悪いニュースばかり、野党は国民の側に立て!
このところ、我々の生活に関係する悪いニュースが多い。年金改革法(年金カット法)は衆議院本会議で可決され、参議院に送られたので自然成立をする。TPP批准も自然成立をするように会期延長がされる。
一昨日は、後期高齢者の保険金が増額されると新聞に出ていた。先日は介護保険料が値上がりすると出ていた。
私のような少額年金生活者には負担が増えるばかりである。いいことは少しもなく、早くこんな日本からおさらばしたいと思うことさえある。
それなのに、安倍政権の支持率は、共同通信社が26日、27日に行った世論調査では、安倍内閣の支持率は、10月に比べて7ポイント伸びて6割台になったという。そして衆議院解散がやりやすくなったという声がでているという。
安倍首相は、強行採決をした25日の委員会では、「私が述べたことを全くご理解いただいていないようであれば、何時間やっても同じ」と民進党議員を批判したそうだ。野党は将来の賃金上昇を前提とせずに、年金支給額への影響を試算するように求めたが、政府は聞き入れなかった。
野党は塩崎厚生労働相の不信任決議案や、丹羽委員長の解任決議案などで抵抗したが、所詮は多勢に無勢、蟷螂の斧にしかすぎず、自民党に「野党の抵抗に迫力がない」とバカにされる始末である。
安倍政権は、数をたのんでやりたい放題である。それなのに内閣支持率が高いのはどういうことなのだろう。野党が分断されて、所詮は負け犬の遠吠えとしか、国民に捉えられていないからであろう。
鹿児島知事選、新潟知事選の教訓を生かして、自民党・公明党との対立軸をはっきりさせ、国民の側に立った、一致できる政策で対抗することが大事だ。週刊朝日によると、自由党の小澤一郎氏もそのような趣旨のことを語っている。小異を捨て、先ずは大同につくべきである。
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TPP,年金カット法案、カジノ法案、武器輸出解禁、
原発輸出、マイナンバー、秘密保護法、憲法違反の安保法制、原発再稼働、憲法改悪この国はこれから一体どうなってしまうのでしょうか。それでも安倍政権の支持率が高いのは、世論操作、マスコミ懐柔の成果でしょうか。緊急事態法ができると国民の諸権利も剥奪されて独裁国家の完成で、これ以上まだもっと悪い国になってしまいそうですね。
投稿: danny | 2016年12月 3日 (土) 20時22分