人は、デパ地下の食料品が値下げになるのをねらって買って帰ると言っていた。賢いやり方だと思う。

 日本では毎日大量の食料品が廃棄されている。そうした食べられる廃棄物を何とか活用することが出来ないかと思う。

 

 

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2017年1月28日 (土)

メキシコ国境の壁建築費用をメキシコに払わせられるのか?

 トランプ大統領は、選挙中から「不法移民の流入を防ぐためにメキシコとの国境に壁を築き、建設費用をメキシコに払わせる」と言っていた。大統領になると25日にメキシコ国境への壁建設など不法移民対策強化の大統領令に署名をした。これによって彼が言っていたことが現実のものとなった。

  メキシコと米国の間の国境線は3000km以上あるとテレビニュースで言っていた。現在は有刺鉄線などで守られているようだが、簡単に国境を越えられるのであろう。

  どのくらいの高さの壁を造るのか、材料は何を使うのか分からないが、3000kmにわたって壁を建設するのは大変なことだ。

  世界的に有名な壁は、万里の長城がある。古代中国が夷敵を防ぐために造ったもので、壮大な壁である。まさかあのような長城を造るのではあるまい。

  現代ではベルリンの壁が有名である。東西のドイツを分断していた壁が崩壊したのはまだ記憶に新しい。ドイツのメルケル首相は東ドイツ出身だというのも歴史のなせる運命であろう。

  これらの壁を造った方は自分勝手に造ったのであって、相手側にその費用を払わせた訳ではない。

  身近なところで、隣家との仲が険悪になって壁を築いたとしよう。それは築く方の負担である。隣家に費用を出させることはできない。

  トランプ大統領は、メキシコに壁建設の費用を出させるというのだが、どんな秘策があるのであろう?

  メキシコのペニャニエト大統領は当然ながら「メキシコはどんな壁にも建設費は支払わない」と真っ向から費用負担を否定したが、当然のことである。国境に壁を造るのは造る方の勝手だが、その費用を相手側に払わせることは合意がなければできない。

  この費用負担についてどうやるのかは、どのメディアも触れていない。私の推測では、メキシコに陰に陽に圧力をかけて金を出させようというのだろう。メキシコにはそんな圧力に屈しないでもらいたい。

 トランプ大統領のやり方は相手にありもしない思いつきの難題をツイートして、相手を困惑させて自分に有利に導こうというやり方だ。トヨタにしても何も悪いことはないどころか貿易摩擦以来米国に工場を建設し、雇用を生み出すのにも貢献して来たのだ。それなのに難癖をつけてトヨタから金を引き出させた。

 メキシコよ、難癖に屈するなと言いたい。

ここまで書いたところで、Yahooニュースに米国のショーン・スパイサー大統領報道官が26日、壁建設の資金源として、メキシコからの輸入品に20%の関税を掛ける計画だと語ったと出ていた。

 それによって、「年間100億ドル(約1兆1400億円)を調達でき、壁の費用はその師くっみだけで捻出できる」と説明した。FTAをやめて、高い関税を掛けるということなのだと分かった。

 

 

 

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2017年1月27日 (金)

「コミンテルン陰謀史観」というのを初めて知った

 Yahooニュースを見ていたら「アパホテル問題の核心~保守に蔓延する陰謀史観~」という記事があった。筆者は古谷経衡という文筆家である。

 それによると、「コミンテルンの陰謀」によって、日中戦争も南京事件も日米戦争(大東亜戦争と言っているそうだ)も起こったのであり、日本は被害者であるという史観だという。この史観に依拠して、アパホテルに置かれた本「本当の日本歴史 理論近現代史楽2」(元谷外志雄著)は書かれているという。

 その本の核心は、以下のアパグループHPでの反論に見られるというのだ、

 引用部分→日本を激怒させ国民党政府軍と戦争をさせる為に、中国保安隊によって日本人婦女子を含む二百二十三人が残虐に虐殺された「通州事件」や、「大山大尉惨殺事件」、更には、国民党政府軍に潜入していたコミンテルンのスパイである南京上海防衛隊司令官の張治中の謀略によって、上海に合法的に駐留していた日本海軍陸戦隊四千二百人に対して、三万人の国民党政府軍が総攻撃を仕掛けた第二次上海事変を起こすなど、中国は日本に対して次々に挑発を繰り返し、それまで自重し冷静な対応を取っていた日本も、中国との全面戦争を余儀なくされたのであり、不当に日本が中国を侵略したわけではない。(中略)そもそも既に南京を攻略した日本軍にとって、南京で虐殺行為をする理由はない。一方、通州事件や大山大尉惨殺事件、第二次上海事件などでの日本人に対する残虐行為には、日本軍を挑発し、国民党政府軍との戦争に引きずり込むというコミンテルンの明確な意図があったのである。

 さらに、2008年アパが主催する「真の近現代史観」懸賞論文第1回最優秀賞を獲得した田母神論文(元航空幕僚長田母神敏雄著述)もコミンテルン陰謀史観で書かれているという。

 引用部分→「この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。(中略)これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石に裏切られるのである。実は蒋介石はコミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党のゲリラが国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルンの目的は日本軍と国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党に中国大陸を支配させることであった。」

 このコミンテルン陰謀史観の依って来たところは、ユン・チアン著の「マオ誰も知らなかった毛沢東」という本だと指摘している。そしてこの本を元に黄文雄氏の「大東亜戦争肯定論」が書かれ、桜井よし子氏は「日本よ歴史力を磨け」を編纂したという。田母神論文はこれら3冊を引用しているというのだ。ユン・チアン(2005年)→1年後に黄、さらにその1年後に櫻井、そして3年越しに田母神と、この「コミンテルン陰謀史観」は培養されていったのである。

 古谷氏は次のように指摘している。

 「保守系言論人の言説を『オウム返し』する傾向が強いネット右翼(保守)の中にも、この『コミンテルン陰謀史観』は必ずと言ってよいほど頻出する精神世界である。日本はコミンテルンの謀略によって『嵌められた』被害者であり、よって南京事件も日本のイメージを失墜させるためにコミンテルンが計画した謀略だ、というのがその世界観の骨子である。これはつまり冒頭にあげた元谷氏の精神世界と全く同一といってよい。 」

 ダイヤモンド・オンラインによると、アパの元谷会長は、安倍首相後援会の副会長だったという。昔から関係が深かったのだ。

※詳しくは下記のURLを。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/furuyatsunehira/20170124-00066939/

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2017年1月26日 (木)

「南京事件はなかった」という河村名古屋市長の発言に驚く

 朝日新聞23日朝刊によると、河村名古屋市長が「南京事件はなかった」と発言したという。その記事をYahooニュースで見つけた、

  名古屋市の河村たかし市長は23日の記者会見で、日中戦争中の1937年に起きた南京事件について「いわゆる南京事件はなかったのではないか。中国は『30万人、市民を虐殺』と言っているが、本当なら日本人が全員南京に行って土下座しないといけない」と述べた。

 アパグループ(東京)が運営するホテルの客室に南京事件に否定的な書籍を置き、中国で批判されていることに関連し、記者の質問に答えた。ホテル客室への書籍配置については「内容は別として、それはそれで結構なこと」と理解を示した。

 河村氏は「市民虐殺はなかったのではないか。通常の戦闘行為はあったが、政府見解でも『虐殺』は認めていない」とも述べた。一方で政府は、被害者の人数は諸説あるとしつつ、「日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」(外務省ホームページ)との見解を示している。

 河村氏は2012年に同様の発言をし、名古屋市は姉妹友好都市の南京市との交流が途絶えるなどの影響がでた。河村氏は持論について「撤回するつもりはない」と述べた。

  中国がいう30万人虐殺は誇張にしても、南京事件を否定したのに驚いた。河村市長は安保法制についても反対を表明しなかった。政治的には維新の会と通じ、憲法改定にも賛成である。河村市長の唯一の評価できる点は市長と議員の給料の減額だけだ。

  ところで南京事件について、日本テレビの番組がきちんとした取材で「事実」と証明したという記事がLITERAにあった。4日に放送された「NNNドキュメント」を取り上げたものである。

  自民党が「否定」する「南京事件」を検証したのだ。その内容は、元日本軍兵士の証言や当時の日記といった“一次資料”を取りあげ、さらに矛盾や不自然な点がないか、番組取材班が徹底的に裏取りを試みるというものだった。

  小野賢二さんという28年間にわたって南京事件の調査をしている人の資料から、「支那事変日記帳」という農民出身の上等兵の日記を番組が取り上げている。その一部。

  捕虜はその後1万人を超えたという。そして、上等兵の日記には、国際法で禁じられていたはずの“捕虜殺害”の模様が、克明に記されていた。

  捕虜はその後1万人を超えたという。そして、上等兵の日記には、国際法で禁じられていたはずの“捕虜殺害”の模様が、克明に記されていた。
〈12月16日、捕虜せし支那兵の一部五千名を揚子江の沿岸に連れ出し、機関銃をもって射殺す〉
〈その後、銃剣にて思う存分に突刺す〉
〈自分もこのときばかりと支那兵を三十人も突き刺したことであろう〉
〈山となっている死人の上をあがって突刺す気持ちは鬼をもひがん勇気が出て力いっぱいに突刺したり〉
〈うーんうーんとうめく支那兵の声。一人残らず殺す。刀を借りて首をも切ってみた〉

  取材班は、上等兵の証言と、複数の別の元日本兵による日記とを重ね合わせる。すると〈一万七千二十五名の三分の一を引き出し射殺す〉(歩兵第65聯隊第八中隊少尉の日記)、〈揚子江畔にて銃殺〉(山砲兵第19聯隊第八中隊伍長の日記)など、小野さんが所有する日誌やコピー合わせて31冊の多くが、捕虜の銃殺に触れており、なかには不自然にも12月16日の記述だけが消されていた日記もあった。

  さらに取材班は、小野さんが所蔵する資料だけでなく、独自に元海軍兵士に会いに行く。当時18歳だった元海軍兵は、南京戦に参加した際、揚子江岸での銃殺を目撃していたという。それは12月18日のこと。“処刑場”はまた別の揚子江沿岸部だった。

 「12月18日、午後の2時ごろに、突然機関銃の射撃音が響いてきて。河川敷のなかに火を噴く機関銃と、倒れてわいわい……」「いわゆる陸軍のね、重機関銃の銃座が片っ方にあって。河川敷にトラックで運ばれてきた25人か30人程度の人が重機関銃の標的にされて、撃ち殺されてたということですね」

  河村市長に是非見てもらいたいものである。

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2017年1月25日 (水)

イオン銀行カード更新のトラブルを巡って

 私はイオン銀行カードを使っている。WAONが入っていて、買い物をするときにWAONで払うと便利だし、ポイントがつくし、月に3回買い物が5%割引になるからだ。

  このカードを作ったのは2010年12月であった。昨年12月31日にイオンで買い物をしたら、「カードの期限が今日で切れます」と言われた。見ると16年12月が有効期限となっていた。

  それで1月1日にイオンに行ったとき、イオン銀行があって、正月から営業していたので銀行窓口に行った。イオン銀行は年中無休でやっているというのは大変有難かった。

  窓口に行くと、「どうしてカードの期限が切れる前に新しいカードを送って来ないのか」と尋ねた。銀行ではいろいろ調べて、「2013年に新しいカードを送っています」と言った。

