たけしのみんなの家庭医学から―記憶力改善法
12月20日に放送された、メーテレ「たけしのみんなの家庭医学」を録画しておいた。いつもはこの番組を観ることはないのだが、内容にひかれて録画したのだ。そのうち最初に取り上げられた「記憶力をよくする法」を観たら面白かったので以下に記す。
脳というのは20歳ぐらいまでは大きくなるが、それ以後は細胞が減るばかりだ。MRIで調べると年をとるほど脳がすきすきになってくるという。20歳の人と70歳の人の画像を比較して示した。たしかに70歳の人の脳はあちこちに隙間が増えている。若い頃よりだいたい牛乳瓶一本分(200cc)ぐらい減るのだそうだ。
しかし、脳が小さくなっても記憶力がそれほど衰えない人がいるという。それを実際の人で確かめていた。
番組では、脳年齢を調べるために、簡易記憶力テストをゲストがやった。私も試しにやってみた。その方法は、15の単語を覚えて、その後60秒で思い出した単語を全部書きだすというものだ。単語は、一語3秒ほど見せられる。
単語は、ズボン、コーヒー、リンゴ、ライオン、バラ、歯、クレヨン、白、トマト、韓
国、テレビ、スキー、クッキー、バス、バイオリン、
判定は、10個以上 30歳未満 7個 60代
9個 30代~40代 6個 70代
8個 50代 5個 80代
私は、30秒までに10個思い出せたが、それ以上はどうしても思い出せなかった。
10人の被験者たちは、本格的なテストで受けた。その中の2人は、脳の容積が70代、80代なのに、好成績であった。
では、なぜそうなるかというと、記憶力を司る脳の「海馬」と呼ばれる部分と関係するのである。海馬は形がタツノオトシゴに似ているので、タツノオトシゴともいうそうだ。左右1対ある。写真で見ると確かに似た形をしている。
海馬を活性化するBDNFという物質があり、それが多いと海馬が大きくなるというのだ。だから海馬が衰えていなければ、記憶力もよいというのである。それにはBDNFを増やすのがよいということが分かって来たそうだ。
そこで、記憶力テストで成績の悪かった2人の女性が被験者になって、BDNFを増やす取り組みをした。1週間でBDNFの値を10%増やすという目標である。
1人は約15分の通勤の往復を自転車から歩行にした。もう一人は、歩行器械と水中歩行を15分ずつ行った。開始前に血中のBDNFを測定した。また、毎日採血をして、BDNFの数値を調べた。
すると、2日目、3日目とBDNF数値が下がって行ったが、4日目から戻り始め、1週間後には10%以上の増加をしたのであった。歩く運動によってBDNFが増加することが確かめられたのだ。
BDNFは身体中に存在し、筋肉や脳などで使われるのだそうだ。身体でも使われるので、脳に行くように運動で増やすことが大事なのだ。そのためには歩くのがよいというのである。
私は毎朝5kmを1時間で歩くウオーキングを続けてきたが、生活習慣病の予防によいというのでやってきた。BDNFと海馬の働き(記憶力)の関係は、新しい知見なので知らなかった。これを知って嬉しい。
ただ、物覚えの悪さや忘れやすいことは年と共に多くなっている。これは仕方がないことなのか。
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