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2016年11月10日 (木)

トランプ大統領で日本は、世界はどうなるのか?

 米国次期大統領にトランプ氏が決まった。想定外の出来事であった。接戦とはいえ、クリントン氏が僅差で勝つと期待していたが、大差の負けで驚き桃の木である。

  米国の多くのメディアはトランプ氏反対の立場をとり、共和党内でもトランプ不支持を表明する有力者がいた。それなのにである。

 メキシコとの間の国境に障壁を築かせるとか、イスラムの入国をさせないとか、女性を蔑視するなど、決して大統領にはふさわしくない人物だと思う。あれだけ言いたいことを言って、大統領になったのだが、アメリカ国民の知性を疑いたい。

 クリントン氏が惨敗したのは、根に女性大統領の出現を嫌う潮流があるのではないかと思う。世界では女性の指導者が増えているので米国にも・・・と期待していたのだが。

 フィリピンのドテルテ大統領と言い、トランプ氏と言い、日本やユーロでの右翼の進出といい、ISと言い、世界的に過激な連中が支持を集めるのはどういうことであろうか。現状に対する不満を抱く人が増えているということなのだろうか。

 トランプ氏のTPP反対はいいとして、日米安保では日本に厳しい負担を要求してくるであろう。安倍政権は、TPPと安保についてどう立ち向かうのであろうか。

 クリントン氏が勝ったのなら、ある程度将来を予測できたであろうが、言いたい放題の、出まかせのトランプ氏では予測も全くつかないであろう。

 9日の日経平均は一時1025円前後をつけたあと900円前後に戻って919円で引けた。ドル円は101円とっや円高である。これからどうなるのか。週刊現代が書いた様に、年末にかけて大暴落をするのだろうか。

 いずれにしても、世界が非常に不安定な時代に入ったことは間違いがない。トランプ氏は白人労働者の支持をあつめたようだが、一方の黒人やヒスパニックなどの下層労働者は見捨てられるのではないか。所詮、彼は不動産王の大金持ちなのだ。金はあるし、恐れる者はないだろうからやりたい放題にやるであろう。

 また人種や宗教による偏見と差別が広がるのではないかと憂える。トランプ氏のイスラムやヒスパニック敵視はかつてのヒトラーを彷彿とさせる非常に危険なものを感じる。とにかく世界が歴史的転換を始めたことは間違いがない。人々にとって良い方に向かうことを願いたいが、どうにもならないであろう。

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