  しかし、私はそんなカードを受け取った記憶は全くなかった。一度家に帰り、調べてみたがカードはなかった。私は古いカードも全て保存してあるのだ。いろいろなカードはたくさんあるが、その中にイオンが送ったというカードはなかった。

  それで再びイオン銀行まで行って、カードはないこと、受け取った覚えは絶対にないことを伝えた。

  イオン銀行は、2013年にGGカードと言って、55歳以上割引対象になるカードを送ったというのだが、私が2010年に作ったカードは55歳以上割引付のもので、昨年12月終わりまで使ってきたのだ。

  結局受取ってないのだが、「カードを紛失」という理由で再発行してもらうことにした。新しいカードが届くまでに2~3週間かかると言った。

  私は古いカードが、どうして昨年12月の期限切れまで使えたのか不思議なので、イオン銀行のクレジットに電話をした。そして調べてもらったが、結果は3年前のことで詳しいデータがなく、カードを送ったということしか分からないと言った。

  1月1日の再発行手続きから費やした時間は6時間以上にもなり大変なものとなったが、結局真相は不明であった。

  そして、3週間たってやっとカードが届いた。ところが届いたカードの有効期限は19年12月となっていた。たった2年弱であった。それでイオン銀行に電話をして、どうして期限が短いのかを尋ねた。いろいろ調べて分かったことは、2013年のカードを引き継いでいるので、そこからの残り期間だというのだ。

  2016年12月までのカードを使っていたのだから、本当は2022年12月まで使えるカードでなければならにはずなのに。

 期限切れ前にカードは届くのかと聞いたら、切れる前には届くと言った。そのとき私の頭にひらめいたことがあった。それはある銀行カードのことだ。数日前にこの銀行からのハガキが届いて、「カードの有効期限が3月に切れるが、それまでに次のカードを送るという」予告であった。それを思い出したのだ。

 今回のような「送った」「届いていない」というトラブルを避けるには、この銀行のように、「カード送付予告」のハガキをくれればよいのだ。そうすればカードの有効期限が切れることが分かるし、いつごろ届くかも分かるから、もし、届かなかったら問い合わせができるのだ。

 イオン銀行の担当者にそのことを言ったら上に伝えると言っていた。カードのような大事なものはただ送りつけるだけではダメで予告が必要である。

 「イオン銀行カード 画像」の画像検索結果

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2017年1月24日 (火)

反トランプデモの広がり

 トランプ大統領が就任した。彼は今後8年間大統領をやると語った。しかし、就任式前の支持率は最低の40%であった。またワシントンに就任式を見るために集まった人の数も90万人ほどでオバマ氏の180万人に遠く及ばなかった。それを報道したメディアに対し、トランプ大統領は「嘘つきだ。大きな代償を払うことになるだろう」と威嚇したした。その様子はNHKニュースで観た。

  大統領就任式の翌日にワシントンに集まった反トランプの抗議デモは50万人を超える人が埋め尽くした。想定外の人数であったという。また全世界約80か国で抗議デモがあり、480万人と主催者は発表した。

  日本では一部アメリカ人が抗議デモをした程度であったが、米国やヨーロッパでのエネルギーは大したものだと思った。安保法制の時に外国のような規模のデモがあれば・・・・と思った。デモや集会で意思表示をするエネルギーのある日本であれば、安倍政権のやりたい放題を抑えられるのに・・・と思うと残念でならない。

  米国やヨーロッパの抗議デモには、黒い装束のブラック・ブロックという連中が現れて店舗の窓ガラスを割るなどの狼藉を働いていた。ワシントンでは約270人が逮捕されたそうだ。

  テレビでその映像を見て、私は暴力を使う抗議行動には賛成できない。プラカードや行進やスピーチなど穏便な行動をすべきだと思う。

  ワシントンのデモは、トランプ大統領の女性蔑視的発言を批判する団体の「ワシントン女性大行進」が呼びかけ、それに性的マイノリティ、障がい者の権利向上、人種差別撤廃、環境保護などに取り組む人々が加わったのだ。女性たちはピンクのニット帽をかぶるなどして参加した。歌手のマドンナさんが「革命はここから始まる」と演説した。

  トランプ大統領はセレブが反対を煽っているとツイーとした。著名人の多くがトランプ批判をしているのが気に入らないのだ。

  しかしセレブたちも批判の声をあげているのは、トランプ大統領のこれまでの言動から見れば当然のことである。全世界的にトランプ大統領の外交や政治に大きな不安を抱かせているのだから。

  TPP離脱はともかくとして、米国第一主義で、外国企業を脅して米国内に投資させて雇用を生み出そうとし、米国のGDPを4%上げると言った。安倍首相は日本のGDPを6%にすると言ったが、それよりは少ないもののやれたら大したものである。

  軍事費を最高にし米軍を最強の軍事力にするとか、メキシコとのボーダーに壁を築くとか、イスラム過激派を絶滅すると言いながらイスラム諸国を危険視するとか・・・。私にはヒトラーがユダヤを蔑視したのとトランプ大統領のイスラム蔑視がダブって見えるのだ。

  就任演説では具体的な政策や方向については示さず、偉大な米国にするとか神があたえた最高の雇用をつくりなどの抽象的な言辞しか言わなかった。また分断を修復する呼びかけもしなかった。

  全世界で反トランプの抗議が沸き起こったのも全て自らが招いた言動に起因することをしっかりと知るべきである。

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2017年1月23日 (月)

福沢諭吉は軍国主義者だったとは!

 1月27日号の週刊朝日の記事がYahooニュースに出ていた。「福沢諭吉は民主主義者でなく軍国主義者だった」というタイトルである。

  それを読んで私は仰天した。なぜならあのお札にまでなった福沢諭吉をさ「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言えり」という「学問のすすめ」の冒頭の句で民主主義者だと思いこんでこの年まで来たのだから。

  この記事によると、「天は人の上に・・・・」という句は、「・・・言えり」と、伝聞形で書かれているので、アメリカの独立宣言意訳して引用したのであって、福沢自身の言葉ではないと指摘している。

  記事は「美味しんぼ」の作者雁屋哲氏が書いた「マンガまさかの福沢諭吉」へのインタビューである。

  雁屋氏が福沢に関心を持ったきっかけは「中学高校で教わった通り、福澤諭吉は民主主義の先駆者だと思い込んでいました。ところが30年ほど前にあるきっかけから福澤の『帝室論』『尊王論』を読むと、日本国民は『帝室の臣子(家来)なり』と書かれていて驚いた。世間の福澤諭吉像を覆すような文章がどんどん出てくる。それが興味を持った始まりです。」と述べている。

  日本国民は「帝室の臣子なり」とは、まさに教育勅語で「汝臣民」と天皇が言ったそれである。私などは戦時中嫌という程聞かされた言葉であった。

  雁屋氏は、「『学問のすすめ』だけを読んでも『分限(身の程)を知れ』『(自分の)身分に従え』など、およそ自由平等とは程遠い言葉が次々に出てくる。教育のない者を『無知文盲の愚民』と呼び、そうした人々を支配するには力ずくで脅すしかないと言いきっています。独裁者でもここまで露骨なことは言えません。」と述べている。

  福沢の智のない者は愚民だと蔑み露骨に差別する意識に驚くほかない。この考えは安倍政権の教育政策にも反映されている。一部のエリートとその他多数の凡才に分けて、エリート支配の社会にし、凡才は安手の労働力として使おうというやり方である。小泉政権後非正規社員が増加の一途をたどっているのもその現れである。

  つづいて次のように述べている。「 教育といっても、福澤は政府が政治をしやすいような人間になるために学問を推奨し、その結果、国民に報国心を抱かせようとしていた。そうなると『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』は単なるキャッチコピーに過ぎません。最初にこの言葉に興味を持った人を、民主主義とは反対の方向へ導こうとする。これでは思想的な詐欺と変わりありません。」

  思想的詐欺とは言い得て妙である。その通りだ。治めやすい臣民をつくろうとしたのだ。

  「福沢は明治15年につくった時事新報で、『自分が一番やりたいことは国権皇張だ』と言っています。これは日本の権力を他の国に及ぼすという意味。つまりアジア侵略です。侵略される側からしたらたまったものではありません。日本最大の新聞を発行し、慶応の塾長も務めた人間がこんなことを堂々と述べていたのです。もともと福澤の大本願は日本を『兵力が強く』『経済の盛んな国にする』こと。そのために天皇を国民の求心力の象徴として利用しました。」と述べている。

  「富国強兵」は明治政府の基本政策であり、安倍政権が憲法を変えて目指すのも明治への回帰である。

  さらに次のように指摘する、「日本が朝鮮支配を進めるために福澤が果たした役割は小さくなかった。詳しくはマンガを読んでほしいのですが、朝鮮宮廷内で起きたクーデターを計画したうえで実行にも加担し、明治政府が仕掛けた日清戦争では言論であおりまくった。戦争に勝つと国権皇張ができたと嬉し泣きしています。

  そのうえ軍は天皇直属であり、日清戦争は外交の序開きだと言うなど、侵略している意識すらなかったのです。戦争になったら国のために死ぬことが大義だと言い、教育勅語を歓迎した人物が民主主義者のわけがありません。

  福澤は天皇制絶対主義や皇国思想を日本人に浸透させ、朝鮮人、中国人への激しい侮蔑心をあおった。そのレールの上を走り、日本は第2次世界大戦に負けました。アジア蔑視は、現代の日本人にまで尾を引いています。」

  朝鮮・中国を侵略する日本を思想的にバックアップしたというのだ。福沢諭吉の本当の姿を知る意味についてこう語っている。

 「日本がなぜこうなってしまったのか。まずそれを考えるには、その大本の思想をつくりだし、日本人を洗脳した福澤を正しく理解することが必要です。そのうえで真の日本のあるべき姿を議論できると考えています。」

 これまで民主主義者として教えられてきた福沢諭吉が、敗戦に至るまでの富国強兵路線、天皇崇拝の理論的支柱であったとは驚き以外の何ものでもない。これまで福沢をそういう目で見た人がいなかったのも不思議である。

 雁屋氏は、日本会議や安倍総理がいうところの「美しい日本の伝統」について、「日本会議の言う日本の伝統とは討幕後の明治時代に意図的につくられたもの。大日本帝国時代のわずか80年の歴史だけをもって、日本の伝統ということ自体がおかしいのです。」と指摘している。これも大事な指摘である。

  

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2017年1月22日 (日)

「高齢者に席を譲る」という人が減っているという

 Yahooニュースに「『高齢者に席を譲る』という人が減っているワケ」という「ダイヤモンド・オンライン」の記事があった。以下一部を引用する。

 「乗り換え案内サービス『駅すぱあと』を提供するヴァル研究所が2016年11月に発表した調査結果によると、「お年寄りなど優先すべき人がいた場合は、優先席では席を譲るべき」と考えている人は75.9%で、2013年に行われた同様の調査と比較すると、約17%も減少していることがわかっている。わずか3年で激減した形だ。         

