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2016年12月 2日 (金)

日本語は短縮語をつくり省エネをする?

 スマホ、ガラ携、パソコンなど最近の日本語には、やたら短縮形の単語が目につき、耳に入ってくる。名古屋の夏の名物になった「ドマツリ」もそうだ。「日本ど真ん中祭り」が元の言葉である。

  どうして短縮形が多いのか不思議に思っていたら、それを説明している本に出会った。「日本語のしくみ」という白水社から出た本である。たまたま図書館で見つけたのだ。この本は分かりやすくて面白い本である。その26ページ、27ページに「エアコンからK.Yまで」という見出しで書いてある。

  air conditionerという英語を日本語で表記すると、エアーコンディショナーとなる。英語では5音節だが、日本語では9拍となる。日本語と英語では、音の単位の取り方が違うため長くなってしまうのだという。そのため、このような言語的欠点を、短縮語を用いることで回避することがある。

  では、どのように短縮するか。一般には2拍ずつとって、言葉を作る方法であるという。先のものは、「エアコン」となる。「ファミリーコンピューター」は「ファミコン」、「マザーコンプレックス」は「マザコン」となる。

  外来語だけでなく、日本語も「就職活動」が「しゅうかつ」となる。また、「結婚活動」が「婚活」、「自動販売機」が「自販機」のように、語中から様々な組み合わせで4拍とすることもある。

  さらに、漢字を1文字ずつ組み合わせるのも、日本語に古来からある造語法だという。「美濃」と「尾張」で「濃尾」、「東京」と「名古屋」で「東名」となる。この場合、拍の数よりも漢字の単位が優先されている。「入学試験」が「入試」も同じである。

  漢字の意味か、言いやすい4拍という音か、どちらを使うかは、語ごとに決まるという。木村拓也→「キムタク」を漢字からにすると「木拓」だが「モクタクかキタクか」分からない。

  大正時代の「モガ」は「モダンガール」だが、このような作り方は、今は「ベア」→「ベースアップ」ぐらいだという。

  ローマ字を使う言語では頭文字を取るのが一般的である。「by the way」が「BTW」のように。このやり方を日本語に取りいれたのに、JK(女子高生)やKY(空気読めない)がある。

  若い人たちの間では省略語がいろいろ使われているようだが、知らない者にはチンプンカンプンである。分かっている人には便利だが、わからないひとには疎外感を与える。

 「キモい」「自己中」「オケる(カラオケする)」「イミフ(意味不明)」「とりま(とりあえずまあ)」など・・・・。

  短縮語は元々は省エネ目的であったようだが、ネット時代になってメールなどで使う短縮形や省略形が多くなったようである。

 

 

 

 

 

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