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2016年12月12日 (月)

素人でも分かる、原発事処理費はどこまでも膨らむこと

 国が9日に示した試算によると、福島第一原発の事故処理費が、21.5兆円に膨らんだ。3年前の試算の2倍になった。

 しかし、この試算について、これ以上は増えないのか。世耕経済産業相は、閣議後の記者会見で「状況変化や予見できなかった要因で、増加することもあり得る」と説明した。そんなことは、我々素人でも容易に分かることである。

 福島原発事故では、使用済み燃料の取り出しも困難を極めている。作業員が高い放射線量に晒されて思うように作業ができないのだ。

 溶け落ちた核燃料は、原子炉を突き破って下に落ち、どう取りだしたらよいかも分からないままだ。

 除染費用や汚染土などの貯蔵にしても、費用がまだ増える可能性を否定できない。

 壊れた原子炉から出る汚染水の処理でも手こずっているではないか。

 原発は安全で、他の発電より安いし、地球温暖化にもよいと喧伝されてきたが、それが真っ赤な嘘であったことがはっきりした。原発は、一旦事故が起きると蟻地獄に落ちたようなもので、そこから抜け出すことはできないのだ。

 ベトナムに輸出することになっていた原発は、ベトナムが安全性を危惧して断って来た。再利用可能エネルギーに切り替えるのだそうだ。ベトナム政府は賢明である。

 鹿児島県知事が選挙公約を破って、川内原発が再稼働するという。福島原発事故以後原発ゼロでも電力をまかなうことができているのにである。

 週刊誌によると、南海トラフの大地震が起きるとか千葉県房総辺りで大地震が起きるとか、いろいろ言われている。東海大地震だって今にも起きると言われながら過ぎて来た。日本は地震大国で、いつどこで大地震が起きるか分からないのだ。

 原発事故がもう一度起きたら、国の財政は破綻するであろう。産業だけでなく、国民の生活もさらに厳しいものになるのは明白である。原発はやめて再生可能エネルギーの研究開発に金を使うべきである。

 政府は、福島原発事故の膨らんだ費用を、電気料金に乗せて、我々消費者に負担させることに決めた。原発を続けながら負担を強いられるのでは納得できない。

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