 また、「優先席以外でも席を譲るべき」と考えている人は全体で57.1%いたが、こちらも2013年調査と比較して約19%も減少している。ちなみに、優先席、優先席以外ともに女性のほうが男性よりも「譲るべき」と考えていない傾向が強いという。

 その一因となっているのは、やはり「譲ろうとしたが、断られた」という苦い経験だ。同調査によると、61.0%の人が席を譲ろうとして、相手に断られたことがあると回答している。つまり、半数以上の人が席を譲ろうとした経験があるにもかかわらず、なんらかの形で拒否された経験があるため、『親切にしても、相手か嫌がるなら……』と萎縮して、その後は譲るのを控えるようになったということである。」

 席を譲ったのに断られると確かに気まずい思いをする。だから席を譲るのをためらう人が増えるのも分からなくはない。

 私の場合、75歳をすぎた頃からボツボツと席を譲られるようになった。人は誰でも若く見られたいと思うから、初めの頃は「俺ってそんなに年に見られるのかな?」と思ったものだ。

 2年ほど前に台湾に行ったときは席を譲られることが度々あった。電車でもバスでもさっと譲ってくれるので驚いた。電車の中には席を譲りましょうという掲示がしてあったが、それにしても日本と違うと思ったことであった。日本では東京に行ったとき、席を譲られることがあってこれも意外であった。

 先日地下鉄が猛烈に込んでいる日があった。その時列車に乗るとすぐに、若い女性が黙って席を立ってくれた。私は譲ってくれたのだと理解して「有難う」と礼を言って座った。

 席を譲る時、黙って立つ人、「どうぞ」と言って立つ人、どこかへ行く振りをする人などいろいろである。いずれにしても席を譲ってもらうと有難いと思う年になった。

 私は地下鉄をよく利用するが、席がなくても物欲しそうな顔をしないようにしている。若い人が座っている前にはなるべく立たないようにしている。席を譲らせるのが気の毒だからだ。

 ただ、昨日もそうであったが、ちょっと詰めてくれればもう一人座れるのに、デーンと真ん中に坐って2人分を占めている人がいることだ。こちらの方は改めて欲しいといつも思う。ずっと以前にも書いたが江戸時代にあった「ひと膝ゆずり」という麗しい習慣を引き継ぐ日本人なのだ。人には優しくしたいものである。

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2017年1月21日 (土)

ウソと偏見の報道をするメディアがあるとは!!

 Yahooニュースで、東京都のローカルテレビ局「東京メトロポリタンテレビジョン」(東京MXテレビの記事を読んだとき、メディアもここまで堕落したのかと驚いた。

 このテレビ局の情報番組「ニュース女子」への批判が高まっているという記事であった。それは1月2日に放送された特集「沖縄基地反対派はいま」について、沖縄の地元紙「沖縄タイムス」が、「悪意むき出し」と「琉球新報」も「公共の電波を使った沖縄に対するヘイトスピーチ」と社説で猛批判をしたのだ。そして番組で名指さしされた市民団体の代表がBPO(放送倫理・番組向上機構)に人権侵害を申し立てたという。

 この問題については、18日の朝日新聞も取り上げた。東京MXテレビの株主でもある東京新聞も、「ニュース女子」批判記事を大きく掲載したという。だが、この番組の司会は東京新聞論説副主幹長谷川幸洋氏だというのだから、どうなっているのだと思う。

 Yahooニュースの記事を書いた志葉玲氏は、「政治的に偏っているというだけでなく、明らかに事実と異なることを『マスコミが報道しない真実』であると、同番組が主張したから、大きな批判を浴びたのだろうと指摘する。

○現場に行かない現場取材

 「沖縄レポート」と称するものは、ジャーナリストで産経新聞「正論」欄執筆者である井上和彦氏が「過激な反対派の実情を現地取材」したというVTRと、コメンテーターたちのスタジオトークから構成されていた。

  だが、「現地取材」と銘打ちながら、実際には、井上氏は高江のヘリパッド建設地から、運転距離にして40キロ以上も離れた二見杉田トンネル(名護市)前までしか行かず、高江での反対運動については、現地取材などしていなかったのだ

 しかも、番組VTRでは「反対派の暴力行為により高江ヘリパッドに近づけない」との字幕スーパーとナレーションが入った。また、スタジオトークでも、「他のメディアでも現場に入れない」と語られていた。反対派が、抗議活動を行っているヘリパッド搬入口「N1ゲート」前には、誰でも行けるし、当然、東京に本拠地を置く大手新聞各社やテレビ各局の取材陣も取材に入っている。

 筆者も何度も現場に行っているが、「反対派の暴力行為」などの被害を受けたことは一度もない。あの、安倍晋三総理大臣の身内である昭恵夫人ですら、N1ゲート前を訪れているのだ。上記のような『ニュース女子』の表現は明らかに事実と異なる。 」

 この点については、朝日記事も現場に行っていないと報じている。

 「救急車への妨害」デマもひどいものだ

 「『救急車への妨害』デマも悪質だ。番組VTRには、ヘリパッド建設地である東村の住民である男性が登場。『反対派がヘリパッド建設地に向かう車の検問をして、救急車の通行も妨害している』と語った。だが、こうした主張は、地元紙の『沖縄タイムス』が現地消防署に問合せ、デマだと確認している。事実確認もせず、虚偽のコメントを紹介することは、報道機関としてあってはならないことである。ちなみに、この男性は、SNSなどネット上でも、『反対派が頻繁にドクターヘリを呼びつけるので、本当に緊急性が高い患者の搬送に悪影響が出ている』との趣旨の投稿をしていたが、これも事実と異なる。ドクターヘリの出動させるか否かは、現地消防署が判断することで、個人が呼びつけることはできない。また、現地の出動実績からも否定されていることだ。 」

 志葉氏は他にもいくつか指摘している。それについては、以下のURLを。

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20170117-00066657/

 こうした報道の仕方は悪質極まりなく、放送法第4条「報道は事実をまげないですること」に違反するものである。

 これまでも安倍政権の広報機関と米国のマスコミから揶揄された新聞はあったが、ここまで歪曲して、事実と異なる報道をするメディアが出てきたことは驚愕である。安倍政権がアメリカのために沖縄県民を蔑視して、強引に基地建設を進めていることをよく知るべきである。

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2017年1月20日 (金)

よかった「この世界の片隅に」

 「君の名は」というアニメ映画は騒がれているので知っていて見に行った。でも、大きく騒がれる理由が分からなかった。そのことをblogに書いたら、Tさんからメールが来て、Tさんの友人も「『君の名は』は面白くなかった。『この世界の片隅に』の方がよかったと言っていた」と書いてあった。それで「この世界の片隅に」というアニメ映画があることを知った。

  どんなアニメか観に行こうと思っていると、先日Yahoo newsで「この世界の片隅に」がキネマ旬報の昨年度第一位映画に選ばれたことを知った。それならなおのこと観に行かずばなるまいと思った。

  16日に丁度午後の予定がなかったので出かけた。朝は雪が凍り付いていた道路が溶けていたのでよかった。

  ミリオン座に着くと14時からの部の券を買った。52番であった。いい座席取れるかなと思いながら待っていた。番号順に呼ばれて入場すると、まだいっぱい席が空いていたので、6列目中央に座ることが出来た。

  ミリオン座は予告編が早く始まるのか「この世界の片隅に」は定刻14時に始まった。最初に画面に片淵監督が出てきて、「この映画は1944年と45年の普通の家庭に起きたことをを描いています」というようなことを言った。これまでにない演出であった。

  映画は1933年、主人公の「すず」が子どもの頃のエピソードから始まった。すずは広島に住んでいた。すずは大変絵が上手な子どもで、絵が苦手な同級生水原哲に宿題の絵を描いてあげるのだ。

  すずが18歳になったとき、縁談があり、どんな相手かも知らぬまま結婚式を挙げる。相手は北条周作という真面目そうな青年で、周作は海軍で事務をやっていた。すずは呉市の軍港が見える山の斜面に住むことになる。

  最初周作とはうまくやっていけるのだろうかと思って観ていたが、物語が進むと周作はすずを大変愛していることが分かった。周作にはしっかり者の姉の経子がいて、里帰りをしてきてすすにきつく当たる。しかし、離縁して娘の晴美を連れて実家に戻り、すずたちを暮らすことになる。周作の両親は優しい人ですずを大事にしてくれる。

  すずの家に近くからは軍港がよく見えて戦艦大和や武蔵なども見えるのだ。すずはそれを写生していて憲兵に見つかる。

  戦争が進むにつれて、物資は配給になり、食べ物も少なくなっていく。すずは道端に生えているたんぽぽなど食べられる草をつんで食べるのだ。生活が厳しくなる様子や米軍機が飛んで来て爆弾を落とす様子などが描かれる。

  呉は軍港の町だから容赦なく米軍の攻撃を受ける。すずが晴美を連れて義父の見舞に行った帰り、時限爆弾によって晴美は死に、すずも大事な右の手首を失うのだ。

  すずの家にも焼夷弾が落ちるが、不自由な手で何とか消し止める。呉の街は焼夷弾と爆弾で焼き払われてしまう。

  そして運命の8月6日。その日はすずは広島の実家に戻っているはずであったが、病院の診察日の関係で家にいた。そこでキノコ雲を見ることになるのだ。

  物語は20年の暮れまでが描かれる。終戦の20年を挟んで「世界の片隅に」起こったさまざまな出来事を詳しく描いているアニメである。映画のどこにも戦争反対とか平和とかの文言は出てこないが映画全体を通して訴えているのだ。

  私は映画を観ていて、戦時中の生活が思い出され、そうだそうだと思いながら観た。そういう意味では「君の名は」とは違い、高齢者には分かりやすいアニメ映画ではある。

  すずの声を「のん」が吹き込んでいるが、ぴったりの声である。片淵監督が「他には考えられない」と絶賛したそうだが、実にはまっている。

  風景の絵は「君の名は」ほどではないが細かくよく描けている。すずについては子どもの頃とあまり変わらないので成長が感じられなかった。

  興行収入的には「君の名は」が圧倒しているが、「この世界の片隅に」は温かく優しい心を持った人々が描かれていて、戦争について考えさせるものになっているのでよいアニメである。

 

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2017年1月19日 (木)

トランプ氏の暴言についての面白い見方の記事

 ツイッターを使って繰り返されるトランプ氏の暴言は止まらない。それについてダイヤモンドonlineが面白い見方の記事を載せていた。「トランプの暴言に仕込まれた『実は巧妙な交渉術』」というタイトルの記事で、鈴木貴博氏によって書かれたものだ。

 鈴木氏が「ゲームの理論」を使って、トランプ発言を分析している。以下にその部分を紹介する。

 「まず、我々日本人が理解しておいたほうがいいのは、このトランプのツイート攻撃はトヨタや日本企業だけを対象にしたものではないということだ。

 GM(ゼネラル・モーターズ)やフォード・モーターのような米国ビッグ3の一角も、厳しいツイート攻撃を受けている。また、ロッキード・マーティン、ボーイングといった米国を代表する製造業がトランプ大統領から同様のプレッシャーを受けている。そして各社の対応も様々である。

