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2016年11月16日 (水)

知人が送ってくれたTTP問題の記事―③―

米国ベッタリ日本外交の見ちゃいられないアタフタ

 安倍官邸はマサカの展開にてんやわんやだ。トランプ当確を受けて、安倍首相は大慌てで河合克行首相補佐官に渡米を指示。「速やかに新政権との信頼関係を築くべき」ともっともらしい訓示を垂れたらしいが、時すでに遅しだ。トランプのアベ嫌いは筋金入りで、散々こき下ろしてきた。

安倍はトンデモナイことをした。円の価値を徹底的に下げて、米国経済を破壊している〉

〈安倍は米国経済にとって“殺人者”だ〉


 選挙戦を通じ名指しで安倍批判を繰り返し、言いたい放題だった。よほど感情的になったのか、9月に訪米した安倍はヒラリーとだけ会談。すでに共和党候補だったにもかかわらず、トランプをスルーしていたのである。国際ジャーナリストの春名幹男氏(早大客員教授)は言う。

  「安倍政権は大混乱に陥っているでしょう。訪米中に挨拶ひとつしなかったことからも、トランプ側とのパイプは築けていない。イチから関係を構築するにしても、誰が政権入りするかも分からない。閣僚や官僚を含むスタッフは3000人ほどが入れ替わる。まさに手詰まりです。共和党からある程度は送り込むことになるでしょうから、そこのツテを探り、必死に働きかけるのが関の山。トランプ氏はアベノミクスを罵り、日本を中国同様に為替操作国と見なしています。円安誘導をしていると厳しい態度で迫られかねません」

 安倍はトランプに贈った祝辞で「同盟」を4回も強調。〈日米同盟の絆を一層強固にする〉〈日米同盟は、国際社会が直面する課題に互いに協力して貢献していく「希望の同盟」〉とすがっていたが、トランプにはヌカにクギだ。米国追従のツケがついに回ってきた。 
 
日刊ゲンダイ 2016・11・10
 
 

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コメント

トランプが大統領選当選直後にオバマ大統領と政権委譲について面談した様子が放映された。彼は背中を丸くし、神妙な顔つきをしていたのには大変驚いた。評論家の大宅映子氏も同様な印象を持ったのか、選挙戦は何だったの、彼は壮大な田舎芝居を演じたのだと喝破していた。極論すれば選挙に勝つためなら何を言っも大目にみられるとなると有権者は何を信じて投票したらよいのか迷ってしまう。政治家の言葉は重いとは真逆の事態である。TPPのアメリカでの批准は絶望的といわれているが、これとてトランプ氏の現実路線回帰でどうなるかは分からない。だから政治は面白いと見るか。政治(家)不信に陥るかどちらかである。

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