昭和区平和のつどい、伊藤真弁護士の講演から―⑬―
どんな国に変わろうとしていのか
~私たちは何をめざすか~
〈めざしてきた日本の形〉 → 〈こんな国にしたいのか〉
自由にものが言える国 → 萎縮してしまう国
メディアが権力批判できる国 → 権力賛美しかしない国
9条を活かし、戦争が出来ない国 → 戦争をしに行く国
敵を作らない国 → 敵を作る国
外交力で信頼関係を構築する国 → 軍事的抑止力で押さえ込む国
全世界の国民を考える国 → 同盟国のことだけ考える国
独立主義国家 → 究極の対米従属国家
法の論理 → 力の論理
法でコントロールする国 力で押し通す国
⇓ ⇓
法の支配 → 人の支配
今後の国民投票や選挙で重要なこと
●想像力(イマジネーション)
ー改憲の必要性が本当にあるのか。
・憲法は魔法の杖ではない。
-戦争の悲惨さへの想像力
・慎重すぎるくらいがちょうどよい。
-自分の生活がどう変わるかへの想像力
-10年後、20年後への想像力
-歴史を学ぶ勇気と誇り
最後に 皆さんへの期待
1.明日の日本は今日の私たちが創る。
→今を変えれば未来を変えられる。
憲法の理想に現実を近づけることこそ必要
2.今を生きる者としての責任を果たす。
→憲法を知ってしまった者として今できることを。
市民として主体的に行動する。
3.Festina Lente (ゆっくりいそげ)
慌てず、焦らず、諦めず、一歩一歩が大切。
メディアがよい記事を書いたり、よい番組を作ったときはどんどん褒める声を送るとメディアはよくなると言っていた。
以上で終わり。伊藤氏のレジメを了解のもとに記録して来た。また、閣議決定で南スーダン派遣自衛隊へ「駆けつけ警護」が賦与されることになった。憲法がどんどんなしくずしに壊されて行くのを黙って見ていてはいけない。一人ひとりが憲法について学び、考えて声をあげていくことが肝要である。
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