 GMはこの攻撃について冷静な対応を取った。同社のCEOが表明したことは、GMは従来から米国の雇用に尽くしてきている、工場投資については長期的な観点で考えるものだ、という一般的に正しいことを冷静に主張している。

 それに対して敏感に反応したのは、トランプ氏からトヨタとよく似た内容のツイート攻撃を受けたフォードだ。トランプ氏からのツイートの直後に、フォードはメキシコでの新工場の建設計画を撤回した。

 まだ攻撃を受けていないクライスラーを傘下に持つFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、「ルールが変われば適合する」とトランプ氏の主張を意識した意見を先に表明している。

 確かに、各社の事情は多少違う。フォードはこれまでもトランプ氏から「恥知らずだ」と罵倒されたことがあり、対応次第では今後狙い撃ちされるリスクもある。「工場の計画を撤回する」という経営に大きなインパクトがある決定に踏み切ったのは、ある意味で理解できる。

交渉相手から譲歩を引き出すBCG流「ゲーム理論」

 さて、このトランプ氏のツイート攻撃が持つ意味を、一歩引いて考えてみよう。

 各社の対応を見てすぐに気づくのは、各社とも対応がまちまちということ。言い換えると、そもそも一国のトップによるこうした暴君のような発言は、新興国ならともかくアメリカのような先進国ではこれまでになかった出来事であり、その真意や彼がどのような行動に出るかを誰も予測できないし、最適な行動など取れないということだ。

 このタイミングではとにかく目立たないようにし、できれば他社がスケープゴートになってくれたほうがいい――。各社がそのような心理状態にあったからこそ、一番狙われているフォードの場合はこれだけ極端な対応を取ったわけだ。

 ただ、このトランプ氏の言動がただの暴君の気まぐれな怒りによるものではないということは、理解しておいて損はないだろう。要は、トランプ氏が用いているのは、アメリカ流のゲーム理論的な考えに基いた交渉術なのだ。

 不動産の売買や資金調達といった交渉術を生命線として成長してきたトランプ・オーガナイゼーションのトップが、50年にわたるビジネスマンとしての経験の中で身に着けた独特の交渉術。これはその思考の延長線で行われているツイート攻撃だと考えるとわかりやすく、暴君から適切に身を守る処世術にもつながる。

 具体的に1つ、トランプ氏が用いていると思われる交渉のテクニックを挙げよう。ゲーム理論的な戦術の定石の1つなのだが「いつも合理的にふるまうプレーヤーよりも、ときに予測できない不合理な行動を起こすプレーヤーの方が、相手からより多くの譲歩を引き出せる」というものがある。

 ちなみにこの定石は、ボストン・コンサルティング・グループの創業者、ブルース・ヘンダーソンが指摘したもので、私が社会人になって最初に読まされた、今は絶版になっている戦略本に書いてあったことから、個人的にも印象に残っているものだ。まさかそれから何十年も経って「世界最大の実践例」にお目にかかるとは思わなかったが、今回のトランプ氏の一連のツイート攻撃は、まさにこの定石を基にした行動に見える。

 実際にそのようにツイートをしたからといって、アメリカ合衆国にも法律があるので、トランプ氏が主張するような行動を勝手に起こせるとは思えない。米国は三権が分立した民主主義国家であり、議会が新しい法案を議決したり、条約を新たに批准したりしない限り、たとえば勝手にメキシコからの国境税を課すことなどできないのだ。

 しかし、それをわかっていても、わかっていないふりをして、非合理的な暴君に見える発言をすることで、周囲を困惑させたり混乱させたりすることはできる。そうすることで、目先の利益を優先するグローバル企業たちに米国内にもっと投資を促すという、トランプ氏にとって本当は分が悪いゲームのイニシアティブを握ることができるのだ。

企業は暴言に怯えるのではなく、 「トランプのゲーム」なのだと心得よ

 そう考えると、フォードの場合は緊急避難として仕方なかったかもしれない。トヨタもオバマ政権下で大きなバッシングを受けた心の傷はまだ深い。その観点でトヨタの対応も理解はできるが、ただ今回の1兆円発表はタイミングが惜しかったかもしれない。

 同じ1兆円でもソフトバンクのように、トランプ氏に直接話せばもっと感謝されたかもしれないが、今回の発表のしかたはただ暴君の作戦に乗ってお金を差し出したような結果に見えてしまう。日本人としては少し悔しいと筆者は思う。

 今後もこういったことが頻繁に起きると思うが、もし日本人の企業経営者がそのような攻撃に遭遇した場合は、「これはトランプ氏との交渉のゲームなのだ」と捉える心持ちが最も必要ではないだろうか。

(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)」

 私は「ゲームの理論」については知らなかったが、面白い見方だと思う。トランプ氏は大統領に就任後どのようなゲームの理論を見せて来るのであろうか。日本政府も大企業もそれに怯えたり、振る舞わされないようにしてもらいたいものだ。

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2017年1月18日 (水)

小中学校教員は過重労働という記事

 15日の朝日新聞朝刊いいt面にに以下のような記事が載った。

 

 「週に60時間以上働く小中学校の先生の割合が70~80%に上ることが、全国の公立小中学校の教諭約4500人を対象にした連合のシンクタンク『連合総研』の調査でわかった。医師や建設業、製造業など他業種より格段に高い割合だ。特に運動部の顧問の先生は出勤が早く、午前7時前に出勤する人が15%いた。文部科学省も学校現場の負担減へ対策に乗り出している。

 調査は2015年12月、労働組合に入っているかに関係なく、公立小学校教諭2835人、中学校教諭の1700人を対象に実施。小学校1903人(回収率67%)、中学校1094人(同64%)が回答した。

 調査では、週あたりの労働時間を20時間未満から60時間以上まで5段階に分けた。小学校教諭で週60時間以上働いている割合は73%、中学校は87%。小中とも50時間未満の教諭はいなかった。単純には比較できないが、11年に労働政策研究・研修機構が調べた医師の40%を大きく上回ったほか、連合総研が16年に調査した建設業の13・7%、製造業の9・2%、運輸・情報通信業の9・0%を大きく上回っている。

 特に中学の運動部顧問の場合、午前7時以前に出勤する教諭が15%、午後9時以降に退勤する人は22%に上った。「必ず」「だいたい」毎日、家族全員と一緒に夕食をとるのは小学校39%、中学校33%で、民間企業労働者の52%を下回った。」

 中学・小学校ともに部活の指導が大変な超過勤務になっている。土曜日午後や日曜日でも試合があるとでかけなければならない。これは戦後ずっと変わっていないと思われる。

 私も若い頃は部活指導をやらされた。ただ、体育系指導は苦手なので30代後半以後は部活はやらなかった。

 教員には夏休みがあるという理由で、年休を取ることはできなかった。それで就職して8年目ごろだったと思うが、「年休闘争」というのを一部の教員たちでやられたことがあった。それをきっかけにして年休取得について見直しが始まったが、実際にはなかなか年休を取らせてもらえなかった。年休を取ることができたのは退職近くになってからであった。だから生涯年休取得日数は法定の1割ぐらいで、後は全部放棄であった。

 私の場合、毎日始業時刻の1時間ぐらい前に出勤し、生徒が来ると机の上に山と積まれた宿題ノートや連絡帳などに目を通した。教員は授業以外にも数多の仕事がある。生徒の健康管理や給食指導や生活指導や清掃指導などがある。

 テストをすれば採点をしなければならない。それは本来の業務であるからよいが、それ以外に校務というものもあった。ときには樹木や花壇の世話、破損個所の修繕などもあった。

 家に帰るときには大量の生徒の作品やテストを持ち帰った。夕食後夜遅くまでそうしたものや教材研究などをやったのであった。

 新任の頃、テストの採点などを電車の中でやったものである。その頃別の学校の校長と一緒になることがあった。別に注意されることもなかった。今ならそんなことをすれば大変なことになるであろうが、おおらかなものであった。そしてその校長から養子にならないかと言われたぐらいであった。

 退職するまで、毎日どれだけの時間外労働をしたことであろう。それでも教育公務員特例法とかで教員には残業手当というものはなかったのだ。

 ただ今と比べてよかったのは、夏休みがあったことと、勤務時間が4時までとなっていて、4時になれば職場を離れることが出来たことであった。仕事は先に書いた様に、家に持ち帰り、夜に処理をすればよかったのだ。

 もし、今教員になるかと言われればおそらくならないであろう。今の教育現場は管理が厳しく保護者もうるさいからだ。

 教員がブラック企業並みの労働をさせられていることに、世間はもっと理解をすべきである。 

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2017年1月17日 (火)

初雪の朝やってきたメジロ

 14日から15日朝にかけて、全国的に大雪の所が多く、名古屋でも夜の間に積雪があり、朝起きると屋根や自動車や庭の木などに雪が積もっていた。

  ウオーキングにはとても行けそうにないと思いながら、玄関の外に出ると、濡れたタタキで思わず滑りそうになった。危ないので外には出ないことにした。

  サンデーモーニングを観ている時、庭の方を見たら、メジロが飛んできていた。餌をさがしに来ているのだと直ぐ分った。それで小さなミカンを半分に切って庭のグミの木の枝に突き刺した。いつも冬になると、メジロが来るのでミカンがある時はそうしているのだ。今年は初めてのメジロであった。

  しばらく様子をうかがっていると、メジロが2羽飛んで来た。そしてミカンをつつき始めた。刺してやったミカンは甘い蒲郡ミカンなので、きっと喜んでいるに違いないと思った。

  メジロは嬉しそうについばんでいたが、そこへヒヨドリが飛んで来てメジロを追っ払った。可哀そうにメジロは逃げて行った。ヒヨドリがゆうゆうとミカンを食べ始めたので、ガラス戸越しに脅したが平気であった。メジロは写真を撮ろうとしても、姿を見せたり、手を動かしたりするだけで逃げて行ってしまうが、ヒヨドリはずうずうしい。ガラスを叩いで音をだしても逃げようとしないのだ。

  我が家には以前は毎年メジロの他にウグイスも来て鳴いていたが、木がたくさんあった家が建てかえられて木が無くなってから、ウグイスが来なくなった。メジロも諦めていたのだが、来てくれたので嬉しい。

 今はメジロを飼うことは出来ないが、子どもの頃はメジロをとったり飼ったりすることは自由であった。友人に父親がメジロを飼っているのがいた。その友人と鳥もちを持って、おとりのメジロを連れてメジロを取りにいったことがあった。

  また、友人からメジロについていろいろ教えてもらったものだ。「芋食いチー」と言われるメジロは、鳴き声が悪いので芋をエサに貰うのだ。よいメジロはすり餌で飼われるのである。

  近所にもメジロを飼っている家があったし、至る所で飼われていた。あの頃はメジロは愛玩鳥であったのだ。今は庭に来るメジロを楽しむのである。ミカンさえ用意をしておけばまた来てくれるであろう。でも、その前にヒヨドリに食べられないようにしなくちゃ。

 

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                  カーテン越し、黄色いのがミカン

                  メジロがついばんでいるのだが。

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2017年1月16日 (月)

大富豪の、大富豪による、大富豪のための政治

 アメリカのリンカーン元大統領の言った有名な言葉に「人民の、人民による、人民のための政治(Goverment of the people, by the people, for the people)」というのがある。高等学校のとき、歴史の授業で習った記憶がある。戦後日本も新憲法のもと民主国家に生まれ変わった。民主主義の政治の精神を言い表した言葉だと深く胸に刻まれた。

  今度トランプ氏がアメリカ大統領に選ばれたが、彼の組閣を始め一連の言動を見ていて、こんな言葉が頭に浮かんだ。「大富豪の 大富豪による 大富豪のための政治(Goverment of the billionaire, by the billionaire, for the billionaire)」である。

トランプ氏はいわゆるrust belt地帯の、中流の下の白人の支持票を集めて大統領に当選した。彼らは、自分たちの生活が思うようにいかないのは、外国人に職を奪われたからであり、またEestabrishment(既得権層)のせいであるとした。それに応えるようにトランプ氏は、メキシコやイスラム教徒や中国などやEstabrishmentを非難したのであった。

 ところが大統領に当選すると、閣僚や政府の要職に、ウォールストリートや軍人や大富豪から任命した。

 メキシコや日本や中国に対する厳しい姿勢は変わらないが、政府人事についてはEstablishmentで固めたのだ。

 これを見てrust beltの人たちはどう思うのであろうか。それを知りたい。私から見れば彼らは裏切られたと思うのだが。

 先日の初めての記者会見では、America Firstを強調し、ツイッターで呟いたのを見て驚いたフォードや空調大手キャリヤーなどがメキシコから引き上げると表明した。トヨタでさえ慌てて米国に巨額の投資をし、雇用を生み出すという騒ぎとなった。トランプ氏は、こうした一連の動きを評価して、雇用が増えると述べ「神が創造したなかで、もっとも偉大な雇用を作る人間になる」と神を引き合いに出した。

 私は本当に神がいるのなら、神はヒトラーやトランプ氏のような人物を地上に送らず、人民のことを考えて政治をする高潔な人物をトップに据えると思うのだ。

 アメリカのA.U.Sというconsulting firmは、2017年の最大の脅威はトランプが率いる米国だと言っている。また、別の調査会社のトップは、1語で言うと「uncertaity(不確実性)」だと言っている。(NHKニュースで英会話)

 トランプ氏のツイッターでのつぶやきや記者会見での言動を見れば、誰が見てもその通りだと思うだろう。だからトランプ氏に関する緊急出版の本が書店に積まれているのだ。 

 それはともかく、rust beltの人たちは裏切られるだろうと予測する。所詮彼は儲けを優先する企業家であり、政治家ではない。大富豪に政治を任せるなんて情けない。

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2017年1月15日 (日)

西宮神社福男の「運」

 先日CBCテレビをたまたま見たとき、西宮神社の福男争いのことをやっていた。この神社の門前に集まった人たちが、開門と同時に道を走って、一番早く神殿に到着した人が、その年の福男となるのである。

  この行事は有名になったのでテレビ局が取り上げる。CBCは競争を映しただけでなく、これまでのことなども詳しくやっていた。

 面白いと思ったのは、これまで福男になった人に、何か良いことがあったかと尋ねたことであった。近々では10数年続けて毎年一番になった人がいるのだが、一番の福男になってもよいことは起こらず、むしろ悪いことがいくつかあったと言っていた。

 昨年の福男の人も、その前の福男の人も、さらに前の福男も、悪いことがいくつか起きたと言っていた。

 恋人に逃げられた人が2人、車が傷ついたりバイクが盗まれたりした人もいた。ところが、2番目に福男になった人は、結婚式費用が当たって結婚できたとか、いいことがあったという。

 神主さんにどうしてそうなるのかと尋ねたら、「一番の福男になった人は他の人に福を分けて上げるようになっているのです。2番目の人は自分に福が来るようになっているのです」と、訳の分からぬ理屈をつけていた。

 コメンテーターの誰かが、それでは来年から一等を譲るようになるのではないかとコメントしていた。

 危険をおかして懸命に走って一等の福男になっても、悪いことが起きるというのが興味深かった。

 つまり、運というのはそういうものなのだということである。御神籤にしてもそうだが、所詮は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なのだ。「禍福はあざなえる縄の如し」と言うではないか。よいこともあれば悪いこともあるということだ。

 今年の福男は川崎市から来た人であった。今年はこの行事に5000人も参加したというから大変な人気である。出場するためには、厳重な靴や服装の検査があり、よいポジションをとるには籤を引くのだという。

 一等から3等までは賞品がもらえる。一等は木彫りの大きい恵比寿様、2等は小さめの木彫りの恵比寿様、3等は金色の恵比寿大黒である。どうして3等がよいのかは分からないそうで、「残り物に福がある」ということではないかと神社の人が言っていた。

 スポンサーがついて、賞品が豪華になれば、一等を取って悪いことが起きても我慢できるだろう。でも、「それが人生さ」という教訓を得ることが一番の福なのかも知れない。

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2017年1月14日 (土)

御神籤

 正月に神社やお寺にお参りすると、御神籤を買って運を占う人が多い。私は御神籤は買わない。

  朝日新聞の「サザエさんをさがして」(1月7日)に「吉凶は当たり外れにあらず」という記事があった。

  マスオさんとサザエさんが街頭の占いやに観てもらおうと行くのだが、その占い師が今年の運勢を神社の御神籤で占い、大吉が出て大喜びをするのだ。サザエさんたちはそうとは知らず、占ってもらおうとする。

  神社はその年の作物の豊作を占ったり、豊漁を占ったりする行事が各地にある。また漢字で書くと御神籤となり神の籤である。だから御神籤は神社で始まったと思っていた。ところが御神籤は、平安時代に比叡山延暦寺の天台座主元三大師良源が創始者とされているそうだ。

 江戸時代になって、徳川家康の側近として知られた天海大僧正の夢枕に、元三大師が現れた。そして「信州戸隠山明神に観音経を納めてある。これで吉凶を占えば、願いに応じて禍福を知らしめるであろう」というお告げを受けて天海大僧正が、御神籤を普及させ神社にも広がったという。

 御神籤は座興としては面白いが、佛教の高僧が始めたというのは、私には解せない。なぜなら釈迦はそういうことを禁じたであろうからだ。

  もっとも平安時代は、延暦寺も高野山もみなご加護のご祈祷をしていたし、東大寺は国家安寧のために建立されたのだから、御神籤を作ることも不思議ではない。

   神社やお寺は真によいお金儲けの手段を手に入れたことになる。庶民は神社やお寺を有難いものとして敬い信用しているから、どんな結果が出ても文句は出ない。

  ところで、吉凶の順は寺社によって異なることは知らなかった。私は大吉、中吉、吉・・・だと思っていたら、一般的には大吉、吉、中吉・・・だといくのだ。

  吉凶の割合は、これも寺社によって異なるそうだ。良源の観音籤は100本中、吉に相当するのが69本、凶に相当するのが31本だという。寺社によっては凶や大凶を作らないところもあるのだとか。

  浅草寺は100本のうち、吉相当が70本にしてあるのだそうだ。凶が30本あるから凶を引く確率も高いという。

 御神籤は大吉が一番よい運で、大凶が最悪の運ということになっているが、中国の古い占いでは、大吉は「登り詰めた龍」と言われ、あとは下るばかりだとされている。逆に大凶は一番底だから上がるしかない訳で運が上向くのだ。なかなか理に適っている。

 私は御神籤を引かないから、神のお告げはどうなっているか知らないが、今年も無事に過ぎてほしいものである。

 

 

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2017年1月13日 (金)

元ウルグアイ大統領ムヒカさんの見た日本―②―

■豊かな国ほど幸福について心配する

――2015年に大統領を退いてから訪れた国で、人々の反応は日本と同じでしたか。

 「退任後に行ったのはトルコ、ドイツ、英国、イタリア、スペイン、ブラジル、メキシコ、米国だ。行った先で私はよく大学を訪れる。年老いてはいるが、なぜか若者たちとは、うまくいくんだ」

 「そこで気がついたんだが、どこに行っても、多くの人が幸福について考え始めている。日本だけではない。どこの国もそうなんだよ」

 「豊かな国であればあるほど、幸福について考え、心配し始めている。南米では、私たちはまだショーウィンドーの前に突っ立って、『ああ、いい商品だなあ』って間抜け面をしているけれど、すでにたくさんのモノを持っている国々では、たくさん働いて車を買い替えることなんかには、もはや飽きた人が出始めているようだ」

――人々が幸福について考え、心配し始めているのは、なぜでしょうか。

 「おそらく、自分たちは幸せではない、人生が足早に過ぎ去ってしまっている、と感じているからだと思う。昔の古い世界では、宗教に安らぎを感じる人もいた。だが世俗化した現代では、信心がなくなったから」

――「世界幸福度ランキング」だと、日本は53位だそうです。

 「東京は犯罪は少ないが、自殺が多い。それは日本社会があまりにも競争社会だからだろう。必死に仕事をするばかりで、ちゃんと生きるための時間が残っていないから。家族や子どもたちや友人たちとの時間を犠牲にしているから、だろう。働き過ぎなんだよ」

 

 「もう少し働く時間を減らし、もう少し家族や友人と過ごす時間を増やしたらどうだろう。あまりにも仕事に追われているように見えるから。人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」

■これ以上もてば、不幸になる

――日本人にメッセージは伝わったと思いますか。

 「まさに文字通りに、私のことを『世界でいちばん貧しい大統領』だと受け取った人もいただろう。貧困を擁護していると感じた人も、いたかもしれない。だが、そうじゃないんだ。私は貧しくなんかない。貧乏でいい、なんて言ったことは一度もない」

 「幸せだと感じるモノは、私はすべて持っている。これ以上のモノを持てば、とても不幸になってしまうから持っていないだけなんだよ」

 「私が言っているのは、質素がいい、ということだ。浪費を避けること。言葉にすれば『質素』であって『貧困』ではない。貧困とは闘わなければならない」

 「もし君がゲリラで、山に潜んでいたとしよう。山で快適に生きていくには多くのモノが必要だが、あまりに多くのモノをリュックに詰め込んでいけば、今度は歩くことができなくなる。人生とは長いゲリラ戦と同じだ。リュックは軽くしておかないと、歩き続けることができないんだよ」

――ムヒカさんは土地と建物を提供して地元に農学校をつくったそうですね。その生徒たちについて、

 東京外大での講演の最後に、「私たちは子どもをつくることができなかったけれども、地元で走り回っている彼らは私たちの子どもです」と言ったとき、会場で聴いていた奥さま(ルシア・トポランスキー上院議員)は泣いていました。

 「なぜなら、私たちはとても努力をしてきたからだよ。農学校は私たちが暮らしている地元につくった。私たちは地域の人々のことをよく知っているし、畑のこともよく知っている。何か助けになることをしたいと思ったんだ。よく知っている人には、もっと何かをしたいと思うものだ。だからといって、この世の中が何か大きく変わるわけではないが、少なくとも私たち夫婦が暮らしている地元を、より良くすることはできる」

――世界はこれから、どうなっていくんでしょう。

 「もっとも深刻な問題は、富の分配がうまくいっていないことだ。世界各地で、富があまりにも一部の人間に集中している。資本が生む利潤のほうが、経済成長のペースを上回っている。だから豊かな家庭に生まれたら、貯蓄して投資する能力を早くから身につけたほうがいい世の中なんだ。つまり人生のスタート時点から、巨大な富を持って生まれた者がさらに大きく、強くなっていく。この先の世界にあるのは、紛争だよ」

 「放っておけば、富は集中する。今後も、ますます集中していくだろう。この問題は日本でも、ウルグアイでも、米国でも、世界中で起きていることだ。どうすれば正せるのかはわからない。だが将来、紛争の原因になっていくことは間違いない」(聞き手・萩一晶)

                          ◇

 3回にわたるインタビューの詳細と、元武装ゲリラのホセ・ムヒカさんが大統領になった背景については、12月の新刊「ホセ・ムヒカ 日本人に伝えたい本当のメッセージ」(朝日新書)で読めます。 

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2017年1月12日 (木)

元ウルグアイ大統領ムヒカさんの見た日本―①―

 友人が送ってくれたものを紹介する。朝日新聞の記事らしいが、私は見落としていた。興味深いないようである。

★南米ウルグアイから、前大統領のホセ・ムヒカさんが初めて日本にやって来たのは今年4月のことだった。1週間の滞在中、東京や大阪の下町を歩き、多くの学生とも触れあったムヒカさん。帰国後は、日本や日本人についてスピーチのなかで触れる機会が増えたという。「清貧」を貫く哲人政治家の目に、日本の何が、どう映ったのか。これから世界は、どう変わるのか。今春に続き、9月に再び、首都モンテビデオにムヒカさんに会いに行った。

■ロボットは消費をしない

――日本訪問の1カ月前、ムヒカさんは私の取材に、「日本のいまを、よく知りたい。日本で起きていることのなかに、未来を知る手がかりがあるように思う」と話していました。実際、日本を訪ねてみて何か見え

てくるものがありましたか。

 「ひとつ心配なことがある。というのは、日本は技術がとても発達した国で、しかも周辺には労働賃金の安い国がたくさんある。だから日本は経済上の必要から、他国と競争するために、ロボットの仕事を増やさないといけない。技術も資本もあるから、今後はロボットを大衆化していく最初の国になっていくのだろう。ただ、それに伴って、これから日本では様々な社会問題が表面化してくるだろう。いずれ世界のどの先進国も抱えることになる、最先端の問題だ。確かに、ロボットは素晴らしいよ。でも、消費はしないんだから」

――日本では道行くたくさんの人から声をかけられていました。日本の人々について、どんな印象を持ちましたか。

 「とても親切で、優しくて、礼儀正しかった。強く印象に残ったのが、日本人の勤勉さだ。世界で一番、勤勉な国民はドイツ人だと、これまで思っていたが、私の間違いだった。日本人が世界一だね。たとえば、レストランに入ったら、店員がみんな叫びながら働いているんだから」

――どこか印象に残った街がありましたか。

 「京都だ。素晴らしいと思った。日本はあの文化、あの歴史を失ってはいけない」

「ただ、京都で泊まったホテルで、『日本人はイカれている!』と思わず叫んでしまった夜がある。トイレに入ったら、便器のふたが勝手に開いたり閉じたりするんだから。あんなことのために知恵を絞るなんて、まさに資本主義の競争マニアの仕業だね。電動歯ブラシも見て驚いた。なんで、あんなものが必要なんだ? 自分の手を動かして磨けば済む話だろう。無駄なことに、とらわれすぎているように思えたね。それに、あまりにも過度な便利さは、人間を弱くすると思う」

 「とても長い、独自の歴史と文化を持つ国民なのに、なぜ、あそこまで西洋化したのだろう。衣類にしても、建物にしても。広告のモデルも西洋系だったし。あらゆる面で西洋的なものを採り入れてしまったように見えた。そのなかには、いいものもあるが、よくないものもある。日本には独自の、とても洗練されていて、粗野なところのない、西洋よりよっぽど繊細な文化があるのに。その歴史が、いまの日本のどこに生きているんだろうかと、つい疑問に思うこともあった」

 

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2017年1月11日 (水)

共謀罪法案の怖さ

 サンデーモーニングで岸井氏が安倍政権の実績を並べて解説していた。

  「特別機密保護法、集団的自衛権行閣議決定、安保法、武器輸出容認、日米ガイドライン改定・・・・。」これらはみな、浜矩子同志社大教授が、サンデー毎日新年号で指摘していたように「戦前の富国強兵」に戻ることである。

  そこへ安倍首相は、「共謀罪法案」を今国会に提出することを明言した。新聞によると、公明党がこれまで難色を示していたというが、それはあくまでも見せかけであって、下駄の雪の公明党が賛成するのは目に見えている。というか、明言したというからには同意を得たということだ。

  この法案は「東京オリンピックを成功させるためテロを防ぐ」という大義名分であるが、それはあくまでも国民の目をそらす目くらましに過ぎない。

  この絶好のチャンスを逃さず、これまで何度も廃案に追い込まれた共謀罪法案を成立させようということで、真の狙いは、労働運動や市民運動など政府の方針に反対する勢力を怖気させ、弾圧するためのものである。戦前の治安維持法を名前を変えて登場させようというものである。

  対象となる「懲役・禁固4年以上の重大な犯罪」は676もある。しかし、そのほとんどはテロとは無関係なのだ。

  共謀罪とは、「2名以上の人物が犯罪について話し合い、合意をしただけで摘発される」のだ。つまり、犯罪を犯さなくても警察が認めれば逮捕されてしまうのだ。こんな恐ろしいことがあっていいものだろうか。まさに治安維持法である。

  これによって平和運動も原発反対も安保法反対も憲法改悪反対も・・・・とにかく危険なものとして取り締まりの対象となるのだ。

  政策批判のメールを交換しても当然摘発の対象となる。NHKのアサイチで「スノーデン」という映画の紹介をしたとき、ジャーナリストの池上彰氏が、「全ての電話、メールなどは盗聴されている」と言っていた。権力とはそういうものなのだ。我々の行動は、どこへ行っても監視カメラで写されているだけでなく、FcebookやLINEなどSNSで交わしたメールやチャットやblogなども全て記録されているのだ。

 共謀罪が成立すると、どんなに恐ろしいことになるかをよく考え、反対をしなければ大変なことになる。残念なのはメディアが幹部の安倍首相との度重なる会食で骨を抜かれて批判しなくなったことだ。メディアは公器として共謀罪が一般市民にとってもどんなに危険であるかを啓蒙してほしい。

 参考:http://lite-ra.com/2017/01/post-2834.html

 

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2017年1月10日 (火)

何歳から高齢者と呼ぶのがいいか?

 1月6日の新聞やテレビニュースによると、日本老年学会と日本老年医学会が5日、75歳以上を高齢者とすべきだとする提言を発表したという。

 現在は65歳以上を高齢者としており、名古屋市の敬老手帳も敬老パスも65歳になるともらえる。65歳が近づくと、早く敬老パスがほしいなと待ち遠しく思ったものだ。これは他の人に聞いてもおなじである。75歳以上が高齢者ということになると、敬老パスは何歳から支給になるのだろう。

 それはともかくとして、私自身の60歳からの過ぎて来た道を振りかえると、65歳は高齢者というにはまだ若いと思った。

 現在では、60歳で退職後65歳までは再採用されるようで、希望により働くことができるが、私の時はせいぜい1年か2年であった。その代り年金は60歳から支給された。

 私自身は有給で働きたいと思ったが、国内では厳しく、海外で日本語教師を探した。希望するオーストラリアでは、条件が非常に厳しくて駄目であった。

 中国で日本語教師を見つけることができたが、そのときはすでに日本語ボランティアになることが決まっていたので諦めた。

 そういう訳で働く意欲は旺盛にあったし、週に2時間の日本語ボランティアはずっと続けている。

 後輩を見ても65歳はとても高齢者とは思えない。だから70歳以後を高齢者にしたらよいのではと思って来た。

 今回の提言で、75歳以上を高齢者とし、65歳~74歳は準高齢者と位置付けている。平均年齢も年々上がり、私の場合、やっと昨年末にタッチすることが出来たくらいである。女性の場合はずっと上である。健康寿命も男性で73歳位である。これからは健康寿命を延ばして行かなければならない。

 私は70歳以後に新しく始めたことがいくつかある。コーラスを始めて男声コーラスグループを作ったこと、第九を歌うこと、マジックを再開したこと、blogを始めたこと、ガラケイやスマホを始めたことなどである。

 ひどい病をしなければ、70歳でも75歳でも元気である。75歳になり後期高齢者になったとき、75歳を過ぎると急に体ががくんと来ると聞いたことがある。でもそれほどではなかった。

 その頃から健康関係の本をよく読むようになった。それは新しい知見が本になることが多くなったからだ。例えば、ガンは手術しなくてもよいとか、高血圧は放って置けとか、糖質が健康を害するとか、糖尿病は糖質制限で治るとか、コレステロールは怖くないとか・・・・。そうして得た知識を自分なりに解釈し判断しよいと思うものを取り入れてきた。

 自分の経験からも、65歳高齢者は早すぎると思うので、改めることには賛成である。ただ、年金支給とか健康保険とか社会保障制度とかに適用するのは慎重に検討をして欲しい。

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2017年1月 9日 (月)

超人気の「君の名は」を見に行ったが

 アニメ映画「君の名は」がものすごい人気だと聞いて、それなら見て見ようと思った。昨年暮れに映画館に電話をして尋ねたら、年内は満席だと言った。新年になっても上映するのかと聞いたら、1月はやる予定だと言った。でも正月明けまで満席だろうと言った。

  仕方がないので1月4日に券を買いに行った。もし、空いていたら見ようと思ったら、夜の部が少しあるだけだと言ったので諦めた。そして、6日の11時40分の券を買うことにした。驚いたことに席は一つも売れていなかった。よりどりであった。

  6日になったので出かけた。券があるから慌てることはないと、開場時間ごろ着くように行った。始まってみると、何と席はほとんど埋まっていた。高齢者もいたが若い人が多かった。

  「君の名は」は中国でも大変な人気で、約62000館で上映され、観客動員も凄いという。中国語では「你的名字」というタイトルである。

  また、韓国でも上映が始まったが、これまでの記録を塗り替えたといい、これから大変な人気になるだろうとニュースに出ていた。

  そういう訳で、いったいどんな映画だろうと期待をして行ったのであった。ストーリーは難しいので、公式ホームページから転載する。

  「千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家計の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。

  「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

  そんなある日、自分が男の子になる夢をみる。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会でも生活を思いっきり満喫する三葉。

  一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

  繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。

  二人は気づく。「私/俺たち、入れ替わってる!?

  入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。

  しかし、気持ちが打ち解けて来た矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

  「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」

  辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた・・・・・。」

 結末はここには書かない。

  背景となる町は、高山の隣にある飛騨市古川のようだ。それで古川には「君の名は」の聖地を見ようという中国人観光客がたくさん訪れているという。

  私は古川に行ったことがあるが、「君の名は」に出て来るような大きな湖はなかったと思う。

  このアニメ映画の最大の良い点は、絵が非常に精密できれいであることだ。まるでカメラで撮ったような画面である。

  ただ、ストーリーはファンタジーであるが、私には分かり難くかった。三葉と瀧が入れ替わるのだが、それが分かり難いのだ。ドアが閉まるシーンがあり、それが変わるよという合図のようなのだが。

  ネットで調べてみると、「君の名は」は面白くないとか、感動できないとか、難しいというのもあった。私には分かり難い物語で、何がそんなに人気があるのか理解できないのも無理からぬことのようだ。娯楽アニメだから人それぞれに楽しめばいいのだ。

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2017年1月 8日 (日)

朝日新聞「経済成長ゼロは悪なのか」という記事を読んで―②

 「数字ひとつで財政や金融政策を動かし、人々の景況感にも影響するGDP。その歴史は長い人類史の中では意外と短い」と記事はいう。GDPがまるで水戸黄門の印形のように、数値で一喜一憂している。

  現在のようなGDPが使われるようになったのは、1930年代に英国、米国で大恐慌の対策を探り、第二次世界大戦に向けた生産力の分析を進めるためだった(『GDP』ダイアン・コイル)そうだ。

  戦争は武器・弾薬や装備・食糧そして輸送手段など大量の需要が見込まれるからGDPに貢献したのではないか。しかし、その後に疲弊が来るからGDPはぐんと落ちてしまうだろう。

  一般的には1760年代の英国産業革命が成長の起点とされるが、一人当たりGDPがはっきり伸び始めたのは1820年頃だった(経済学者アンガス・マディソン)という。記事には大きなグラフを載せている。それによると、1820年の667$からグラフはまっすぐ上に伸びて1913年1526$、2003年6516$となっている。

  「なぜ成長が必要なのかという根源的な問いに、経済理論は実は答えがない」と佐伯啓思京都大学名誉教授は言っているそうだ。経済学者は成長の必要性についての根拠を示していると思っていたが意外であった。

  佐伯教授によると、国家が成長を必要としたのは、冷戦期に資本主義陣営が社会主義陣営に勝つためだったというのだ。冷戦が終わっても成長への渇望だけが残ったのだという。なーんだそんなことかと気が抜けた。だだGreedyなだけではないか。資本主義はGreedyを基定に行動していると思う。だから別に不思議ではないのだが。新自由主義経済はその行きついたところである。

 記事は「むしろ成長の限界や弊害について、以前より語られなくなったのかも知れない」と遠慮がちに書いている。

 「1970年代初頭、世界の科学者や経済学者たちが集まるローマクラブの報告書『成長の限界』は、経済成長を謳歌する人類への警告だった。」と書いている。

 「人口が増え、先進国経済が膨張し過ぎると、資源の使いすぎや環境悪化などからいずれ限界が生じる、という問題提起だった」

 1974年には世界人口は40億人であったのが、現在は73億人を超えて増え続けている。先進国経済の膨張だけでなく、その後中国経済が今や世界第2位となり、インドやブラジルなどの途上国と言われた国も大きく発展している。

  あの頃石油が間もなく枯渇すると言われたが、今のところまだ保っているが、化石燃料による地球温暖化や熱帯雨林の伐採や砂漠化や中国のスモッグなど環境悪化は酷いものである。限界が生じるというのは素人でも予測できることである。(それでもトランプ氏は認めようとしないが)

  佐伯教授は、「ローマクラブが指摘した問題の重要性は今も変わらない。これから無理やり市場を膨張させ、成長させようとする試みは競争や格差を激しくして、人間にとってますます生きにくい社会にしてしまうのではないか」と話しているそうだ。

  記事は「主要国の成長戦略、金融政策は往々にして強く富めるものを、さらに強くさらに富ませる傾向がある。それがトリクルダウンで中間層、低所得層に広がるという想定だ。現実にはそうなっていない」と指摘する。

  安倍首相は、伊勢神宮の記者会見で「アベノミクスをますますふかせる」と述べた。まだアベノミクスの破綻を認めようとしない。

  米国を見ても、日本を見ても、中国や韓国を見ても、競争や格差を激しくし、一部の勝ち組と大多数の負け組に分裂し続けている。その断層地震が英国のEU離脱であり、米国のトランプ大統領ではないのか。

  経済成長は本当に必要なのか。GDPを押し上げることが大事なのか。私はNOだと言いたい。ブータンのようにGNH(Gross National Happiness)を大事にすべきではないかと思う。地球は一部の大金持ちのものではない。全ての動植物も含めてのものなのだ。

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2017年1月 7日 (土)

朝日新聞「経済成長ゼロは悪なのか」という記事を読んで―①

 4日の朝日新聞朝刊に「経済成長ゼロは悪なのか」という記事があった。私は経済のことはサッパリ分からないが「経済成長」とか「GDP」というものに疑問を抱いてきた。

  高度成長の頃は月給が上がるし、銀行の利子も上がり8%などということもあった。しかし、それは長く続かず、バブル経済がはじけた頃から現在に至るまで低迷が続いている。この25年間の名目成長率はほぼゼロだと記事は言う。思えば「失われた10年」がいつのまにか25年になっているのだ。

  かつてのような経済成長を取り戻そうと、政府が財政出動を繰り返してきた結果が、世界一の借金大国になったと指摘する。

  この25年間の間にも、我々の豊かさへの歩みが止まっていた訳ではないという。その例としてミシュランの三ツ星店が世界一となったではないか、という。この点に関しては、私のような低所得者には手が届かないものだ。むしろ成長ゼロのおかげで、B級グルメの店が増えたこと方が有難い。

  宅配便のお蔭で遠方の特産生鮮品が手に入るようになったのはその通りで、宅配業者やAMAZONとか楽天などに負うところも大きい。

 温水便座の急普及でトイレが快適になったと書いているが、我が家では痔を患った関係でどこよりも早く導入した。日本ではいつのまにかどこの家でも公共の場所でも温水便座が設置されている。

 スマホは8万円もするが、25年前はパソコンは30万円(もっと高かったはず)、テレビ20万円、固定電話7万円、カメラ3万円、世界百科事典20万円として80万円を超えている。それらが全部1台のスマホに入っているのだよ・・・と言っている。本当にそうである。一切入ってしかも携帯ができて、どこででも使えるのだ。

 しかし、80万円の大型消費であるはずのものが、スマホとなると8万円の消費になってしまうから、GDPが大きく減るのは当たり前だという。言われてみればその通りだ。

 そうした豊かさの向上を考慮せずに、「どんな政策手段を使ってでもとにかくGDPうぃ膨らませよ」というのがアベノミクスの思想であると指摘する。

 「いまのような経済成長の歴史が始まったのは200年前に過ぎない。GDP統計が初めて作られたのは、1930年代の大恐慌、第2次世界大戦がきっかけであった」と書いている。このことは初めて知った。

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2017年1月 6日 (金)

面白くなかった朝日新聞連載「クラウド・ガール」

 朝日新聞の連載小説「クラウド・ガール」が12月30日に終わった。著者は金原ひとみ氏であった。挿絵は山城えりか氏で毎回鉛筆画?の精密デッサンのようなユニークなものであった。

  小説の方であるが、毎日読んできたが、結局何を描きたいのかがサッパリわからなかった。登場人物は、理有という大学生の姉と杏という高校生の姉妹の物語で、違う性格を持ち、仲がよさそうで、お互いに理解がしあえない状況が描かれていた。

  理有は留学から帰ってきて、杏と一緒にマンションに住んでいる。杏には同級生の晴臣という恋人がいて身体の関係を持っている。ところが晴臣は浮気性ですぐに女を作ってしまう。杏にもう絶対しないからと言いながら。そして、結婚してくれと平身低頭する。そうしながらまた女を作って、ベットで寝ているところを杏に見つかってしまう。

  杏は姉の理有が行く美容院の広岡という妻帯者の美容師を呼び出して、自室でセックスをする。それを理有に見つかって家を飛び出してしまう。

  杏は姉の理有が広岡との関係を調べるために美容院に行って知り合ったのだ。理有はシェフの光也という男に想いを寄せている。

  二人の母は、中城ユリカと言って作家であるが、二人の姉妹には母親らしい接し方をしない。また父親とも離婚をしていた。その母が自室で自殺をするのだが、理有はそれを杏に隠そうとする。二人の祖父母は心筋梗塞で死んだと言って葬式を出す。杏は死因を嘘だと思っている。二人にはどうして母が自殺をした理由が分からない。  

  母の死をはさんで、杏の行動と理有の心のうちが描かれて行くのだが、高校生なのに酒を飲んだり、夜中に踊りに出かけたり、セックスをしたり…とんでもない、理解しがたい人物が描かれている。

  そして彼らの交流は、SNSを通じて行われる。クラウド・ガールというのはそういうスマホとインターネットを使う若者の生態を描こうとしたのか、だからそういう題名なのかと思う。

  しかし、精神を病んでいるらしい母親の状況や死の様子などもかなり異常である。すべてが私のような昭和人間には理解できないことなのだ。

  戦後71年、この間に様々な若者が現れて世間の耳目を集めて来た。戦争直後にはアプレゲールというのがあった。ヤンキーというのもあった。この頃は鳴りを静めてしまったようだが暴走族が走り回ったこともあった。

 現代の若者は、スマホとインターネットでつながり、性についても拘りがなく、気に入らないと相手を蹴飛ばすのも躊躇しない、そんな若者を描こうとしたのであろうか。それにしても私には退屈な小説であった。

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2017年1月 5日 (木)

 お屠蘇

 正月にはお屠蘇を頂くのを習慣にしている。以前は酒屋が酒や味醂を買うとおまけに付けてくれたが、数年前からくれるところがなくなり、ドラッグストアで買っている。

  昨年の暮れにイオンへ行ったとき、クスリ売場で買い求めた。2種類あり、値段が100円のと200円のとがあった。婿は高い方を買うことを勧めたが、安い方にした。どのみち酒に浸して香りを楽しむだけだからだ。値段が倍も違うとどういう良い点があるのか両方買って見なければ分からない。

  大晦日に屠蘇用の酒器に入れておいたのを新年の朝食の時にみんなで頂いた。味や香りは悪くなかった。私以外はアルコールに弱いので形だけであるが、私は屠蘇が好きで1合ほど飲む。

  普段は付き合いの時以外は家では酒を飲まないが、新年の3が日は、朝晩食事の時に屠蘇を飲む。正月という気分に浸れるからだ。

  「蘇」は病とか悪鬼などを指し、「屠」はほうむるという意味で、悪い物を退治するということだ。

   「一人これを飲めば一家病なく、一家これを飲めば一里病なし」と言われるとWikipediaにかいてあったが、一里とはどういう意味かは不明である。一里四方の家庭にも効能が及ぶということであろうか。

 「屠蘇散の処方は本草綱目』では赤朮桂心防風抜契大黄鳥頭赤小豆を挙げている。現在では山椒細辛防風肉桂乾薑白朮桔梗を用いるのが一般的である。人により、健胃の効能があり、初期の風邪にも効くという。時代、地域などによって処方は異なる。」と説明してあった。

三つ重ねの酒杯で飲むのだが、我が家では黒い漆塗りの台の上に黒い銚子と大中小の赤酒杯を載せたものを使っている。今年も新年を一家で寿ぐことが出来てよかった。

「屠蘇画像」の画像検索結果

 

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2017年1月 4日 (水)

ブログ「ららさんのつれづれ草」が9年目に入る

 2009年1月4日に始めたblogが、今日から9年目に入った。その前にGoogleとかBiglobeでやったこともあったが、使いにくいので、今のNiftyの「ココログ」にした。ココログも使いにくいところがいろいろあるが、今更他に移るのも面倒なので続けている。

 10年前の頃、糸井重里氏の「ほぼ日刊イトイ新聞」というblogが人気があった。そのblogを見たのは2回ぐらいだが、「ほぼ日刊」という名前を見て、「よし、毎日何らかの文章を載せよう」と決めた。

 以来毎日記事を載せることだけは守ってきた。ただ1回だけ記事を削除するように言われ削除したことがある。それは某国から来たサンタクロースと一緒にビールを飲んだことを書いた記事であった。書いて数か月してサンタの日本の友人を通じて、「サンタがビールを飲むのはサンタのイメージを壊すから」という理由で削除を求められたのだ。

 それにしても外国からの要求であったので驚いた。インターネットだから世界中どこででもネット環境があれば見ることができるのだ。

 外国といえば、イギリスに住む日本人から、記事に共感のコメントをもらったこともあった。また、タイに住む友人はblogを見てくれていた。オーストラリアにいる現地人の知人が、ネットで翻訳して読んでくれたこともあった。

 インターネットで公開しているので、例え日本語で書いてあっても、世界中のどこでアクセスがあるかも知れないのだ。困るのは、トラックバックに中国から、いかがわしいコマーシャルを大量につけられることだ。

 始めたときは英語で書くのも入れたいと思ったが英語の自信がないので、一度もやったことはない。英語を使えば、それこそ世界中の人の目に留まる確率が高いのだが。

 私のブログをいつも読んでくれている人が、思わぬところにいることが分かるととても嬉しい。外国旅行で一緒になった人が「いつも読んでいます」と手紙をくれたこともあった。また、見知らぬ人からメールが来ることもあった。「いつも楽しみに読ませてもらっています」と書いてある賀状を何通ももらい励まされた。

 私は安倍政権になってから、政治的なトピックを取り上げ、政権批判をしたり、平和や憲法や原発問題も積極的に取り上げて来た。

 立憲主義を守ること、憲法9条を誇りに思っていること、戦争をしたり加担してはいけないこと、原発や核開発は許せないこと、自然エネルギー利用の研究開発に金を使って欲しいこと、弱者を大切にする政治をして欲しいこと、教育への行政の介入は許せないこと・・・・。そうした様々な問題に関心を持ち、発言をすることが大切だと考えて意見を書いている。

 高齢となった今、戦争と悲惨な生活を経験したものとして、子や孫の世代がよりよい時代になるように発信を続けて行くことが大事だと思っている。

 このblogが何らかの圧力によって続けられなくなるようなときが来たときは、戦前のように自由にものが言えない時代になったということだ。そんなときが来ないことを切に願っている。

 

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2017年1月 3日 (火)

安倍首相の真珠湾所感演説をめぐって

 昨年12月27日の安倍首相の真珠湾所感に関して、友人が送ってくれた沢藤統一郎弁護士のblogが鋭い指摘をしているのでその一部を取り上げた。

  「『戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。』

 『日本国総理大臣として』の部分を除けば、このように演説のできる人、このような演説を口にして違和感のない人物は、保守革新の立場を問わず、日本に少なからずいる。しかし、そのような人は、アベ政権とその周囲にはいない。『不戦の誓いを貫いてまいりました』と言える人は、例外なくアベ晋三の批判者である。政敵であるといってもよい。」

  その通りで、私も全く同感である。私たちは政権が毛嫌いする日教組の一員として「教え子を再び戦場に送らない」というスローガンで憲法9条を守り、世界の平和を希求して来た。そのことを誇りに思っている。

 『戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない』とは日本国憲法の根幹の理念である。一貫して憲法を敵視し、とりわけ九条改憲に執着してきたアベの口から出れば、デマゴギーである。あるいはマヌーバーなのだ。教育基本法を改悪し、特定秘密保護法や戦争法の制定を強行し、日本を戦争のできる国にしたばかりか、非核三原則や武器輸出三原則をないがしろにして、防衛予算だけを聖域化してきたアベではないか。どの口からどの舌をもって『平和国家としての歩みに静かな誇りを感じ、この不動の方針をこれからも貫いてまいります』などと言えるのか。」

  私もNHKの中継を聞きながら、所感のこの部分同様の印象を持ちよくも言えたものだと思ったのであった。

  もう一つは「和解」についてである。この点については、朝日新聞の社説の次の部分が鋭い。「首相がハワイに出発した翌日、安倍政権は沖縄県の反対を振り切って、名護市辺野古での埋め立て工事を再開した。

  全国の米軍専用施設の7割が沖縄に集中する現状も、真珠湾攻撃に端を発した米国との戦争のひとつの帰結である。

  演説で首相は日米同盟を『希望の同盟』と自賛したが、沖縄には触れなかった。

  日米の『和解』は強調するのに、過重な基地負担にあえぐ沖縄との和解には背を向ける。そんな首相の姿勢は、納得できるものではない。」

  日米の和解の一方で、沖縄県民の気持ちを無視して、強権的に日米軍事同盟強化のために基地建設を進めているのだ。「歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました」と述べたが、それは沖縄の犠牲の上にあることに頬かむりをしている。

 アメリカは宣戦布告なき卑怯な真珠湾攻撃への報復として、徹底的な日本の各都市への無差別爆撃と原爆投下を行ったと言われる。これはイーブンとは言えないものである。戦争とはいえ暴虐非道の極みである。

 それと同時に、日本軍がアジアの多くの国々に侵略をして人的物的な被害を与えたことも同様に暴虐非道であった。歴史的認識の欠如した演説であった。

 

 

 

 

 

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2017年1月 2日 (月)

ミッドランドスクエアのプロムナードで初日の出を見たが、がっかり

 昨年の1月1日は非常に良い天気で八事の塩釜神社近くから初日の出を見て感動した。それで今年もそこで初日の出を見ようと思った。

  31日の朝日新聞朝刊に、初日の出スポットとして、ミッドランドスクエアのスカイプロムナードが名古屋で一番高所なので最適だと書いてあった。ただ、当日の入場料は、一般が700円で敬老料金は500円だと書いてあった。それでやはり昨年行った塩釜神社へ行くことにした。

  1月1日になって朝早く空を見たら雲は出ていたが、晴れときどき曇りの予報なので出かけることにした。娘と婿を誘ったが紅白歌合戦を観て疲れたから行かないと言った。

  毎朝のウオーキングを兼ねて徒歩で出かけた。御器所駅から6時3分の電車に乗るつもりであった。でも、駅についたら考えが変わった。きっとミッドランドは大変な人出で入れないかもしれないが、ダメ元で行ってみようと思ったのだ。

  名古屋駅に着いたら5時半ごろであった。ミッドランド方面に行く人もいた。ミッドランドに着くとプロムナードが何処にあるかを調べたら直ぐに分かった。入口を入ると5時半から入れますと書いてあった。丁度良かったと思った。案内の人がいたので、これからでも大丈夫かと聞いたらいいと言ったので急いで1階のエレベーターの方に行った。

  エレベータで42階まで登ると行列ができていた。500円で当日券を買ってスカイプロムナードの方へ急いだ。スカイプロムナードにはすでに大勢の人がいた。上の方を見ると隙間があったので、警備の人に登り口を聞いたら、あそこは指定席だからダメだと言われた。仕方なく下で見ることにしたが、人が幾重にもなっていて、しかも、背が高い人が多くて、背伸びをしても見られるかどうか分からなかった。

  日の出の7時までは20分もあった。窓の向うの空には黒い雲が出ていて、遠くの山の峰が赤らんでいた。窓には格子がたくさんあるので、それが邪魔で日の出は見られないかもしれないと思った。

  昨年の経験でどの辺りに太陽が出るかの見当はついていた。空と雲が赤く染まって来た。7時3分ぐらいに誰かが見えたと叫んでいた。背伸びをして頭と頭の間から見ると、ちらっと金色の太陽が見えた。見当をつけて手を上げてアイホンで写真を撮ったら写っていた。

  太陽はみるみる上がってきた。それと共に形が大きくなり、光が強くなって眼を刺すようであった。若い人たちが「ヤバイ」「ヤバイ」と叫んでいた。

 何とか日の出を見ることはできたが、昨年のように落ち着いて見ることはできなかった。ミッドランドスクエアのスカイプロムナードから日の出を見ることは全然よくないと思った。理由は、

①人が多くて見るのが大変であること。

②窓の桟が邪魔をして太陽が陰になり見えないこと。

③700円、500円の入場料を払ってもったいないこと。

 結論は、塩釜神社の近くの道路から見るのが一番だということである。

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2017年1月 1日 (日)

2017年どんな年になるのだろう?

 毎年、正月が来ると「今年はどんな年になるのだろう?」と思う。おそらく誰でも同じであろう。昔は新年になると新しい希望が湧いてきたものであったが、安倍政権になってからというもの希望がなくなってきた。

  特に、3年前に、特別秘密保護法ができ、7月1日には集団的自衛権行使が閣議決定されて、憲法9条が事実上解釈改憲されてしまった。そして一昨年は9月19日に安保法制が強行成立した。

 昨年は11月に、南スーダンへ派遣された自衛隊に駆けつけ警護の任務を与えられた。稲田防衛相は安定しているというが、治安の極めて不安定な南スーダンでは、いつ銃で撃ちあう事件が起きてもおかしくない状況だ。

  米国ではトランプ大統領が正式に就任する。彼は核兵器の増強が必要だとし、米国を強大にしようと言っている。昨日も書いたように、EUでは各国で右傾化が進むと懸念されている。日本も右傾化が進んでおり、憲法改悪の論議がさらに進むであろう。

  安倍首相は、真珠湾で「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」と言い、「戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに静かな誇りを感じながら、この不動の方針を貫いて行く」とのべた。

  誇りを感じているというのは本当であろうか?これからも平和国家を続けると不動の方針を貫けるのであろうか?私には口先のこととしか受け取れない。なぜなら首相は、先に書いた様に、憲法9条を解釈で変え、着々と戦争への準備を整えて来たからだ。

  オバマ大統領とは和解でほぼ一致したが、トランプ次期大統領はそれを覆すかも知れない不気味さを持っている。今年の日米関係はトランプ次期大統領に引き回されることになることが懸念される。

  覇権主義を掲げる中国との関係も難しくなりそうだ。ロシアとの関係も一筋縄ではいかないであろうことは先回の日露首脳会談を見ても明らかである。

  国内では、大企業を富裕層を大事にして中流の下から下層の人たちはますますいじめられそうだ。年金が減るだけでなく、支給年齢も遅くなる方向になりそうだ。労働環境は企業の利益優先で悪くなることは目に見えている。低所得層が増大するであろう。

 若い人たちも高齢者も希望を持てる状況ではない。日本が戦後復興をし経済が上向いていた私の若い頃は、「希望に輝く新年」という言葉を耳にしたり、書初めで見たりしたが、そういう言葉は影を潜めてしまった。

 

 

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